日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

2007年04月30日 | 生活・ニュース


数日まえ、ひんやりとした風が気持ちよい夜明けだった。青1色の空、家内の体調も良さそう。GWには少し早いが新聞の紹介記事を信じ山陰へツツジ狩りに出かけた。カーナビのテスト走行もしてみたいと考えた上での行き先だった。

高速道も国道もスムースに進めた。道沿いは新緑が輝き、いたるところでツツジが出迎えてくれた。山合では花をつけた山桜を幾本か見かけた。淡紫色の藤の花にも目がいった。

少し早いが、立ち寄ったことのある道の駅で地元産の材料が使われたヘルシーな昼食を摂った。遠くは霞んでいたが窓から見える海はベタ凪だった。以前立ち寄ったときの波しぶきの印象とは違う光景に出会えた。食べおえたころ空席は少なくなっていた。

カーナビは目的の地へ誘導し案内を終えた。「運転ご苦労さまでした」とは言わなかったが優れものである。

ツツジ祭りの数日前とあって、斜面1杯の手入れされたのその花は三分咲きだった。でも祭りの日は見事なツツジ山になるだろうと感じた。斜面につづら折に作られた遊歩道、花を愛でながらの人で賑わい途切れる様子はなかった。毎年この時期に訪れるというご夫婦の話によると「なぜか開花が1週間遅い」と言っておられた。

帰り休憩した道の駅。そばの川に鯉のぼりが渡されている。その下で数組の親子の姿も見える。泳ぐ鯉と元気な子供、そんなモチーフを描いてデジカメを向けた。幾ら待っても鯉は泳がない。10分近く待ったが鯉は揺れるだけで泳がない。こんなこともあるのか、昼食に立ち寄った道の駅の鯉も泳いでいなかった。そのうち子供たちも帰っていた。

いつも平穏に暮らせるに越したことはない。近所も、地域も、国も、世界も、もちろん家庭も本当の平穏を誰もが願っている。宇宙のなかの小さな星、地上での争いや貧困を早く無し凪いだ星になれば、考えてはいるが実行がない小さな市井人なのだ。

道すがら、公園で、道の駅でとたくさんの花の精気を貰ったおかげか、家内は元気に帰れた。
(写真は凪を幸いに休憩している鯉のぼり)
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GW

2007年04月29日 | 生活・ニュース


ゴールデンウィクは和製語。何十年か前の映画産業全盛期のころ関係者間で使われ始めたという。ゴールデンには「黄金製の、金色の、すばらしい、最高の」なんて意味があるようで、考えようによってはいいえている。黄金週間ともいう。

好天に恵まれた各地の様子が放映されている。悩みなき泰平な世に見える。
孫たちも1泊2日の旅行をする。なぜか少し安堵するのは爺馬鹿かも知れない。GWに子供を連れての旅行は経験ない。3交替勤務で地元出身者は、帰省する同僚の補充勤務に就いた。変わりに給与日は嬉しかった。

4月29日は毎年錦帯橋祭り。午後からは大名行列、奴道中、無形文化財の南条踊りなどが2キロあまりに渡って繰り広げられた。道沿いはデジカメが並びわが子や家族の姿を撮っている。もちろん、アマカメラマンもたくさん見えていた。取材用ヘリは何度も錦帯橋上空を旋回していた。

日本家屋の門を背景に道中姿を撮ろうと、古いが使い慣れたデジカメでチャンスを待った。いい構図にならない。シャッターが遅い。人が横切った。色々理由をつけてみたが腕が悪い。予定のないチャンスをどうして切撮るか難しい。

これは写真だけでなく歳を重ねる日々の中でも出くわすだろう。いい歳をしてと指差されないように気をつけていこう。
(写真は奴道中の1シーン)
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40の偶然

2007年04月28日 | エッセイサロン


今年は結婚40年のルビー婚。ルビーは無理だが、バラの1本でも贈ろうと思っていた。いざとなると照れくさくて買いに行けない。

その記念日の朝。膨らみかけたミニバラの蕾が写真を撮ってと誘うように揺れていた。撮りながら蕾がたくさんあるのに気づき数えたら40個。丁寧に数えなおしたがやはり40個。

今日の記念日を知り、1本のバラも買えない古いタイプのご主人の手助けと、年数と同じ蕾をつけ、写真を撮ってとバラは誘った。

偶然にしてもこんな自然からの贈り物は2度となかろう。話しかけながらする水やりへのお返しだろうか。
  (2007.0428 毎日新聞「はがき随筆」掲載)

これは4月20日、「40年目の偶然」の後半をまとめなおし投稿したものです。結婚記念のよい思い出になります。
(写真は投稿原稿の1部)
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1年

