湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

街の中の障碍者を知ること

2008-04-17 06:19:22 | 引きこもり
ホームとの契約はすぐに終わった。

「かせ」と父。

説明中、説明を無視して突然父がサインを始める。

「あと、どこだ」と父。

説明は中断し、気圧されてホーム職員が場所を指示。
印鑑突いて書式を返して、当人「すっくと立ち上がり」(!?)トイレに行ってしまった。

「お前らの世話なんかになるものか」という意思表示なんで、バイタルサインとあきらめてと、私が伝え、「バイタルサイン」に、皆噴き出す。いや、しつれい。

来週から通所がはじまる。


午前中の契約と昼食を作り、ダウンした。猛烈な眠気。1時間半仮眠。

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起きると、父の大声がきこえ、庭に飛び出した。石油の販売が来ていて、石油のポリタンクの脇にたおれていた。隣家の窓が開き、「大丈夫ですか」と声をかけてくれた。呆れたことに石油販売員は、無言でその場を立ち去ろうとしていた。

「家族を呼びにくる位の気持ちはもてないのか」

と、父を反転させながら抗議。

黙って立ち去ってしまう。

父はただポリタンクを運ぼうと触って、バランスを崩して座り込んだらしい。父を茶の間に連れて行き、寝かせて、販売店に抗議の電話。しかし、電話に出ないのだ。初めての販売店だった。受話器を置いて、脇をみると父がいない。冷蔵庫を開けてジュースを飲んでいるのだった。起きられないのではなかったのかと、半分苛立つ。

10分もしたころ、チャイムが鳴り、先ほどの販売員が現れ、後ろから年配の方がついてきた。

「お加減、いかがですか。」

と年配の男性。名刺から販売店の社長だった。従業員の対応の不手際をわびに来たのだった。

「この子、吃音があるもので…」

と事情を語った。電話がなりっぱなしの意味がわかった。亡くなった**君も吃音に苦しんでいた。

「事情分かりました」と、抗議を取り下げたものの、もっと熱い人間だったら彼をつるしあげていただろう。障碍の認識の難しさを感じさせられた。

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ごたつきでサポチガ全体会にタクシーを乗り付けた。全体会のあと夕食の材料を届けて茅ヶ崎駅に戻り、橋本君(仮名)の巡回を済ませて帰宅した。

ばてていた。2時間仮眠。
今回限界、ここまで。

夜間傾聴:******(当人)
     

(校正1回目済み)
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