日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

物を大切に

2024年01月31日 | 生活・ニュース

 「断捨離とは、不要な物を断ち切り、物への執着心をなくすことで、身軽で快適な生活や人生を手に入れようとする考え方のことです。 断捨離のそれぞれの文字には、断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)の意味があります」と解説がある。日々のブログ訪問でも実行の記事にはよく出会う。

 およそ30年前に終の棲みかへ住み始めたときは、祖父母と両親の時代からの物は多くを処分したり、知人が貰ってくれたりで身軽になった。しかし、今は八十路の夫婦二人の生活だが、時間の経過とともに新しい物が居ついてきた。ゴミとして処分できる物、回収品として活用される物などはその都度処分しているが、世にいう断捨離には遠い。

 処理をどうするか悩んでいる一つに本がある。引っ越しの時にも思い切って処分した。催事でのバザーに段ボール箱で何箱か出したが、残っているのはそれなりに思いがある。私が没した後で残った家族は処分に困るだろう、そんなことを思いながら思案していたらいい処分先があるようで、少し調べてみようと思う。結果が良ければまたこの欄で。

 市で回収されるガラス製品の瓶、これは幾つか捨てずに利用している。義姉も義妹も妻もこまめにジャムなどを作り、交換し合っている。軽いプラ容器は使わないようだ。このくらいなら断捨離の時に苦労なく資源品回収に出せる。捨てるとは不用なものにする、見はなす、投げ出すなどあまり好きな言葉ではない。

 (今日の575) 思い出は邪魔にならない古くても
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錦帯橋かいわい

2024年01月30日 | 町かど

 ある待合室の書架で「錦帯橋かいわい」という一冊が目についた。日の出を迎える橋の陰影が目につく。手に取り繰ってみると、錦帯橋周辺の在りし日の様子が写真とともに載っている。知った顔や商店街や行事など懐かしい。以前ご当地検定を実施したことから、こうした記事などへの興味が続いている。発行は中国新聞社で2005年3月とある。書店購入は無理だと初めて本を通販購入した。

 昨年は錦帯橋創建350年で各種のイベントが開かれ、錦帯橋への関心が高まった年だった。
掲載の写真を眺め、記事を読むと、かつての街の賑いや活気が昨日のことのように蘇り、読み終わった頁をしばらく見つめる。記事にある名前の人らの姿には活躍されていた姿を思い出す。
 
 しかし、時の流れとはいえ、今は掲載の店々を含む多くが閉店や移転などで閉まり、シャッター通りとなっており、残念ながら収録された頃の賑いは消え、人通りもほとんどなく、あたりは寂しくなった。
 
 この界隈はよく散歩している。読後感、ここは錦帯橋から数分と掛からないに場所にある。ここを昭和時代の商店街に復活をさせれば賑いが戻るのではと、夢のような空想が湧く。現実は今風に建て直しの新築や更地は駐車場に変わるなど、時代姿を残すのは容易ではない。そんなことを思いながら、数年前、百年続いた店を閉じる女店主が「涙は枯れました」という潤んだ声は忘れられない。

 (今日の575) 小店は大型店に蹴散らされ
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裏金はありません

2024年01月29日 | 生活・ニュース

 確定申告に欠かせない社会保険料の「保険料納付済確認書」が先週金曜日の午後に届いた。準備していた確定申告書を完成させ還付金の額を確認する。今朝、所轄の税務署へ申告書提出に行った。これまでに経験したことのこの無い大勢の提出の人で長い順番待ちになった。ざっと見ると年配者が多く、若い人は30台くらいの夫婦連れの一組だった。

 ネットでの申告がPRされる。この時期には有名人がサポートを受けながら手続きし「簡単です」と笑顔でアピールする映像が流される。税務署からの通知もそうなっている。数字入力を間違わなければ税額は正確に出る。これは申告書でも同じ。私は課税の内容を知るためにあえて申告書で提出している。

 憲法は国民に納税の義務を課している。社会科で学習する3つの義務のうちのひとつになっている。申告書を作りながら、自民党派閥での裏金問題が頭をよぎる。何百、何千万円という現金がどういうつてでどう渡されたかわからない。そして、その金の使途が表に出せないという。使途が明かせないのは明かせば罰を受けるということだろうか。

 国会の改革論議を聞いていても、庶民の抱く義務への感覚と与党議員のそれは開きすぎている。議員は拘束されない、議員に都合よく抜け穴のある政治資金規正法を作り上げる。一般国民より議員には厳しい規制をかけるべきだ。立法府の姿勢が問われる。

 (今日の575) 裏金の裏にゃ入らぬ司法権
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冷たいのがいい

2024年01月28日 | 自然 季節

 冬が近づくころに今冬は暖冬、という予報が出された。暖冬は字の通りなら多くの人が望む暖かい冬のはず。クリスマスころからの寒さは一体どうしたことなのか、予報に疑問を持った。暖冬とは過去30年間の観測値を小さい順に並べ低い・平年並・高い各階級の出現率が等しく33%(10年)となるように決まっているという。地域の状況によっては差が起きるだろう。

 祖母が「寒い時は寒くないと畑の害虫が死なない」と言っていた。その真意は定かではないが、農薬などない昔、家庭菜園のために自学習したのだろう、何かわかるような気がする。気温の大きな変化は農業や水産業では収穫や漁獲への影響がもろに、すぐに発生している。当事者の苦労は生り知れない。

 人は寒い冷たいと閉じこもる。一方で公園の堀や錦川には数多くの冬鳥が寒さ冷たさの中、波紋を残しながら落ち着いた姿で川面を滑っている。目視で数十羽もの集団が同じ方向に向かって波紋を残す様子を先日、橋上からしばらく眺めた。どれが指揮を執っているのか分からないが、自然界の秩序は素晴らしい。

 昨年の9月から実施中の「電気料金の特別措置」が12月までの予定が今年5月使用分(6月支払い)まで延長されることになった。例年になくエアコンの駆動時間が長いように思うが、電気・ガス価格激変緩和対策で家計は少し助かっている。水鳥のような体躯は無理なので着込んでいよう。

 (今日の575) 水鳥の描く波紋に嘘はなし
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インバウンド

2024年01月27日 | 生活・ニュース

 名勝・錦帯橋への観光客、散歩していても新型コロナ5類移行後は海外の人らを含めて増えていることがわかる。マナーという点でちょっと甘心出来ない国もあるようだが、写真を撮ることにおいては国内外の差はない。子どもから高齢者までスマホ撮りが多い。撮ればその場から親しい人に送信できる、手から離せない同志みたいなものになっている。

 その日は冷たい風の日だった。錦帯橋岩国側わきにある老舗旅館の入り口に小さな池がある。池には錦コイが泳ぎ水車が回っている。これぞ日本の庭、和風旅館にはお似合だ。軽装の外国人観光客の数人が仲間同士で動画を撮っている。その楽しそうな嬉しそうな光景はいずこも同じ光景だと思う。

 そうだ、最近は、訪日する外国人観光客なんて表現は時代遅れで、いつからか「インバウンド」と呼ぶのが普通になっている。来日するベストテンはアメリカ以外はアジア地域が占めている。グローバル化の波に乗り遅れているわが身、文字で知るしかついていけないが、文字だけは読んでついていきたい。

 その文字情報、カタカナ語が散乱している。最近は法律類もカタカナで表現するえらいさんと言われる人らがいる。「日本語で表現してカタカナならこうなる」と言うならわかるが、日本語が括弧の中に載っている。放送の話し言葉でもやたらと使われる。これは文字以上に分かりにくい、英語苦手な高齢者の愚痴でした。
 
 (今日の575) カタカナもひらかなもみないわれあり
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利用者の減少

2024年01月26日 | 社会 政治

 昨年の暮、旅程の都合で新幹線でなく在来線で孫が初めて帰省した。ということで岩国駅に迎えに出た。改札口で待っているとき、ひょいと見た時刻表に「えっ」と驚いた。広島方面への上りは30分に1本、下り柳井方面は1時間に1本、その削減に驚いた。

 鉄道利用者の減少による減便・廃線はよく報道される。それに伴うその地域への影響も大きく、一鉄路の問題だけでは済まない。当地では第三セクターが赤字続きで「存廃を掛けた検討会」が自治体を交えて発足している。20年弱で沿線の人口が4割減少という現実、小中校の統廃合、高校の分校の廃止など、表立った状況は芳しくない。

 山陽本線の海岸線側が開通するまでは本線と称していた現在の岩徳線、ここも利用者減で困難な問題が起きている。といって私は両方の路線をもう何年も利用していない。利用する機会がないのは、日常の移動はちょいと車での範囲ですんでいる。仕事で新幹線や夜行寝台を頻繁に利用したことを思えば乗り方も忘れているかもしれない。

 現役の頃、広島方面への外勤がしょっちゅうあった。当時は1時間に6から7本の列車便がり列車の時刻を気にしたことはなかった。それが30分に1本となっていたので驚いた。下りも半数になっている。利用者の減少は報道では目にするが、これほどとは気づかなかった。バスもタクシーも厳しい、高齢者増も併せ公共交通機関の在り方に関心を持とう。

 (今日の575) 六角の呑み鉄の旅羨まし
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可愛いでしょう

2024年01月25日 | 陶芸

 陶芸という言葉を辞書的にいうと難しい言葉の解説もあるが、ある程度の美的価値を供えた実用品を作ること、そんな感じがする。そうしてみると所属する「陶芸クラブ」の陶芸は重たい同好会になる気がする。しかし、始めた人は陶芸の前に「ゆゆ・遊・」とつけている。「ゆう」は教室のある地域の略、「遊」は文字どおり楽しく粘土と遊ぶこと。

 発足は平成20(2008)年というから高校2年くらいの時間が過ぎている。8月は施設の都合とメンバーの夏休みで休講、それ以外は月2回の教室で1回は昼食を挟んで4時間くらい粘土と格闘する。メンバーは高齢者ばかりで、事情があって自然減少している。年齢もあってか口ほどに手は動かないものだと、反省をしながら楽しんでいる。

