日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

早く伸びてこい

2023年06月30日 | 生活・ニュース

 今日から明日にかけて山口県を含む北九州では大雨予報が出され、線状降水帯予報も出ている。ニュースと気象予報では、万一に備えてハザードマップの確認や早めの避難を呼びかけている。今日も早朝から強い雨が降ります、という地域限定の情報が何度か入る。夕方から本格的な降りに、雨音が教える。

 安定しない日和が続いているが、知人のブログでは今夏1番目の朝顔が咲いた。見事な色合いのラッパ型の一輪が、かばう様な大きな葉の陰に咲いている。土作りから準備された効果が表れたのだろう。街で見かける朝顔ではどの家も開花には少し間があるように思う。

 我が家の朝顔、今年は準備が遅れ、弦が伸びるまでにはあと何日か掛かりそうだ。それでも準備だけは済ませており、雨の中「伸びてこい、早く伸びてこい」と雨しずくが呼んでいる。こればっかりは人が手助けしてどうなるものでもない。まあ、ゆっくり待つしかないだろう。

 毎年、朝顔、ひょうたん、ゴーヤの3種類で緑のカーテンを作られている家が散歩路にある。出来栄えは見事なもので、夏に見る楽しみの一つにしている。ところが、今年はこれまで何の支度もされていないのが少し心配になる。ここに住み始めて間もなく30年、垣根越しに朝顔の見る家も少なくなってきたように感じる。早起きの楽しみに頑張って咲かせてみよう。

 (今日の575)  露のせた朝顔見ると清々し
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

節電の夏が来る

2023年06月29日 | 地域

 あるスーパーで、飲料関係の長い商品棚の照明が消えている。「故障かな」と思いながら買い物をし、そこを通りかかったら「電力需要のひっ迫が懸念されることから、節電への取り組みとして店内照明の一部を消灯」と説明が掲示されている。暑くなれば需要の増す冷たい商品の並ぶ飲料売り場、早々の対応に驚いたが、節電は必要だ。

 電力会社の株主総会が荒れている。問題は関西電力などとのカルテや違法な顧客情報の閲覧など、インフラを担い独占的な経営のできる企業で、信じがたい不祥事が起きた。これらに対し高額な課徴金が課せられている。一部は訴訟になっており、総会における電気事業者の説明は控えるところがあり、株主を全面納得させるには至っていないようだ。
 
 長期気象予報は、太平洋高気圧の北への張り出しが強く今年の夏は暑いと予測されている。熱中症を避けるアイテムの一つにエアコンの使用が呼びかけられている。使えば料金支払いは増えるが、仕方ないだろう。企業内の問題はあるだろうが、電気の供給は問題なく対処できるように望みたい。

 地球温暖化防止対策として二酸化炭素排出量の削減が言われ、家庭での電気料金負担軽減などを目的に省エネ効果の高い家電製品買い替えの支援がある。条件はあるがエアコン、電気冷蔵庫、電気冷凍庫、テレビで1世帯当たり10万円まで補助が出る。予算額内というから早期に申し込みが必要だ。他市の同じような補助制度で自治体全世帯の3%で予算が切れたという。わが市はどうだろう。

 (今日の575) エアコンを季語に加えて頼みます
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「岩国史」連載楽しむ

2023年06月28日 | エッセイサロン
2023年06月28日 中国新聞「広場」掲載 


 毎月下旬、山口県内向け地方版に掲載の「岩国史探訪」が5月から6年目に入った。連載は関ケ原合戦の後、吉川広家の岩国入城から400年余り、近世から現代へ変遷する街の姿を知ることができる。毎回、読後に切り抜き保存している。
 最近は医療、酒造業、たばこ、お茶などの話題が複数回ずつ掲載されている。5月は「お茶」の3回目で「岩国での茶の栽培」だった。
 記事で、傾斜地に畑をつくる農家の知恵を知った。茶樹は常緑低木であることから畑の畦畔や中ほどに植え土留めの役目を担わせた。畑の作物が日陰にならないよう葉を刈り込み、自家用の茶として利用したという。自家用茶を作る中で、よりおいしい茶を求め、宇治に準じた製茶も行われて
いたのであろう、とあった。
 現在にも続く課題にどう対処したのか、当時の情報と知恵が載っている。それがあったから今がある。そう思いながら次の掲載を楽しみにしている。

 (今日の575) 茹でた茶葉祖母はもみ込み味を増す
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ルリタテハは蝶

2023年06月27日 | 自然 季節

 メンバーは高齢者と後期高齢者ばかりの陶芸同好会。教室は銭壷山の海抜500㍍にある県の施設で、学ぶといいながら結構気ままなに粘土と格闘しながら楽しんでいる。実に和気あいあいという教室。そんな教室のある日だった。

 窓際で1羽の昆虫が飛びたとうとバタバタしている。創作室の窓は換気用に開いているがどこから侵入したのか思いながら見る。これまでに見たことのない蝶のようでもあるが、その色合、特に瑠璃色の鮮やかさから私には蛾に見える。同好会メンバーに訊ねると「こいつは蛾じゃろう」ということに落ち着いた。そこで出番はグーグルレンズ、回答は「ルリタテハ」、参考写真とドンピシャ。

 「ルリタテハ(瑠璃立羽)は、チョウ目タテハチョウ科に分類されるチョウの一種」とある。学問的には細部の解説があるようだが、蛾でなく蝶と分かればいい。濃い黒褐色の翅の表面に「瑠璃」の和名通りの鮮やかな瑠璃色の帯模様が入るのが特徴。蛾と判断した部分がこの蝶の特徴とは、何でも先入観で先走ってはいけない。

 30年くらい前に同じ職場にいた女性社員が蝶の写真家のように作品をアップしている。その写真は迷わず蝶と一目でわかる作品。先日は信濃の国で撮ったものを見せてくれた。蝶には蝶の個性があるようで、翅の違いがそれを思わせる。蛾のように見える蝶も翅に特徴があった。

 (今日の575) 止まるとき翅立てるのが蝶と知る
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自然の変化に遭遇

2023年06月26日 | 自然 季節

 沖縄に続いて奄美地方も気象庁から「梅雨が明けたとおもわれる」とする発表があった。予報士は九州から本州が本格的な梅雨になるという。雨と猛暑と熱帯夜の3点セットに注意が必要と繰り返し予報士は声高に伝える。合わせるように熱中症の搬送数が伝えられる。

 夜明け、けたたましいアラームと一緒に当地に強い雨の知らせがスマホに届く。戸を開けてみたが静かな雨でほっとした。岩国城のある城山の山頂部には濃い霧が掛かっている。小雨のなか陶芸教室に出かける。海面は穏やかだが、重そうな雲が低く連なっている。

 海抜500㍍にある施設まで県道をバスで登る。登り口くらいから霧が掛かっている。道なかほどからはバスの前方は視程30㍍くらいの濃霧になった。バスはいつもより低速で走る。窓外はほとんど見えず、眼下の瀬戸内海は真っ白な布で覆われた広場のようだ。

 施設の食堂で、真っ白な瀬戸内海を見ながら昼食の弁当を食べる。なにかがすまないと思ったのか白い霧は流れるように薄くなりやがて見慣れた島影が見え始める。少々オーバーだが、あまり経験できない自然の移り変わりに遭遇した気分、何か儲かった気がする。

 (今日の575) 霧の海あっという間に晴れ渡り
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっとのこと

2023年06月25日 | 町かど

 雨の日だった。こうした日の買い物、屋根のある駐車場に入れたいのはだれしも共通の思い。混雑覚悟で屋根のある駐車場へ入る。なんと、私が入るのを待っていてくれたかのように1台が動き出し、運よく何の苦労もせず駐車ができた。後続の子どもを乗せた車を見送った。

 買い物を終え車のドアを開けたとき、入ってきた1台が私の様子を見て出る車と思い左に寄ってハザードランプを点灯し止まった。こうしたことは私も何度か経験している。さて出ようとしたとき、止まっている車の後ろ、私の前方に1台が止まった。スペースもありハザードの車の横を通って抜けると思って待ったが動かない。

 「変な運転手」と思いながら見ていたらなんとその変な運転手はパッシングしてハザードの車に前進を促しているようだ。しばらくそんな状態が続いたが、ハザード点滅の車は根負けしたか走り去った。変な運転手は直進し場外に向けて去った。私の出た後には別の車が止まった。

 変な運転手のしたことは私には理解できない行為だ。止まっている車の横を抜ける運転は、運転免許更新の実地では必ずある。変な運転手は中年の女性、いつもこうなのだろうか、これでは事故やトラブルが起きる。ちょっとしたルールやマナーが世の中をスムースに回す、運転も同じだぞ、そう思いながら雨の中へ出た。

 (今日の575) 高級車マナーあってこそ価値生まれ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スイスイ行けるICカード

2023年06月24日 | 社会 政治

 2000年秋に定年退職してJRを利用する機会がほとんど無くった。退職の翌年11月、「スイスイ行けるICカード」として、JR東日本管内に「Suica」が導入されサービスが始まった。映像でしか知らないが、自動改札機に軽く触れるだけで改札を通れるようになり、流れがスムースに見える。ほかにも便利な機能があるという。

 「Suica」の名称は「スイスイ~」を略したもので、長い英語の「都会的で知的なカード」の頭文字からつけられたという。首都東京にふさわしい感じがする。こうしたシステムに1度も触れていないので使用感はないが、普及状況を見ると、うたい文句の通りの機能が発揮されているのだろう。

 ところが今朝未明、そのシステムで障害か発生し、券売機やみどりの窓口などでクレジットカードが使用できなくなったと報道された。システムサーバーの電源のトラブルが原因で昼前には復旧したというが、一部の不具合は残っているようだ。映像では現金で対処したという声が聞こえたが、現金を持たないので困ったという声も流れた。

 そこでふと気になったのは問題多発中の「マイナンバーカード」。万一だが、全国的なシステム障害が起きたとき、JRとは違い日本中が混乱し命にかかわる事態も想像できる。不安から返納した記事が朝刊に載っている。システムだけのエラーなら訂正できるだろうが、ヒューマンエラーは永遠に絶てない。政府は首をかけて対処して欲しい。

 (今日の575) カードの世持てど使えぬこともあり
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

耳と歯とそして目

2023年06月23日 | 生活・ニュース

 長く入院していた知人が「体のどこが悪くてもいけないが、入院していた時に特に感じたのは『耳と歯とそして目』は病まないこと」と経験を聞かせてくれたことがある。聞く、食べる、見るの3つは、高齢になっても長生きの楽しみを生み出してくれる、病床の天井を見ながら思いついたという。詳しい訳は省くが、後期高齢者へ仲間入りしてみて何となくわかる。

 これを思い出したのは、白内障の次は加齢黄斑病に注意をという先輩の経験と、次回の運転免許更新の視力検査でNOが出ないようしたいことから、定期的に眼科へ通っている。先日は病の心配はなく、裸眼視力も1.0で免許には今のところ支障なかった。その時待合室の掲示に、目に関する「五つの心得」が掲示してあった。

 思うに今の生活で得ている情報は視覚と聴覚で、それを断たれることが万一起きたら、運転はダメ、パソコンも打てない、新聞や本も読めないなど楽しみが消える。テレビは見えない聞こえないで不要な置物になる。加えて食べることも出来なくなったとしたら、まだ考えたことはないが体のメンテナンスは必要と思い直す。

 この日、親と同伴の児童が何人も受診していた。学校の検診結果での受診のようで視力検査や聞き取りにかなりの時間が掛かっていた。学校ではタブレットを使用しての授業があるそうで、高齢者の子ども時代とは違った目の疲れがあろう。大事にして欲しい。掲示の一つに「画面と目 30センチ以上離して 姿勢よく」とある。掲示の協力は文科省だった。

 (今日の575) 見て聞いて食べて楽しむ幸せ日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自損の跡

2023年06月22日 | 地域

 近くの小学校の児童らの登校時間、元気な声がきこえる。突然、車が何かにあたったような鈍い音がした。我が家の前は小さな四つ角でカーブミラーも設置されているが事故もある。自転車で登校中の高校生が車と事故り、救急搬送されたこともある。ヒヤリとすることはよくある。

 急いで音のしたところへ駆けつけた。何人かの児童が一角を眺めている。みると事故ではなく車の自損だった。声を掛けようとしたらエンジンをふかしバック、方向を変え急発進して行ってしまった。児童らが関わっていなくてよかった。気をつけてな、と見送った。

 自損はコーナーに立っている電柱に車の左後方があたり、かなり広い範囲、ドア半分からでトランクまで大きく窪んでいた。広い道幅から狭い道幅への左折だから徐行くらいに速度を落しハンドル操作しないと左後方は電柱と接触する難所。運転は若い男性だったが、損傷を確認することなく立ち去った。大きなショックを受けるだろう。

 この電柱に接触する車は多い。緩衝材は巻き付けてあるが半分はちぎれて無くなっている。今回も、バックの時にちぎれたと思う緩衝材が接触のあった証のように落ちている。バックして左折し直す車も多い難所。こうしたところに置ける注意標識はあるのだろうか。
 
 (今日の575) 知らぬ道前後左右を今一度
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カタツムリの目

2023年06月21日 | 生活・ニュース

 今日は夏至、理科の勉強になるが北半球の昼が最も長く夜が最も短い日、日の出が5時、日の入が19時26分となっている。日の出のころは曇り、6時ころからポツポツ、予報通り降り始めた。奄美地方は梅雨末期の降雨量でいたるところで冠水し、ここらで言う「大事になっている」ようだ。梅雨前線の北上を心配している。

 ポツポツ降る雨の中、隣との境界のアルミフェンスにカタツムリが上向きで垂直に登っている。これならカタツムリの真正面からの顔が撮れると思いスマホを向けた。とたんに伸びていた体、頭が殻の中に入り始めた(写真の右)。見えるんだ、目があるんだ、調べてみると2本の大触覚の先端の膨らんだところにあることを知った。

 「でんでんむしむし、かたつむり おまえのあたまはどこにある つのだせ やりだせ あたまだせ 」はよく知られた童謡。殻に触ると頭を引っ込めることは子どものころ悪戯して知っていたが、見えて隠れるということは、この歳まで知らなかった。

 カタツムリを「でんでんむし」と呼ぶがそのでんでん。殻に閉じこもった様子に、「早く出てよ」という意味で「出よ出よ」と話しかけたことから、「出よ出よ」が「でんでん」に変化したしたというお話だってさ。季節を感じさせるカタツムリ、雨の日にはひときわ風情を感じさせてくれる。

 (今日の575) ゆったりの動きに我の先を見る
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする