日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

コロナ禍のGW

2021年04月30日 | 生活・ニュース

 急ぎの用事が出来て午前中、家を何度か出たり入ったりした。歩いて出かけた時、金融機関の支店が3つ並んでいる前を通るとき列をなしてATMに並んでいる。年金支給日でもこれほどの混雑はあまり記憶にない。今日は年金支給日と違って並んでいるのはそれより若い人が多い。そうか、GW用資金の準備だろうか。学校は明日から休み。

 いったん帰宅し今度は車で出かけた。錦帯橋川原の駐車場は空いていたが、道を走る車の数も結構多い。たまたまかもしれないがシャッター通りが渋滞している。店が開いていての渋滞ならうれしいが、通り抜ける車では賑わいはやってこない。GWで出かける人の車も混ざっているのだろうか。いつもスッと出れる駐車場前の道路も大渋滞していた。

 このGWも高速道路の渋滞予測は見送られた。映像ではスムースに走れる高速道、乗客の少ない新幹線を映し出す。それでも東京発の空港は高速や駅に比べると相当な混み方に見える。東京から出るな、という都知事の意は浸透していないように見える。出かける皆さんは対策をしての遠出だろうが、受け入れ側は大丈夫だろうか。

 市内の医院では「ここ2週間以内に感染多発地域の人と接触していませんか、その地域へ出かけていませんか」と受付で確認される。そのくらい地方では気を使っているのに、映像で見る都市部、勤め人でない人の流れは一体なんだと思う。クルーズ船飛鳥でコロナ感染者発生、横浜港に向かって引き返し中という。事例があり対策は万全と思いたい。
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カメラの命綱

2021年04月29日 | 生活・ニュース
 
 いつからだろう、どこへ出かけるにも小型のデジタルカメラを持ち歩く。最近はスマホと合わせて出かけるが使い分けをしている。どちらも大切な相棒、撮るときに落とさないことに気をつけている。落とせば傷ついたり時にはカメラ機能を失うことがあるかもしれない、そんな危険予知をしている。その対策として、カメラ取付の紐が輪になっているのでこれに手首を通して撮っている。

 先日、姿勢が悪いな、と思いながら斜面に咲いた花を撮っていた。予感どおり体のバランスが崩れ姿勢を保とうとした時に握っているカメラが手から離れた。しまった、と思ったが右の手首に掛けていた紐が落下を防いだ。相棒のカメラはぶらぶらしながら、予防と対策の重要性を認識させてくれた。

 三交替でプラントの運転をしているころシャットダウンなどで工事立ち合いや点検をするときその場所が高所のことがある。その時は必ず安全帯を装着し、命綱のフックを安全な位置に取り付け作業していた。墜落も転落もせず安全帯のお世話にはならなかったが、支えがあるという安心感が仕事に集中できたのだと思う。柔らかく細い紐ではあるが、デジカメも命紐に助けられ落下しなくて済んだ。

 大きなカメラを使うときもストラップに右手を通して万一のカメラ落下を防ぐようにしている。カメラにとってはストラップが命綱と同じ役目をしている。どのカメラメーカーもストラップには大きなロゴが入っている。首に肩に数個のカメラを掛けて撮る人を見かけるが、そこはカメラの競演でもあり無償の宣伝にも見える。
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岩国今昔

2021年04月28日 | エッセイサロン
2021年04月28日 中国新聞セレクト「ひといき」掲載

 40年ほど前、昭和60年代の初めである。今はもうない地元岩国の郷土紙に「岩国今昔」というエッセーが連載された。明治から昭和前半にかけての由緒ある建物や風景、生活の様子など絵と短い文章で紹介した。
 私はその全ての掲載分と挿絵の原画となった水彩画のカラーコピー、合わせて百数十点をある方のご厚意で入手できた。大切に保存しながら、時々手に取って見ている。
 建造物では、大正時代のモルタル造りの図書館、木造校舎、病院の100年を越える石の門柱、私も通学で渡った橋。運ぶ物では木灰バス、西日本で最初に走った電車、錦川を紙や農産物を積んで下った川舟、岩徳線の蒸気機関車、岩国駅前を行く荷馬車。暮らしぶりでは祭りのにぎわい…。
 昔の営みがモノクロの紙面を通じてよく分かる。現代のように写真をふんだんに残せなかった時代の貴重な記録だろう。
 時はどんどん流れる。時代は昭和から平成、令和へと変わった。しかし決して忘却を許されない歴史もある。「岩国今昔」からその1編を選ぶとすれば、終戦前日の「岩国駅爆撃」。爆撃機が去った45分後の様子が描かれている。戦争の無残、悲惨が胸に迫る。
 描かれた光景と文章にあるのは、その時代を築いた人々の苦労だけではない。後世を見据えた考えもくみ取れる。破壊は容易にできる。しかし、復元できたとしても、新たに何かを起こすことは容易ではないI。声なき声が聞こえてくる。
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ワクチン接種予約

2021年04月27日 | 生活・ニュース

 新型コロナウイルスのワクチン接種受付が26日から始まった。近くの医療機関で接種しようとあらかじめ問い合わせる。当院は処方箋を出している人の予約のみ受け付ける、ということでアウト。次の医院は希望者に枠ありません、ということで安心した。予約の電話番号と受付開始時間、用意するものなどを確認した。

 医院からの案内が続く。予約の問い合わせが非常に多い。したがって電話が繋がるのに長時間かかることがあると思われのますという。昨日の朝、受け付け開始時刻ジャストに電話するもすでに話し中。混雑予想で身構えているので気にはならない。そんなことを何度かしていると20分ほど経過したとき繋がった。受付応対は感じよくすぐに終わった。

 回答は電話で行いますが非通知設定なので受電可能状態にして欲しい。連絡時不在など連絡つかない時は再度申請が必要になるなど注意点が知らされた。申し込みから9時間過ぎたころ非通知表示ベルが鳴った。第一声はメモの準備を促されたがすでに縦鼻していた。接種日とその時間、何点かの注意点をメモした。

 各地で受付のトラブル発生が報じられているが、我が家はスムースに済んだ。1回目の接種は集団接種の開始より早い。市内では何カ所目かのクラスターが発生しておりその関連の感染者が数日続けて発生している。ネット上では接種に疑問を抱く人も多いが、罹患の苦と副作用を比較し我が家では接種することにした。
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花の切り抜き

2021年04月26日 | 生活・ニュース

 自分の給料で初めて手にしたカメラはフイルムカメラで、レンズ交換可能で20世紀中ごろの主流だった。「一眼レフ」というその構造など知らぬまま、その言葉にあこがれて購入したように思う。シャッターを押すと「バシャッ」という音がここちよかった。「取り扱いは丁寧に」カメラの店主が心配そうに注意点お教えてくれたことを思い出す。

 そんな一眼レフカメラの販売が最盛期の1割ほどになったという。一眼レフ業界から撤退したメーカーもある。レフは重すぎ高齢者や女性から敬遠された。コンパクトデジタルカメラ、続いてミラーレスカメラと技術の進歩で使いやすく機能充実の機種が出現した。その最たるものの一つにスマートフォンに備えたカメラ機能の超速な進歩がいわれている。

 「私にも写せます」という8㍉映写機のCMがあった。スマホではそんな動画も撮れ、もちろん静止画も撮れ編集も出来、その場から送信も出来るという優れものになっている。スマホのCMに「カメラの性能が欠かせない」要件の一つとなった。出かけるとき、別カメラを持ち歩くのは少々邪魔に感じるがスマホならそんな感じは起きない。

 そんな機能アップした一つに切り抜きがある。花一輪だけ生かしその周囲を消したい、以前はPCに取り込んで作業したが、そんなこともスマホを手にしたまま指一本で苦労しなくて出来る。元の写真はそのまま残っているから気にいるまで繰り返しできる。ただスマホカメラの難点はズーム機能が無い。これを備えたスマホが登場すると市況はさらに活気を呼ぶだろう。
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自販機商品高値のわけ

2021年04月25日 | 社会 政治

 「なぜ自動販売機のジュースは、人件費がいらないのに、スーパーより高いかが知りたいです」という小学生の問いが全国紙に載った。その答えの見出しは「今すぐ飲みたい人は高くても買うから」とゴシック体の太字だった。例示として乳酸菌飲料がスーパーでは500㍉㍑95円、自販機は470㍉㍑130円、自販機の方が3割高い、分かりやすく載っている。

 次のような説明もある。「ちょっと高たかいけれど、いま欲ほしいから買う」「スーパーは大量仕入れで安く売れる」「自販機は直接販売の人件費はかからないが商品の補充、自販機管理、電気代、設置場所の地代などが必要」など分かりやすく載っている。スーパーは店同士が競って安くするときもある。ほかにも参考になることが載っていた。

 早朝のウオーキング中に、自販機の釣銭の出る個所を手探りしている光景を何度も目にした。初めは買い物をされたと思っていたが、あちこちの自販機でその人の同じ動作を見ると、釣銭の取り残しを頂戴しているのだろうと思い始めた。ウオーキングする道沿いに何十台と自販機はあるから、散歩しながらの小遣い稼ぎかと一人納得したことがある。

 真夏の日差しの中に置かれた自販機、キンキンに冷やすための電気使用量、日当たり悪く寒風吹きすさぶ道沿いの自販機、買った人を温めるほどに加温しておく電気使用量、目にすると心配心を起こしながら温暖化への影響を思う。それは全国で二百数十万台の自販機があるといから。コロナによる緊急事態宣言下、売り上げに寄与できない自販機には気の毒だ。
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ネイチャークラフト

2021年04月24日 | 陶芸

 月2回陶芸教室でお世話になる施設は自然環境抜群の中にある。そこは海抜500㍍に在り眼下には瀬戸内海がパノラマのように広がる。反対は玖西盆地が広がりその遠景には中国山脈へ至る山々が続く。四季の移ろいは市街地より少し遅れるものの、街中では感じない自然の味わいがある。施設には創作、野外など数多くのプログラムがある。

 そんな活動の一つに「ネイチャークラフト」がある。粘土に遊ばれ気を休めるときは展示の作品を眺めて気を静めている。この活動の概要は「木や木の実などを自由に組み合わせて、オリジナルの作品を制作する。活動の主な狙いは「何事も最後までやり遂げる(継続性)、自分のことは自分でする(自主性)、自分で考えて行動をする(思考活動)」という。

 材料は木の枝、ドングリ、松ぼっくり、新聞紙、ボンドガン、ホットボンドの芯、色マジックなどだが施設で準備されているので参加するだけでいい。木の枝、ドングリ、松ぼっくりなどはいくつもの大型の洗濯桶に盛られている。それを手に取って見ると同じ形状は二つとない。これを組み合わせるのは確かに面白そうだ。いつか作ってみたい。

 ネイチャークラフトとは「森の恵みに感謝しながら、拾った木の実や落ち葉でアート作り」と載っている。作ることで自然への思いが深まるかもしれない。幼児から成人まで対象というから、家族で大きな作品を作るのも面白そうだ。参加者は蒲鉾板(使用済)もしくはそのサイズに準ずる板を準備する。小枝や落ち葉がアートになれば自然も喜んでくれるだろう。
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芭 蕉

2021年04月23日 | 自然 季節

 芭蕉はバショウ科の大形多年草の一つ。多年草は、冬期に地上の大方の部分が枯れ、中には崩れ落ちたように形が消える株もある。しかし、根っこというか地下部分は越冬して次の春には芽をだす。そして夏には見上げるほどの高さに成長する。その葉は大きいが非常に破れやすいという特徴がある。夏には珍しい花をつけバナナの形状に似た実をつけることもある。

 破れやすい葉だが、古の人はこの繊維を使って布を織ったという。子どものころ、さすが芭蕉布とはしなかったが、郷土料理には欠かせない用途があった。それはは岩国寿司の仕切りとして重宝された。我が家では5段重ねの押し寿司の仕切りに使った。近所の家からは祭りや家々の祝い事で寿司を作るときにとりに見えていた。

 暖冬といわれた今冬、染井吉野の開花は全国で10日から2週間も早く、早咲きの記録を各地で更新した。ここ数日、最高気温が夏日を超えた地方もあった。散歩には少し汗ばむような日、枯れ落ちてわずかに残っていた茎の間から新芽がのぞき、すでに芭蕉の葉の姿になっていた。松尾芭蕉は自宅の庭の芭蕉から名付けたという。

 芭蕉は人の一生のような生き方を1年の間に見せる。新芽を誕生、四季を経験、暑さ寒さ風雪にも耐え、寒くなると葉脈に沿ってちぎれ終焉を知らせ、さらに細くなり枯れる。しかし、根っこは越冬し新しい芽吹きに備える。人類は約700万年前にアフリカでサルから分かれて進化したと考えられている。芭蕉の歴史はどこから始まるのだろう。
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いい錯覚

2021年04月22日 | 生活・ニュース

 トップ写真のA4版を見た人が「どこの国か」と聞く。調子に乗って「宇宙旅行の真似事体験で撮った」と答えると驚き、そんな体験がどこで出来るのかとさらに突っ込まれる。正直に話すと、岩国特産のレンコンを掘った跡で、海と思った水は先日来の雨で溜まったと雨水と思う、と種明かしをした。

 その水面に小さな水草がはびこり、さも宇宙から見た陸地のように見える。「よく見るとハスの葉が顔をのぞかせている」と笑う。ちょうど宇宙ステーション長期滞在クルーの一員として星出彰彦宇宙飛行士が出発予定の日で、話のタイミングとしてはよかったが、悪天候により出発は日本時間明日の18時49分に延期された。

 こんな錯覚や思い違いは笑って済ませるが、そうはならない特殊詐欺が後を絶たない。ポリスメールや交番だよりで手口が紹介されるが被害が止まらない。報道でも繰り返されるが手口が巧妙になっている。我が家ではSMSで誘いが入る。A社の会費が未納です下記に連絡を。配達しましたがお留守でしたので荷物を持ち帰りましたと連絡先が入力してある。

 野球でいいタイミングでの逆転ホームランを打った打者「ボールが止まっているように見えた」と語る。ボールが急に停まったり大幅に減速することなどない。打者が球筋をよく見えたということだろうが、こうした錯覚なら歓迎する。辞書に錯覚とは「事実と違うのに、本当にそうであると思い込むこと」。広島カープよ錯覚でもなんでもいい打って勝ってくれ。
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咲き続けて

2021年04月21日 | 生活・ニュース

 40回目の結婚記念日の朝だった。ミニバラがその日を祝ってくれるかのように丁度40輪、繰り返して数えたが間違いなかった。そのことを早速「はがき随筆」に投稿した。運よく採用されたが選者から「少々の数の間違いは許容範囲」と評された。掲載されたこともあり数の間違いはないとは返事できなかった。

 先日、50回を超すこと何度目かの結婚記念日が過ぎた。その数日前から薔薇が咲き始めていた。この薔薇は我が家に来て10数年近くになる。咲き続けるこの薔薇は「薔薇が恋人」という人から私のブログネームをつけた薔薇の木が届いた。手入れの方法など知る由もないのに、豪華な深紅の花が次々に咲き驚いた。

 花が終わったかなと思うとしばらくすると咲き始める。年に3度くらい繰り返すのではなかろうか。私の手入れ、水が切れたと思ったらしっかりやる、これがどの程度正解なのかは分からない。花が終わるとお礼肥料を根元を少し掘って埋める。あれだけトゲがあるのに虫が寄って来る。葉を観察しながら薔薇専用という殺虫剤を噴霧する。あとは伸びた枝を選定ならぬ適当に切り落とす。

 冬の間は丸裸になっているが、桜だよりが聞こえると一気に葉が茂り、咲き始める。近所の家の台所から我が家の薔薇が見えるそうで「楽しませてもらっています」と丁寧なお礼に恐縮している。そんな薔薇を時には切り取り、私が陶芸で作った一輪挿しに家内が活ける。花も花瓶もいいと眺める。いつまで咲いてくれるだろうか。
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