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日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

消えた商店街

2025年08月28日 | 町かど

 一人で歩いてちょっと買い物。目指したものが買えたのでホッとしながら、久しぶりなので少し回り道をしてみようかと歩き始めた。熱中症警戒アラートは出ていないが日差しは結構強いがこれまでに比べればしのげる。そう思いながら角を曲がったら3人が立ち話中、みんな知らない人だが「こんにちわ」と声を掛けた。

 「暑いが歩いてですか」と声を掛けられ手持ちの気温計を見せられた。気温33度で湿度は77%を表示していた。「気をつけんさいよ」と見送られお礼を言って歩き始めた。拝見した年齢から昔からこのあたりに住まわれている人たちだろうが、親切で温かい声掛けは陽ざしをやわらげる感じがするほど気持ちいい。

 次の角を曲がる。かつては市内で最も賑わった歴史ある通りに出た。およそ1㌔の直線は藩政時代の道幅そのままでこの商店街が衰退した一因と私は思っている。子どもの頃に住んでいて賑いを覚えているという定年退職者から「消えた商店街」と言われたことがある。ずっと先まで見通せるこの通りに人も車も見えない、写真を撮る私がいるだけだった。

 商店街では大きな店構えだった金物店、シャッターが閉まりぱなしになって2年くらい過ぎたろうか。かつての店内は大型自家用車3台の駐車場に変わっていた。100年続いた店の面影は消えている。ここの女将さん「涙が枯れて出なくなりました」、最後のシャッターを閉められる時に聞いた声がいまも耳の奥にある。

 (今日の575)  賑わいの戻らぬ通り人気なく
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慣れている道でも

2025年08月27日 | 地域
 

 車載の温度計は36度、エアコンは26度セットで走っていて、もうすぐ家につく、そう思いながら片側一車線で一方通行の道を走っていた。この道路の法定速度は30㌔、道幅や通行量を思えば適正な規制だと思っている。私と同じように速度規制を守るなと思いながら他県ナンバーの前車に追従していた。突然ハザードランプを点灯させ左側によって停まった。

 様子が分からぬまま私も前車の後ろに安全に停まった。ふと見ると、前車の前方の道の中央部分に女性が倒れている。そばを通りかかったのだろうか小学生上学年くらいの女の子が、倒れている女性の傍に落ちていた帽子を拾うのが見えた。理由は分からないが倒れてすぐのようだ。

 2人の年配男性が駆け寄り、倒れた女性を抱え起こすのがみえた。女の子が帽子を手渡すのも見えた。立ち上がった女性は手押し車に手を掛け起こした男性と話している。そばに自転車が倒れている。様子から自転車が手押し車に当たった、と感じた。前車がゆっくり動き出し、私も追従した。

 そこは変則T字路の交差点で、私も運転しているときは気をつけて通過する個所だが、こうした光景は始めて見た。改めて安全運手に油断は禁物だと感じさせる光景だ。通過しながら見た女性は高齢で、手押し車は歩かれるサポート役だろうと思った。自転車が倒れたままで話は続いていた。

 (今日の575) 油断する大きな事故の因となる
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みんな横文字に

2025年08月26日 | 生活・ニュース

 市の広報紙が9月1日号から変わるという市民メールが届いた。大きく変わるのは毎月1日と15日発行が1日だけの1回になる。そして「縦書き右とじ・右開き」が「横書き左とじ・左開き」となる。発行減の訳は記されてが、左とじの理由は「電話番号などの数字やアルファベットを読みやすくするため」とある。

 最近の公報紙面は英文字だけやカタカナ主体の見出しも多くなっている。それは基地の街という特殊性もあるだろうが、慣れぬ者には読みずらいから横書きは自然かもしれない。私もある広報紙を長年編集したことがある。横書きから縦書き、左開きから右開きに変わった。編集は横書きの方が容易と思っている。

 市民メールのせいではないが、あるスーパーのお菓子売り場、何十種類も並んでいる綺麗な箱の商品名の大方がアルファベット表記、ここだけ見ると日本国ではない感じ。基地関係の人も多く驚くことではないのだろうが、時代の変遷に遅れていることを知る。TVのCMでも歌でも横文字混じりが多く、判読出来ないうちに次に変わり情けないが消化不良を起こすことはしばしばだ。

 みんな横文字にかわっていく。運動選手はアスリート、中継はライブ、蹴球はサッカー、庭球はテニス、排球はバレーボール、競技場はスタジアム、世界共通の表現になるのは時代だろう。ふと思い出した、いつだったか金網で囲われた中で高齢の方が多数庭球を楽しんでおられた。その入り口に墨で「庭球場」と書かれた木札が掛っていた。なにかほほえましく感じたことを。
 
 (今日の575) 深い意味秘めた漢字に興味湧く
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どうなるのだろう

2025年08月25日 | 社会 政治
(NHK世論調査)


 報道各社の世論調査、前回調査に比べ内閣支持率は上昇している。また、石破総理辞任を良しとしないとする世論は半数を超え、自民党支持者でも同じ傾向のようだ。赤絨毯を踏む与党内の実態はどうなのだろう。報道でしか分からないが、総理を変えるという声の報道が表に出ている。その方が報道としては面白いが、態度を決めていない議員も半数近い、昼の報道であった。

 ここにきて石破総理変えるな、の世論が多い。臨時の総裁選挙について議員の意向を質す作業は9月になるという。今の状況で総裁選を行い石破総裁を変える、となると世論と真っ向対立になり、万が一の場合は衆院解散になるかも、というくらいの想像は素人でもできる。素人の勘のあたらない結論が玄人筋のまとめ方、どうなるだろうか。

 石破下ろしか否かの総選挙、はたから見れば面白いだろうが、ウクライナイやガザの停戦が論じられているとき政治の空白はいかがなものだろう。その判断は数百人の関係者だけの判断できまる。空白を押しても意味ある総選挙なら国民が納得できるよう説明が必要。裏金問題の時に丁寧に説明すると言いながらまだなされていない

 世界情勢も重要だが物価高対策は具体的にどうなるか方向が聞こえてこない。今年の値上げ品は2万品目に達するという報道がある。物価高で消費税も増収になったのでは、物価対策は早急に決定して欲しい。

 (今日の575) 世論無視それじゃ庶民の意に沿わず
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ことわざの意味

2025年08月24日 | 昔のお話し

 「寄らば大樹の陰」、ことわざとしては子どもころから聞いている。深い意味は分からぬとも何となく言わんとするとことは分かったような気がすることわざと思っている。「箸と親方は丈夫なのがよい」も似た様な意味だろうか。英語では「立派な木は良い避難所」というのがあるそうで、洋の東西を問わずというところか。

 このことわざを打ち消すのは天気予報で落雷の恐れありのとき。落雷の光景は見たことがあり、状況から落雷だと感じたことはある。しかし、幸いなことにまだ雷に打たれた経験はない。落雷の被害映像を見るとその威力は人力の叶うものではない。雷を蓄電出来る技術を完成したらノーベル賞、と理科担当の担任から聞いて70年過ぎるが、そのノーベル賞はまだ出ていない。

 「寄らば大樹の陰」の対語があることを知った。「鶏口(けいこう)となるも牛後(ぎゅうご)となる勿れ」とある。意味は、大きな集団で人のあとにつくより、小さな集団でもその長となれという意」とあり、独立心の貴重なことを解いた言葉と続く。「鯛の尾より鰯の頭」は類似というが、これは聞いた記憶がある。

 キーを叩けばAIが即座に教えてくれる今の情報化社会、情報の洪水にさらされすぎていないだろうか。情報に振り回されない昔からの「諺」を繰ってみて、情報のカタカナやアルファベットからちょっと離れ、今の自分の常識や思いを見直してみるのもいいんじゃないか。昨夜のプロジェクトX、「蒔かぬ種ははえぬ」からQRコードは完成した。

 (今日の575) ことわざは身を見直せる秘伝あり
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丸の中心

2025年08月23日 | 生活・ニュース

 今日は立春から210日、24節気の「処暑(しょしょ)」。処にはいくつかの意味があるがここでは収まるが良しと言われる。それは「暑さが収まるころ」あるいは「暑さが落ち着くころ」ということになるが、温暖化のご時世、どうなるだろう。普通ならこれから白露・秋分・寒露・霜降と季節は移っていくのだが。
 
 通りがかりの小さな公園に立ち寄った。四囲から降るようなセミの鳴き声は止むことなく聞こえるが、周囲からは鳴き声を邪魔するような音は聞こえない。噴水から霧状になった水が逆円錐形に昇り広がる。昇りきると霧状の水はそのまま落下し水面によりおおきな真円を描く。人工的なものではあるが眺めていて飽きさせない。

 水面の円を眺めていてふと気づく。ウクライナやガザ地区での理不尽な戦いの中で苦しむ人たちに、こんな静かに時を過ごせる日がいつ来るのだろうかと。飢餓や破壊された映像をみながら、誰もどこの国も戦を止めさせられないことを不思議に思っている。

 水面の丸は平等に全方位へ広がる。中心になって戦を止めさせる力が芽生えれば飢餓も破壊も無くなる。悲しいかな戦の背景に覇権や大国と言われる国が関与している。自国第一でなく、覇権だ大国だという威厳に掛けても戦を停止させてこそ世界のリーダーになれる。そんな妄想を打ち破ったのが戦闘機の轟音だった。

 (今日の575) 公園の静けさ借りてもの思う
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セミの亡がら

2025年08月22日 | 自然 季節

 出かけた先で暑さのあいさつのあと「今年はセミが少なかった」と詳しく話をされる。何処で学ばれたのだろう。夏休みの昆虫採集したころの知識しかない私は楽しく学んだ。そんな事を知っていたら昆虫採集も少し立派で面白味のある採集帳になったかもしれないと少々残念に思った。

 夏になって書いたが、セミの鳴き声を聞いたのはずいぶん暑くなってからだった。隣には大きな庭木があり朝から鳴き声の途絶えることはなかったが、昨年も少ないと思った。セミは地表に出て7日あまりの生存と言われるが、地中での7年間に比べあまりにも短い。そんなセミも毎年我が家の狭い庭で何匹かが短い世を終える。今夏初めてのそれが今朝だった。

 5時半だった。勝手口のドアを開けると足を上にした姿勢で動かなくなったアブラセミを見つけた。手に乗せて見たが目につく外傷らしきところは見当たらない。飛べなくなって我が家の勝手口の軒下を選んで横になった、そう思い、いつものように庭木の根元に穴を掘り「7年先に戻ってこい」と声を掛けて埋めた。

 天気予報は暑さが当分続くという話ばかり。なぜ・どうしてこうした異常な天候が続くのかは説明しなくなった。温暖化が原因で異常気象が続くという説明を気象予報の中で伝えて欲しい、気象学の大学教授がTVのコメントで話されていた。温暖化は無いという大統領へ温暖化だと誰も説明できないのだろうか。異常気象を子や孫、その先の世代に繋げないためにも。

 (今日の575) 哀しいみの涙を汗とぬぐいけり
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猛暑の怪

2025年08月21日 | 町かど

 我が街には「物の怪地図研究会」という、ちょっと難解な感じの団体がある。言い伝えのある物の怪のいわれある場所へ足を運び、調査研究を重ね、それを地図におとし妖怪地図として公開されている。私もこれまでの4作を持っているが、読み物としても楽しめる。興味ある方はフェイスブックから楽しめます。

 妖怪は夏だけではなくところかまわず現れるから油断できない。今回は妖地図に載ることはないが、不思議な現象を見つけた。ゴミの集積所には猫やカラスの悪戯からゴミを保護するため覆いにするシートが備えてある。ゴミない時は丸めて通行の邪魔にならない様にし、燃えるゴミの日に覆いとしている。ゴミのない日、私はいつものように丸めて整理している。

 その翌朝ゴミ出し、すでにシートが広がっている。持ち出したゴミを置くためシートをめくるとゴミはない。ないが、よく乾いたコンクリート道路のそこに黒っぽい湿ったようなで描かれたような円の跡がある。猫や犬の小水ではこんな円はかけない。臭いは無いが脂っぽい感じもするが触ってはみなかった。何の円だろう、誰がシートを被せたの、そんな事を思いながらゴミを置きシートを掛けた。

 それから数日間は、猛暑の陽ざしを受けても円の跡はかわらない状態だった。が、次第に薄れ始め薄くなり消えて無くなった。近所には物の怪を疑わせるような個所は思いつかない。誰が何が円を描いてシートを被せたのか、猛暑だった夏の怪としておこう。

 (今日の575) 物の怪に出会える感じ地図見ると
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備蓄米はあったんだ

2025年08月20日 | 社会 政治

 あれだけ国中を沸かせた備蓄米のニュース、なんと寂しい結末になりそうなので、方針変更になるという。備蓄米は約30万㌧が契約され、米価低減のヒーローのように大臣は連日TV画面に登場していた。安く米が買えると我が家も期待していた。何度スーパーに足を運んでもお目にかかれなかった。

 そのうち店内に、備蓄米の購入は契約しているが入荷が無い、そんな主旨の掲示がでた。売りたくても買いたくても品物が無ければどうしようもなく、いつの間にか買えることをあきらめていた。1度だけ購入できたが、それ以後はやっぱり店内掲示だけが寂しそうだった。

 先日、2度目の備蓄米販売に出会った。手に取っても購入しない人が多い。最初の時はあっという間にさばけたのに、様子が変わった。と思いながら2日前に新米を購入したことを悔やんだが後の祭り。5㌔2000円の違いがあった。備蓄米のそばには各地の新米がしっかり積まれている。

 30万㌧売れた備蓄米だが実際に販売されたのは10万㌧余という。言い訳のように遅れた理由を聞かされるが、聞いていて「そんなことを予測も出来ないで8月末までに販売」と契約したのかと仕事の仕方に大きな疑問が生まれる。購入解約の話しもあるという。米は日本の主食、行き届いた細やかな施策を望む。

 (今日の575) 麦飯を思い出させるコメの値が
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我が家の最高気温

2025年08月19日 | 自然 季節

 殺人的暑さ、7年前の夏にこう書き残している。どのくらい暑かったか、具体的に記憶はないが「蚊が出なかった」と残している。今年の夏も暑かった。これからは四季でなく二季と言いながら笑う予報士がいるくらい異常な気象になるらしい。二季とは冬と夏で、ものすごく寒い冬とものすごく暑い夏が共に長く続き、春と秋はちょっとだけで梅雨は無くなる。
 
 こんな話を正面から全面否定できない感じがする。いや、そうした現実が起きるかもしてれなとも思わせる。8月も下旬に入るというのにさきほど17時に「明日(20日)、気温が著しく高くなることにより、熱中症による健康被害が発生する恐れがあります」と熱中症警戒アラートが出た。その対策も付記されている。

 夏前へから暑い夏の予測が流れていた。我が家の最高気温はいくらか、100円ショップで購入した気温計を車庫に掛けておいた。屋根と西側はアクリル板張り、土間はコンクリー、風は南北に吹き抜ける。暑いと思ったら気温を確認していた。最高は7月の43.3度だった。42度代は何度も見かけたが写真の観測値は越えなかった。

 真っ赤に塗られた日本列島の地図、それは気象庁からでた今後の気温の予測、なんと10月の中旬頃までは平均気温を超える暑さが続くという。短い秋は現実かもしれない。防暑の衣料品や作業着などの売り上げが伸びたという。GDPを上げたかな。

 (今日の575) 草抜きで蚊に刺されない暑さかな
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ブルーベリー生食

2025年08月18日 | 生活・ニュース

 今年3回目のブルーベリー約350㌘を頂いた。この果物は目がよく見えるようになる、そんな話を聞いているだけで、知識は全くない。本当によく見えるようになるのだろか、「一般的にブルーベリーは目に良いと言われていますが、食べ物の中で特別に目に良いというわけではありません」はAIの答え。眼科医の答えも似ている。

 それでもCMやサプリメントで視力回復をうたっている商品にはブルーベリーが登場している様に思う。英国のパイロットが「薄明りでも敵機がよく見える」というので彼の食生活を調べるとサプリメントにブルーベリーがあったという逸話が残っているそうだ。逸話から研究が進み脳血管障害などを予防したり、視機能を改善するということがわかったという。

 これまで2回ほどはジャムに加工した。目に良いなら生食の方が良かろう、素人の思い付きで3回目は生食にしてみようときめた。2、3粒口にしたことは何度かあるが、これほどの量が口にできるか、まず試してみた。いまだ使用したことない栄養補助食品(サプリメント)として一つまみ皿に移し挑戦を始めた。

 ちょっと渋味はあるが口触りもよく続けられそうだ。運転免許証は条件なしで交付されているが、文字を見たり書いたりするときはメガネが相棒で四六時中離せない。これが解消してくれることも願いながら、脳血管障害予防に期待をかけて見よう。

 (今日の575) 小粒だがパワー信じて頂こう
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今日もいい汗を

2025年08月17日 | 生活・ニュース

 汗が俳句の季語であることを知った。調べて見ると載っている。汗ばむ・汗みづく・汗みどろ・汗疹(あせも)などが載っている。汗は尊いもの、したがって注意することは汗くさくな句にしない事とある。読者が生活の真実にうたれるとき、汗はむしろかぐわしくさえなる、創作にあたっての心得が書かれている。汗は尊い、いい言葉だと思った。

 暑い夏には誰もが汗をかく。汗って何だろう、「温度刺激によって汗腺から排出される分泌液」とある。この分泌液が体温調整の作用を担っていることは、繰り返し聞かされている。暑いこの時期の水分補給には特に気をつけねばならない。登校する児童らは年間を通して水筒を持参している様に見受ける。私らが水筒を持っていたのは楽しみな遠足の時くらいだった。水分補給はどうしていたのだろうか。

 今日も良く晴れた一日だった。車庫の温度計は39度あまりを表示していた。そんな中で、明日の燃えるゴミ出しに間に合わせるため狭い庭だが、草抜きをした。麦わら帽子に首にタオル、古くなった長袖のカッターシャツを着る。コップ一杯冷茶を飲んでスタートする。

 1時間と少しの間に3回くらい水分補給、汗はしっかり流れ出る。抜いた草をゴミ出し出来るようにまとめ終わったらシャワーでサッパリとしたら今日の屋外作業は終了。 季語の配慮事項にあるように汗は尊いの意味を何となく感じる。青い空には夏盛りのような雲が昇っている。15時ころの車庫は41.5度だった。

 (今日の575) 汗かいたどれだけ重さ減ったやら
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7年前の珍説は

2025年08月16日 | 生活・ニュース

 今年の暑さは「殺人的」という恐ろしい表現があった。そのためか熱中症で救急搬送された人は記録的な人数になった。
 暑さは人だけではない。路上に、あおむけで息絶えているセミを何匹も見かけた。カブト虫が暑さと水不足から、全滅に近い放し飼い施設は閑散としている。
 一方で、うれしい異変もある。暑くなって一度も蚊に刺されなかった。こんなことは初めてだ。連日の猛暑が蚊の活動を止めた、こんな珍説をたて出番のなかった蚊取り線香をしまう。
 エアコンをこれほど使う夏は今年で終わりになってほしい。

 これは7年前の夏に「異常だった夏」と題して書いた私の短い随筆。これまで書いたものを繰っていたら偶然に見つけた。その夏がどのくらいの暑さだったのかすっかり失念しているが、暑かったのだろう。今年の暑さは、連日報道でしつこく繰り返し熱中症への予防と対策を呼び掛けていた。我が家も例年になく水分補給を心掛けた。

 7年前の珍説は正解かもしれない。今年も蚊はいなかった。それは、暑くても庭の雑草は遠慮しないで伸びる。性分かもしれないが雑草はあまり伸びないうちに処理することにしている。頻繁に抜いておけば処理する時間も短くて済み熱中症も防げる。今夏は1度も草抜きで蚊の攻撃は無かった。

 我が家のエアコン、梅雨明け以降は終日稼働の日もあり7年前以上に使用したと思う。8月支払いの電気料金は7月の約50%増、最近にない高額だった。病にならなかった代償としよう。

 (今日の575) 暑き日に冷茶の通るみち感じ
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終戦記念日の雑感

2025年08月15日 | 社会 政治

 80回目の終戦記念日に相応しい久しぶりの青空での夜明けだが世界の空が晴れ渡る状況にはない。購読紙主筆の「『戦後』を100年へ」と題する書き出しをお借りする。今日も銃の引き金が引かれ、ミサイルが飛ぶ。「核の脅し」がまかり通る、と書かれている。確かに世界の複数の地域では、世界の世論を無視し砲弾や無人機が殺戮を繰り返し力の支配が続いている。

 8月6日の広島平和記念式典で県知事は「世界で核に関する費用が年間約14兆円、その1割でも世界平和のために使用できないか」という主旨を述べられた。私の稚拙なブログだが、世界の軍事費用の1%でも平和のために回せないかと書いたことを思い出し、被爆県の知事の発言は平和への大きな推進力になると思いその実現を期待したい。

 日本時間の明日早朝、米ロの大統領がオタワで会談とされている。ロシアのウクライナへの侵攻止が最大の課題のようだが、ウクライナが賛成する条件で侵攻が止まることを願っている。また核を含む軍縮への糸口も話し合ってほしい。国内でも周辺国から核の脅威にさらさられているという声があり、それを受けてか核を是認する声もある。核に頼らない安全な世界を世界の為政者にお願いしたい。

 今日の全国戦没者追悼式での石破茂首相の式辞の中ほどで、「あの戦争の反省と教訓を、今改めて深く胸に刻まねばなりません」と述べられた。反省の言葉が野田政権以来13年ぶりに発せられた、と報道は注目している。安倍・菅・岸田総理とは違いがあるようだ。発した言葉は実行に移して欲しい。

 (今日の575) 青空にみ霊安らかにと願う
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何十年ぶりだろう

2025年08月14日 | 生活・ニュース

 新米とは、今年収穫した米・新たなことにまだ慣れない者と辞書には載っている。日本人の主食である米、米不足の指摘に政府はこれを否定し、物流に問題があるような答弁を国会で繰り返した。そして新米が出れば不足は解消すると説明した。この判断と説明が間違っていたことをようやく認め備蓄米が放出された。

 我が家は米の配給制度がなくなり自由に買えるようになったころ、私が結婚し妻の実家から購入を始めた。実家が稲作を止め市販品の購入に切り替えるころだった。米農家から直接購入しているグループに仲間入りができ、市販品を購入しなくなって何十年も気楽に米を購入していた。その農家が突然稲作を止められということで、先月から購入になった。その1回目は丁度備蓄米だった。5㌔2千円ほどで購入した。

 2回目の購入になった。備蓄米を待ったが店のお知らせではいつまで入荷待ちか分からない。先月の末頃、新米の発売をTVニュースでみたと同じ新米が店頭に並んでいた。価格はニュースと同じで、精米は8月上旬ということで購入した。農水省発表の平均価格は行きつけのスーパーでは全く見かけない。銘柄米はどれも平均価格より高く、十分に積まれている。

 購入した袋に大きな丸いラベルが貼ってある。見るとこれを買った人には稲刈り体験に応募できるとある。稲作に関心を持ってもらう取組の一環だろうが、秋の一日の催しとしては面白いと思う。若い人が増産に向かう米作りに関心を持って参加して欲しい。

 (今日の575) 新米よ仏飯供え言い添える
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