2015/05/29 記
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やっと懇話会7月例会の骨格が決まった。今回は福島県の被災障がい者の4年間にスポットを当てる。書籍:「あと少しの支援があれば」(ISBN:9784863711761)2012年の取材レポートは、東日本大震災下の障がい者の困難を具体的に伝えてくれました。4年間の長期避難生活を、著者は継続して伴走していく。今回はその話を含め、東北の被災障がい者の支援法と、今後起こるであろう災害時への教訓を探る。
今回は福島から、書籍:「あと少しの支援があれば」(ISBN:9784863711761)の著者・中村 雅彦氏(福島県視覚障がい者福祉協会専務理事・福島県点字図書館館長)を招待した。視覚障がい者のみならず、障害の領域を越えた話題が提供される。災害の第一の波「いのちの危機」の後にやってくる第二の波、「無理解と差別の波」にさらされながら、福島県の独自の課題「長期分散避難生活」と、「避難先就労か帰郷待機か」という問いに挟まれているという状況が、語られる。
災害の課題は、安全避難に終始するものではない。避難後、災害弱者である障がい者の医療・生活支援を長期にわたって保障していく社会活動をどう生み出して行くか、これからの防災活動にどう経験を活かすかを考える。
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日 時: 2015年 7月2日(木) 18:30~20:30
場 所: 茅ヶ崎市コミュニティホール5F A会議室
テーマ: 「あと少しの支援があれば」その後
(東日本大震災から4年目の、被災障がい者の避難生活が教えるもの)
ゲスト: 中村 雅彦 氏(福島県視覚障害者福祉協会専務理事・福島県点字図書館館長)
対 象: 防災関係者と災害ボランティア 他
会 費: 無料
参 考: 福島県下の3.11被災障がい者の避難生活の困難さをルポした書籍「あと少しの支援があれば」(福島県社協協力:2012年刊)
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まもなく「懇話会ニュースNo.013」β版が完成する。月曜日から配布に入る。
夜間傾聴:ひとり
**君(銀行担当者と話し合ったが不安だと…。)
(校正1回目済み)