湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

5/22 貴金属訪問買取りがやってきた/ペットレスキュー仲介員さんの帰省

2015-05-23 05:41:42 | 地震津波災害ボランティア

2015/05/22 記
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以前私は、福島原発避難地域の犬猫の、新しい飼い主さん探しの仲介活動をしていた。18ヶ月にわたって昨年末まで、毎月、ニュースを獣医さんの掲示板に貼らせてもらってきた。浪江町の猫さん1匹と、楢葉町の仔猫さんが私の手元を通過して行った。楢葉町の柴犬系の雑種は、高齢女性の息子さん(別居)の猛反対で門前で頓挫という事態も起きた。

これらは「いわき」と「原宿」のシェルターから、仲介されて私の手元に届き、新しい飼い主さん(里親という言葉は、子どもの里親の会から抗議があって、使わないことになっている。)の手元へ届け、定着を行う活動だったのだが、被災地から首都圏へ運ぶ方と知り合い、何とか続けてきたが、この方のご家族に不幸があり、活動を休止していた。

この方から昨夜、メールが入り、東北のご実家に転居するというお話で、いよいよ活動の休止から廃止になることになった。お別れとなるので、この活動だけ裏方参加していた%%君と3人、藤沢でお別れをした。

ΔΔさんたち「ねこひと会」と「##会」の方たちは動物愛護の理念でやっていたのだが、私や%%君は、避難生活をしている被災者からペットという「ご家族」を一次預かりしたり、信頼できる方に委ねたりする、いわば「被災者の悲しみに寄り添う」活動として細々展開していた。動物愛護というより、人間主義というか。

このとき、「ベテラン引きこもり」の%%君と、精神の団体で知り合った三浦の◎子さんが、珍しく裏方を買ってでてくれたので、ニュース作成は彼らが、茅ヶ崎の大半の獣医さんの待合室掲示板に巡回配布するのが私という分業で、月刊ニュースを貼り続けてきた。私は目が悪いので車が使えず、路線バスを乗り継いでの配布だったが、私には裏の計算があった。

引きこもりの方には、案外動物関連職への就労願望があり、トリマーさんや、看護師さん希望とか、就労まで行かずとも飼育員ボランティアの道があった。これには犬の散歩なども担当する仕事があり、犬の散歩からは、規則正しい生活と犬連れ通行人との軽い会話の契機が生まれるという副産物があった。獣医さんや、ペットショップの方たちと知り合いになりたいという裏計算があったのだ。

仲介者が帰省されるのでは、活動の線が切れてしまうのが残念だったが、最期の会話には妙に優しい時間が流れていた。

実は、昼時に靴などの不用品回収を契機に家に入り込み、貴金属の強制買取りをしようと玄関内に入ってきた男性があり、彼と渡り合ったあとだったので、ペットレスキューには、「信頼」という妙に親密な時間が感じられたのだろう。

貴金属強引買いの男性とは、不法侵入で争い、私が携帯のカメラで写真を撮ろうとして、一次脅しの言葉の抵抗があり、その後、先方が逃げ出したという、少々危うい場面だったのだが、写真で証拠を残すことは、抵抗があって危ないが、今でも有効な撃退法だと思っている。先方は「肖像権侵害」とか言い出すが、「訴えてもいい」と言い切ると身をひく。訴えれば彼は警察の知るところとなるからだ。門のシャッターを叩きつけるように彼が出て行くところで、私は110番した。

なんとも殺伐とした話だが、年寄り家庭だと目をつけて入ってくる。母は怯えて、立てなくなってしまい、少し休ませた。

交番から折り返し電話があったが、パトカーで浜竹ではなく鉄砲道交番に行き、巡査さんに説明したが、もう彼は我が家の近辺にはいないだろう。

帰りに白浜養護学校の知人に会って、最新「わーくNo.54」と「懇話会ニュース」を渡してきた。茅ヶ崎養護は遠い。我が家から路線バス乗り継ぎ、市内だというのに40~50分かかる。

急な思いつきで、白浜養護に寄ってから藤沢にでたのだ。

しかし話してみて思ったのだが、白浜では防災話は全面空転、3.11から4年余、安全避難訓練だけを防災活動と思い込んでいる。担当者ではないとはいえ、養護学校(特別支援校)は福祉避難所になるのに、懇話会で現場の体験懇談という話も、意義が全く伝わっていかないのを言葉の端はしに感じてしまった。懇談経験は細い道だが大事な活動だと信じている。被災地でさえ「5/17 宮城・震災時の活動2割止まり 県防災指導員」という状況だから、活動の広がりを期待してはいけない。まもなく茅ヶ崎市の市民自治推進課の「市への協働の提言」コンテストの結果が来る。

夜間傾聴:ひとり

(校正3回目済み)

 

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