日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

満開と腹八分

2015年03月31日 | 自然 季節


 「腹が減っては戦ができぬ」という。腹ごしらえをしっかりしておかないと、よい働きはできない。何をするにも十分な準備が欠かせないということわざ。これは万一の時の備えへの例え。一方、「腹八分目に医者いらず」という。腹いっぱいに食べないで、八分目程度にしておけば健康でいられる」とことわざ。腹八分目に病なし、とか腹も身の内ともいう。

 各地の花見を楽しむ光景が映される。弁当も飲み物も昨年を上回る金額という。景気が上向いているのか、これからに期待しての持ち出しか、華やかな宴になっているようだ。

 人は満腹が好ましくないことを桜に学んだのかと思った。それは、桜の満開は八分咲きの状態の時と気象予報士。このころには、最初のころに開花した花が散りはじめ、桜本来の花の色で、一番美しいとき、それが満開という。グラスに散り花が入るのを好む人は、満開の情報を得てから2~3日後のお出かけがいいとか。

 写真の桜と錦帯橋は今夕4時半頃、TVのライブ映像を撮ったものです。カメラは民放がこのシーズンだけ錦帯橋畔にあるホテルの屋上に設置する。そこは実にいいポジションで、先日、楽しませてくれるのはあのカメラかと見上げながら通った。一日に何度も映されていて参考にしている。明日から天気予報は下り坂、気になるところだ。
 
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子どもの安全

2015年03月30日 | 生活・ニュース


 家の車庫前に自転車をとめ男の子がヘルメットをいじっている。声をかけると「ヘルメットがずれる」という。見るとあご紐のストッパーがゆるんでいる。現役時代の前半はヘルメットを着用して化学プランとの運転に携わった。それだけにその重要性はしっかりと認識しており、頭になじんでいないと着帽の効果は薄れる。

 自転車もヘルメットも新品なのでたずねると「小学4年になったのでばあちゃんが買ってくれた」という笑顔がいい。あご紐をその子の顔に合うよう調整し、着用の感想を聞くと、両手で揺すって確認し、丁寧な言い方で「ありがとうございました」と言い残して走り去った。

 最近、自転車による事故件数が増加している。それに伴う被害・加害の関係が訴訟に発展している。時には一生涯背負うような賠償金額も判決として出ている。万一の被害のときヘルメットを着用で被害が軽減できるかもしれない。親は子どもが自転車に乗るときヘルメットを着用させる義務を負うことになっている。

 仕事で貸与されるヘルメットは機能優先で色や形状は今ならダサイの代表の一つだろうが、特に関心を持つことはなかった。今の子どもらのヘルメットはカラフルで形状は多彩、TVドラマに出演かと見間違う。SGマークもついていて安心して使用できる。子どもの自転車運転は子ども任せでなく周囲も気を配って守ってやろう。
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春本番へ

2015年03月29日 | 自然 季節


 桜開花を載せた翌日、錦帯橋畔の開花宣言が出された。さて今年はどんな花になるのだろう。それにしても心配なのは雨、この時期は菜種梅雨で雨の日も多い。来週後半は花を見るには最適のころになるが、雨予報が出ている。数日先のことだから的中しないことを祈る。

 水ぬるみお堀の水鳥もシンクロをあちらこちらで演じている。一カ所に集まって演じてくれると撮るには助かるが、人間の勝手な願いは通じない。間もなく飛び去るころに備えての調整中かもしれない。

 春日和の大安の日、近くで地鎮祭があった。これは工事を始める前に行う祭事で、土地の神を鎮め利用させてもらうことに神の許しを得るために行う。このことが工事の無事を祈る安全祈願になる。雅楽の聞こえる厳かな様子だった。

 近くで行われていた年度末恒例の複数の道路関係の工事が終わり通行規制も解けこれで新年度がやってくる。真っ黒なアスファルトが日ざしに光っている。完成してほっとしているのか片づける作業員の動きも何がしか軽やかに見える。
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地方紙にヒント

2015年03月28日 | 社会 政治


 新聞の分類で全国紙、地方紙、地元紙などがある。全国紙は国の全域又はほぼ全域を販売対象とする新聞、地方紙は特定の地方を販売対象とする新聞とある。地方紙のうち販売地域が複数の都府県にまたがるものをブロック紙と呼ぶ。北海道新聞、中日新聞、西日本新聞の3紙だが東京新聞、河北新報、中国新聞はブロック紙に含める場合も多い。

 地方紙やブロック紙など分類は別にして紙面に載る記事は政治・経済・社会・スポーツ・健康など全国紙と大きな違いはないが、その取り上げ方は地域を主体にした記事になる。地域での取材力は全国紙をしのぐが、国や世界の記事は共同通信の配信による。在京TV局が派手に扱う話題も地方紙でベタ記事のこともありその逆もある。

 そんな地方紙のひとつ中国新聞を購読している。Gの黒星を喜ぶ程度だった野球への関心が中国新聞を読み続けるといつのまにかカープフアンにさせられる。時々、洗脳や教育とはいかに恐ろしいものかを感じる。その新聞、プロ野球開幕の日の朝刊の特集は特別編成、前田健太と黒田博樹両投手の揃い踏み、他紙では出来ない。中日新聞もこれに似ていると聞いたことがある。

 地方紙は全国紙に比べ政治と経済関係が少ない、と見下げた評を読んだ。それは地域の生活密着型記事の多いことが理由の一つという。国は地方創生策を模索している。そのヒントは地方紙の主張や記事の中にふんだんに載っている。政策立案者、全国紙の編集者も地方紙をしっかり読めばいいヒントが見いだせる。
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レシートの効用

2015年03月27日 | 生活・ニュース


 電気量販店の支払いをクレジットカードで精算しながら「領収書」を請求した。レジで何がしかの操作が進んだところで「暗証番号」を入力し少し待つ。「こちらがレシートでこちらが領収書です」とのぞけて、領収証には担当者印を押す。大昔ならカーボン紙を挟んだ領収書へ別書きしていたが科学の進歩は小さな合理化を図る。

 領収書もレシートも代金を受け取った側が支払った者に対して金銭を受け取ったことの証として発行するもの。その区分は、領収証には支払者名や受領側の印鑑などがあり、レシートには宛名などは無い。レジ担当者の「レシートと領収書」の使い分けが分かる。

 およそ1年前の消費増税後から1円単位の値段表示が増え、支払いに不便を感じていた。スーパーでは不便さ解消と効率化のため工夫している。現金をあらかじめチャージ、と英語風に言えばかっこいいが、お金を預ける。買い物の代金は預けから精算する。現金のやり取りがなくレジの待ち時間も短縮されていいことずくめに思える。店は預かった金に金利はつけないからこれまた笑いが出る。コンビニは若者、スーパーは高齢者の図式があるからスーパーは高齢者優遇のポイントサービスを高くする、勤務経験者の話に頷く。

 スーパーのレシート分析でダイエットに成功した記事が雑誌に載っていた。分析の結果はお菓子の量が多い、それも夜遅くに買い食べていた。この買いと食べ方を止めた。1カ月で体重が3キロ減り、ストレスも軽減したのは女性。家計簿に金銭転記だけでなくその中身と時間にも注意を払えば節約とダイエット、これもまた一挙両得、試して見られては。
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錦帯橋の桜

2015年03月26日 | 自然 季節


 各地から桜開花の情報、傾向として少し早めの開花のようだ。名勝・錦帯橋畔と奥座敷の吉香公園は染井吉野3千本という桜の名所としても知られている。公園は四季を通して味わいある一帯だが、桜の季節の華やかさは別格で年間を通じてもっとも賑わう。

 そんな桜の名所の標本木は横山側の錦帯橋たもと、上流側の石段の真ん中にある。「tatu_no_koさん咲いていますよ」と標本木に桜が咲いたことを教えてくれたのはそばで仕事をしている知人。探すと白い花びらが1輪、少し上向きに咲いている。桜は上から梅は下から見るものの諺通り錦帯橋を見上げている。公園内でも1輪から数輪ほどの開花した桜を数本見かけた。開花宣言はそこまで来ている。

 錦帯橋上流の茶店も開店、今日は川沿いの風が冷たいからだろう呼び込みは「暖かいウドンはいかがですか」、散策の人らに声を掛けるもとどかず、店内は閑散としている。来週の人出と天気が気になるだろう。

 染井吉野の古木は幹が空洞化する。樹皮だけで生きていて花を咲かせるその生命力には毎年頭が下がる。そんな幹の若返り活動が始まっている。土の中ではなく幹から出る「不定根(ふていこん)」が地面に届くように世話すれば樹勢が回復するという。公園には日本で2番目の長寿桜がある。樹勢を取り戻した桜が咲けば一段と賑わいは増すだろう。

 

 
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こんな日もある

2015年03月25日 | 生活・ニュース


 いつもならこんなことはない。突発で朝から忙しく出たり入ったり、パソコンを開いたのはいつもならパソコンを就寝させる時間だった。送信者には申し訳ないが50通ほどのメールをサア~と見る。同好会のブログには仲間の新聞掲載作品が載っている、めでたしめでたし。

 県内も桜の開花が宣言された。近くの小学校の桜のつぼみは明日にでも開きそう、学校は明日終業式と子どもらが話している。八代の鶴が北帰行を始めたという。いよいよ春だ。

 それでも最低気温が氷点下の夜明けの日もある。あるが「春眠不覚暁」であらわされる「春眠暁を覚えず」の通り寝心地のいい時期だが、早朝の冷気は目覚めをすっきりさせる。明朝もそんな予報が出ていてよい目覚めになりそうだ。
 
 

 
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練習艦せとゆき

2015年03月24日 | 地域


 高速船で柱島3島の黒島からの帰途、春霞にかすむ遠くの海上に海上自衛隊の艦船が2隻、かなりの間隔をおいて停泊している。久しぶりの艦船の姿に望遠を一杯にしてアップする。何とか艦船番号が読み取れるくらいには撮れた。それは練習艦「せとゆき」という。定係港は呉で、今月初めまで海上自衛隊初となる女性艦長が乗艦していたという。艦の種類などは知る由もなくネットが教えてくれる。

 艦の停泊している柱島沖の瀬戸内海一帯は、太平洋戦争前から終戦まで、海軍連合艦隊が艦船停泊地にしていた海域で、戦時中は出撃前の戦艦や巡洋艦など多くの艦船が停泊し「柱島泊地」と呼ばれた。1941(昭和16)年12月2日午後5時半、この海域に停泊中の戦艦長門から緊急の暗号電文「新高山登レ1208」が発信された。これは同年12月8日、ハワイ真珠湾を攻撃するという太平洋戦争の開戦を告げる内容だった。長門は当時、連合艦隊旗艦でこの停泊地には旗艦専用の停泊ブイがあった。

 その真珠湾攻撃、42年のミッドウェーなどの出撃拠点になったと資料にある。開戦まもなく呉海軍工廠で完成したばかりの戦艦大和もこの停泊地に合流した。開戦初めには20隻以上が停泊していた時もあったという目撃談が残っている。波穏やかな海面に浮かぶ遠くの自衛艦を眺めながらそんなことを思い出していた。

 柱島周辺の瀬戸内海が海軍の重要拠点であったことを知る人の少ないのは口止めされたからと古老の話。戦後70年の節目、平和都市広島に連なるこの海域が世界平和の泊地となれば、そんなことを思っているうちに自衛艦は遠くなった。 
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貴婦人の姿

2015年03月23日 | 生活・ニュース


 正月用に植えは葉牡丹、このところの暖かさに促されてか、それとも桜の開花便りに刺激されたのか、ぐんぐん伸びる。通りに面した花畑で十数本、子どもの背丈ほどに伸びた葉牡丹を抜き取っている年配の男性に声をかけると「よう楽しませてくれました」といい、花好きな人だろう次の花を植える畑を用意するので取り除くという。

 こちらは同じ正月に植えた葉牡丹、ぐう~んと伸びたそれを見て「ドレスを着た貴婦人を想像して楽しい。お洒落なパラソルを持たせてあげたい」と花好きな主婦のブログ。長く楽しませてもらったが伸び始めたのでそろそろ始末するか、という我が観察眼との相違は生まれながらの持ち合わせの違いだろうか。

 そうは言っても12月初め、オーバーに言えば植える場所に見合うよう一応の構想をもって苗の色と大きさを選ぶ。肥料を施しそれなりの配置を考え、家内の監督を受けて植え付けを終える。水やりそのほかは続けて面倒を見ている。だからどうだというわけではないが、萎びてみじめな姿になる前に抜き取ってやる、ことにしている。

 3カ月も門扉のそばで頑張ってくれた。貴婦人の表現を知ったので、もう少しその姿でいさせてやりたい、そう思って、抜き取りを数日伸ばそうと決める。
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ルールを守る

2015年03月22日 | 社会 政治


 卒業した中学校の自転車置き場、生徒の自覚からだろうか通学用の自転車がきちんと並んでいる。当たり前だ、当然なことだといえばそれまでだが、通りがかりに眺めて気持ちよい。社会で整理整頓は安全対策の決め手になる。綺麗に並べるこの姿勢をいつまでも失うことなく続けて欲しい。ハンドルに取り付けた荷物かごには同じ形の白いヘルメットが入っている。

 50年以上も前の中学時代、自転車通学は小学校がとなりの校区から通う生徒だけに許可、その生徒数は全校生徒の1割にも達しなかったと思う。今は統廃合で校区が変わっており自転車通学が増えているのかもしれない。いい自転車に乗っている。街で見かける中学生はヘルメットを着用しスマホや携帯操作をしながらの運転は見かけない。

 ところが、高校生はヘルメットなし、スマホに携帯操作をしながらの運転を時折見かける。自転車による事故は多く、加害者になれば多額の賠償支払いの判例がある。ヘルメット着用で大事な頭部を守ってほしいが、スマホと携帯操作運転はぜひやめてほしい。

 実は、今日の昼過ぎ、スマホ操作しながらの男子高校生の乗った自転車が小さな角を曲がってきた。右側を歩いていたがスマホ操作していることに気づき歩き止めたので接触せずに済んだ。ハッとしたのか、ひょこっと頭を下げていきすぎた。自転車は道交法で軽車両にあたり免許証は不要だが取り締まりの対象になる。スマホ操作をしながら自転車に乗るのは一部の生徒だろうが、小さなルールを守ることが周囲に迷惑をかけないで済むし、何より自分の身を守ることになる。 
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