日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

錦川鉄道社員の写真展

2024年07月18日 | 地域

 山口県で最長の清流・錦川は国名勝・錦帯橋の架かる川として知られている。この川沿いを単線で走っているのが錦川清流線で錦町駅からJR川西駅間が清流線だが、山陽本線岩国駅まで運行される。山陽山陰を結ぶ陰陽鉄道の岩日線は工事中止になり第三セクターとして運行されている。

 昨今は経営が厳しく、存廃を含めた検討会が設置されている。沿線住民はもとより社員皆さんが乗客増に向けて努力されているのは地元紙を通して知っている。そんな一環だろうか、錦帯橋から数分の所にある山口銀行錦帯橋支店で錦川鉄道社員の写真展が開かれている。

 沿線の四季を写し撮った20数枚の写真、ユーモアあふれる絵手紙などが支店の待合コー内に展示されている。写真を見ると、沿線を知っているつもりだが、乗車して楽しみたいという気になる風景が撮られている。ちょっと立ち寄って見て下さい。FBでは「撮り鉄の渾身の作品」と紹介されている。

 古い話になるが、17年前の春「清流線をPRしよう」ということで、同人仲間の数人が清流線全駅の桜の風景を撮り、大型のパネルにして西岩国駅と錦町駅で展示させてもらった。新聞のローカル面でも紹介されたが、清流線PRの先駆けだったのか、そんなことを思いながら展示写真を眺めた。

 (今日の575) 単線に揺られ眺むる四季の川
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美味しい野菜

2024年07月13日 | 地域

 片側1車線の国道、社名だけ記した先行の大型トラックは右折、その前も大型輸送車。こちらは長野ナンバーをつけているが、目を引いたのは後方扉のラッピング。「レタス生産量日本一 信州・川上村」と記入がある。長野県のレタス生産量は断トツ日本一、ある方のブログで拝見したことがある。

 レタスを掲げる親子とそれを頭に乗せた犬、広々とした農地の遠景にはアルプスらしき山が描かれており、新鮮さが伝わる。トラックは最大積載量11トン、とある。これだけのレタスをどこに納品するのだろう、そんな事を思いながら1㌔くらい追従していたら、国道から市街地に向かう地方道に右折した。

 野菜の生育は天候に支配される。このところの値段の動きの高低幅は大きい。野菜の価格は食に響く。TVで「子どの好きなカレーライスからジャガイモが消えました。変わりはナスやカボチャで量目を良くしている」、笑いながらインタビューに答える主婦の苦笑、そこからは黙々と食べる子どもの顔が見えるようだ。

 最近は暑さに強い作物を作る、という声を聞く。先日、暑さに強い米作りに切り替えたという農家の話を聞いた。新鮮な野菜を食べれる、という当然の思いが消えるかもしれない環境の悪化、軍備競争を控え人にやさしい地球環境を作る工夫、多少不便な世の中に戻ることを覚悟して政をして欲しいものだ。

 (今日の575) 生野菜パリパリ感よいつまでも
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鳥居の力

2024年07月05日 | 地域

 ほぼひと月に1度は歩くバイバス的な道がある。そんなひと月ぶりに通りかかったら、これまで気づかなかったものが2つ立っている。ひとつは「ごみ捨てを禁ず」「法律により処罰されます」の2項目が赤い鳥居の絵の上下に記されている。 そこには自治体の業務委託を受けて活動する会の名前がある。

 この坂道の上には行ったたことはないが、ここは農耕地で神社らしきものはないと思う。とするとこの立看はこの付近にゴミを捨てるな、と言い聞かすための物だろう。車の交通も散策する人も多くゴミは捨てにくいように思うが、それをやらかす者がいることになる。不法廃棄物の場所に鳥居を置いたら投棄が止まった話は聞いたことがある。

 その鳥居の掲示から数歩下がったところに妙なものが立っている。大きな柑橘類が3個、串刺しにされ、それが入っていたのだろう網袋がくくってある。何かのまじないだろうか。この付近は猪や猿が出没する、畑には防止対策がしてあるし、猪の荒らした痕跡は何度も見ている。丸のまま残っているので農獣はまだ気づいていないのだろうか。

 この坂の道を隔てた向かいの坂にはゴミが捨てられている。かつては電化製品が積み重なっていたがさすがそれは解消された。今はいろんなプラ製品が散らかっているが、どうして持ち帰らないのか不思議でならない。

 (今日の575)  捨てるなと鳥居の力かりて言う
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一番咲きです

2024年06月16日 | 地域

 どちらで表現するか年代によっても違うが蓮根・レンコン・れんこん、は当市の重要な農産物のひとつ、その名は広く知られている。レンコンはハスの地下茎、花の後に肥大化したもので。ハスとレンコンを混同して書いたものを見かけたが、食用になる方がレンコン。

 春の収穫を終えた蓮田に苗が植えられてまだひと月あまりと思うが、地下茎を育てるためぐんぐん伸びている。梅雨入り宣言はまだ出ていないが、根元には十分な水位があり、今のところ干上がる心配はなさそうで、農家の人は秋の収穫が楽しみだろう。そんな蓮田に一番咲きと思える白い花を見つけた。

 いわくに市民活動支援センター作成の冊子「岩国のへぇ~」に「岩国のれんこんは 村本三五郎が始まりだった!」によると、「19世紀初め(享和年間)岩国愛宕地区の村本三五郎が、当時の藩主吉川侯の命を受け、備中種を持ち帰り、市内門前地区に植えたのが始まりとされています」とある。今でも門前地区は中心産地として栄えている。

 食べるとシャキシャキした歯触り、粘りのある糸を引く腰の強さなどは、郷土料理の岩国寿司や大平には欠かせない貴重食材として重宝されている。ハスの花はお盆には欠かせない花として切り取られ出荷される。そのころの蓮田はまた見ごたえがあり、絶好の被写体となっている。インスタ映えするらしい。

 (今日の575) レンコンの穴の向こうに広がる世
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起きなくて良かった

2024年05月31日 | 地域

 自転車と乗用車の事故になるところだった。私が立って見ている小さな四つ角の向かいから乗用車、左側から自転車がくる。その距離間隔から何となく危ないな、そんな思いがした。それでも乗用車の前方には一旦停止線があり、自転車も見通しの悪い四つ角だから減速するだろうと思った。

 自動車は徐行をしたが一旦停止はしなかった。自転車は速度を落とさず左にハンドルをきった。「やった」と思ったが、自転車の若い男性は急停止し左足をついて止まったが倒れはしなかった。乗用車は徐行の途中でこちらも急停止した。自転車は若い人だから止まれたのだろうが、子どもや年配者ならあの急停止は出来ないだろう、そう思ううち、双方は何もなかったように行きかった。

 目の前のことに心配しただけ何か損をしたようだが、見通しの悪いところでは減速、一旦停止線では絶対に止まる、その必要性を改めて認識させてくれた一瞬の出来事だと思いなおした。そう思ったのも免許更新を知らせる通知が届いたばかりだからかもしれない。

 自転車の若い男性はヘルメットを着用していなかった。義務ではあるがこのヒヤリで着用に変わってくれればいいのだが。子どもはヘルメットを着用しているが成人のそれはめったに見かけない。着用してもあご紐を締めない人が多い。締めてこそヘルメットの威力が発揮される。慣れれば苦しくはない、経験から言います。

 (今日の575) スピードを抑えて曲がる裏通り
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カープ首位に浮上

2024年05月29日 | 地域

 写真は今朝の地元紙の見出し。最近のプロ野球情報はアメリカのそれが主役のように思わせる。特にTVはその傾向が凄い。アメリカ野球の方が視聴率が稼げるのかもしれない、まあ日本人選手の活躍が全米をにぎわせているという報道がそうさせているのだろう。嬉しいことではある。

 日本のプロ野球、昨日からセ・パ交流戦が開幕した。1試合雨天中止だったがセが3勝、パが2勝の戦績だった。広島カープはオリックスと対戦、初回の2点を守り切り初戦を飾る。カープとしては4連勝を飾りセ・リーグ首位に浮上した。鯉の季節が思わしくなかったがこのところの好調が続けばペナントへの道が開ける。

 バスケットボールの人気は高まる一方。そんなバスケのBリーグのシーズン王者を決めるプレーオフで、広島ドラゴンフライズ昨季王者の琉球に1度もリードを許さず勝利し悲願の初優勝を果たした。紙面では「下剋上を果たした」とある。この試合、地元紙では号外を発行した。

 広島ドラゴンフライズ優勝の瞬間、マツダスタジアム電光掲示板に、「年間チャンピオンおめでとう」とスコアとともに表示されたという。カープも首位に浮かび出た、今度はカープが年間チャンピオンを目指して2勝1負のペースでやって欲しい。サンフレッチェ広島も上位で戦っている。広島県人ではないお隣に住む者としてもこれからの盛り上がりを期待する。

 (今日の575) 3チーム勝って地元紙盛り上げる 
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カメムシ発生4倍に

2024年05月20日 | 地域

 月1回の仲間との共同農園の作業、専従者は居ないがリーダーが折々に立ち寄り雑草を刈り、追肥をし、耕したりと野菜作りの大方をされている。メンバーの作業日の主な作業のひとつは収穫になることが多い。先日は大根、ほうれん草、玉ねぎ、キャベツ、サニーレタス、カブなど間引きを含む野菜を収穫、しっかり分け前をいただいて帰る。

 緑濃い野菜を収穫中、暖かくなったんだ、思うひとつに虫が何種類も現れた。日ごろは静かで思いのままに畑を動き回って思いのままに野菜をつついているのだろうが、作業日はそうはいかない。毛虫がもぐもぐと急いで逃げる、今年初、見逃してやった。青虫が転がり落ちる、名前は知らないが赤黒い虫が飛び去る、春だと実感する。

 そんな中で多かったのは大小のカメムシ。これは何匹か葬らせてもらった。例年の何倍もの発生で夏から秋に収穫の果物類に大きな被害が発生する報道があった。地元紙の報道で山口県は平年の4倍以上の見出しが載っていた。クサギカメムシ(写真の右端)で、「暖冬に加えてエサとなるヒノキやスギの実である『球果』が多かったことで個体数が増えたのでは」と推測されている。

 ずいぶん前になるが、県北のリンゴ狩りに仲間と出かけたときにリンゴ園のいたるところに誘蛾灯が設けてある。農園主に聞くと「リンゴを蛾などから守るために欠かせない設備」と教えられた。報道から、これから農園ではこうした戦いの苦労が始まる。効果的な駆除方法はないのだろうか。

 (今日の575) 収量をがた落ちさせるカメムシは
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盆地の麦秋

2024年05月19日 | 地域

 麦秋は陰暦4月の異称。麦を取り入れる季節になる。子どものころの冬、少し伸びた麦の芽を踏んで親の農作業を手伝った記憶が残っている。「伸びた麦の芽トントントン 僕らは麦ふみ踏んでいく 踏めばこの根が麦の芽が しっかり根を張る葉を伸ばす」、うすら覚えだがこんな唱歌か童謡か分からないがあった気がする。

 どうして折角伸び始めた芽を踏むのだろう、そんなことを思いながら踏んだかどうかは記憶にないが、葉に行く水分を押さえ根に水分を与え張らすため、そんな話しを思い出す。歌にある通りの話しを納得していたのかもしれない。

 秋でもないのになぜ麦秋なのか、歳時記では「稲が秋に実るのでそれにならって麦の実るころを麦秋という」、こんな説明が載っている。周囲は樹木や雑草などの緑の中では黄金色に見えないこともないが、かつての時代にはこうして四季を楽しんで自然を愛でたのではなかろうか。麦という収穫への感謝も込めて、そう思う。

 かつては農園地帯だった一帯の稲田も麦畑も減少し、どんどん宅地化されている。食糧自給率の低下によるものだろうか。写真の一帯もかつては大農業集落だったが、最近は通るたびに新築や宅地造成が目に付く。交通の便のよいこの農地がいつまでこのままの姿で観る目を癒してくれるのか他人事ながら気になる。

 (今日の575) 麦わらを編んで作ったホタル籠
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ランドセル

2024年05月18日 | 地域

 「ランドセルはいつ買うの」、こんな質問を投げかけられても、我が家も弟妹宅も遠く過ぎ去ったことで答えられない。ただ今ごろはゴールデンウイークがピークと聞いたことはあるが、それを確認したことはない。GWで帰省した孫の好きなランドセルを祖父母が買う、1年近くも前のことになるが。

 ふと「ランドセルの購入検討は3~4月」というチラシを見た。それは1年先の新入生用のことだった。6割の人が8月までには決まるという。GWの次は夏休みがターゲットらしい。店頭で見ると価格は税抜き5万円台~8万円台と幅がある。予約注文らしく納期は7月から来年の1月くらいとある。任期のカラー、男児はブラック系、女児はパール系とある。

 選び方のポイントはいくつかあるが、背負ってみて重さや歩いての感じなどをいくつも試してみようとある。最近は軽量化、柔らかなベルト、タブレット収納など多くの工夫がされていいて、選ぶ方も苦労しているという。贅沢な苦労だから苦労とは言えない。

 そんなランドセルを背負って入学した1年生の通う近所の小学校は25日(土)が運動会という。昨日、練習につかれた様子の1年生の下校に出会った。迎えの祖父がランドセルを持っての下校風景だった。暑さの中での練習、1年生にはきついのだろうと見送った。頑張れよ1年生。

 (今日の575) ランドセル1年生には大きすぎ
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カラスの撃退

2024年05月15日 | 地域

 写真の奥側から歩いて来たら2羽のカラスが飛び立った。それはゴミ集積場に出された袋から餌を見つけ散らかしている現場だった。久しぶりにこうした現場を見た。積まれたごみは所定の袋に入って、白色のネットが被せてある。しかし、地面に接するところにネットを押さえる重しがなく、賢いカラスは餌の袋を引き出したのだろう。

 我が家の近くはこうした反省から方法を変えた。ゴミが見えるネットから見えないシートに変え、先端に長いパイプを取り付け、カラスや猫ではシートを持ち上げられないようにした。方法を変えてカラスや猫からの被害はなくなり、環境が良くなった。

 現役のころの古い話し。毎月、東京での前泊を入れて3泊4日の講習へ半年通った。宿から会場まで徒歩20分あまり、夜は繁華街に変わる通りを歩いた。一目で残飯類と分かる物が透明なポリ袋に入れて積み重ねられている。そこを歩くのが恐ろしほどカラスが集まって餌を食べていた。首都の一面を見て何か情けなく思ったことがある。

 こうしたカラスを撃退する方法が載っていた。カラスは猛禽類などの天敵に出会ったとき「警戒」「威嚇」「逃避」それぞれの段階で鳴き声を変化させる。その音を録音再生しここは危険な場所だと認識させ追い払うという。ただ、カラスは賢いので工夫は必要だが効果があるという。カラスに狙われないようゴミを出す側の姿勢がその前に必要ではなかろうか。

 (今日の575) 収集車箒をいつも積んでいる
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