日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

悪戯です

2018年01月31日 | 生活・ニュース

 「今夜も冷えるでしょう」そんな気象予報を当てにして試みる。アルミの半球状の容器に水を張る。その中に小ぶりのリンゴ1個をしたし軒下に置く。夜が明ける、雨も雪もなく、雲の見えない快晴の空に輝く星は冷たそう。外気は思わず首を縮める寒さで最低気温マイナス4.6度、予報通り冷えこんだ朝をむかえた。

 軒下で寒中の一夜を過ごしたボールとリンゴと水、三つは寒さのなか協力したのだろう、逆さにしても、振っても別れないで凍って一体となっている。そうさせた寒さ冷たさ恐るべしと感じる。ボールを湯せんするとリンゴを抱い氷塊が取りさせる。半球状の氷の上部にリンゴのへたの部分がのぞいている。そんな氷塊を回しながら眺める。

 リンゴがボールの中心に位置していないからだろう、氷塊を回すと閉じ込められたリンゴの姿が次々と変わる。達磨、二分の一に割ったリンゴ、リンゴ皿に盛られたりんご、ゆったりと湯船につかっているリンゴ、みんな違ってみんな面白い。そんな姿を撮る。

 撮った写真の背景を削除して見ると、透明な塊に抱かれた未確認飛行物体の様にも思える。青空を背景にして未確認飛行物体らしきものを重ねてみる。子どものような悪戯写真の出来上がり。お笑いください。今夜は皆既月食、そして1月が終わる。
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見なくなった蛙

2018年01月30日 | 陶芸

 「蛙」と書いて「かえる」と読むが俳句では「かわず」と読む習慣になっているという。蛙と言えば「古池や蛙飛びこむ水の音 芭蕉」の句を知らない人はいないだろう。日暮れ時から夜にかけて田んぼで鳴く蛙の合唱は田んぼには欠かせない趣のある風情だった。と今は過去形になるほど田んぼの様子は変わった。

 子どものころには小川と田んぼが遊び場所の一つだった。そのとき歌いながら遊びに興じたか定かでないが「童謡・かえるの合唱」がある。曲はドイツ民謡とあるが楽しく歌える。「かえるのうたが  きこえてくるよ  クヮクヮクヮクヮ  ケケケケ ケケケケ クヮクヮクヮ」。カタカナのところはいろいろに歌われるそうだ。まあ、とにかく蛙の鳴き声は賑やかだったと記憶している。

 そんな蛙を粘土で作る。最近は蛙を見かけないという会話を交わしながら、準備された型紙を使って始める。胴が出来たら、足、腹、手、目など細かな部位を丁寧につけていく。作る人の個性を滲ませた蛙が姿になる。次々と生まれるそれは殿様蛙、雨蛙、蟇(ひき)蛙など様々、だが、牛蛙の姿は無かった。一同に並べてみると合唱が始まりそう。

 色は黒っぽいがこれは粘土の色。素焼きすると白くなる。そこで専用の絵の具を使って色をつけるというか塗る。ぴょんと身軽に飛べるか、のっしのっしと鈍い動作の蟇蛙になるか、色づけでがらりと作品の感じが変わる。蛙が姿を見せるにはもう少し時間があるが、作品に誘われて早く登場して欲しいものだ。
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税をいかして

2018年01月29日 | 社会 政治

 国民には避けられない三大義務がある。その一つが納税で、これは逃れられない。教育と勤労には義務と並んで権利が規定されているが、税金は国や地方自治体などの行政が一方的に徴収するのだから権利はつかないという。必要な税なら課せられても納めるが、無駄を指摘される部分をまずは省いてから課税をしてほしい。無駄な税金は納めないという権利はないのだろうか。

 そんな戯言はさておいて、課せられた義務によって源泉徴取され納め過ぎた税金の還付を受けるために確定申告をする。大きな変更は「医療費控除の領収書提出不要」だがその「控除明細書」を作成し添付する。説明を読むと新たな書類作成が発生する。さらに処方箋外で購入した医薬品はレシート添付でよかったが「セルフメディケーション税制の明細書」を作成し添付することになった。領収書は添付不要で5年間保存義務が発生する。我が家は医療費控除がなく還付額に影響するが、医療費の少額だったことを是としよう。

 この申告には「社会保険納付済証明書」が必要だがまだ届かない。問い合わせると市担当課では1週間まえに出状したというから郵便局のどこかで滞っているのだろう。例年なら提出しているが今年は未だ、その分だけ還付金振り込みが遅れる。近所の人も証明書待ちという。市の担当窓口に行けば5分ほどで証明書は受け取れる。

 「この社会あなたの税がいきている」と申告手引書に載っている。これは税金が公平公正で適正に使用されていればのことで、報道で知る納税者に顔を見せない徴税最高責任者には言われたくない。納税義務は果たす、徴税する側は税の使途を正しくつまびらかにして欲しい。
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つらら(氷柱)

2018年01月28日 | 自然 季節

 この時期、雪と並んで風物になる「つらら」、雨や雪の滴りが凍って氷柱となって垂れ下がったもの。滴は氷柱の表面を伝って降りていくことで凍って氷柱を大きくしたり長く伸ばしていく。垂れ下がることから垂氷(たるひ)ともいう。軒先のものを軒氷柱、滝付近の木の枝や岩等にしぶきで出来たものを滝氷柱という。

 このところの寒波で噴水の周囲に出来た見事な氷柱の芸術が紹介された。寒気団のせめてもの償いかもしれない。温暖化や暖房普及の影響なのか市街地では最近その氷柱を見かけなくなった。市内西北部の山裾に住まいの人のブログに軒氷柱の写真が大きく載っていた。気温は上がらず終日消えなかったとありる。屋根には雪が写っており雪解けが氷柱になたのだろう。

 氷柱は作れないがそのまね事、透明な器の中に花を封じ込めて氷らせる氷柱花ならとやってみる。花を浮かべるだけなら簡単だが、器の中ほどに留めるのは容易ではない。2、3日水面でそのままにしておき、それからゆっくり押し込むと、思うような配置が出来ず満足ではないがなんとか水中で漂ってくれた。

 生き物の水攻めならぬ水詰めから氷詰めで残酷な様ではあるが夜明の楽しみをくれる。寒さが続くと完全に氷解せずに次の朝も同じ位置で生きているような咲いた姿で喜ばせてくれる。寒さは少し中休みし再びやってくるという。流感が猛威を振るっている、これにみまわれないよう気をつけよう。

 
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大寒波4日目

2018年01月27日 | 生活・ニュース

 どこのTV局だったか、気象予報コーナーで司会者が「いつまでも寒いですね、どうしたんでしょうか」そんなイントロだった。ネクタイにスーツの予報士が「すみません」と発し思わずにがわらいの一コマを見た。予報士が寒さの原因ではないが、気象予報を伝える仕事に携わる責任感のようなものから出たのだろう。そう思うと後方に準備された説明画面にある西高東低の渦が笑っているように見える。

 大寒波だ、大雪だと「誰が」予測するのだろう。過去の無限なほどの気象データが収められている。収まっているのはスーパーコンピューター、スパコンと言われる凡人には全く理解できない妖怪にも似た箱。そこが最新の情報をもとにして計算してはじき出す。「誰が」の元はスパコンらしい。ただ、計算値を単純に世に出し一人歩きさせては気象関係者の顔は丸つぶれになる。過去の実績値などと人の経験をも加味してから世に出るらしい。

 私の祖父はラジオの天気予報をよく聞いていた。「今日は傘を持っていけ、学校が終わったら急いで帰らんと雨に濡れる」など上空を見上げて教えた。どの程度の確度だったかは確かな記憶は無いが、昔はそんな予報士が各家庭にいたのではなかろうか。今日はしけるから漁に出ない、それも経験予報士だろう。観測機器は無くても自然に身についた生活力と言える。

 アメダス岩国データでは最低気温は午前5時のマイナス2.6度で前日と同じ。昨夜の18時から今朝8時までの間の気温かマイナス域を示している。水道管破損がニュースになっている。我流だが12月に対策を済ませておいてよかった、噴水の様に吹く映像を見ながら安堵している。今日も昼前に低温注意報発令、明日一杯注意せよという。
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変わる西岩国駅前

2018年01月26日 | しっちょる岩国

 1929(昭和4)年に建てられた赤い瓦ぶきのJR岩徳線の西岩国駅。昭和初期の代表的な洋風建築で、名勝・錦帯橋にちなんだところが随所に織り込まれている。今、駅舎は国の登録有形文化財に指定されている。

 その駅舎前の向かいに数軒の食堂やお土産店が並び賑わっていたのを子どものころの記憶として残っている。母の実家に行くには西岩国駅から省営バスに乗る。その時間待ちの時に一番端にあった食堂、食べたものは記憶にないが入った。手元にある昭和17年4月の大日本職業別明細図(復刻版)にはそんな駅前の様子が店名入りで載っている。その裏面には広告もある。

 駅舎前の通りは「駅前通り1丁目」。駅舎から通りの向こう側、向かって右側から曙食堂、原田土産品店、大円寺土産品店、岩井食堂、松園旅館、駅舎側には佐々木食堂、光食堂、錦帯堂、菓子工業、合資会社相和タクシー本社、他にも複数の会社名が読み取れる。今の駅前の様子からは想像も出来ない。ちなみに、現在の岩徳線が山陽本線と称され時代、岩国の中心だったことを思えば賑わいも不思議ではない。西岩国駅で降りた人は駅前で土産を買って親戚に行った話はいまも伝わる。

 そんな賑わいが消えて久しい。記憶が正しければ建物だけ残っていた原田、大円寺両土産物店と岩井食堂が解体され更地工事中。写真は何か胸騒ぎがし記録し残しておこうと昨年の8月に撮ったうちの1枚。再利用の行方は知らないが、かっての中心市街地は一変することになる。時代の趨勢と言えばそれまでになるが、また、一つの街の歴史が消えていく。 
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大根1本450円

2018年01月25日 | 生活・ニュース

 税別で「大特価」の表示に続いて 「白菜1株596円、キャベツ1玉598円、大根1本450円、サニーレタス1株498円、グリンリーフ1株498円」などの写真を大判でアップしたブログに出会う。写真に写っている野菜はそれなりの品質に思えるが安くはない。年末に白菜4分の1株198円に比べれば需要のピークを過ぎたのだろうか、それにしてもびっくり価格だ。

 このところの厳寒、鍋やおでんで暖まりたいが量は控えめになるかも。秋の長雨や寒波がこうした原因となり家庭を直撃している。カットして手ごろな価格にするしかないと売り側は何とか工夫する。先のブログの人は、高齢のため最近野菜作りを止めたため、その価格に驚いたという。それは無理もない驚きと思う。別の店で白菜600円にさらに驚いたとも続けている。

 そんなブログを読んだ日、冷たい風の吹く中、足の向くままにいつもの散歩に出かける。ブログの影響か何となくあちこちの菜園が目につく。収穫を待っている白菜や大根に目が向く。大小見受けるが家庭の味に染まれば美味だろうと眺めて通る。そんななかで、白いネットでトンネル状に覆い、それを簾の屋根で守られた「春菊」があった。鍋には欠かせない一品、旨いだろう。 

 健康には欠かせない食品の野菜、その生育は自然の妨げを自ら超えるとこまでは改良されていない。最近は安定供給できる野菜工場品も多いという。太陽光を浴びていないがどうなんだろう。わが家は、自家用菜園でたっぷり光線を浴びた収穫直後の野菜をよく頂く。高値の心配なく今日は野菜たっぷりの鍋、有難い。
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斑雪(はだれゆき)

2018年01月24日 | 自然 季節

 昨夕、出た風雪注意報はまる一日続くという予報。ローカル放送も雪に注意をと繰り返し促す。映像で見る豪雪は避けて欲しいが、雪景色は冬の間に1度くらいは期待している。冷えるので、いただいた酒粕を溶かした粕酒を飲んで昨夜は床に就いた。

 今朝5時前、深々とした冷え。一夜にして天地を白い清浄の世界に変える雪を期待しながら玄関を開ける。ブロック塀の上にうっすらと雪、道路にはその影はなく、空を見上げると星が輝いていて雪を産む様子は感じない。期待外れでもあるが、出かけるにはこの方がいいとすぐに切り替えられる身軽さに少々驚きながら朝刊を取り込む。

 雪の深い地方では交通が遮断され物流が止まる。線路が線路でなくなり大都市はその機能が停止する。そんな雪だが雪のつく言葉を拾ってみた。初雪は初めて降った雪、降ったばかりで汚れのない雪を新雪、細かく降るのは細雪。来てほしくないのは吹雪。垂(しず)リ雪は木の枝等から落ちる雪で見かける。雪暗(ゆきぐれ)は雪雲で暗くなる。雪晴、雪風、雪明りなど先人は多くの言葉を残している。

 斑雪、はだら雪ともいい、はらはらとまばらに降った雪、また、うっすらと降り積もった雪。まらだになった残雪を言い表す。我が家の周りは斑雪の状態だった。こうして雪もめでるうちはいいとして、対する深雪(しんせう)は春への通り道とはいえ雪国の人らの苦労を察する。昔の人は春の桜、秋の月と同様に冬の雪を四季の風雅な眺めとした。立春まで10日ほど、寒さを乗り切ろう。
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とび出すな

2018年01月23日 | 社会 政治

 チリリンチリリンと自転車のベルを鳴らして私の左側を追い越した年配の女性。道幅半分近い大きさで書かれている道路標示の「とび出すな」の文字の上を通りベルは鳴らし続けたまま三叉路に向かって走る。自転車が三叉路に差し掛かるかどうかのところで右側から車、わずかは間隔で衝突は免れた。我が事のようによかったと思った。しかし、自転車は何事もなかったかのように右折していった。運転していた女性もヒヤリとし次にホットしたことだろう。

 道路標識のある道は見通しが悪く幅は狭く通行する車はない。しかし、この小道の向こうには小学校があり児童らの通学路に当たる。登校時に、自動車が通る広い道に「走って出るな」の意味で「とび出すな」となっているのだろう。車に対してなら「止まれ」の表示になる。自転車は車両、それでも安全確認をして出るべきだった。

 車が見えなくなって「飛び出すな 車は 急に止まれない」という交通安全スローガンのあったことを思い出した。調べて見ると昭和40年代の始め交通事故死者が1万人台の後半に達するということで「交通戦争」と呼ぶ時代があった。事故を防ごう減らそうという運動の中で安全スローガンが生まれた。「世界の願い 交通安全」「もう一度 よく見て渡れ 手を上げて」「ブレーキは早目に スピードは控え目に」等は今も記憶に残っている。

 交通事故死者数は減少して昨年はこれまでの最低に減じたという。しかし、目の前で起きたヒヤリハットのような現象は続いている。先日のことだった。片側1車線の道、道路に接した家の玄関から園児が飛び出した。速度規制を守っていたので事故なく停車できた。少し遅れて玄関を出た親が、止まっている私の車を見てペコリと頭を下げた。人はとび出すな、車は止まれ、改めて心し運転をする。
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東京は大雪警報

2018年01月22日 | 自然 季節
 
 数日前から在局のTV局は「東京は大雪」と繰り返し放送しているその日がいよいよやってきた。大雪になるその秘密は多彩な解説映像からすっかり覚えてしまった。今日も朝のニューストップから雪への注意いろいろ、始めて雪に出会う子どもへ教えるように細かい。大都市は雪に弱いことはしっかり定着しているように思うが、放送を聞いていると未だ不足らしい。帰路にご注意を。

 わが家付近も午前9時半ころから積雪にはほど遠い大粒のみぞれ(霙)が降り始めた。そんな降る中を用事があり徒歩で出かけた。裏通りばかりだが歩数で2千数百歩くらい歩いた。しかし、その間中、車にはすれ違ったが人には一人も出会わなかった。まあ、こんな日和に出かけることはない。

 明け方は霧で見えなかった岩国城とその周囲の原始林、うっすらと雪化粧している様子が昼頃に撮れた。千㍍級の山に囲まれた市内北部はどんな様子だろう。午後3時過ぎ撮られた1枚には白一色の風景だった。海岸線沿いの銭壺山の施設、そこは海抜500㍍の位置にあるが雪のため本日の陶芸は中止と写真と合わせてSNSに載っている。寒気団が早く過ぎないと明後日予定の陶芸教室に支障が出るかも。
 
 ここらは午後青空も見られたが東京は予報通り大雪。1時間に4㌢降っているとか、映像では大変な混雑が映っている。しかし、整然と並び電車やバス、タクシーなどが来るのを待つ姿には感心する。雪は夜半までという、明日の通学や出勤時、足元をしっかり見つめて怪我のないよう注意して欲しい。
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