日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

GWになった

2018年04月30日 | 地域

 黒い板塀の外に置かれた四角い箱。数名の子どもが、スマホで撮りながら「これなんだろう」と話している。ちょうど横を通りかかり子どもらの疑問の声が聞こえた。「どこから来たの」と聞くと広島市からという。竹で作られた箱の蓋を開いて見せる。何があるかと子どもらはのぞき込むが中は空っぽ。この箱は「家庭ごみ収集の日、持ち出したゴミを入れる箱。ここは錦帯橋に近く、観光に来られた人を気持ちよく迎えるため」、そんな話をした。

 そこへ子どもらのお母さん2人が一足遅れて追いついた。子どもらが親に箱の説明をする。そつなく説明するのを聞いていて「我が説明をよく理解してくれた」と心の内で思った。母親は「こんなのが欲しいね」と子どもらに話しかけていた。

 GW,錦帯橋下川原駐車場は自家用車にバスなどで満車状態。夏日の暑さのなかでも錦帯橋を渡る人も多く、渡り終えた先のソフトクリーム店は長蛇の列、その先の公園でも日陰に腰を下ろす人も多く、子どもらは噴水の水と戯れている。早い夏日到来に体調保護への注意報が出ている。

 例年なら見ごろのボタンは早咲きで終わっている。近くにあったバラ園は撤去され、花らしい花は無い。代わりに公園の木々は芽吹き盛りで新緑を、城山は新芽がパッチワーク模様で絵になる。紅葉谷の白壁と新緑のコントラスト、こちらも絵になる。竹の箱を不思議がった子らはこんな緑の中で次は何を見つけただろうか。
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失敗を活かす

2018年04月29日 | 生活・ニュース
 

 プリントした印刷面に細い筆でなぞったような汚れがで発生する。よく調べてもらったら、仕様にない印刷方法をしていたことが分った。調べた方は、業界に長くタッチしているが、普通紙に印刷できないとする仕様のあることを初めて知った。また、そうした仕様について店頭に並ぶカタログでは判断できないとのことが分った。

 ということで、使用目的にあう低価格のプリンターを注文した。先日納品されテストしてみた。ビジネス用にも適しているそうで印刷スピードは早い、早いだけでなく印刷面はくっきりしていて綺麗でこれなら申し分ないと喜んでいる。

 仕様にない使い方、それは2L判の普通紙へモノクロで印刷すること。2L判はプリンターの用紙トレイ上段にあり、用紙設定で2lを設定すればプリンターは上段からとなっている。B5判設定で2頁印刷しその後に裁断すれば目的の物になるだろうが、手間がかかるし裁断機がいる。

 これまで電気製品を買うとき、その品物について細部の細部まで研究し店頭でそれを確認して購入したことは無い。プリンター、普通紙と写真が印刷でき、製品独自の機能を聞くくらいで決めていた。これからは、電気製品に限らず今回の経験を活かして仕様までよく吟味して買物上手になろう。
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記録と記憶

2018年04月28日 | 回想

 家の外回りの作業で脚立を使った。作業を終えて片づけていてふと気づいた。これまで数えきれないくらい、そう記憶していないほど使ってきたのに見落としていたというか、意識しなかったのかもしれないのだが、脚立の購入日を「1978.6.10」と赤ペインキで記入している。丁度40年になる。色あせもガタも来ていない。転倒だけは気をつけて登っている。

 倉庫に収めながら「40年前、なにをしていただろう」と思い返す。年齢はすぐに思い出せる。結婚して11年目、息子は小学3年くらいかな、習い始めた剣道が面白くなってきたのか素振りをよくやっていた。病身だった母も体調が戻り庭の菜園や家周りの草抜きを日課にしていた。

 勤務していた工場は異動の辞令は「口達」のため辞令書は手元にない。78年といえば数名の製造部スッタフの一員として、創造性に富む面白い仕事を担当させてもらった。40才前のここでの経験はそれ以降の糧になった、厳しかった上司の顔を思い浮かべながら回想することがある。しかし、大方が記憶でしか思い出せない。

 昨今の霞が関のごたごたに関して元総理大臣が「記憶より記録」と発言された。書いたものが残っていれば、それはあることを証明する確かなもので、記憶という言い逃れを追いやるものだ。10年前の今日、私は何をしていたか、手帳を繰って見る。NPOの定期総会を受けての「臨時理事会出席」とメモしている。とうてい記憶では思い出せない10年も前のことだが文字では残っていた。記憶より記録、改めて思う。
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30年目の登場

2018年04月27日 | 自然 季節

 子どもの身長の何倍もある大きな鯉のぼり、イベントや町興しの会場、催場などでは見かけるが、街中では見かけなくなった。上げ下ろしは大変な力がいるし、それなりの場所も必要となる。子どものころは紙製なのでにわか雨の時には急いで下した。下ろしたあとで怒られながら仕舞ったこともある。その頃はみんな屋根より高かった。

 最近はベランダや軒下に団地サイズの数匹が掲げられ風に揺れている。そんな中、昔並みの大型の鯉のぼりを飾る工夫をされた写真に出会った。1枚は、ベランダに設けられた手すりの巾一杯に貼り付けてある。風に膨らまないがそれでも豪華に見える。2枚目は手すりならぬ道沿いの垣根に飾ってある。どちらもアイディア、楽しく拝見した。

 鯉のぼりなどわが家では遠い昔のことですっかり遠のいていた鯉のぼりを妻が見つけた。記憶をたどれば30年位前の話になる。大竹市の小瀬川上流は和紙で有名な地域として知られているがその需要減から後継者不足で危機になっていた。それの復活策として和紙を使った鯉のぼり作成が図られた。その時作成された手作りの一組を貰ったまま仕舞いこんでいた。

 わが家で持ち腐れにしては鯉が可哀そう。案じた結果、陶芸同好会「ゆう・游・陶芸クラブ」でお世話になる県の施設には子供さんの利用も多い、何かの時に使ってもらえればと寄贈した。その鯉のぼりが、エントラストホールの天井で泳いでいると施設のFBにアップ(写真)された。写真の説明が『和紙で出来たこいのぼりが「ゆう・遊」とおよいで?います。ぜひ見に来て下さね(原文)』、座布団1枚進呈。
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禁煙と禁酒

2018年04月26日 | 生活・ニュース

 プロ野球選手の愛煙家が減らないというコラムがあった。その中に禁煙効果の一例が示されている。ある主力選手、コーチの指導や協力もあり、禁煙に成功した。その結果、明らかに持続力が増し、疲労や故障からの回復が早くなった。一方、禁煙セラピーに通ってやめる努力を重ねたが結局断念した。断言はできないが体調不良を理由に欠場が増えた。

 禁煙は東京五輪開催条件にもなっておりその進め方が国会で審議される。東京都は国の禁煙基準を上回る条例が提案されている。禁煙策として電子タバコやガム、医者にかかる外来禁煙は一定条件下で健保対象、子どもからの禁煙願い手紙、宣言して縁を切る、まあいろいろあろうが、最終的には当人の意志次第だろう。

 禁酒出来ずに苦しむ人の事例を幾つか知っているが家族を巻き込んで悲しい結末になっている。そんな酒にも煙草と同様「禁酒外来」が昨年開設されたという。依存症の人は断酒が基本だが、その予備軍の層に早く治療を受けてもらうのが狙いらしい。では適切な飲酒量はどのくらいか。アルコール量で「1日20㌘、週210㌘、1日60㌘を越えない」ことが理想らしい。そして酒量を正しく記録することとある。

 自分の参考のためアルコール量20㌘程度の飲酒量を記録しておく。種類・アルコール度数・酒の量と目安の順となっている。「ビール・5%・500㍉㍑」「日本酒・15%・180㍉㍑」「焼酎・25%・110㍉㍑」「ウイスキー・43%・60㍉㍑」「ワイン・14%・180㍉㍑」。私の晩酌では週単位に換算すればこの摂取量を下回る。煙草は宣言などせず自然禁煙で35年余が過ぎた。県の健康寿命は超えてはいるが、生活習慣病に気を配り摂生していこう。
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イワクニ

2018年04月25日 | 社会 政治

 民営化された元市営バス、高齢の婦人が小さなリックを背負って乗車、私の前席の人と知り合いらしく並んで座る。話し声が少し大きくなり聞くともなしに聞こえ始めた。その内容は、最近の米軍戦闘機の轟音が「どうにもならん」といういらだちの会話だった。

 話の内容から乗ってきた方は基地の近くに住む一人暮らしの方、もう一人は隣の町内らしく轟音は共通の悩みのようだ。艦載機移駐開始が進むにつれ米軍機の飛行音は次第に大きくなり、立ち話の話題にもなっている。それは騒音苦情を訴える市への苦情電話の数が急増しているという報道からもうかがえる。

 岩国基地には空母艦載機移駐完了で米軍機は120機ほどになり、この規模は極東最大級の基地機能という。新鋭機も投入され訓練は機数増分だけは増えるだろう。また、空母艦載機には厳しい空母着艦資格取得訓練(CQ)が必要で、その準備のための艦載機着陸訓練(FCLP)が岩国で行われるのではと心配されている。
 
 CQは洋上で行われるがこのための離発着は基地からとなる。その離発着は深夜から早朝に渡ると報道されている。前席の二人の「どうにもならん」という心労が増すことは確かだろう。最低でも、夜間は飛行しないという地元との約束は守って欲しい。

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誤用

2018年04月24日 | 生活・ニュース

 使い初めて3年目くらいのプリンター、快調に使用していたが今年の初めころから印刷面に細い刷毛で撫ぜたような汚れがつき始めた。次第に頻度が上がりプリンターの役目をしなくなった。プリンターの給紙は前側のカセットで上下2段式。上段はL判、はがき、2L判の3種類、下段はA4,A5,B5の3種類がセットできるようになっている。

 汚れは上段の2L判で普通紙に印刷した時発生する。ノズルやローラーのクリーニングを繰り返すが改善しない。プロに問い合わせるとノズルとローラー点検、結果によっては交換が必要かということで手配した。何れも効果なくより調査してもらった。その結果は「私の使用間違い」が、汚れ発生の原因と分かった。

 プリンターの仕様として、上段カセットでは「普通紙は使用不可」となっている。だから写真やはがき印刷では汚れが発生しなかった。使用初めは汚れ発生が無かったのは「多分、新しいから」という以外、明快な回答は無かった。2L判普通用紙に印刷ということは世間一般にはないのかもしれない。以前のプリンターは背面給紙方式で汚れは起きなかった。メーカー送りしても修理策のないことが分った。

 2L判の普通紙印刷はライフワークとして続けているものがあり今さら変更はきかない。先のプロも検索して初めて知った、電気店も上段カセットから普通用紙印刷不可はおそらく承知していないだろう、と詳細説明をプリントしたものを貰った。購入時、その説明を受けていたら別の機種を選んでいた。ちょっと出費になるが仕方ない。 
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あの頃のこと

2018年04月23日 | 回想

 ある施設の玄関を出かけたとき、向かいの通路から来た人に「こんにちは」と挨拶した。ここでは知らぬ人でも時の挨拶をしている。すると「こんにちは、〇〇課におられた辰之仔さんですよね」と40代くらいの女性から返って来た。名前を訊ねると「平成元年に入社」した時の名前を告げられた。彼女のお父さんとは製造プラントで共に働いたことがある。残念なことに昨年、急逝されている。

 当時勤務していた工場で採用も仕事の一つだった。その当時の女子採用状況は毎年50名前後、多い年にはそれを上回る採用数だった。現在との比較は適切でないかもしれないが、女子社員の多くが結婚するので退職、出産で退職をしていた。合理化も進めたが退職者の全カバーは無理で補充に頭を悩ました。平均すれば仕事を任せられるころに退職期が訪れていた。

