日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

障子の張替え

2009年10月31日 | 生活・ニュース
               

新築の家でなくても障子の破れやくすみは気になる。わが家には小さな子どもがいないので破れ穴はないが、何年か経つと主人ににて障子紙の白色はくすみ汚れもつく。何年かおきには張替えることになる。

前回はいつ張り替えたか記憶していないが、障子の色は変えてくれと言っている。そういえば差し込む陽ざしも心なしか弱い。寒波が来るという。少しでもエコ生活と障子を張り替える。

張替えは手をとって教えられたわけではない。祖父母のそれを手伝いながら知らぬ間に身についたように思う。手伝いのし始めは、古い障子紙を剥ぐところから、剥ぐというより破るだった。怒られることなく思いのままに破り千切ることが面白かった。

最近は障子専用の糊を使っていると、桟を水で濡らし静かに剥いでいくと苦もなくはがれる。便利になったものだ。真白な障子紙越に入る陽ざしで室内が明るくなった。電灯の明るさも増したように感じる。やはり気持ちいい。手間をかけただけの効果は現れた。

そういえば祖父たちは南天の葉を張り込んでいた。何かのまじないだったのだろうか。

(写真:身軽になった障子の桟)
                    (押してください)
                    blogram投票ボタン
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

絵てがみ展

2009年10月30日 | 絵てがみ
               

「下手がいい・下手でいい」、この言葉は絵てがみをくれた人に教わった。上手に越したことは無いだろうが、1歩踏み出すために励ましてくれたのかも知れない。

きっかけはいろいろあったが、絵てがみの教室へ顔を出し初めて2ヵ月ほど、教室の雰囲気にもなれ、これなら続けられそうかな、思い始めたころ「展示会へ出品ください」とお達しがあった。

絵てがみ教室はある施設の講座室で開かれる。その施設で活動するサークルなどの活動発表会が例年開かれるそうで、それが11月に開催される。その発表会へ参加する作品は各人台紙2枚、絵の枚数にすると10数枚必要になる。

いつかはかかねばならない恥なら早く洗礼を受けよう、外聞は考えずこれまでに描いたもの全部を出した。計算していたかのように台紙2枚を埋めることができ、ノルマを達成した。

繊細な花びらの模様、大胆なタッチの野菜、口に運びたくなるような無花果、百登山を果たした記念の登山靴など先人の描く対象は幅広い。そんな作品を見ながら、焦らずにやっていこう、台紙に貼り終えたときそう思った。

(写真:出品の1枚、何に見えるでしょうか)
                      (押してください)
                      blogram投票ボタン
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

剣 幕

2009年10月29日 | 生活・ニュース
               

そのお店の有名度は知らないが、ケーキ類は何度か「いただき物」で味わった。美味しいかった。そのケーキ屋さんの新しい店舗が開店。食料品買物の続きに立寄ったが長蛇の列、200人以上かと思う老若男女。

幾つもの箱を抱えた人に聞いたら「7時から並んでやっと買えました」と返って来た。開店の10時から30分以上も過ぎている。店の入口近くになった人は携帯で仲間を呼び寄せている。3人4人と列の途中へ入り込む。

最後尾に並んだ。私の後も列がつながっていく。少し離れたところで携帯で話していた中年の男性が近づいてきて「また、(列)長くなった。数にかぎりがありお買い上げいただけない」と、さして丁寧でも気の毒気味でもない言い方で話しかけた。

嬉しそうだった奥さん方の顔つきが一変した。「買えるか変えないははっきりしなさい」「こういうとき他店では個数制限している」「個数制限は常識だ」「列の途中に入るのを何故止めないか」次々に主婦の声が起こる。

ドラマでは見るが遭遇は初めて。こういうことは主婦の役目かと聞入る。10分くらいしても列は半歩も進まない。オープニングセールは諦め列を離れた。こんなことだから「美味しい」というものに縁遠いことは自覚している。

お店のためにひと言。「数に限りがございますので、お早めにどうぞ」とは広告に印刷されている。が何か工夫があってもいいかな、と考えた。

(写真:開店売り出しの広告の1部)
                    (押して下さい)
                    blogram投票ボタン
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

渋滞の車中で

2009年10月28日 | 回想
               

市内を貫く国道2号線。今の姿に拡張されたのはおよそ50年くらい前。工事の進行を眺めながら「いったいどんな車が走るのか」と楽しみでもあり疑問にも感じた。

それから10年余、生活の交通手段であった公営バスが減便になり、市内の3交替勤務者に支障が出始めた。特に23時交替の出退勤者の手段が不便になった。

それに反比例するように自家用車を使う人が多くなった。会社でも駐車場の確保と整備が急がれた。経済は右肩上がり、新車発表があると、しばらくすると駐車場でその車を見かけることは珍しくはなかった。

高速道が開通するまで、盆暮れの帰省ラッシュでは10キロほどの通勤距離を2時間くらい掛かったこともある。ここは「幹線道路だ」といやおうなく認識させられたものだ。

今、車社会が温暖化ガス発生の大きな要因とされている。その対策のための規制が定められ、利用者への各種支援が始まった。そこにはこの便利さを手放すことは不可能という前提がある。

事故か工事か、この渋滞の原因なんだろう、全く進まない車は只の箱。そんなことを思いながら、丁度40年前、車を購入した頃のことを懐かしんでいた。

(写真:国道2号線の交通状況)
                (押してください)
                blogram投票ボタン
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マツタケの味

2009年10月27日 | 生活・ニュース
               

先日のある新聞のマツタケについてのコラムの1節。やっと見つけたデパートでは、大ぶりな2本入りに8万4千円の値札が。「ゼロが一つか二つ少なければ」とため息が出た。

産地で100グラムが1万円強とか。これが市場に登場したら・・・、とても口にすることは不可能。おまけに今年は不作で、10分の1くらいの収量予測という。ますます口には入らない。全量予約で大都市の料亭へ出荷しますとインタビューに答えるお店の人も。

今年の不作は厳しかった残暑、9月の降水量が平年の数分の1と少なかったことが大きな原因とニュースで流れた。下草の手入れなど人手不足も影響しているようだ。

秋の味覚の代表であるマツタケ、子どものころは珍しくなかった。山遊びで毒蛇のハミには注意してもマツタケは気に留めなかった。そのくらいごろごろとしていた。いつ頃から珍重されるようになったのだろう。

近所のお店に「マツタケ発送承ります」の張り紙ある。正直に「カナダ産」と産地表示がされている。少し白っぽいそれは大型のキノコに見えて親しめない。そんな事もあってわが家ではまだ口にしていない。今年はマツタケを料理して食べることがかなうのだろうか。

(写真:このくらいのマツタケの炭焼きが1番おいしい)
                          (押してください)
                          blogram投票ボタン
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シャッターチャンス

2009年10月26日 | 生活・ニュース
               

デジタルカメラについて「撮った映像を電気信号に変換し、フラッシュメモリなどの記憶媒体に記憶する。簡単にいえばフィルムに相当する部分をフラッシュメモリで置き換えたもの」程度の知識は持っている。静止画と動画の2種類ある。

写真機を見ればみんなデジカメに思える。携帯電話のそれも含め何時でもどこでも簡単に写せ、今は生活の必需品になっている。小型化・軽量化・高性能化へと日々進化する姿は目を見張る。

そんなデジカメを使い始めて長い月日が経つ。撮った枚数は分からない。便利ではあるがひとつ難点というか不満な点が改善されていない。メーカーでは分かっていると思うが、狙った瞬間が写せない、これは世にゆうバカチョン方式の話である。

今だ、とシャッターを押す。すぐに液晶モニターで確認する。ひと呼吸後の姿が液晶に表れがっかりする。特に動体の場合に強く感じる。フィルムで1眼レフを使っているときには全く感じなかった時間差だ。

このシャッターの遅れをあらかじめ見込んで動体を写したと書かれた写真をブログで拝見した。それはプロの方の撮られたもので、書かれてなければシャッターの時間差など全く感じなかった。考えればできるのだろうか。

庭のノボタンを撮っているときこんな時間差の中で蝶が撮れた。狙ったものではない。蝶が偶然飛び込んできた。それもいい位置に。デジカメへの不満解消をさせてやろうという蝶の気づかいに感謝した。

(写真:偶然撮れた蝶の姿)
                   (押してください)
                   blogram投票ボタン
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

干支のトラ作りに挑戦

2009年10月25日 | 陶芸
               

今年もあと2ヵ月と少し。おせち料理のご予約コーナーが地方のスパーにも出現した。といってものぼりが立てられ見本の写真が貼られているだけで、時期として早いのか、不景気だからなのか、専任の担当者の姿はない。立止まって写真を眺める人もまだ見かけない。

そういっても日本の正月には欠かせないのが干支。来年は「寅」年。干支では寅とくが、年賀状の絵姿は虎が使われる。寅は方位や昔の時刻の呼び名で賀状にはなじなまい。私の起床時間は寅の刻。

そのトラ作りに参加した。見本を身ながら粘土でパーツを作る。胴に頭をのせる。羽織を着せ襟をつけて帯を書く。次が難関の顔作り。目と鼻をつけ口を切り込む。耳をつける。特長である縞模様をつけて完成。

家族連れで陶芸をしていた子どもたちが「ワー面白そう」と寄ってきた。猫と言われないことを祈りながら「何に見える」と聞いた。一番上の子が「トラ」と即答してくれた。子どもは正直だからと心底「ホット」した。