2007年04月27日 | エッセイサロン


「岩国エッセイサロン」のブログを訪問したのは丁度1年前。
その日からエッセイの真似事を始めてマイドキュメントへ残し、岩国エッセイサロンへ入会した9月下旬からはブログを開設、これにアップしてきた。今日までに276作、うちブログが169作になる。

岩国エッセイサロンは「エッセイ創作の同好会です。新聞や雑誌へ創作したエッセイを投稿することにより、自己啓発を図るとともに、ひとりひとりがより輝いて生きることを目指すサロンです」(同人誌より)。

1年続いた。単に興味だけでなく書くことが楽しみにもなった。
もう1つの楽しみは新聞への投稿。会員の新聞掲載作品はひと月に数作品ある。入会してこれまで12回投稿し3回掲載された。打率で言えば2割5分。掲載文は仕事、親そして孫と身近なことを書いてものだった。努力目標として掲載率3割を目指したい。

1年をざっと読み返してみた。自分でも赤くなるほど添削出来そうな書き方や、独りよがりの内容などに赤面する。赤面する歳ではないが、書いて残すことの怖さをあらためて知った。

同人のO代表はエッセイ集を出版された。大きな刺激を受けている。いつかは、と思いだけはあるが、内容がが伴わない。が、サロンの目指す「より輝いて生きることを目指す」糧になるようエッセイの創作を続けて行く。
(写真は初めて訪問した日の岩国エッセイサロンのブログ画面と第1作)
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1歳の子

2007年04月26日 | 生活・ニュース


子供の日で満1歳を迎える男の子がおばあちゃんのお家へやってくる。色の白い目鼻立ちのいい可愛い顔だ。

おばあちゃんのお家は我家と向かい合わせ。
暖かい昼下がり、おばあちゃんの運転する自転車の後ろの荷物籠へ乗っていた。目があったら笑顔をする。「こんにちわ」と声をかけた。意味が分ったように首を振ってはしゃいでくれた。

抱っこされてからも笑顔を絶やさない。首を振ったり、おばあちゃんの胸で顔をこすったり、衿を引張たり少しもじっとしていない。
離乳食が少し苦手な1歳はおばあちゃん初めてのお孫さん。腕の中で少しもじっとしていない孫の顔を見ながら話される口元からは笑みが絶えない。

先日も姪が子供と立ち寄って賑やかして帰った。そのあとの静かさは何か気の抜けた一時になる。このおばあちゃんも孫が帰ったら、次はいつ来るのだろうと待たれるに違いない。

隣のお孫さんを見ると京都の孫へ思いが移る。次の帰省は夏休みになってからだ。
息子が結婚する前、盆暮れの帰省で顔を見ればホットしそして喜んだ。孫が帰省し始めると息子の存在は薄れたようで時々気の毒に思う。孫が誕生する前は嫁中心だった。

帰省経験の無い身ではその喜びや嬉しさ楽しさが分らない。子供をつれて嫁の実家に行くと孫が1番だった。娘婿としては大切にされた。親の住む実家とはこんな感じなのかと思った。

1歳の男の子、おばあちゃんに手を添えてもたってバイバイした。本当に見てて気持ちよい笑顔だった。
(写真はある道の駅で泳いでいた鯉のぼり)
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パソコン講座

2007年04月25日 | 生活・ニュース


平成19年度第1回のNPO法人岩国パソコンの会出張講座を高台にある自治会館で明日までの2日間開く。
ここは、前身の岩国市図書館情報ボランティアの会が始めた出張講座初回と同じで、通算26回目の会場になった。

講座は午前と午後の各2時間、受講者はパソコンとにらめっこの1日だった。受講者の皆さん、この講座がパソコンへの興味とスキルアップへ役立ちます、と信じて講師・スタッフ一体で勤めた。

昼間の講座ということで年配者の受講が多い。それだけに共通の悩み話題は似ている。講師スッタフもそこは同列、気安く相談を受けられる。講座の終わりにアンケートをお願いしている。今回はどんなご意見や反省点をいただくのだろうか。

理解して欲しい、分って欲しい、も少し時間が欲しい、こんな欲しいずくめと格闘しながらの講師2時間。何回かのイメージトレーニングも合わせ、パソコンを使い講座準備をして臨むがまま成らないこともある。こうして講師上手になっていく。

まだまだパソコンの活用術を学びたい方は多い。これらを掘起こしそのサポートすることが会の目指すところだ。活動は緒についたばかり、パソコン利用の裾野を広げたい。
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おから

2007年04月24日 | 生活・ニュース


先日あるイベント会場でコーヒーに付いた手作りの揚げ菓子。ドーナツ風だけど食感が違う。尋ねたら「おから」ですと答が返った。会場には豆腐作りの体験コーナもあり納得した。

しばらくして「おからドーナッツ」と題したレシピがメールで届いた。プリントし家内へ。
おからの入手が先決だ。近くに思い当たるお店は無い。市外のあるスーパー内に「無料でご自由に」という豆腐屋がある。

先日、お昼過ぎそのお店のいつもの場所の容器は空。今日は終わりかと聞くと店の奥から大きな容器一杯店先へ出されたアツアツのおから。直ぐに数人の人が集まった。年配の男性は小型のバケツ持参だった、これには驚いた。
後は家内の腕まかせで味見を待つだけになった。

揚げたてのおからドーナツは少し濃い目の狐色だった。揚げたてを1つ味見、いけそう。表面の油が落着いてもう1個、弾力感が出て口当たりが良くなった。おからはヘルシーとしても油のカロリーは気になるが控えめにすればよかろう。

近所にいる妹が試食さされた。レシピをコピーして持ち帰ったところを見ると気に入ったのだろう。近々おから入手の2回目のドライブとなりそう。

辞書でおからを引くと、豆腐殻で食用のほかに餌さや肥料などに用いられると簡単な説明のみ。

母は人参、あぶらげ、蒟蒻など幾種類かの具を小さく切りおからと一緒に炒っていた。祖父母は好んで食べていたように思う。家内も同じことをしている。年齢を重ねると口に合うおかずになる。もったいない生活を長く続けているようだ。
スーパーでもよく見かけるヘルシーな惣菜、増えない年金生活に見合った1品かもしれないが、少し寂しい気もする。
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氷菓

2007年04月23日 | 生活・ニュース


菜種梅雨に洗われた公園。新緑のその色は柔らかな絹のような風合いで、ときおり吹く風は爽やかで心地よかった。今日の最高気温は20度。公園を散策する人は上着を手に持つ人も多かった。

何処の観光地にも共通するお店にソフトクリーム店がある。錦帯橋畔横山側に2軒ある。燕返しの小次郎を連想させるお店が先に始めた。年間100万人近い観光客が訪れるこの地にソフトクリーム店が無いのは、そこが出発点という。
若いスッタフのアイディアで40種類あまりが並んでいる。休日にはソフトを買う方で長蛇の列を幾度も眼にしている。孫はお代わりするほど美味しいというが、食わず嫌いか自身でそれを求めたことは無い。

夏目漱石の「それから」にはソフトクリームを「氷菓」と表現してあるそうです。今日も氷菓片手に新緑や咲きはじめた牡丹やツツジを楽しまれていた。

氷菓片手に写真で公園を散歩してください。

   
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静かな雨

2007年04月22日 | 生活・ニュース


夜半の雨は朝方やみ、明るくなってからまた静かに降り始め、日暮時は小雨模様だった。

お昼前、姪が3と1歳の男の子を連れて立ち寄った。下の子とは初対面。久しぶり子供を抱いてあやした。しばらくすると1歳の子が笑顔を見せた。姪が「あっ、知らない男の人に笑ってる」何か発見したように声を出した。聞けば、今まで父親以外には笑顔を見せなかった、という。笑顔をする子は体重8キロ、結構な重さを感じ母親の力をあらためて知った。

上の子がいつものように動物のお絵描きを催促する。孫の小さい頃の絵本を見ながら好きな動物を描いてやる。
傍から手抜きの箇所は指摘してくる。厳しい。しっかり見ているのに驚く。帰るとき描いた絵はスケッチブックから外して持ち帰った。着ている上着には幾種類もの動物がプリントされていた。近所の田や小川で虫や魚を恐れずに遊んでいるそうで、親は少し困っている。

午後から静かになった。久しぶりのんびりした。読みかけていた本を開いて横になった。まどろみ始めたあたりまでは・・・。目覚めはスッキリしていた。数日後担当の講座準備をしようとパソコンへ向かった。
(写真は静かな雨に打たれる門扉そばの鉢)
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美酒まで

2007年04月21日 | パソコン講座


NPO法人になって初めての総会を開く。企業で言えば株主総会にあたる。その重要性は誰もが知っている。その議案書が完成しひと安心だが、説明の詳細な資料などの再検証が残っている。

NPO法人も、特定非営利活動にかかわる事業を行う中で活動資金の確保、資産の償却、借入金の返済など一般企業と同じ活動を行っている。そのため、議案書には企業経営と同じく中長期的な内容が求められる。

初の通常総会議案書は、活動初年度の反省とそれへの対応、事業活動の質的向上、基盤強化策を議案書の骨格に作成した。数値目標の可能な箇所はそれを織り込み目標を分りやすくした。

この1年間、NPO法人の立上げに係わり、経営者に似た貴重な経験とそのための法的手続きや折衝など貴重な経験をさせてもらった。感謝したい。

総会の後には県提出の書類作成がある。これを終えれば初年度の区切りだ。あと1ヶ月気を抜けない作業が続く。ミスのないよう終えて美酒としたい。
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