 それでも展示会やその会場での販売、地元の新聞やテレビ局の取材など発表の機会もあり楽しんでいる。会のブログでは会員の粘土との格闘を載せている。先日はそんな写真を利用して会員の姿を代表が一葉に収め全員に配布、記念になり喜ばれた。

 発明家は轆轤の自動回転機具を自作し使用。家族や知人からのリクエストに真剣に応える作品。各種の催し時の来場者へのお土産にと余った粘土で小作品を何十個も作る人。実用品から鑑賞作品まで思い思いの粘土作品は「世界に一つしかない逸品」と楽しんでいる。そんな姿に孫のような講師は笑顔で応えてくれる。

 (今日の575) 粘土との相性合えば良い作に
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男性投稿第1号

2024年01月24日 | エッセイサロン
2024年01月23日 中国新聞セレクト「ひといき」掲載


 「エツ、この方が」の書き出しで始まった先日のこだま欄で、男性の投稿を驚いた様子が書かれていた。読み始めて「この方」とは私のことだと分かった。
 こだま欄が、週1回でも男性に開放されないかと思いながら読んでいた。担当者から「別コラムへの投稿ですが、こだまへ掲載したい」と電話をもらった。女性向けなのにと問うと「男女を問わすの掲載に変わります」という答え。かねて思ってきたことが実現するのだ。電話の前で顔の見えない担当者に頭を下げた。
 掲載された朝、こだま欄に掲載経験のある女性の知人たちからLINE(ライン)で、「男性掲載『第1号』」 「祝1番」とお祝いの言葉をもらった。
 振り返っても1の付く順位を手にしたことは思い浮かばない。男性の初回がたまたま私だった。よわいを忘れ、うれしかった。
 こだま欄は、還暦を過ぎた。長い歴史の中で、多くの人の歩みを紹介し、感銘を与えてきた。それらは女性の感性だったが、これからは男性のそれも加わり、より面白くなるだろう。
 私の投稿歴はまだ20年に満たないが、これまで通り飾らない言葉で、思ったことや考えたことを書いていきたい。脳活に役立つことも願いながら。

 (今日の575) 朝一番新聞開いて知る掲載
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30分で何処まで

2024年01月23日 | 生活・ニュース

 今日はあの方に行ってみよう、そんな散歩はまれで、気の向くままに歩いている。向かう方向は玄関を出て門扉を閉めて家の前の辻に出て決まる。それでもひと雨きそうな曇りの日は近くを周回している。だいたい1時間くらい当てもなく歩く。見かける人からは、なんだ、と見えるかもしれないが当人はいたって真面目なつもりだ。

 先日は、30分歩くとどこまで行けるか、小さな横道も知っている地域に向かって出発した。おおよその目処はたてて出発した。おやっと目に付くものがあればデジカメを向けるいつものスタイルは変えないで歩いた。最初に目処とした四つ角へは5分早く到着した。それから5分歩いて、目指した地域のはずれ近くまで達した。

 別の道を折り返してちょうど1時間で玄関に戻りついた。歩数は7千200歩とでた。このくらい歩くと、外気は冷たいが、体はうっすら汗ばむくらいに温まる。空気は乾燥しており冷たいお茶が美味い。

 この日出会った散歩中の人は1組、ご夫婦に見えるが私より年配の方。杖をつく妻を夫が支えるようにゆっくりした歩き、日課なのだろうか穏やかな連れ合いに思える。我が家もいつかこうなる時が来るかもしれない、正直な気持ちでそう思う。どこまで歩かれるのだろうと思いながら挨拶を交わしてすれ違った。揃って外出できる姿にエールを送った。

 (今日の575) 歩数計歩幅の縮み反映し 
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詐欺手法の新手

2024年01月22日 | 生活・ニュース

 ETC利用照会サービス(登録型)では、お客さまのアクティビティとセキュリティを確保するため、450日以内にログインがない場合、ユーザーIDを自動的にログアウトする仕組みを設けています。解約予定日は「2024年01月24日」となっておりますので、お手数ですが、ログインと個人情報の更新をお願い申し上げます。

 これは新しい特殊詐欺のメールの一部。この後に手続き内容が載っている。これまでも日本高速道を語り「ETCカードの期限が切れる」という内容のメールは何度も届いていた。更新の直後に届いたことあり、笑い話にしかならない。

 これは最近発生した詐欺メールらしく自治体の生活センターから10日ほど前に「ETC利用照会サービスを騙ったフィッシングメールにご注意ください!」に続けて「ETC利用照会サービスや各高速道路会社では、メールに記載のリンクや二次元コードから、個人情報やクレジットカード情報の入力を求めることはありませんので、個人情報等を絶対に入力しないようにしてください」と発信している。

 最近は銀行、証券、カード会社などを騙る詐欺メールが届か無くなった。どれも利用していない中央圏が舞台の企業で、そのどれにもお世話になっていないので応答することはなかった。次第に手が込んできているというから、ワンクリック百万円、という初心の頃に教わったことを守ってい凝る。

 (今日の575) 宛先がアドレスで来るこりゃおかしい
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