日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

夏のおわり

2011年08月31日 | 生活・ニュース
           

今日は8月最終日。831と書いて「ヤサイ」と読み「野菜」、そう今日は野菜の日。栄養価やおいしさなど野菜のよさを見直してもらおうと、1983(昭和58)年に食料品流通改善協会や全国青果物商業協同組合連合会などが制定したそうです。

南の海には日本列島へ向けて台風12号が北上している。週末ころには西日本へ上陸の可能性もある、そんな進路予測図が示されている。気をつけよう。

このところの朝夕の凌ぎやすさを忘れたように昼間は最高気温が30度超えの夏日が続く。今日の市内の最高気温は県内最高でもあった。若い人子どもらは水遊びに興じている。子どものころは盆過ぎたら川には入らなかった。遠行に引かれて帰れなくなる、と恐らされた。今どきの子どもは信じないだろう。

そんな川面に朱色のボート。どうして止めているのか流れもしないで止まっている。向き合った2人、何を話しているのだろう。遠くて聞こえないが、頭上の蝉の鳴き声は夏の終わりを告げている。節電の思い出が印象に強く残った夏だった。

(写真:行く夏を惜しむふたり)
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ストーブがブームに

2011年08月30日 | 生活・ニュース
           

本格的な秋はまだ先なのに、冬への備えとして早くもストーブが売れているという。それも電池で点火する旧式のタイプ。点火方法がマッチから電池に変わったとき、手間もかからず点火時特有の臭いも少なくなり喜んだ。やがて電気温風機などが現われ快適さは増した。

それが電池点火式のそれに人気が出、売り上げ予測は右上がりというだけで、どのくらい上昇するかメーカーさんも情報収集中という。その原因は節電や一斉停電などへの対策のためだ。

旧式のそれは暖かくてお湯が沸かせ、ぐつぐつとゆっくりする煮ものや温め料理にはなくてはならない暖房器具だった。ストーブに乗せられたやかんからのぼる湯気はそれだけで家の中をあったかく見せた。

喜ぶことではないが、避難が日常の生活に溶け込んできた昨今。ストーブは避難先での煮炊きや寒いときの暖房にもなる、大震災で避難された方の話しには説得力を感じる。科学万能漬けの生活には見直すところが在りそうだ。

(写真:解体した古畳のわらが敷かれたバラ園は昔懐かしい)
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夏のなごり

2011年08月29日 | 生活・ニュース
                      

日中は朝夕の秋の気配を打ち消すかのような残暑。公園の噴水では子どもらがキャアキャアと夏の終わりを楽しんでいる。噴水の周囲の木陰では親たちが腰をおろして水遊びの子らを見守っている。風がここちよい。のんびりと、落ち着いた、なんとも静かな光景がいい。

ここにきて、蝉の鳴き声が心なしか静かになったかなと感じる。それに代わり涼しくなると虫たちが秋を歌いはじめた。次の出番はまかせないと蝉に呼び掛けているようだ。

使いたい放題だった電気について大きな転換をうながした節電。これは、これからも長く心すべきこの夏に起きたテーマだった。それを誘因した原発と合わせ時間を要する課題として残る。

我が家は孫が帰省せず少し物足りない今年の夏が終わる。成長し進級すればそうなることは理解している。次に顔を見る楽しみが残る、そんな夏が終わる。

(写真:夏と秋が混在している公園)
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命と根性

2011年08月28日 | 自然 季節
           

昨年の夏の終わりに採種した朝顔、種をまき苗を育て、いくつかのプランターや鉢へ植えた。最初に植えたプラの丸い植木鉢の朝顔は、実直にも一番早く咲き始めた。伸びるにつれてワッカ状の支柱をすっぽりと覆い隠す。

つるの伸びるにつれ、朝咲く花が2個が3個、5個と増えていく。そんな朝顔の葉の勢いが弱まり初めると、葉も黄色く変わり始めた。やがて新しい花が顔を見せない日が訪れはじめる。その間隔が広がる。

ワッカ状の支柱へ絡まった何十本ものツルを切り外し、根の始末は他のと一緒に片づけようとそのままにしておいた。数日たった朝、切り残した根に1輪、紫色のそれが咲いている。放置してからは水やりもしていないのに、とわびを入れながら水をやった。

つるも葉も切りとられ、水も貰えず放置された根っこに花が咲いた。色も形も大きさも従前と変わらない。朝顔にはじめていとおしさを感じた。人と出合えば暑い暑いと愚痴っぽく話したことを反省させてくれる今朝の1輪だった。

(写真:根から咲いた根性朝顔)
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妙覚院の墓所

2011年08月27日 | しっちょる岩国
           

関ヶ原の戦いで敗れた毛利氏は改易こそ免れたものの、長門国・周防国2カ国に大幅減封された。吉川広家は豊臣時代には出雲国富田で14万石を領していたが、毛利家が112万石から36万石に減封されたのに伴い、毛利輝元より、東の守りとして3万石を与えられ1600年、岩国のひととなった(岩国検定資料より)。

その後、城下町としての体裁を整えながら、産業の開発と育成、干拓による耕作地域の拡大などから6万石にも達し、岩国ここに在りと知られるようになった。それ以前には岩国、弘中、高木といわれる豪族によってある種の秩序が保たれた。

そうして今日まで、郷土から多くの人が輩出された。そうした人々を偲ぶため会ではときおり史跡などを訪ねている。先日の例会で、日本のエジソンと仰がれる藤岡市助の墓所を訪ねた。広い墓地の中のそれは妙覚院ご住職にご案内いただけた。

藤岡市助工学博士については会でもよく取り上げられ、その業績などは知られている。住職がそばのお墓を「こちらが瀬川秀雄博士のお墓です」と話された。その時は、瀬川秀雄という人を知らなかった。

調べてみた。1873(明治6)年8月22日、岩国市錦見で生まれる。96年帝国大学文科大学史学科卒業。1901年学習院教授、高等科教員。30年(昭和5)学習院教授を退官。同名誉教授。のち財団法人岩陽学舎理事長兼岩陽学会長。
1950(昭和25)年岩国徴古館館長。「岩国市史」の執筆,監修にあたる。吉川家に関する著作など多数。1969(昭和44)年9月21日死去。96歳。
(追記:瀬川秀雄は1967年7月 歴史学者として旧岩国市の名誉市民)

妙覚院は錦見にある。中学生のころは毎日側を通った。そこの説明の掲示板に「来栖天山先生も眠っておられる」と記されていた。「栗栖天山(くるすてんざん)」。この方は、陽明学で高名な東沢潟とともに柱島へ流罪された人。天山については日を改めて紹介をしたい。

ちょうど盆明けで、先祖を敬われた名残がそここに見られた。

(写真:銅板に記された妙覚院の案内)
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被災者支援の寄付切手に温かさ

2011年08月26日 | エッセイサロン
           

2011年08月26日 朝日新聞「声」掲載

 郵便局の窓口でいつも買い置きする3種類の切手を求めた。局員は切手の種類を確認しながら「80円はこちらでどうでしょうか」と、別の図柄を示された。

 見れば「80+ 20」とあり、東日本大震災の被災者支援のため発行されている寄付金付きの特殊切手だ。

 80円切手に20円の寄付金がついて1枚100円。6月から売られているという。震災地支援と聞けば年金生活者とはいえ、後へ引けない。10枚購入した。

 未曽有の被災地復興にはそれに見合う財源が必要だ。今、国の本格的復興への道筋がやっと見え始め、これから期待するところとなる。この切手は来月30日までの限定販売。切手1枚からの支援も積み重なれば「輪」が広がり、力になるだろう。そう思うと小鳥や花、ハートをあしらった図柄に温かさを感じた。

 大地震、津波のみならず、福島第一原発事故に伴う放射能汚染の中での復興は報道で知る限り容易ではない。被災地から遠く離れており、手の届く支援は何も出来ないが、早い復興を心から願っている。

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カタツムリ唱歌100年目

2011年08月25日 | 自然 季節
           

秋雨前線に連れられた雨がやんだ日、カタツムリが数匹移動している。かなりの大きさだ。動きは遅いと思いこんでいるが、涼しいためか今日の動きはなかなかのもの。その中の1匹の殻の天辺を指で軽く押えた。

移動を中止、しばらくそのままでいたが、やがて軟体動物のような全身を殻の中へ納めた。軟らかいとはとはいえ数センチ近くあるその部分がすっぽりと入るということは、見たことはないが、それなりの空間が殻に備わっているということだろうか。

ヨーロッパなどではこれを食するという。エスカルゴ、名前だけは聞いているが料理されたそれを見たこともないから、食したこともない。サザエのつぼやきを小さくしたようなもの、と教えてくれた人がいる。サザエは何度も口にし美味いと知っているが、エスカルゴは食しておらず分からない。

カタツムリと雨はよく似合う、というのは子どものころからのイメージ。日陰や葉陰、湿った樹木などで多く見かけ、ガンガン照りつける日の下では見たことはない。そんなカタツムリの唱歌がある。明治44年発表というから今年で100年、今は歌われていないだろう。

1                  2
 でんでん虫々 かたつむり       でんでん虫々 かたつむり
 お前の頭は どこにある        お前の目玉は どこにある
 角だせ槍だせ 頭だせ         角だせ槍だせ 目玉出せ     
       
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雲の動き

2011年08月24日 | 生活・ニュース
           

大雨洪水注意報と警報が入れかわりながら出されている最近の空模様。その合間、今日は久しぶりいい青空が見れた。やっぱり青空はいい。たっぷりと水気を含んだ土と日ざしに緑の葉が光って見える。

日ざしもそれほどでなく、最高気温は30度。湿った風は少しなま暖かいがひと時より凌ぎやすい。予報ではまた下り坂に向かうとか。隣家の幼稚園へ通う女の子、大きな声でそばの空き地を駆け回る。久しぶりの外遊びが楽しそう。

そんな中で民主党の代表選がいよいよスタートを切る。あっち詣でこっち詣でに合従連衡などの動きは、このところの目まぐるしい気象変化につれて変わる雲の流れによく似ている。雲の流れは動く動くで眺めていればいいが、国の案内役を選ぶににはふさわしくない。

それでもようやくここまでたどり着いた。応援する人もそうでない人も、期待する人も期待しない人も、結果には注目せざるをえない。震災復興も原発問題も国債も、と限りない国民の関心へのしっかりした舵取りを望む。

(写真:みんなの好きな青い空)

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絵文字は形容詞

2011年08月23日 | 生活・ニュース
                            

タレントとは「才能のある人の意で、テレビ・ラジオなどの職業的出演者」(広辞苑)。これはいくつか在る意味の中のひとつ。タレントと紹介されると、何を表現したいかよくわからないが、大げさな身振り手振りをする若い人が多い。

そんな人らの出演番組を見てると最後まで見きれない。そう、最初だけで、もういい、と見なくなる。出演者には悪いが、言語意味とも不明瞭で私には理解できないので笑えなくて、出演者の大げさな笑いについていけない。それは略語と業界用語が多すぎる。加齢のためとあきらめている。

いきなり「アケオメ」といわれても意味が通じない。解説によると「明けましておめでとう」を表す。あるブログで「オレオレ電話をして」というので驚いた。てっきり「詐欺電話」と思ったら、「お礼の電話をして」の意味と教えられ驚いた、という内容だった。

何でも短く略せばいいというものではなかろうが絵文字は若いタレントの略語より楽しい。私は「嬉しい」の嬉しいがそれにふさわしい「絵文字」で表現されているとどのくらい嬉しいかの想像がつく。絵文字は秘めた形容詞だ。そんな絵文字が800近く並んでいるのに驚いた。

数えるほどしか使ったことはないが、孫からのメールではいい具合に使っており、なるほど、と思うことがある。しっかりした略語、携帯だけの略語、いろいろだろうが、何れにしても言葉は大切にしていきたい。

(写真:ブログで使える絵文字の1部)
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優しい運転をする

2011年08月22日 | 生活・ニュース
           

「運転免許更新期間が満了する日に70歳以上の方は、高齢者講習を受講することが義務付けられており、高齢者講習の対象者となりましたのでお知らせします」という通知書が届いた。

この講習の目的は「加齢に伴って生じる運転者の身体の機能の低下が自動車等の運転に影響を及ぼす可能性があることを理解する」ことです。内容は座学と実技とディスカッションの3項目で3時間、講習手数料は5,800円と案内されている。

終了後「高齢者講習終了証明書」が交付さる。それを持って免許更新の手続きができることになる。その際視力検査などの適性検査が行われるようだ。

高齢者講習は「年齢が70歳から74歳までの方で、免許証の更新を希望される方」となっている。免許返納の運動も展開されているが、車を使用しない日常生活にはまだ移れない。先日、いろいろな人から返納を勧められ、しぶしぶ返納した。公共交通機関のない山間部に住んでおり、失敗した、と反省しているという方の苦労話を聞いた。

これまでゴールド免許を続けているが、高齢者講習にその特典は記されていない。ゴールドは偶然という人もあるが、それなりに気を配り気をつけて運転をしている。75歳を超えると更新条件がさらに高くなる。更新のためだけでなく皆さんへ迷惑をかけない優しい運転を続けよう。

(写真:高齢者講習の案内)





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