日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

咲くかなぁ

2023年04月30日 | 生活・ニュース

 「今日はしみの日です」という声に、GWに何か関係あるのかなと聞いていたら語呂合わせで今日のことを「4(し)3(み)0(ゼロ)」ですと笑わす。化粧品のCMでもこれを隠す(?)という商品が紹介される。塗るだけで、つけるだけでシミが消える、魔法なら起こりえるだろうが、1度使っただけで効果が出るとはちょっと信じがたいのだが。

 ここでは魔法が効いてほしいと水を変えながら思った。2度ばかり紹介した大根の切株からの葉が成長、中心部分はもすぐ20㌢くらいの高さまで大きくなった。そして、先端部分は花が咲いてくれるのかな、と思うくらい膨らんできた。これまで、菜の花が咲く前の状態を観察したことは無いが、ネットで見ると今の状態が何となく似ている。

 今年も菜の花と桜を組み合わせて撮って楽しんだ。花が咲く向きから梅の花は上から桜の花は下から眺めるとより綺麗に見える、と教わったことがある。こんなことを思い出したのはプロの写真家が「花水木は花の裏側の方が綺麗」と書いてる。説明の写真からはそんな感じがする。近くの花水木は散って葉が出そろい確認できなかった。

 観察分より前に仕掛けた同じ大根の切株の先端の膨らみも似たようになっている。菜の花は上からも下からの眺め直すほどは無いと思うが、もし咲けば手にもってそれを確認してみよう。そのためにも魔法の力で咲かせて欲しい。家内も楽しみにしている。

 (今日の575) 年金をつかわなくても楽しめる
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

と ま れ

2023年04月29日 | 地域

 このブログで何度も地域内の道幅の狭いことは触れてきた。車が楽にすれ違い出来る道に改修するとしたら、いまある地域のとてつもない数の家屋が立ち退きを余儀なくされる。頭で描き無限の金銭があったとしても実行は出来ないだろう。かつての城下町の名残が今に続いる。

 立ち止まって写真を撮ったT字路交差点はそんな中のひとつ。写真の右側の道は軽自動車のサイドミラーが壁に接触しそうな幅員。手前のそれは軽自動車でも離合は出来ない幅員。どちらも道沿いに家屋が軒を連ねている。運転して通ったことはないが、通り過ぎるドライバーは、慎重にも慎重な運転をしているように見える。

 2カ月ぶりにこの道を歩いていたら新しい交通安全標識が設けられているのに気づいた。「とまれ」の大きな文字の下に、左右を見るパンダが描かれ、その両側に「みぎみて」「ひだりみて」と書き込んである。道の交差するところと、壁の2カ所にある。どなたかの指摘と協力があっての策と思うが、これでヒヤリハッが少なくなるだろう。

 この道の途中にある地域の神社で、29日の錦帯橋祭りの奴道中に参加する旧友に出会った。「予報通り雨になるだろうが準備だけはしておかないと」いう。コロナで3年、その前が雨で中止、5年ぶりの道中を楽しみにしていた。本番の今日は雨、道中は中止になった。空白が長く若い後継者育成が難しいという話だが、5年間の中止はどんな影響を及ぼすだろう。

 (今日の575) 左右見てパンダ呼びかけ活きてくれ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

食パンの型崩れ

2023年04月28日 | 生活・ニュース

 朝食が米飯からパン食に変わったのは定年退職から5年くらい過ぎてから。退職後にある企業の事業立ち上げを手伝ってからになる。20年には少し足らないが、米飯から変えたのは家内の希望と多少の興味があったからで、菓子パンでなく食パン、今は6枚切を1枚で昼食まで持つ。

 よく利用するスーパーではメーカー順送りで食パン値引きコーナーがある。この食パンもじわじわと値上がりし、40円ばかり高くなった。いろんなメーカーの物が食べられ、私は味に疎い方だが比べると面白い。私はパンにバターなどはいっさい使わないでそのままいただく。よく噛むと味の違いを感じる。

 写真はTVのCMも流すメーカーの品。この商品はご覧の通り型崩れがひどい。包装を開くと上部中央がいつも窪んでいる。3日目くらいには面白い形になっている。今朝は森の立ち木のイラストのようであり、小鳥が飛んでいる姿にも見える。これほど楽しませてくれるのはほかにない。どこに原因があるのだろう。

 ネットにはこれを「パンの腰折れ」といい、食パンなどの型に入れて焼く大型のパンで起こりやすい現象とある。腰折れにつては原因と対策も載っている。CMではふっくら柔らかさをPRするがそこに窪みの因があるように思うが、メーカーにはメーカーのこだわりがあるのだろう。高騰のおり安くいて美味い食品をと願う。

 (今日の575) ひと口にパンとくくるな違いあり
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バラの生きる力

2023年04月27日 | 生活・ニュース

 「tatu_no_ko」と銘を付け大きな鉢に植えたバラが届いたのは10数年くらい前になろうか。バラの花、難しい事は分からないが、水やりとバラの消毒液で消毒するくらいだが、実によく咲き続けている。花が終わると伸びた枝をバッサリと切り落とす。それは剪定とは言えない切り落としになっている。

 昨秋、あまりにも茂ったので、鉢から抜き、ぼうぼうになった根を、これまた小さく切り落とした。全部の枝を切り落とし、幹分かれしている数本にした。どうなることかと見ているうち、暖かくなり始めたら枝が出、葉が付き、これまでと同じ赤いバラ、少し小さいかなとは思うが咲き始めた。

 バラの縁をつかんだのは、ある同好会メンバーの一人が自宅の庭をバラ園にしていた。手は傷だらけ、そんなことで紹介されたのが出会いだった。そのメンバーがある公園のバラ園を管理しているとき、仲間とサポートしたこともあり、冒頭のバラが届いたと思っている。公園のバラは自治体により撤去された。

 手入れの仕方もしらないまま、伸びれば切る、そんな手荒なことにも耐えて咲き続ける。切るときに、また咲いてくれ、と思いながら鋏を使ってはいる。水は欠かさず、肥料は花の終わっときと春先にやっている。今20個くらいつぼみがあるがまだ増えそうだ。咲けば長くない命だが、深紅のその色は我が家に来てから少しも変わらない。手入れより見る者の気持ちがそうされるのだ、と勝手に思っている。

 (今日の575) 棘あれどバラは見る人癒しけり
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蝸牛の雨浴び

2023年04月26日 | 自然 季節

 昨日の早朝からの雨は今朝まで続いた。大雨・洪水・雷・強風の各注意報は今朝早く解除になった。市内に20カ所ある県の雨量観測所では80㍉から120㍉ほどの雨量を観測している。久々の雨量は、これから始まる田植えの水不足を解消してくれるだろう。上流のダムでは放流が続いている。

 雨らしい雨に誘われたのか境界のブロック塀にカタツムリが数匹姿を見せた。どこに潜んでいたのだろうか。どれも螺旋状の殻から体を出し雨で体を洗っているかのように思える。気持ちいいのだろうか、動きはほとんどない。ブロックでなくすぐ横にあるツバキの葉に移ってくれると絵ならぬ写真のためにはいいのだがと、雨の中で願うが彼らには通じない。

 カタツムリは蝸牛と書き、ここらでは歌にある「でんでんむしむしかたつむり」の二通りで呼んでいる。湿気の多いところを好み雨の降った日などに活動するという。どれもブロック塀でしっかり2本の角を出し左右に動かしている。大型のものはフランス料理に用いられているが、もしも「どうぞ」と出されたら箸はつけないと思う。

 核攻撃やミサイルの被弾から身を守るためシェルターの設置をという訴えもある。これらは兵器を無くすれば必要ないといつも思う。カタツムリの殻は外敵から身を守り、より生きやすい場所へ移動できる役割を担っているという。頼りなさそうに見える小さな殻だが生まれから身を守る備えをしている、賢いものだ。

 (今日の575) 気持ちいい生き物みんな綺麗好き
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祖父の天気予測

2023年04月25日 | エッセイサロン
2023年04月25日 中国新聞セレクト「ひといき」掲載


 2月15日の朝刊文化面の「散策路」に俳人の宇多喜代子さんが天気予測をテーマに書いていた。それを読みながら、昭和35(1960)年に亡くなった祖父を思い出した。
 祖父は毎朝、私たち孫が小学校に登校する一足先に庭へ出て四方の空を見回していた。時々、「今日は傘を持って行け」と降雨の予測を告げていた。どのくらい的中したか分からないが、何度かは、ぬれずに下校できたと記憶している。
 当時の天気予報はラジオだけだった。わが家は山口県東部にあり、受信できるのはNHK広島放送局だった。祖父は必ず聞いており、広島県西部の予報が山口県東部と同じになると言っていたようだ。ラジオの情報と朝の空模様から身に付けた予測法だったのではないだろうかと推察する。
 気象観測技術の長足の進歩で今では、自分で天気予測をしなくなった。気象予報士は予報のほか、自然災害発生の見分け方や備え、寒い日の外出時の服装、花粉症への対策など生活の細部までも、映像を交えて分かりやすく伝えてくれる。 
 祖父が亡くなって半年後、わが家にテレビが登場した。その後、気象放送も進化した。祖父が最近の番組を見たらどんな感想を口にするだろうか。
 寒い日の朝、祖父は庭でたき火をして、登校前の私たちに「よう温まって行け」と暖を取るひとときを与えてくれていた。当たり前のように感じていたぬくもりも今思えば、当時の生活の知恵でもあったのだ。

 (今日の575) 今ならば予報士並みの祖父の勘
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

待合室事情

2023年04月24日 | 地域

 「駅や病院などで、客が時間や順番がくるのを待つために設けた部屋」、これは待合室を説明した広辞苑の記載。コロナ禍ではこの部屋に入るにも検温と消毒、コロナに関する文書質問への回答記入などを得て受付けに達した。換気のため窓はところどころ開けられ、冬場は椅子の位置によっては寒かった。

 椅子はソーシャルディスタンシスで間隔をあけて座る。当然のこと立って順番待ちの人も出る。ここにきて、病院ではマスク着用は解けないが質問はなくなり、席の間隔も普通に座れ窮屈感はなくなった。それでも、先日、多少熱があります、という来院者は別室へ移動された。まだまだ病院は神経を使っている。

 そんな待合室で過ごすにもスマホを開き指を動かしている人が多く、TVを見る人は少ない。私の前に座っている親子、子どもはきつそうな感じで母親に寄り添っている。しかし、母親はスマホから目も手も離れることはなくとにかく忙しそうに操作している。もしかしてリモートワーク中かもしれない、そんな思いをした。

 現在は医薬分業で町の薬局にも待合室がある。ここで投薬の順番を待つ人の顔は、先ほどまでの病院のときと変わり、穏やかに感じる。診察が終わったという気持ちがそうなるのだろうか。この待合室ではスマホ操作を見かけない。待ち時間が短いからだろうか。待合室、ここでもいろいろな姿に出会える。こうして通えるのは元気なのだ、そう思いながら自動ドアに向かう。

 (今日の575) 緩んでも待合室はマスクつけ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サン・ジョルディの日

2023年04月23日 | 生活・ニュース

 毎朝、新聞を開く前に手帳を開き、雑記をしたり予定などを確認するのがその日の初め。今日の日付の下に「サン・ジョルディの日」とある。そこには四季や記念日、大きな行事などが初めから印刷されており、参考にしている。定年直後から使っている手帳だがサン・ジョルディの日は初めて気づいた。

 購読紙の1面コラムで「きょうは花や本を贈り合うサン・ジョルディの日。世界本の日でもある。本というものと、その歴史を考えたい」と結んでいる。世界本の日はユネスコで制定という。 検索すると多くの解説が出てくる。いわれは置いておくとして、文字離れが社会問題になるほど気遣われている。本を見直す日かもしれない。

 バザーへ本の出品を頼まれてリンゴ箱3箱くらい、ちょっと惜しみながら出した。惜しんだのがいけなかったのか、売れ残ったら返本を頼んでいたが、返事なし。その会とは縁が切れた。その時「本貸す馬鹿に戻す大馬鹿」こんなことわざを思い出した。何か本の大切な命を言い表しているような気がする。バザーに贈ったと思う気持はなかった。

 その後も本はずいぶん貸したがみんな戻ってきた。終活処理の難題の一つは写真と本という。捨てるに捨てがたい品なのだ。本は贈るという方法を知った。昭和40年版岩波書店発行の「漱石全集」全16巻、当時1冊1200円、本給が1万円少々のころ、高価な買い物だったように記憶する。この落ちはまたいつか。

 (今日の575) 積読もいつか読破の1冊に
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青葉寒

2023年04月22日 | 自然 季節

 「20人が亡くなった北海道知床沖の観光船沈没事故からまもなく1年――。海上保安庁や北海道警が今日の午前10時ごろ、沿岸部での行方不明者6人の捜索を4か月ぶりに再開」という報道。天候は雪まじりの寒さのなかという。冬の気候から捜索中断を余儀なくされていた捜索の再開、行方不明者ご家族の気持ちを推し量るといたたまれない。

 日本列島は北海道を頂点に沖縄まで南西方向に長く続く。この季節に気温30度を超える真夏日やそれに続く夏日の地点が何カ所もある。一方で北海道は雪に見舞われる。桜の開花も異常な早咲きが北上し驚かせるなど、ここ半世紀を思い返しても天気、気象の変化という異常さを否定しきれない。

 若い気象予報士から、週明けは「青葉寒」となるので体調に注意をという解説があった。その際手にしたボードに「青葉寒」の3文字があり、初めてその言葉を知った。花(さくら)冷えは知っていたが一つ物知りになった。青葉若葉のころ気温が上がらずにやや冷える、そんな感じで季語にあるという。

 今日は真っ青で済んだ青空、それを背景に若葉の大きな塊が茂る。知床半島で捜索される関係者に届けたいような穏やかな日差しが届く。近くの種苗店には朝から苗や種を求める方が店先に大勢で賑わっている。諸物価高騰への対策と健康志向、知人は菜園作業をこう話していた。2月は約5500品目、3月は約3500品目が値上げされた。今月は約5000品目で値上げを実施または予定という。物価高騰感、明日は衆院補選、どうなるだろう。

 (今日の575) 新青葉パッチワークで山装う
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新葉が6センチに

2023年04月21日 | 生活・ニュース

 葉を切り落とした大根の切株を水を張った容器に入れ、中心部から伸びてくる新しい葉を観察しようという試み。児童の夏休みの観察日記なら興味も楽しさもあろうが、この歳になって観察など笑われのネタにしかならないだろう。そう思いながら1週間が過ぎた。

 今日まで2回、容器を清いにし、水を入れ変えただけで何の手間もかからない状態で続いている。新しい葉の最も長いのは6㌢ほどに伸びた。色は鮮やかで、これが緑と感じさせる。見た目は新鮮な大根、種まきの後で大きく育てるために、ぎっしりと詰んだ天を仰いだばかりの大根の子どもを間引きする菜に似ている。

 仲間との共同農園で作る野菜の一つに大根がある。畑を耕し畝をつくり、小さな小さな種を蒔く。しばらくして雑草を抜く、間引きを複数回実施。こうして大きく育ち、収穫を味わいながら新鮮な大根を持ち帰る。何度も同じ繰り返しをしながら楽しんでいる。定年後の多少力の入る体の動かしは健康にもいい。

 こんな遊びから何が出てくるだろうか。大根が生ることはないから、水だけで無肥料、こんな環境で葉はどのくらいまで伸びる、大きくなるだろうか。毎日が休日の年金生活、このために特別時間を割くことは無いので、葉が伸び終わりまで続けてみよう。大根は煮る、漬ける、生でも、干しても、酢ものにも、野菜の重宝なひとつ、そう思いながら試してみよう。

 (今日の575) 子どもらはニンジン大根嫌いです
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする