日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

愛機が戻る

2023年09月30日 | 生活・ニュース

 昨年の7月頃だった。散歩の相棒の2代目で、どこに出かけるにもバックに入れていた。そんな相棒を外出中、私の不注意で水浸しにしてしまった。そんな相棒はキャノンの「SX710HS」で手のひらサイズのデジカメ8年近く使っている月のクレーターも撮れる優れものだった。

 ずぶ濡れになった相棒は、当然のことだが何の応答もしなくなった。急いでバッテリーとメモリーを取り出しハンカチで拭いた。内部はどうなったか、本体内部のことは、知識もないし全く分からない。応答はないが廃棄するには忍びなく、本箱に置いてというか放置状態だった。3代目の後継機にも慣れ暇を出そうか、と戯れだったがバッテリーを充電してみるとOKのようだ。

 充電後に装てんしスイッチを入れると液晶に初期状態を示す表示が映った。驚きながら、もしやと思いいろいろ試してみた。当然、撮れるかどうかが最大関心、普通に撮ってみるとシャッターが切れた。液晶に映し出しも出来た。自慢だったズームも1200㍉相当で試したが撮れる。8Gのメモリーもそのまま使えた。

 何の手もつくしてないが再使用可能、死地から生き返り現生に戻ってきた。機器のことは分からないが、1年余の間、本棚に置いている間に「しっかり乾燥」したのだろう、くらいしか思い当たらない。思いもしない宝くじに当たったようだ。大事に可愛がっていこう。写真は生還後の最初の1枚、仲秋の名月です。

 (今日の575) 仲秋に愛機生還この1枚
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ワックス掛け

2023年09月29日 | 生活・ニュース

 終の棲家を建てたのは定年5年半前、28年と少々の年月が過ぎた。退職前に手にした資料にこんな一項目があった。自宅所持者はメンテナンス費用を考慮し、わずかでもその費用を蓄えおくと、いざと言う時、万一の時に資金面で慌てなくてすむ、そんな内容だった。具体的な金額は記憶していないが、積み立てはしないが心積もりはしてきた。

 外壁の塗装、部屋の一部改装、畳の表替えなどは済ませた。知人の話しで大金が必要という水回りは何のトラブルもなく過ごせている。技量が無く自らのメンテナンスは出来ないが、外壁のブロック塀はブラシや束子を使って水洗いし、汚れを落としている。夏場の水仕事ととして気持ちよくやっている。

 もう一つ、建築直後から続いているのは床のワックス掛け。当初は年2回くらいしていたが、最近は年齢もあり年1回、気候のいい時に家具を移動させて掛けている。最近はワックスが進歩し、手間暇は初めのころの半分以下になっている。床も年月に沿って材の色合いが変化してきたが、それでも艶が出ると若返って見える。

 建築から1年くらい過ぎたころ我が家を建てた棟梁が「通りかかたので」と訪ねてきた。しっかり見回っていたが「感心した、家周りや庭に草が生えていない。大事にしてもらっていることがわかり、大工として嬉しい」、お茶を飲ながら喜んでくれた。訳を聞くと「建てた家を大事にしてもらっているかの自分の尺度」という。庭の草抜きは今も続いている。
 
 (今日の575) 色変わる床に我が歳重ねおり
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本格的秋はいつ

2023年09月28日 | 自然 季節

 暦の上では秋、明日は仲秋の名月と秋たけなわのはずがまだ定着していない。異常だった猛暑の影響か各地で秋らしくない情報がある。県内では名前を知られた栗の産地で、今年は観光農園も出荷も見送りとなったところがある。野菜類も出荷できない状態も多い。スーパーで、キュウリ1本120円という値札に驚いたのは最近だった。

 そう言いながらも朝夕は多少しのぎやすくなった。先日は最低気温が20度を下回った日もあった。だが、昼間の真夏日は断続的にやって来る。そして、秋の真っ青な空に、真っ白いひつじ雲、なら秋の様子だが、低く雨雲が覆い薄暗い、各地で発生している短時間豪雨が起きるのではと心配させる。低気圧が接近、南の湿った風が豊後水道を通り抜けると、こんな空模様が凶変するのだろう。

 秋は四季の3番目。秋の月言葉がいろいろある。「秋暑し」は残暑、立秋後の暑さを言う言葉、今のことかもしれない。「秋涼し」は秋になり風の音、水の流れなどに涼気を感ずる言葉、これから期待したい。「秋澄む」は大気が澄み切る情景の言葉、早くやってこい。「秋惜しむ」は秋の終わるのを愛惜する気持ちで、別れの心だろうか。

 そんな待ち遠しい秋だが、新型コロナは第9波と言われ、インフルエンザは大流行の兆しで、報道される開業医の話を聞くと、のんびりと秋を楽しんではおれないように感じる。市内の罹患者は県内でもワーストに入る。街を歩く人のマスク着用状況を見ると、秋だが少し気が重くなる。十分注意しよう。

 (今日の575) 4年目の解放感が気にかかる
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昼食は1170円

2023年09月27日 | 地域

 半年ぶりに県都・山口市へ出向いた。出かけるとき「とにかく気をつけて」と妻から念を押され出発した。何十回と出向いているが、歳を考え毎回、慎重に運転している。これまでに何度も渋滞や激しいにわか雨などにも遭遇したが、往復約180㌔、うち高速道が約110㌔、あとは一般道を走る。

 急ぐことではないので高速道は80㌔台で走行。燃費はまずまずの値になる。今回のデータはこうだった。往復180.1㌔、燃費33.9㌔/㍑、換算するとガソリンは5.3㍑使用で、直近の給油174円で換算すると922円になる。自宅から新幹線の駅まではこれの倍近くになる。まあ、追い越されるばかりだがこれもまた楽し。

 昼食は出向いた先の食堂をいつも利用している。今回は豪華でボリュームにも目を見張る(写真)。かき揚げ付きざるそばにむすび1個、これで1170円。隣の席の青年が、テーブルに置いたスマホに顔を近づけながら定食を食べている。こんな食べ方で午後のエネルギー補給になるのか心配になった。これが普通なのだろうか。

 復路のこと。追いついた高級車が追い越ししないで後ろについた。車間距離を詰めたり数十メートルくらい離れたりする。トンネルは相当あるがライトは1度も点灯しない。あおられているのかとちょっと緊張したが、不可解な走行だけのようなので気をつけながらも緊張は解けた。途中のSAに入って行ったのでレースは終わった。

 (今日の575) 高速も追い越ししなきゃあ一般道
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5年ぶりAクラス

2023年09月26日 | 地域

 セリーグ2位の地元広島カープ、昨日は試合が無かったが、4位の巨人がDeNAに敗れたことで5年ぶり6度目のクライマックスシリーズ(CS)進出が決まった。地元紙は「カープCS進出 5年ぶり 3位以上が確定」の見出しで号外を発行した。

 夏場に10連勝などで7月末に単独首位に立った。このままリーグ優勝、それはいつかと期待を抱かせた。しかし、主力選手の負傷欠場が続き、連勝記録の勢いは消え失速した。地元紙もAクラス確定を一時は危ぶむ記事が紙面に載った。優勝の期待はAクラス残留に変わり、阪神にセリーグ優勝を許した。

 CSを制しファイナルステージで阪神に勝ち日本シリーズに進出、日本一への途は厳しいけれど残された。開幕前にはコーチ経験のない新井貴浩監督の采配を気遣う記事も見かけたが、今では指揮官・新井監督への攻め処は消えた。開幕前の下馬評は低いというか最低だった。選手の力を信じ、それに応えた選手に日本シリーズへの期待が高まる。

 よく行くスーパーの駐車場からの入り口には、カープフアンの願いである「今年こそ日本一」の大きな立看が通路中央に置かれている。店内のBGMはカープ応援歌、ついつい買い物が増えないかと気にしながら店内を回る。残りは4試合、全勝でCSに弾みをつけて欲しい。

 (今日の575) 地元紙を真っ赤に染めよCS戦
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来年の干支作り

2023年09月25日 | 陶芸

 夏休みなどもあり久しぶりの陶芸教室。海抜500㍍にある施設周辺の紅葉は、さて、その準備を始めるか、というところで夏とそれほど変わっていない。予報では11月にならないと本格的な秋の訪れにはならないと言う。短い秋になりそうだ。

 季節はそうだが、今日の制作テーマは「来年の干支・辰」。干支12の第5、動物では竜に当たるが唯一の架空動物、架空なのにどうして干支の仲間入りをしたのか、それはまたの機会に置いておこう。最近の辰年には東京スカイツリー開業(2012年)、青函トンネル・瀬戸大橋開業(1988年)、東京五輪・東海道新幹線開業(1964年)などがある。また過去には大きな動乱も起きている。

 制作が終わると教室の掃除。まずは創作台の残った粘土や新聞紙などの整理から始まる。次に使用した器具を洗い、用具箱に元通り収める。次に使用する人が気持ちよく使えるよう気を配る。仕上げは床の水拭き。学校時代を思い出しながらモップ拭き。多少雑なところもあるが、モップを並び終えるとすっきりする。

 肝心な辰、全部で20体完成した。この後の工程は素焼き、釉薬塗り、本焼きと続き、12月2回目の教室までには完成、辰年の各家を飾る。20体の紹介は完成してからとしたいが、大小含め同じ姿の辰は1体も無いのが面白い。「世界でただ一つの作品を作る」というわが同好会の面目を保っている。

 (今日の575) くる干支はめぐりめぐって7回目
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計画的陳腐化

2023年09月24日 | 社会 政治

 スマホの新型が発売になると深夜から店頭で並んで待つ行列を映像で見て、凄い、といつも思う。何が凄いかというと、その購買意欲と一刻も早く、誰よりも早く手に入れるという行動力である。学業や業務などに支障はないのだろうかと老体は気遣う。休暇を取って並んだ人もいた。まあ、これが経済を支えの一つだろ。

 詳しくないので詳細は省くがこんな事例が載っていた。パソコンを買い替えた。音楽端末の管理ソフトをインストールしようとしたら手持ちのソフトのサービスが終わっていた。経験浅い私にも似た様な経験があり「何で」と初めのうちは思っていた。細部の細部まで確認チェックして機種切り替えしないと慌てることになる。素人には難しい。

 古いソフトの使用を悪くしたり、頻繁に改良品を出したりして買い替えを促す手法を「計画的陳腐化」と教わった。大幅な改良したかのようにして購買意欲を刺激するのだそうだ。買い替えで、ここはすごくよくなったと思うと、便利だった機能がなくなっていた、この経験は私にもある。計画的陳腐化、言いえて妙がある。

 これはおよそ100年近く前からある。自動車産業で年1回のモデルチェンジを行う形態から発生した。そこには技術革新を速やかに製品に反映させるメリットはあった。パソコンやスマホ、今では欠かせない日用品だが、科学に弱い者には手が打てない進歩になる。さて、次のパソコンやスマホはどうするのだろう。

 (今日の575) 新型になればなるほど難しい
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噂の石鹸

2023年09月23日 | 地域

 受刑者の制作した品を展示販売する矯正展が市内にある女子刑務所で開かれた。実は、少し前の記事で、矯正品の一つに秘かな目玉品があると載っていった。それは「固形石鹸」とあるだけで製法などの詳しいことは分からないが、市販の洗剤に勝るという評価もあった。今回はそれを狙って出かけた。

 事前の報道では女子刑務所を含む全国の刑務所から1万点を販売とあった。その中の紹介品目に「せっけん」とあった。爽やかな秋晴れに誘われてだろうか、会場のどのブースも混雑している。目指すものを探すのは相当に困難、と気合を入れて見落とししないように回る。液体はあったが目的の固形がないかと見回していると「お探しですか」と声が掛かった。

 担当の人に話すと「記事のお陰で好調な売れです。在庫を確認します」。しばらくすると新しく積み上げられた。「これこれ」とすでに手に持っている人も買い求められた。説明を見ると、カッターの襟や運動靴など頑固な汚れに大きな効果があるとPRしてある。使うときの楽しみにしておこう。

 「購入者の喜びは 受刑者の励みに」そんな記事の見出しがぴったりの会場。コロナ禍で4年ぶりの開催、待っていたフアンも多いだろう。この女子刑務所、高い壁に気づかず何も知らずに外観を見るとこじんまりした集合住宅に見える。昔を知る者からすると住宅地にあっても違和感はない。社会復帰後、習得された技術を生かして欲しい。 
 
 (今日の575) 手に取りて品定めするは久しぶり
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即時音声合成

2023年09月22日 | 社会 政治

 「Jアラート」の一斉情報伝達試験の実施前日には市民メールであらかじめ公報される。「防災行政無線の屋外スピーカー及び戸別受信機(ケーブルラジオ)等から一斉試験放送が流れます」、続いてその日時と内容が載っている。米軍基地のある街に住む一人として、万一の場合これに勝る速さの情報はない。

 Jアラート試験と同時に市民メールが入る(写真)。これまで何度も受信しているのに気づかなかったことがある。それは「即時音声合成」のタイトル。即時音声書換情報ともある。音声を合成、なんとなくわかるような漢字だが、事は重要な内容なのに合成とはなんだろう、伝達公報手段の進化だろうと眺めていた。

 Jアラートは①国民保護に関する、②気象に関する2つの情報を取り扱う。①は弾道ミサイルなどの情報、②は大津波や緊急地震速報などがある。これらは、事前に準備登録したメッセージでは必要な情報を伝えるには不十分と懸念される。そこで即時に作成したメッセージ(音声)の放送が実現できる方法という。

 作成したメッセージ(音声)を即放送。そうしたことが起きないこと、特に①については絶対に起きてはならないことだが、メッセージに誤りのないことも必須だ。試験伝達の反省点がよく報道されるが、素早く修正されないと本来の役目が消える。受ける方も聞きっぱなしではいけないことを肝に銘じておく。

 (今日の575) アラートの鳴らぬ世界の政ごと
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錦帯橋で時代劇ロケ

2023年09月21日 | 地域


 「時代劇ドラマ エキストラ募集について。『北の国から』シリーズの演出家として有名な杉田成道監督による、時代劇配信ドラマのロケが錦帯橋周辺で行われます。現在、松竹撮影所で20名程度のエキストラの方を募集しています」。これは今月4日に市の観光振興課発信のライン。ドラマの内容は伝えられていないが、久々の錦帯橋ロケが小雨の中で今日も進んでいる。

 錦帯橋そばを車で通った。撮影用のクレーンや関係する車両らしきもの、スッタフの人らも見えるが、橋上の多くの人が透明な合羽を着ている。渡橋券売り場のところで、時代物ドラマで見る旅姿の衣装を着けた人が歩いていた。間違いなく時代劇と分かる。

 橋上なのでロケを見ることはできず、それらしき人影もなかった。私は車なので上流の錦城橋の下から橋上を眺めた。散歩中の人に「あれは何事ですか」と聞かれ「ロケでしょう」と答えたが、関心なさそうに散歩を続けられた。

 錦帯橋でのロケは見たことがある。印象に残っているのは岩下志麻出演の近松物語で、夜間のロケだったが、見る人で混雑していた。橋の袂は時代を感じるセットだった。サスペンスドラマで、宮島の紅葉谷と錦帯橋そばの吉香公園の紅葉谷の場所違いからの事件物もあった。東映の時代劇では、錦帯橋を走って渡る武士の姿を下流の川原から撮っていた。今回のドラマではどんな錦帯橋が登場するだろうか。

 (今日の575) 時代劇錦帯橋はうってつけ
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