湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

「わーく」発刊&HP作りの下準備を進めました

2006-07-31 05:31:03 | 引きこもり
「希望」本人の会に参加した。自閉症関連の会とは勝手が違う。求心力というか、そこには目的を共有した営みがある。支援者の身のおき方、距離のとり方が違うのだ。

横浜駅前の県民センター(鶴屋町)の2つの会議室は、関東から集まった当事者と支援者でいっぱい。私は第一分科会の「自立支援法」を覘いた。司会は香川・下宿屋さんのメンバー。県保健福祉部性合福祉課の高橋文明氏の制度の概説のあと、法施行で自分たちの生活がどう変わったかを語り合っていた。午後から武蔵工大の集まりに出る予定だったので、午前中いっぱいで会場を抜けた。しかし、うらやましい。

雰囲気がわからなかったので、持ち込んだ「わーく」参加呼びかけと「8/8茅ケ崎養護学校の学園祭のシャボン玉パフォーマンス応援依頼」チラシ、2種類は配布せずに、シャボン玉チラシのみ、司会の牧野さんに手渡してきた。解説をするタイミングを失してしまった。

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午後は武蔵工大横浜キャンパスで、統合ソフトNOTAのバージョンアップの報告会があった。「わーく」のオンラインHPは、NOTAと@Wikiの会員制掲示板をリンクして使う。

参加者は青葉区・栄区・都筑区の市民団体関係者が多く、「あおばみんマップ」が利用例として議論されていたが、NOTAは操作が直感的でオンライン上でHPを作ることができる。いくつかの技術的な検討が行われたが、私にはその直感的なシステムの「使い方」に納得がいかなかった。

社会問題に取り組んでいる団体は、その課題の解決が活動の主眼となる。この解決に役立つ方法を考える。ところが会場で語られている話は、そのシステムによって、何が出来るかという語りになっている。音を出し、接写画像を貼り付ける、そういう行為自身を楽しんでいる。しかしそこにきれいに抜け落ちているのが「必要」だ。NOTAは、引きこもり青年の自室PCをつなぐものであり、軽度障がい者のオンライン表現を積極的に拓いていくものだ。そういう使い方の議論にはならないのだった。この議論は価値観がぶつかる。そのためには価値観を各自が持つ必要がある。それがしんどいのだろうと予想した。サポセンの議論とよく似ている。今、自分は何を解決したいのかというような語りが出せる場を見出せなくなってしまうのだ。

いくつかの改造依頼ができそうだ。作者の洛西さんに依頼する点をまとめてみた。

オンラインメインテナンス機能
掲示板の携帯I/F
シンプルかつ直感的な画面構成
スケジュールとの連携
ガブリエル・リコー式吹き出しネットワークの自動化

とまあ、こんな調子だ。

2次会の立食パーティーは、糖尿病の私にはなんとも口寂しいものだったが、趣味に熱弁をふるう方々の言葉から雑情報を拾い上げている情けなさ。

Mさん、Kさん、厄介な質問やお願いにお付き合いくださって、ありがとうございました。

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今日は13時から筑波大のハリー・ダニエルズの読書会。(全く読み進められなかった。)どうしたものだろう。

帰りに丸善に立ち寄る予定。

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