素焼きして色づけして釉薬をかけて完成までにはまだ時間がかかる。「虎は千里往って千里還る」と勢いが盛んな様子言い表す。来年はぜひ勢いのある日本にして欲しい、そんな願いもこめて2頭作った。

(写真:愛嬌の感じられる見本のトラの後ろ姿)
                      (押してください)
                      blogram投票ボタン
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Windows7への期待

2009年10月24日 | 生活・ニュース
               

仕事でも私用でもパソコンのソフトはMS社のWindowsだけで今日まできた。これからも変わることはない。理由はなれているから、ほかを知らないの両方だ。初期のころのロータス123が懐かしい。

Windowsも95からVISTAまで使った。自分にはXPが1番使い勝手のいいソフト、それ以上を望むスキルの無いことが理由だ。そして新しく「Windows7」の発売が始まった。VISTAのそれから3年あまり、制作者の身勝手も感じる。

今回も発売開始前から店頭にそれを求める人の列がニュースで流れた。ゲームソフトの発売でも、携帯電話の発売でもしかり。長く待つ人は日にち単位で列に並ぶという。すぐに仕事は学校はどうなっているの、と思う。

Windows7は速度・互換性・操作性などVISTAより優れているという。後発ソフトだから当然といえばそうだろうが、期待する声は多い。店頭も広告もこれ一色に変わった。業界は大きな期待を寄せているが、様子見のユーザーが多いという。自分も先駆者の話が聞けるまで静かに資料を眺めていよう。

(写真:勢ぞろいしたWindows7搭載のパソコン紹介)
                         (押してください)
                         blogram投票ボタン
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

頬かむり

2009年10月23日 | 自然 季節
               

早朝ウオーキングで夏ころから出会い始めた人。その時マスクを使用され、右手で杖をついておられた。歩幅は足の大きさほど。マスクで顔ははっきり分からないが80歳代ではなかろうか。

初めて出合った日「お早うございます」と挨拶したら声は聞こえなかったが会釈されたように思えた。しかし、歩く途中で体調でも悪くなられたのかと心配になり立止まって見ていた。ゆっくりだが確実に進まれ安心した。

ある朝、警察のパトカーが停まっている。見るとマスクの老人に警察官が話しかけている。あの歩かれる姿を見たらちょっと心配になる。警察官もそう思って声をかけたのだろう。しばらくしてパトカーに追い越された。

朝の風が冷たくなった。あのご老人がタオルの「頬かむり」姿で歩かれ始めた。マスクはつけたまま。頬おかりを知らない人もあろうが、あれをすると実に暖かくなる。冬に女性がショールを頭からかむるのと同じスタイルだ。

各地の紅葉便りが掲示されたというニューを見た。まだそれほど目に留まる所はないが、一枝二枝だ先駆けた紅葉は見られる。これからひと月ほどは紅に黄など自然美術館が楽しませてくれる。それにつれて風は強くなり寒さが増す。あのご老人はそれでも歩き続けられるのだろうか。

(写真:部分紅葉の始まった吉香公園の紅葉谷)
                      (押してください)
                      blogram投票ボタン
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祭りとフェスタ

2009年10月22日 | 回想
               

 ♪村の鎮守に神様の 今日はめでたいお祭日 
   どんどんひゃらら どんひゃらら どんどんひゃらら どんひゃらら 朝から聞こえる笛太鼓

秋は祭りの時期。子どものころお祭りといえば神社を中心に行なわれる祭礼がほとんどで、豊作や大魚、健康や成功などを祈るものとしていた。「村祭」の歌のような祭りは少なくなった。

もうひとつは厳粛な祭礼とは異なり、お祭りの期間だけは普段味わえない経験ができたり賑やかさや活気、それがお祭りは楽しいと思わせたのだろう。

とはいえ10月は神無月と呼ぶ。出雲で開かれる神サミットに八百万の神が集うためほかの地では神不在が起きている。神が留守の間に騒ごうなんてことが祭りの起源てことは無いだろう。

近年、神社仏閣を中心とした「祭り」や「まつり」は事情があって賑わない。かわって「フェスタ」が増えた。フェスタはイタリア語で「祭りや祝祭」などの意味があり、洋風な言いまわしになった。フェスタの多くは神社仏閣などとは縁の無い催しのようだ。

氏神様の祭礼の日は細い藁縄が軒下に張られ、それに真白な御幣がつけられる。子どものころはこの手伝いをした。通りの両側に並んだ御幣を眺めると、日ごろの腕白がその時期だけは静かになった。

日本家屋と白壁と御幣、タイムスリップしたような光景に出会いほっとする。遠くから焼イカの匂いやかき氷の音が聞こえてきそうだ。

毎朝、ウオーキングの帰り、昨日の無事を感謝し今日の安泰を願って氏神様へ2拍している。その氏神様の祭典が終わった。

(写真:あまり見かけなくなった厳守なお祭りの光景)
                         (押してください)
                         blogram投票ボタン
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする