
花粉症を罹っている人の苦しみや対応の困難さはよく聞くし、周りにも困っている人は意外と多い。それに同情はすれど、私にはその経験が無いので話を聞くときに、そうかと頷いたり相槌を打ち同情を表すくらいしか応対の術がない。親身の無い奴と思われるかもしれないが。
複数で雑談をしているときだった。花粉症の一人、症状の厳しさは天下一といいながら、みんなも注意せよと話し始めた。予防はしているが花粉症注意報の出ている日、欠かせない所用で山間地へ車を走らせた。車の窓は閉ざし外気もシャットして走行したが、途中で運転出来ないほどのくしゃみに襲われた。片道一車線の狭い道路の端に車を止め薬を飲むなどして大変だった、最後に「みんなも気をつけろよ」と話しを終えた。
運転も出来ないほどのくしゃみ、それも慣れない山間地の道でどんな思いだったろう、思いながら花粉症ではないが風邪などで似た様なことも起きるだろう、気をつけようと思った。ふと思いついた。花粉症について今年の花粉症シーズンの始まるころ、JAFのお知らせにあった「運転中のくしゃみ・鼻づまりを防ぐ! ドライバー必見の花粉ブロック術&厳選グッズ」のコピーを送った。
幸いなことに花粉症を知らないで来ているがいつ侵入してくるか分からない。年間を通してしている予防策は新型コロナ以降だが、マスク着用と手洗いの二つ、お陰で風邪もひかず頑張っている。
(今日の575) 花粉症子どものころは知らなんだ