日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

こんなこともある

2013年08月31日 | 生活・ニュース
            

 踏切とは鉄道と道路が交差するところ。大都市では「開かずの踏切」などと、1時間のうちで数十分も遮断機が降りたままの踏切もあり、社会問題化している。その間、警報機は鳴りっぱなし、近所の人は大変だろうと気の毒に思う。子どもの勉強や家族団らん、就寝の時間のことを思えば、遅くまで列車や電車が走らなくてもいい社会になれば、とつまらないことを思う。

 先日、朝一の用事を済ませ、次の集まりの場所へ向かうとき出合った踏切物語。日ごろは通ることのない道路、踏切のかなり手前で警報機の音が聞こえ始めた。そこは短い距離で3つの踏切が連なっている。その真ん中の踏切で止まった。3カ所の警報機は競演のようになり続く、が列車は来ない。ローカルで単線、車両は1両なのにどうしたと思いはじめる。十字路を横切る踏切、それぞれの道路に踏切停車の車がつながる。

 ようやく左方向に上りの車両が見えた。近づいてくるその速度は人が歩くほどで普通ではない。そういえば、早朝の強い雨で遅れが出ていることを思い出した。それでも遮断機は間もなく上がる、車で待つ人はみんなそう思っただろう。ところが、踏切の10メートルほど手前で何たることか停車した。前方の信号が赤なのだろうか、停車した理由はわからない。しばらく我慢比べの時間が続く。こういう時の待ち時間は実時間以上に長く長く感じる。

 やっと上がった遮断機が申し訳なさそうに揺れている。あれほど気になっていた警報機の音のことをすっかり忘れていたと気づいたのは、次の交差点で止まった時だった。踏切近くの人は音に慣れてこんな感覚、いや、やっぱりあの音は癇に障る時があると思う。

 秋雨前線と台風15号崩れの熱低の影響で県内は昨日から大雨、先月の被害へ追い打ちをかけた。明日は210日で防災の日、身を守る方法を考え直す日だ。
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施設の外で

2013年08月30日 | 社会 政治
            

 喫煙者は日々、肩身を狭く、時には隠れるようにしながら愛用のタバコを吸っている。禁煙者より多く税金を納めているのに、そんな愚痴も出したくなるだろう。しかし、社会、いや地球規模で禁煙強化は進んでいる。公共施設では「施設区域内禁煙」の表示もある。

 そんな施設利用の喫煙者は何時間かの辛抱ですむ。しかし、その施設に勤務する喫煙者はどうだろう。終日、禁煙施設で仕事をしていると喫煙の程度にもよるだろうが、一服したい、吸いたい、だろう。本数は少ないが30年前にタバコと縁切りした一人として気持ちはわかる。

 ある区域内禁煙施設そばでたまに見かける喫煙の光景。施設から足の幅だけ道路へ出て立ち、手には吸殻入れを持ったまま忙しそうに吸う。首に下げた名札のケースで施設の職員とわかる。ただ吸う、それだけで、味わって吸うなどの様子はうかがえない。施設外、足の幅ほどとはいえそこは公道、路上喫煙も戒められるこの時期、さぞうまくないタバコだろう、と見ながら通る。路上喫煙者の名誉のために証言するが、吸殻が落ちていたことは無い。

 名勝・錦帯橋周辺など市内でも数カ所の禁煙区域が指定され、見つかると千円徴収される。観光地美観のため、歩行者の安全のため・健康維持のためと禁煙への働きは増している。日本人の喫煙者は男3人に1人、女は10人に1人、男は微減、女は微増、全体の喫煙率は21%、と報道にあった。さて世界的目標の喫煙率ゼロの到達はいつだろうか。
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句読点の力

2013年08月29日 | エッセイサロン
           

 夏休みの宿題の一つに読書感想文、その書き方が新聞の子ども欄に載っていた。「こつこつ書こう」というタイトルで、「はじめに、あらすじ、自分の意見、まとめ」の四つに分けて書くこと。もう一つ「分かりやすい文章を書く」コツが数項目ある。その中に「読点(、)を意識して付ける」とある。

 そこには次のように説明が載っている。せっかく書いた文章が人に伝わらないと悲しいよね。文章は短く、歯切れよく。「、」を意識して付ける、と例示とイラスト入りで分かりやす書かれていた。これを参考にして書き上げた子どももいたことだろう。

 この句読点について今月のエッセイサロン定例会で「ワンポイントレッスン」として勉強したばかりだった。句点は「文が完結したところに打つ。読点は「読みを助けるために打つ」として、10の読点のルールを学んだ。日ごろ、文を長くしない、文を中断するところ、並列になっている語句の切れ目などいくつか意識してはいるが、読み直すと抜けている。レッスンで「感動詞の後」にも付けると文章が生きるとある。あまり意識していなかった。サロン代表Oさんのブログでは、さらにに詳細が載っている。

 今年の暑中見舞い状の1枚。花火の絵柄を生かし、本文は、はがき通信面の7割に書いている。別に驚くことではないが、そこにかかれた文字が533字あり驚いた。小さな字は2ミリ四角ほど。そんな文面も愛用の老眼鏡をかけるとすらすらと読め、思いが伝わる。それは適切な改行と句読点の付け方のうまさだった。差出人は在職中、社内誌の編集担当だった女性、30年あまり前の経験を今も活かしている。例会から帰宅後、改めてそのはがきを読み直した。辞書を片手に遅くまで校正などしていた姿を思い出しながら。
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道路改修時に工夫を

2013年08月28日 | 地域
            

 普通車の離合も最徐行するほどの道幅、裏通りでは珍しいことではない。といっても城下町時代にはそれなりのネームバリューがあった通り。しかし、子どものころの印象からも通りの勢いは衰えており、世の中の変わり方についていけなかったことを感じる。こうした通りはいくつもある。

 久しぶりに通りかかったそんな道。側溝が整備されそのコンクリート製の白い蓋が両側を伸びる。アスファルト舗装の黒とよくマッチし気持ち良い。少し幅広くなったと感じるのは側溝整備のせいだろいうか。そんなことを思いながら運転をていて、せっかく整備されたのに残念だな、と思うことがあった。

 道の両側に立つ2種類の電柱は以前と変わりない。これを統合し片方に集めれば、より道幅は広くなる。また、曲がり角ぎりぎりに立つ2種類の電柱も以前のまま。まとめればここを曲がるときの運転は容易になる。電柱の所有者が、使用目的が違うなど理由はあろうが、せっかくの道路整備というチャンスを活かされなかったのか、と思った。

 交通網整備から取り残されると「旧態依然」という進歩・発展のない取り残された町を感じる。幸い、ここらは空襲にあうこともなく続く古い町や、その良さをどう生かし伝え残すのか、近代化都市にはない良さを見いだせないか、公共工事関係者に一考を願いたい。
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あずきバー

2013年08月27日 | 生活・ニュース
            

 「あずきたっぷり、まろやか あずきバー」と小豆色の地紋に白抜きの文字が外箱に描かれている。今、話題の三重県は井村屋の氷菓。我が家で購入しているのは「内容量65ミリリットル×6本、栄養成分1本あたり エネルギー:98キロカロリー、たんぱく質:1.8グラム、脂質:0.1グラム、炭水化物:22.5グラム、ナトリウム:34ミリグラム」の製品。

 何年かまえ、落ち着いた大人向きの外箱の写真に魅せられての初買いだった。とげとげしくないアイスの懐かしい色合いと形状、小豆粒がふんだんに入っているらしい写真、そしてその日は大幅な値引きサービスの日だった。初めて口にした第一印象は「なんと硬い」。子どものころのに食べたアイスキャンデーの硬いカクテルを思い出した。

 歯の弱い人は注意ください、と赤字で記してあることに納得する。あまからず、小豆は本当にたっぷり入っている、大きさも私向きで程よく、疲れも薄らぐ。それからというもの、1年を通して我が家の冷凍コーナーの一角を占めている。その氷菓が売れに売れているということでマスコミの話題に。

 いろいろ考えて1週間に2本か3本くらい楽しんでいる。もともとあずきバーは「ぜんざいをそのままアイスにする」という発想から生まれた商品だとか。ならばその逆、温めればぜんざいにもどる、こちらも実験済みとか。ひと品で暖冷が味わえるとは、年間を通しての商品といえる。

 今、誕生から40周年キャンペーン中とか。人なら自分の顔に責任を持ち人間味の備わり始める年齢、さらに味をましてこのブーム続くのだろうか。ちなみに、この称賛原稿を書いても稿料は届かない。
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暑い日

2013年08月26日 | エッセイサロン
2013年08月26日 毎日新聞「はがき随筆」掲載

 暑き日が来ると思い出す。世界で初めて原爆が投下された日、父は命ぜられて、岩国から広島へ自転車で向かった。

 核兵器とは知らぬまま、直後の惨状を目にしただろう。その様子を聞こうとすると顔をしかめる。話すことがつらい、その表情から読み取れた。

 ただ、一つ残してくれた話。「人も犬も馬も、頭から防火用水槽につかっていた」。被爆された人は、水を求めながら亡くなったと聞く。残してくれた話はその一コマだろう。

 父は50代半ばで急逝した。葬儀の日、とても暑い日だったのは偶然だろうか。
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音痴返上なるか

2013年08月25日 | 生活・ニュース
            

 先日、「子どものころから授業の音楽は苦手な学科の1番手。その理由は簡単、とにかく歌うことが下手だから」という書き出しで歌うことの苦手なことを書いた。それからしばらく経った頃「これであなたもカラオケ達人」というタイトルのエッセイを目にした。作者は音痴矯正専門の音楽教室を開いて20年、歌が上手くなる方法を確立したという。

 作者は「歌うことが下手」といわないで「うまく歌えない」と肩身の狭い思いへ優しい言葉で指導を始める。うまく歌えない原因は「歌の記憶の問題」「声の問題」の二つに尽きるとしそれぞれの解決策を説明している。詳細な内容は生業を犯すことになるが、読み終わった感じでは「難しくはない」が、努力は欠かせない。

 記憶の問題では、「1番は歌えても2番は怪しくなる」「デュエットは歌えるが一人だとどうも」という人は「うる覚え音痴」だという。歌詞もメロディーも曖昧な記憶では「歌うことは無理」と厳しい指摘をする。うまく歌おうと思ったら、その歌を完全に記憶することが必要という。なぜなら、人は覚えているとおりにしか歌えないからという。うまい人は歌の細部まできっちり覚えているそうだ。

 これは歌だけではない、と思った。今はさまざまな事象を多種類の情報から簡単に収集できる。それらを読んで、見て、知ったか振りになることはある。時には、その知ったか振りで得意げに話した後で思い違いをしていたことに気づく。たかがカラオケ、されどカラオケの習得法、あらためて学ぶことへの普遍的な原則を思う。

 そんなことを思いながら現役の後半、通勤途中で覚えようと聞いていた古いCDを出してみた。歌手一人のものに混ざって、歌えそうな歌だけを寄せ集め編集した何枚かもある。それには曲名やイラストなどを印刷していることから、かなり熱を入れていたのだろう。

 声の問題、ちょっと専門過ぎてまだ理解していないが、人のいない空間で努力することも必要とある。その解決策として「一人カラオケ」で声をだし機器の操作についても習熟せよとある。これは私には超困難な解決策で、音痴返上のスケジュールはまだまだ作れそうにない。
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雨来る

2013年08月24日 | 生活・ニュース
            

 昨日の夕方。同好会の例会が終わり帰りかけたところ、大粒の雨に見舞われる。あれだけ雨を望み待っていながらも、帰宅途中の突然の襲来には苦言したくなる気持ち。これほどの大粒が長時間続けば、このあたりの狭い側溝では処理しきれず道路は水浸しになる。そんなことを思いながらも、予知して持参した傘で上半身の濡れはしのげた。無理を承知で降る様子を1枚撮りたいとカメラを構えようとしたが、傘と鞄を持っており、2本の手ではシャッターを押す余裕はなかった。

 夜中、雨の音を確認するかのように何度か目覚めたが気遣いに終わる。明け方、5時台のニュースは山陰側の大雨の状況と新たに発生した災害を流し続ける。中国山脈を越していつ山陽側に雨雲が南下してくるか気になる。午前7時半過ぎに大雨警報、同11時半ころに錦川上流の大雨で増水予想、川に近づくな、と防災メール。錦川上流では午前中に100ミリを超えた地点がある。

 そんななか小雨をぬって近くへちょっと急ぎの用事で出かける。雨で部活が中止になったのか中学生らが急ぐ様子もなく濡れながら小グループで通り過ぎる。スピードを出したまま道路の水溜まりに突っ込み、猛しぶきを歩行者へ見舞う道徳心のない者も多い。泥はね運転は車種により違いがあるものの反則金が課せられることを知っておこう。

 岩国教育資料館入り口に大雨を気づかうように一つの灯りが点いている。その灯りは、日本のエジソンこと藤岡市助が日本初の点灯に成功したアーク灯。資料館には市助に関する諸資料が展示されていて、その充実ぶりは国内一といわれる。もしかして、市助健在のころにはこうした局地的豪雨はなかったのかも、それで心配して灯っている、そう思うと郷土の偉人により親しみを感じる。

 午後、NHKの全国ニュースで流れる激しい降もあったが今は落ち着いている。明日一杯は気を抜くなという予報、注意しよう。
 
 
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第90回エッセイサロン定例会

2013年08月23日 | エッセイサロン
            

 第7回「岩国エッセイサロン」定例会の資料。「1.会のトピックス紹介」で新入会員として私の名前が載っている。それは2006年9月22日付、いまから丁度7年前になる。始めたばかりのその日のブログに「仕事以外のことへと思いながらも歩み出せなかった硬い殻を捨てていける、今日の会はそんな気持ちになりました」と初参加の感想を載せている。

 今日はその定例会の90回目。初参加から84回目、入院で1回欠席、連続出席が途切れたのは残念だが83回目の出席となった。この間の例会資料はキングファイルおよそ3冊の量になる。90歳は卒寿として祝う。本来は卆寿で卆は九十と読めるところからつけられた長寿のお祝い言葉、そして、白寿、紀寿へと続く第一歩にあたる。

 初参加の日、新聞投稿について教わる。社員採用試験で不採用とした生徒さんへその理由説明で高校訪問をするときの心苦しい気持ちを「はがき随筆」に投稿、それが1週間後に掲載された。読みながら「心の中のこだわりが解け、胸のつかえが軽くなった」と感じ、書くことの大きな意味を体験した。

 イチロー選手は4000本安打の陰には8000本の涙がある、記者会見で述べている。今年初め新聞掲載100編となり自己満足の自費出版を果たした。イチロー流になぞらえれば「掲載の数倍をはるかに超える超える歿稿」がある。歿稿のお陰で掲載がある、そう思いながらPCの歿稿集をたまに開いている。わずかだが日の目を見た作品もある。

 一望千里のような文章は書けない。初投稿のように接したり触れたりしたことから感じたり学んだりしたことを、飾らない自分の言葉で書き続けていきたい。エッセイサロン会員の文才と知恵を拝借しながら8年目の同好会を楽しむ。
 
 

 
 
 
 
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ひと雨来て

2013年08月22日 | 自然 季節
            

 「農作物が暑さにやられる」という猛暑の夏。ゲリラ豪雨は発生したものの、田畑や人を潤おす雨量は例年の1割か2割という。水不足で田は大きくひび割れ、生育していないかったり枯れた稲を映像で見せている。 

 錦川上流のダムの一つ向道ダムは貯水率40%代半ばまで減っている。先日、そのダムに添うように走る国道を上流へ向けて車を走らせた。上流の見える範囲はダム底が続き、白く乾燥した湖底も広い面積を占めている。雑草も茂っており減水期間の長さを感じる。また、素人なりにその深刻さを思った。

 利根川上流では人工降雨が試みられた。成果判断はいろいろあるようだが、判断は専門家の断を待つしかない。暑さと水不足は早くから心配されていた。ここにきて県もやっと対策を講じるという会議が開かれたようだ。稲の刈り取りが済んだ田も多い。対策は間に合うのか、他人事とは思えない。

 雨降れの合奏が聞こえるのか週末の気象予報に雨マーク現れた。今日は朝から雲の多い蒸し暑さが続いている。雨を呼ぶ雲であってほしい、がどうなるのだろうか。
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