 ただ、応募者も多く選考にも頭を悩ました嬉しい思い出がある。人出の中で、散歩やスーパーなどで、その回数は少なくなったが、思いがけず今も声を掛けられることがある。先日はそんなOGの一人と出会った。その彼女が連れ立っているのは彼女の実父、その人とは子どもころに遊んだ中の一人、久しぶりの挨拶を交わす。そんな出会いにOGの驚いた顔が現役のころを偲ばせる。

 何百人という若い人を迎え、見送って来た。退職から18年目、頭髪は薄くなり顔の張りも緩んできたが、どこかに現役のころを思い出してもらえるものが残っているのだろうか、声を掛けられるたび嬉しくもありありがたくも思う。仕事で大切にした「人への心掛け」、そのお陰かもかもしれない。
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風船応援の元祖

2018年04月22日 | 地域

 カープグッズ売り場、昨年より広くなり品数も増えた。客筋は広い年齢層だが男性より子どもとご婦人方を多く見かける。結構な値段のグッズもあり子どもだけでは買いにくいものもある。先日、応援に出かけるグループらしき一団が購入していたのは、カープ坊やが「スカイジェットバルーンで7回裏を盛り上げよう!」と呼びかる300円の風船。

 風船内部の空気圧が外部の大気圧より高いため、風船の口をけると内部の空気が勢いよく噴き出す。その噴き出す力を推力にして風前は飛んでいくなどは小学生の理科の話し。ジェット風船と呼ぶが、これはジェット風に飛ぶことのために開発し製造されている。日本のジェット風船の歴史は1970年代ころという。駄菓子屋、祭り屋台のくじ引きなどで子供向けに売られた。はじめは球形で棒型はその後のように思う。

 さて、プロ野球におけるジェット風船の応援はいつから始まったか、風船が売り出されてより後ということはわかる。記録によると、ジェット風船の応援は、1978年に広島東洋カープのファンが、甲子園球場でジェット風船を飛ばしたのが始まりとされる。いくつかの新聞記事でそれは間違いないと断定できる。当時の近畿カープ後援会副会長が飛ばしたとある。

 トランペット応援も1978年に旧広島市民球場で山本浩二ファンクラブの主導で始まった。音といえばメガホンやWバットとなるが、これは、宮島の「カチカチ(勝ち勝ち)」というあのしゃもじ音のゲン担ぎから来ているという。こうしてみると、広島はプロ野球応援スタイルの発祥の地、地元密着球団ということだろう。さて、カープ、このところ足踏み状態、開幕の勢いを取り戻しGW以降は首位キープを願いたい。
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惑わされるな

2018年04月21日 | 生活・ニュース

 マイクロソフトから「不審の動きがあります」という」2回目のメールが届いた。1回目の時は何もせずにゴミ箱へ捨てた。2回目が届いた。発信元がマイクロソフトに該当しないことが分り、何かの参考にならないかと削除済ホルダーに移した。しばらくして、パソコンに詳しい方のブログに、私に届いた同じメールを取り上げ、フィッシングメールに気をつけようと説明が載っていた。

 メールは米国からサウジアラビア経由で送信されている。マイクロソフトならOutlookかLiveメールなのに別の無料メールを使っている。更に誘導しているアドレスを確認すると、マイクロソフトは、.comなのに.orgとなっている。実際接続し進んでいくとメールアドレス、PW、氏名、住所、電話番号、クレジットカード情報を要求する仕組みらしい。

 国内でも連日、電話やはがきなどにより騙され金銭を盗られた被害が報道される。メールでも似た手口で金銭を騙し盗ろうと送ってくる。実在の企業名を使用している場合もある。口座を持たない実在の銀行名で口座番号や暗証番号確認などは何度も経験した。これらは読むまでもなく削除している。

 メールを始めて何年になるだろう。始めるときに受けた注意が「不詳メールは開くな。開くならならワンクリック百万円と思え」だった。そのおかげで被害に遭わずに今日まで被害なしでやってこれた。電話もメールも相手を確認してから対応するなど、日々重ねる齢を思えば油断できない。なんとも厭わしい社会になったものだ。
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