日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

ポイントのさばる

2022年10月31日 | 生活・ニュース

 「ポイント」、大型店の会員になっていると商品を購入するとポイントが付く。我が家の受け取るポピントは100円購入で1ポイントで1円になる。チリも積もればなんとか、年月を重ねると金額はかなりになる。ポイント5倍の日、10倍の日という売り出しの日には客足は多い。同じ買うならそうなる。

 ポイントは商店だけではない。今は国や自治体も付与する。その典型がマイナンバーカード普及のため、これを取得し振り込み金融機関と健康保険証の登録をすると2万ポイントを付与される。取得すると便利になると宣伝される。個人情報漏洩などへの心配ごとについて、国民に分かりやすい説明はまだ聞かない。

 先日の市議選の投票率が50%を切り過去最低となった。その原因はその立場によって都合よい解釈が出る。投票率をアップする方法の一つに「投票した有権者にはポイントを」という笑い話が出た。ひといきついたところで「いや将来そうなるかもわからんで」、安易な投票率アップへの迷案策はどうなるだろう。

 英語など知らなかった子どものころなぜか「ポイント」は知っていた。それは鉄道の転轍機。踏み切番のおじさんが長い柄を左右に動かし線路を動かし列車の進行方向を変えていた。正確なポイントをつかみ、進路を切り替え、国民の生活向上と世界平和の構築に大きく寄与できる政治家に与えるポイントは多くても惜しくない。

 (今日の575) ポイントでカード作らすせこい策
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ハロウィーンの飾り

2022年10月30日 | 社会 政治

 ハロウィーン、特に関心もなく過ごしていた。近年、その日の人出が大混乱を引き起こしていることを報道で知る。東京では昨夜から渋谷では混乱を予想して警察による警備が始まている。お隣韓国では凄惨な事故が発生、多くの死者と負傷者が出た。今夜の渋谷がそうならないマナーとルールある賑わいであってほしい。

 そもそもハロウィーンとは何だろうかと繰ってみた。毎年10月31日に行われる、古代アイルランドに住んでいたケルト人が起源と考えられている祭りとある。この夜は秋の終わりを意味し、冬の始まりでもあり、死者の霊が家族を訪ねてくると信じられていた。死者の魂は、幽霊や妖精、悪魔などの姿をしており、家に戻ったときに機嫌を損ねないように食べ物や飲み物を用意しておくのが伝統である。

 現代では特にアメリカ合衆国で民間行事として定着し、祝祭本来の宗教的な意味合いはほとんどなくなっている。カボチャをくりぬいて「ジャック・オー・ランタン」を作って飾ったり、子どもたちが魔女やお化けに仮装して近くの家々を訪れてお菓子をもらったりする風習などがある。

 ここまで読んで、これまで起きたあのような騒動になぜなるのか思いが至らない。楽しむのはいいがマナーとルールをよく守って、渋谷の通りに大迷惑をかけることだけは慎もう。近くの家の出窓、ハロウィーンの飾りがひと月ほど前から飾られ足を止める人もある。この次はどんな飾りが登場するか楽しみにしている。

 (今日の575) 賑わいはマナー保って楽しもう
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八十路の語り

2022年10月29日 | 生活・ニュース

 快晴の青空。歩くには快適な気象条件。日差しがまぶしく少し下向きで歩いていた。「元気そうじゃのう」と自転車が止まった。彼は70年以上続いた店舗を最近閉めた同級生。理由は職人技の個人商店では商いが出来なくなった、閉店のお知らせを張り出しているときに聞いた。

 この年になると出会うとまずは体調の話から。彼は腰の調子が悪く20分ほど歩くとしばらく休憩しないと先に進めないという。子や孫が名古屋や東京ばかりに住んでおり、乗り換えがきついのでなかなか会えないことを愚痴っていた。ただ、名古屋へは車で、休憩をとりながら7時間かけて出かけていると少し笑顔。

 歩く歩幅が狭くなっただけ歩数が増えた、たわいないそんな共通点で笑いあう。定期的に家庭医の世話になること、食べることに気を付けている、酒と縁が切れたことなどいくつかの共通点がある。彼は若い時からの毎朝の墓参りは今も続けているという。これには参った。

 学校はお休み。運動場で小学生が数人の指導者のもとで上級生と下級生に分かれてサッカーの練習をしている。キビキビした動きが気持ちよい。休憩の声で一斉に水分補給。飲み終わると個々にボールを蹴る。サッカーが好きなんだと眺める。この子らが私らの年代になるころも子どもらのサッカーが楽しめる世であってほしい。

 (今日の575) 八十路坂元気なところ語り合い
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食パンの型崩れ

2022年10月28日 | 生活・ニュース

 CMで見る食パンは真四角で登場する。それを使って切ったり、折ったり、挟んだりと姿を変え、さらにおいしさを増した姿かたちに変えて綺麗な映像で見せる。知人の息子がパン職人となり店主になった。食パンを完全な四角のまま食卓へ届けるのは至難と話していた。

 なんとなく想像できる。輸送中の車の振動や道路の凹凸などの振動の影響もあるだろう。店頭で積み重ねられたことで重さに耐えられず型崩れをするだろう。消費者の消費期限確認で乱暴に扱われたことで型崩れも起きるだろう。何度か難儀な目にあっている。今朝は何かが飛翔している姿に見えた。

 作られて長くても数日間の賞味期限でしかない。それだけに消費者の選択も厳しいだろう。食パンの消費量を折れ線グラフで見ると、ここ30年の間はずっと右下がりで消費が落ちている。菓子パンは逆に上昇、学校給食は食パンと同じ右下がり。円安で小麦粉の値上げが続く、政府扱いの品ではあるが、パンの行方はどうなるかと思う。

 定年後に朝はパン食になった。6枚切り購入なので3日間もつ。それでも様々に変形した食パンに出会う。一番多く出会うのは上部がV字型にくぼんでいる。なんとなくわかる気がするが、少し硬めに仕上げればと素人の浅知恵が思う。パン第1号は180年間に誕生したそうだ。  

 (今日の575) どんな型楽しみにして袋開け
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南天の葉の白化

2022年10月27日 | 生活・ニュース

 沖縄近海の珊瑚の白化(しろこ)が報道されている。この白化の原因の一つに、温暖化による海水温の上昇が影響しているのは間違いない、という研究者の見解がある。高温水だけでなく珊瑚のストレスとなる淡水や土砂の流入、強い光なども原因するという。温暖化を防ぎストレスを起こさない環境を人為的につくことで白化は低減するとある。

 当市には天然記念物「岩国のシロヘビ(白蛇)」が生息し、観光資源の一つとして飼育や観覧の施設がもうけられている。また金運の神として白蛇神社もあり多くの人が参拝もしている。シロヘビは青大将の突然変異でおよそ290年くらい前に見つかったと記録が残っている。神の使いとして大事に保護されてきた。

 我が家の庭にある一株の南天の葉が例年のように色づき始めた。次第にその範囲が広がっていく中で、ひと葉だけ緑から紅色にならず白くなった。何日たっても周囲に惑わされることなくそれを保っている。さては南天の葉の白子かと思い撮っておいた。シロヘビのいわれもあり、いつまでこのままいれるか楽しみだ。

 突然変異の説明の一部に「子孫や枝葉に突然出現」とある。この小さな1枚の葉にそんな突然は訪れないとおもう。何年も狭庭から出たことのない小さな南天の木だから。でも、来年も出現したらどう説明するか、来年のことをいうと鬼が笑う、その時はその時、楽しみにして待とう。

 (今日の575) 白い葉にいろいろ思う高齢者
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引継ぎの先送り

2022年10月26日 | 生活・ニュース

 私は10月末の生まれ。60歳で定年となった翌日からは、会社人間だった生活パターンを自分流に切り替えようと、早くから決めていた。その一つに手帳がある。定年の日まで会社手帳一筋だったが、退職前に吟味して購入していた手帳を使い始めた。同じ型番の手帳が通算22冊目となる。

 新しい手帳に引き継ぐ項目などを確認しながら今年の書き込みを繰りながら11月スタートをしていた。ところが3年前から、それまで11月から17カ月記録できていた手帳が、12月から16カ月分になり、ひと月先送となった。頁数で7から8頁分の削減、コストダウンだろうか、それでも売価はアップしている。

 手帳は「心覚えに記入する小さな帳面(広辞苑)」とある。手帳の使い方の上手な人は仕事ができる、何かの話で聞いた覚えがある。その話の中で「スケジュール管理だけに使うのはやめましょう」と続いていた。私の使い方は現役のころも今も上手でない使い方に当たる。ドラマで悪事の証拠になる記述もあるが、自分流で困ったことは起きなかった。

 スマホのスケジュールには、要件を入力し「毎年」の項をチェックしておけば何年先でもその要件を表示する。便利な用具が大普及しているが、店頭の手帳売り場に並ぶ種類は以前と変わっていないように思う。訪日外国人旅行者も買い求めるとか、日本文化の一端だろうか。

 (今日の575) 手帳には小さな自分史刻みおり
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ダムのお陰は

2022年10月25日 | 地域

 先日書いた「アユを放流するわけ」の続き。アユの棲む小川のすぐ上に、雑草が覆い茂っているが、かつては道だったような下流に向かってやや下り坂の跡が見える。地元の人に聞くと「昔はバスの通う道だった」そうだ。小川はこの先で直接ダム湖に流れ込む。ダム建設の時に道が付け替えられ、すぐ上側に今の県道2号線が完成したと教わった。

 県道2号線、この町を通り過ぎ峠を越えた隣町にボランティアで何度か通ったことがある。ダムができるので集落の集団移転や付け替え道路ができるなどは報道ではよく聞く。そうしたいわれのある道路だとは知らぬままに走っていたことになる。

 湖底には約50戸の家と野球場6個ほどの農地が水没したという。ダム完成から間もなく40年、この辺りも大きく変わりました、と感慨深そうな口ぶり。交通の便が良くなると若い人らは都市部に仕事を求め、今の山間地の宿命である過疎化に歯止めはかからず、地元の活力が低下しているとも話す。

 16年前の広域合併は人口約15万人で発足したが現在は13万人を切っている。この4年間で有権者数で5千人減少している。また、この地域では小中高の統廃合が進み児童生徒のために転居する若い人も多いと聞く。街中もだが市街地を離れた地域に目を向けないといけない、先日の市議選でこの地域からの候補者がいづれも高順位で当選していることからもわかる。

 (今日の575) 新市議はもらった票に恩返し
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クモの糸の強さ

2022年10月24日 | 生活・ニュース

 クモの糸といえばだれもが知っている芥川龍之介の「蜘蛛の糸」の話を思い出す。そのお話はここではまたの機会にして次に進もう。早朝ウオーキングと銘打って歩いていたころ、桜並木では蜘蛛の巣が無数に並んでいる。それに引っかかると巣は「バリバリ」という音を立て破れ、頭部にねっとりとした網のようなものがくっつき、のぞくのに何度も苦労した。

 そんな時、クモの巣を構成する糸の強さを、大きな蛾がかかっても破れないことなどから自然に会得した。軒下に張られたクモの巣、見つけると取り除いているが、時には頑固な巣もある。検索すればその糸の強さの秘密は知ることが出来るが、今日までそのままで来ている。

 門扉を取りつけたレンガの柱から屋根に数本のクモの糸が伸びている。除こうとレンガとクモの糸の付け根を見ると、糸は大した仕掛けなどなくついている。因みに糸を引っ張ってみたが簡単には離れなかった。どんな接着剤が糸にあるのかと驚いた。こんなのが数本よじれあって1本の糸になれば素晴らしい力になる、改めて悟った。

 現在の科学力をもって、クモの糸に模したものが人工的に作られたとしたら、衣服生活に大革命が起きるだろう、漁網や船止めのロープも変わるだろう。高架橋のつり橋は軽くなるだろう、急いで屋根に上って逃げるクモを苦笑し見ながらとてつもないことを思っていた。

 (今日の575) クモの巣の中を覗いたことは無し
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小さな対策

2022年10月23日 | 生活・ニュース

 報道番組では為替と物価にかかわる内容を途切れなく伝えている。そのどれもが国の政治に責任はないように聞こえる。しかし、為替で円の値打ちが大きく低下した原因は、国民一人一人の行為ではないように思う。言葉は悪いかもしれないが、垂れ流しの金融政策にその因があると指摘されている。
 
 まあ、過去に国民が選んだ政府の政策だから国民にも一抹の責任があることは否定できない。そこで、日々の生活のため庶民は知恵を働かせ、家計出費の削減を図っている。折り込み広告を丁寧に検索し、安い店めぐりがその典型だろうか。妻は会員登録しているスーパーの値引き品にチェックを入れ1品50円くらい安く買っている。積み重ねれば馬鹿にはならないか、とみている。

 売る方も策を練っている。一夜にして冷凍品の陳列が変わった。従来は解放型の棚に商品が並んでいたが、これが冷凍型の綺麗なボックスに変わった。商品が美し見え、選びやすくなった。ボックスなので放熱ロスが減り電気の使用量も削減されるだろう。売る方も買う方もよくなった。

 そんな小さな一例は多くあるだろう。ただ今朝の日曜討論を聞いていても、物価や生活苦への対策項目は出るが、支援や助成など即効的な内容ばかりだ。与党から「この対策を実行すれば生活は安定する。ついては、いついつまで苦しさを我慢して欲しい」、こんな政策が発されることを期待するが無理か。しばらくは我慢我慢だろうか。

 (今日の575) 陳列の見事さに負けもういっ品
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棚田のはぜ掛け

2022年10月22日 | 地域

 先日、市内北部の標高200㍍ほどの山代高原に広がる町を通った。町内には3つのダムがあり地域の治水や上水などの重要な役目を担っている。稲刈りの終わった多くの田には「ひこばえ」が緑色に生え、遠くから見ると芝生のようにも見える。最近は稲刈りと同時に脱穀され、稲わらは刻まれて田に戻されるのが普通になっている。

 この町では刈られた稲があちこちで天日干しされていた。天日干しされた米は「はぜ掛け米」と呼ばれ、おいしい米になるという。それは、自然乾燥される間に米が稲わらに残っている養分を吸収し追熟され、また、太陽光と自然の風で乾燥されるので米にストレスがかからないからと言われる。

 もう一つ喜ばれることがある。多くの人がワイワイガヤガヤと手伝え、素人もはぜ掛けの手伝いで楽しさが味わえる、主催する人は米作りに興味を持ってもらうことも狙いという。また、自動乾燥など思いもしなかった昔の風景を懐かしく思う人が増えていると聞く。

 写真のはぜ掛けは、棚田ごとに設けられており、道路からは立体的な広がりを感じさせ絵になる。報道では外食需要の低迷などで在庫増となり価格が下落していたが、3年ぶりに玄米は前年より約5%高の取引価格になるという。米農家にとっては朗報だろうが、これまでの損金は戻らない。超円安、国産品の消費が必要だ。

 (今日の575) 米櫃に今年米入れ秋来る
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