日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

マスクとうがい

2020年06月30日 | 社会 政治

 2020年も半分が過ぎる。今年は年明けとともにやって来た新型コロナウイルス中心の世界だった。世界で感染者が1000万人を超え、死者は50万人超という。最も医学が進歩していると思える米国が世界の感染者の4人に1人を抱えていることに驚く。国民性や政治スタンスの違いなどあろうが、報道では米大陸で感染が拡大し続けている。

 まだまだ未解明なところがあるウイルスに対し、ワクチンや治療薬の研究開発は進んでいるが決定打は出ていない。今、コロナ対策として庶民にできることは感染しない、うつさないために行動するしかない。日本の感染抑制策について欧米諸国との違いが注目されている。どこにも確定的な報告はないが、蔓延しない方策があれば広めればいい。

 こうした一つにマスクの着用がいわれ、欧米でもその推奨が始まった。日本のマスクの歴史は100年前にさかのぼると購読紙にあった。第1次世界大戦中に流行した新型インフルエンザの一種「スペイン風邪」は世界で何千万人もの命を奪った。当時の日本では「汽車や電車人の中ではマスクせよ」とポスターで注意喚起したという。人にうつしたくない、これがマスク着用の習慣につながっという。

 うがいも同様に子どもでもできる感染症対策になった。対策はしているがコロナの収束の気配は見通せない。東京五輪・パラリンピックの開催延長が決まってからコロナ対策が本格化した。3蜜、不要不急の外出自粛、学校の一斉休校、非常事態宣言、東京アラート、経済優先、県境移動解除などなど、カタカナ語も多用された対策、第2波に備えるにあたり的確な検証を願いたい。
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「広場」掲載が100編に

2020年06月29日 | エッセイサロン

 「2006年9月に『岩国エッセイサロン』同好会へ入会した。そこで、エッセイを新聞に投稿し、創作のレベルアップを図ることも同好会活動の一つと教わり、入会の月から、怖いもの知らず、歳も恥じずに投稿を始めた」、これは投稿を始めたいきさつを書いたある日のブログの一部。

 定年までは全国紙、経済紙、地元紙「中国新聞」を購読していたが、今は地元紙のみ。同紙へ投稿を始めたのは初投稿より遅れて翌年の春だった。手作りの孫新聞が70号になったことを書いた「孫への新聞続けたい」が掲載された。「読みましたよ」という声掛けに驚きながらくすぐったい気持ちになったが、励みになった。それからは当時の字数500字ほど、今は430字に思いをまとめながら投稿を続けている。

 いつ頃からだろう、投稿するにあたって当面の目標として「広場100編掲載」を秘かに考えるようになった。しかし、いつまでにというタイムスケジュールは不可能と分かっている。しかし「こつこつと続ければいつかはその時が来るだろう」という目標にした。この目標設定方法は現役時代とは大きな差が生じるものの、査定は自分の気持ちだけでどうにでもなる。

 昨日の掲載で、途中からの目標だったが13年余で100編に達した。投稿欄には新しい投稿者が続々登場し、内容に新鮮さや時代の変化を感じている。といって、自分の投稿スタイルを変える力はない。「人として、自分の筋を通し、何を恥として生きるか」という短いが好きな文がある。素人の投稿ではあるが、これまで通り自分の思いや考えを飾らない言葉で綴り、投稿を続けていく。
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「富岳」薬開発に期待

2020年06月28日 | エッセイサロン
2020年06月28日 中国新聞「広場」掲載

 

 世界のスーパーコンピューター(スパコン)の性能を比べる最新の計算速度ランキングで、日本の新型機「富岳」が世界一に輝いた。
富士山の裾野のように、医療や防災、貧困解消などに幅広くテクノロジーを応用し、普及させることを目標にしているという。

 理化学研究所計算科学研究センター(控戸市)が、富士通と開発した。産業や人工知能(AI)、ビッグデータ解析などにも応用可能であるという。

 計算速度が世界一になったスパコン「京」の開発に当たって、2009年の事業仕分けの際、「2位では駄目なのか」という質問が出たことがある。

 富岳は京の後継機として開発され、約100倍の計算能力を見込む。開発費は1千億円超といわれているが、創薬など当面の課題解決に期待が持てる。実際、4月から新型コロナウイルス関連の研究のために試験稼働しているという。

 スパコン開発は、その国の科学技術の高さの指標とされる。これからも多方面が力を合わせ、開発を進めてほしい。
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アジサイの季節

2020年06月27日 | 自然 季節

 アジサイ、対する葉の間から緑色の粒々の蕾のかたまりが見え始める。梅雨入り近くなると蕾は薄緑から始まって淡い黄色、白などとなどと色を変え大きくなっていく。雨の日が多くなると赤、紫、白などの濃淡をつけながら美しくなっていく。道筋にも垣根越しに見える庭にも公園にも色を競ういあうかのように短い生涯を華やかに見せている。

 我が家は狭庭で土に植えるスペースがない。毎年、鉢植えで季節感を出している。今年は、昨年の母の日に孫のところから届いたアジサイを鉢に移し替え育てていた。所は変わっても季節を間違えること今盛りと咲いている。七変化というか何度か色変わりをしている。雨の中でも色の鮮やかさは残しているが、雨に打たれすぎると頭を垂れる。

 ある家の軒したに咲いている20輪ほどのアジサイも雨に打たれ頭を垂れている。そんな中の一枝が仲間の垂れた頭を見下ろしている。そのひと枝は、そばに植えてある何本かの南天の幹の間を通り抜け、南天の頂き付近で花を咲かせている。我は王なり、そんなに思えなくもない自然のいたずら、裏通りで見つけた。

 ドイツの医学者で博物学者のシーボルトが、恋人のお滝さんの名にちなみ「オタクサ」と命名したそうだ。アジサイの花言葉は色ごとに違うという。青は雨に耐えて咲くから冷淡・無情・辛抱強い愛情、白はパートナーと認め合う意味で寛容、ピンクは母へのプレゼントに人気で元気な女性や強い愛情とある。色が変わることから移り気、浮気、変節もあるとか。シーボルトは何色を送ったのだろう。
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10万円の使途

2020年06月26日 | 生活・ニュース

 顔を合わせると特別定額給付金の話が出る。正式な呼び方でなく「10万円が入った?」で通じる。先日の集まりでは受給済が少数だった。我が家はナンバーカードを未申請なので申請書を提出した。記入内容や添付資料を確認し、プリンターを持たず、コンビニもポストも近くにないという高齢者の声を思い出しながら投函した。

 投函したらいつ入金だろう、しばらくして市のホームページで確認すると、マイナンバー、申請書ともに受付日で区切られ振り込み日が決まっている。市からなんの連絡もないので申請書はOKらしい。予定の日に振り込まれていた。今は年金以外の振り込みはない、入金というのは気持ちを明るくする。

 入金の次の日「追加給付金の詐欺メール」に注意を促すポリスメールが届いた。詐欺メールの文面には旨いこと書いてある。あるメール利用者には「自治体の要請により30万円の追加給付の受付をしている、専用フォームにアクセスし手続きを」と促し、さも本もらしく装い記入方法を説明している。送れば口座情報を盗られてしまう。

 在京の知人が、経済活性化を願って給付金で10数年ぶりにエアコンを新しくした、快適と書き込んできた。先々の不安に備え預金、社会貢献の団体に寄付、使途はいろいろだろう。使い方で孫の声は聞かなかったのは孫にも同額給付があるからだろう。我が家は行き先の予定はあるが、もうしばらく通帳にとどめておく。
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静かなプール

2020年06月25日 | 地域

 今朝も児童らはマスク着用だが元気に登校していく。コロナ感染予防で一斉休校終了からひと月あまり、登校の様子、服装はすっかり夏の装いになったが、並んで話ながらの登校は密の一つといえなくはないが、密閉ではないので集団の登下校では仕方ない。それに下校中の児童への不信な声掛けが校区内で多発しており、その防止のためには仕方ない。

 夏休み前には欠かせない授業の一つ水泳教室、今年は授業時間確保のためだろうか静かなプール周辺になっている。プールの様子は道路からは伺えないが、いつもなら元気な歓声、水を打つ音、ホイッスルの音、指導員の大きな声、なぜかわからないが大きな拍手も時には聞こえる。もうすぐ楽しみな夏休みだと教えてくれる。

 私らのころも暑い夏は水浴が一番だった。といっても今のようにプールなどはない時代のこと、カマボコ板で作った水練札をもって天然のプール錦川で泳いだり遊んだりした。大雨の後はしばらく遊泳禁止、そんなときは将棋などで頭を鍛えた。町内の盆踊りや灯篭流しも楽しい行事の一つだった。今でいえば「えも言われぬ経験」をしていた。

 今年の夏休み、市内の公立小中学校は8月1日から23日までで期間短縮が決まっている。子供たちには休みの期間だけでなく、これまでと違った夏休みを過ごすことになるのだろう。今は、登下校の子どもらを見ているだけで、休みにどんな過ごし方をしているのか分からないが、コロナの影響で例年とは違う夏がやってくる。こうしたことはそれほど起きないだろう、貴重な経験として将来の何かの折に活かしてほしい。
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3週間遅れで始まる

2020年06月24日 | しっちょる岩国

 昨日の午後8時前、新型コロナウイルスの影響で1日から始まる予定が遅れていた錦帯橋鵜飼いの開幕を告げる数発の花火が上がった。この鵜飼は岩国の伝統ある夏の風物詩として知られている。報道では、この幻想的なショーを遊覧船で見れるのは、感染拡大を防ぐため予約した人だけという。9月10日まで遊覧船は運行される。

 寛永年間から400年続くといわれる伝統漁法、中断もあったが1952(昭和27)年に復興した。これはキジア台風で流失した錦帯橋が再建される前年に当たる。鵜飼いの開催は気象条件に左右される。台風や長雨で増水すると開催は出来ず、増水の流れに揺れる悔しそうな鵜飼い船や遊覧船を見ている。

 市民や多くの観光客でにぎわうが錦帯橋の鵜飼いは、岩国藩主(領主)の家族も楽しまれた風物詩だったという。それは延宝5(1677)年8月2日、萩から取り寄せた2羽の鵜を使って錦帯橋で鵜飼いが行われ、藩主吉川広嘉の夫人・姉妹・姪らが見物したという記録が残されている。吉川広嘉嘉は錦帯橋を創り出した藩主。

 ある上司の本店転勤の送別会。本人のたっての願いで、遊覧船を連結したお座敷船で、鵜飼いを見ながらの宴を開いた。その後、こちらに出張の機会に鵜飼い見物をしたいという所望で手配したが、2回とも増水で見送りになった。近くにいると気付かないが、鵜飼いはそのくらい人をひきつけるものがあるのだろう。陸から眺めるだけで乗船することはなくなったが、少し静かな観客の様子に鵜は何か感づいているかもしれない。繁盛と事故のないことを祈る。
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4カ月ぶりの粘土

2020年06月23日 | 陶芸

 月2回の陶芸教室、発足して13年目くらいになる。メンバーの出入りはあって今は20名余、後期高齢者が大半、講師陣は会員の孫くらいの年恰好だが、さほどのゼネレーションギャップなく楽しめるのは、講師陣の気遣いだろう。送迎バスが出ることもあるが、出席率は8割くらいで年齢にすれば頑張っている。

 熱心なグループに恐れをなしたのか高年齢に敬意を表したのか、新型コロナウイルスもメンバーには近づかなかった。しかし、県の施設は感染防止対策で2カ月余閉鎖され、小中高の一斉休校に並んで休校ならぬ休講だったが今日から開かれることになった。私は、施設閉鎖の前に私用で欠席し、再開の今日まで4カ月余も休んだことになる。

 マスク越しに久しぶりの挨拶だが、密にならないように気をつける。送迎のバスは冷房しながら車窓全開、車内なので半密くらいだが会話はなしで通す。施設もアルコール消毒から始まって、創作室も窓全開、さわやかな高地の風が吹き抜ける。創作台はソーシャルディスタンスを保つように配置換えされている。安心して創作にかかる。

 施設周りは新緑が取り囲みウグイスの上手な鳴き声をBGMにしながら自由創作に入る。久しぶりの粘土の感触に戸惑いながら、感を取り戻す。昼食は各自持参の弁当を、間隔を保って横1列、霞んでいる瀬戸内海を眺めながら食べる。映像では見ていたが、横並びの弁当、感染防止にはなるのだろうが会話は少なく味気ない。「マスクなし 弁当食べる いい笑顔」。
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アフターコロナ

2020年06月22日 | 社会 政治

 新型コロナウイルス感染防止で求めれていた自粛が解除され、3蜜マスク着用を守れば国内はどこにでも移動できることになった。解除で里帰りを自粛していた人らの嬉しそうで喜びにはちきれる笑顔を映像で見ると、マスクの奥から嬉しさのおすそ分けをもらったようで「よかった」と思う。

 一方で、いっ気に人出が増えた観光地や商店街の映像も放映される。閉じこもり、巣ごもりのストレス発散です、とマスクの奥の嬉しそうな顔は笑っているのは目で判断できる。経済がこれで回ると想像されているが、観光地の大幅な値引きやサービスがいつまで続くのだろうと気になる。インバウンド回復までは気が抜けないという、土産物店主の声は本音だろう。

 ウイズコロナかアフターコロナか、どちらの呼び方が定着するかは都知事選の結果次第かもしれないが、これは新型コロナの感染は終わらないということを表している。そこで、これからどう付き合うのかが庶民の当面の課題ですと呼びかけているのだろう。その第一はやはり罹らない事だろうが、移動自由がどんな結果になるか様子を見ながら、国の求める新しい生活様式を身に付けないといけない。

 新しい生活様式としてマスク、屋外で十分な距離(例えば2㍍以上)が確保できればマスクをはずすなど、これからの暑い季節に、熱中症にも気をつける必要がある。黒いマスクは白いマスクに比べ熱を吸収しやすいので使用について注意する。様々な行動にこれまでにない注意や配慮が必要になる。身近なコロナの医療施設や分かりやすい生活様式の具体的な内容の広報などが必要と感じる。
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次は800年後

2020年06月21日 | 自然 季節

 今日は372年ぶり、次は800年後、先日から報道されている「夏至と日食」が同じ日に重なる天体ショー。地球と月の距離を1とすれば月と太陽の距離はその400倍という。月の直径を1とすれが太陽のそれは400倍という。したがって地球と月と太陽が直線に並ぶと日食、金環食、皆既日食が観測できるよという。この違いは地球上のどこで観測するかで差異が起きる。これは受け売り。

 地球の空も土も水も海も環境の悪化が叫ばれ、終息どころか抑制策も世界でまとまらない地球のことを思えば、800年先の地球がどんなになっていると創造できる人はどのくらいいるだろう。夏至は北半球では昼が最も長い、したがって夜は最も短い1日で、冬至に向けて昼が短くなる。どのくらいみじかくなるか、障子の桟ほど、祖母はそう言って笑っていた。

 372年前は西暦1648年、和暦では江戸初期の慶安元年で三代将軍徳川家光の時代。岩国藩主(領主)は2代目吉川広正、初代からの干拓事業を引き継ぎ、岩国の紙を専売品として製紙業の発展華々しき頃になる。また、流されない橋を真剣に考えていた。あの錦帯橋の架橋工事が始まったのは3代領主・吉川広嘉になった1673(延宝1)年6月という。

 そんな古の記録が残っているのだろうか、天文学から割り出した年数だろうか、自然界は長いながい周期で巡り人類に夢を与えてくれる。各地で観測会が開けれるという。3蜜に気を配りながらも自由往来ができるようになった。巣ごもりの溜まりを宇宙の不思議さに癒されて欲しい。見たくても見れない人それは買収容疑の掛かっている2人、高い位置の窓越しではあるが、空を見上げ悔い改めてほしい。
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