日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

雨量あり

2019年01月31日 | 生活・ニュース

 各地で乾燥と河川の水量減が報道される。前者はこのところの火災多発の一因となっている。火災件数もだがこのところの火災による死者の多さにも驚き、他山の石として火の元には留意している。泥棒は物は盗るが家は置いていく、火事は両方を持っていく、子どものころ、火を片付けるとき祖母はよく話していた。

 先日、知人が雪より雨が欲しいと話してくれた。ダム湖底に沈んだ実家の跡が見えると聞き姉妹で見に行ったという近隣の人の話しから水不足は深刻なのではと思った。そんな心配を払拭するには焼け石に水かもしれないが、市内で20㍉あまりの雨が降った。草木はほっとしたのではなかろうか。

 市内のアメダスによると今日は日照時間はなし、それもあり最高気温はお昼の7度。そんななか、下校の児童は傘を振り回しながら何を急ぐのか霧雨の中を駆けていく。半ズボン姿はちょっと冷たそうにみえるが子どもらには何でもないようだ。

 年頭に同人仲間の一人がエッセイ集を自費出版するという幸先の良い年明けだったが、早くも最初の月が終わる。今年は「平成最後」を枕詞にして多くの行事が行われた。平成制定の前日が「昭和最後の日」で1989年1月7日の土曜日だった。呼び出しで出社しいろいろ対応した。その日は崩御を悲しむかのような静かな雨の一日だった。
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毎年のこと

2019年01月30日 | 生活・ニュース
 
 平成31年度の国の予算を審議する通常国会が始まった。今に始まったことではないようだが、政治への信頼を大きく裏切る昨今の中央諸官庁の業務姿勢の発覚、これらに悪かったというけじめをつけ、その責任を明確にしてから、予算審議に入って欲しい。改ざんに隠蔽、誤答弁など数え上げると幾例もある。そんなことを思いながら確定申告を済ませた。

 退職後毎年の定例作業となった確定申告、申告する利子も配当もない年金生活では記入欄もわずかしかない。源泉徴収票などわずかな資料を準備し、国税庁の「確定申告書作成コーナー」から作成すれば難なく税額と過不足を計算する。復興特別税は自動的に加算されている。勿論、入力は1円たりとも違わないよう気をつける。

 2月8日が申告開始日だが、期日前提出窓口には何人かの人が待っている。納税は国民の義務と習い、それを忠実に実行する人がほとんどだろう。医療費控除の制度が変わり時間のかかる提出者もあるが、私はスムーズに済んだ。わずかだが還付がある。収入が年金一本のため還付額は毎年大きな違いはない。

 毎年同じことを思うのだが「社会保険料」が高い。高齢化社会、自身もその中の一人だが、保険組合から使用した医療費の金額が定期的に知らされる。保険の仕組みに感謝しながらも、高齢年金生活者の負担軽減策はないのか、政治に関心の目を向け注意して国会の審議を見守っていきたい。
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すまん「嵐」

2019年01月29日 | 生活・ニュース

 27日の夕方、民放の定時ニュースの時間、番組を遮って「只今入りましたニュース」と手渡されたメモに目を落とした女性キャスターは一瞬動揺と驚きの表情を見せた。私的には大きなニュースと身を乗り出した。さすがプロ、キャスターは何もなかったかのように「アラシが2020年の年末をもって活動を休止します」続けて「続報が入り次第お伝えします」として次のニュースに変わった。見ている間に続報はなく、アラシのことは私の頭から消えた。

 その後のニュースで、よく週刊誌の見出しや芸能番組に出る芸能事務所ジャニーズに所属する5人の男性アイドルグループと知った。嵐の活動中止が公共放送でもトップニュースになったという話を聞き、民放の扱いの大きさに納得した。アラシが「嵐」と気づかないほどこういうニュースに超疎いことを改めて知った。

 日本だけでなく世界各国に多くのフアンを持ち、それらの人のみならず活動休止を惜しむ声が報道される。被災地での慰問などを中心に芸能活動以外の社会活動についてもスペースと時間を割いて報道され、彼らの活動を知った。そうした映像を見ていると、舞台とは違う庶民性も感じた。こんな話をしたら「ワイドショーを見んにゃあ」と教えられ苦笑した。

 「若い人は政治に関心がない」とよく言われるし実感するときもある。今回の嵐の件を例にすれば「芸能界に全くといいっていいほど無関心老人」の姿が私だった。世界中の多くの人を歌で喜ばせたことに敬意を表する。政治を含めあらゆることに関心をむけることが人として望ましいことかもしれない、そんなことを思い直している。(写真は購読紙から)
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切り干し大根

2019年01月28日 | 回想

 いわれは知らないが「大根人参大嫌い」と子どもは食べることを嫌ったというが、大根を食べなかったという記憶は思い出せない。その時期には、大家族の我家には欠かせない一品だったと思う。その頃の我家では白だけでなく赤大根も作っていた。と言っても表面だけ赤紫で仲は白大根と同じ色だった、と思う。

 そんな大根、最近は買うよりも頂く方が多く、贅沢に食べている。煮る、おでん、酢もの、漬物、サラダなどなど、レシピ集を開くと古くから伝わる庶民の食材らしく無数の食べ方で出てくる。そして手が掛からず簡単な調理法が紹介されている。料理研究家だけでなく主婦の手作りアイディアがいい。

 貰って保存していた大きな白大根、それは両手で持つほどの太さと重さがある。姿は真円で真っすぐに伸びたいい姿をしている。包丁を入れるのが忍びない気もするが、食べられてこそ大根が喜ぶ、と切り干し大根を作るため包丁を入れる。切れ端をひとつ口にすると、水分たっぷりで甘みのするそれは、美味い切り干しになりますと宣誓しているように感じる。

 子どものころ野菜は自家製だった。大根の時期には母と祖母が切り干し大根作りに励んでいた。当時は包丁で刻むしか方法はなく、大きな木製のたらいにまな板をのせ、向き合って大根を切っていた。干すと早く均一に乾くよう一日に何度もかき回していた。手を掛けるほどうま味が出るはず、乾燥注意報の続くなか、出来上がりに期待しよう。
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日本一短い手紙

2019年01月27日 | 生活・ニュース

 購読紙の囲み記事で「日本一短い手紙のコンクール『第26回一筆啓上賞』の大賞が発表された。テーマは『先生』で国内外から3万9千通の応募があった」という記事が載っていた。26回ということ応募数の多さなどから、よく知られたコンクールだろうが私は全く知らなかった。発祥は「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」からというが詳細は改めて。HPを訪問した。

 今回のテーマは先生、まず頭に浮かぶのは学校、病院、習い事などの先生、先輩、監督、コーチ、お師匠さんなどなど。確かなメッセージを伝えるのは1~40文字で手紙形式、句読点も括弧も文字数に含むという厳しい条件がついている。

 大賞は5編。小学2年生7才の作品「校長しつでいつもなにをしていますか。きゅうしょく一人でたべてさみしくないですか」。こうした疑問など思ったこともなかった。中学2年13才の作品、これも校長先生宛で「僕の事、知ってますか?僕は全体の中の一人です。いつか見つけてみて下さい」。次は4才の男の子「てんきんってわるもんが、せんせいをつれて行った。やっつけるから、もどってきて」。先生の名前がタイトルになっている。ほかに学校生活の思い出(86才)、出産時の体験(51才)がある。

 山口県から256人が応募している。40文字は超難問だが次回27回へはぜひ応募の一人になってみたい。一筆啓上に比べれば新聞読者欄の文字数ははるかに多いが、多ければよい作品になるものではない。2年生の作品を手本に、的を絞った書き方に挑戦しよう。
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初雪の日

2019年01月26日 | 自然 季節

 角を曲がって長さ50歩ほどの狭く細い道、もう少しで終わるころに今年初の雪が予報通り降り始めた。手に取ってみると、水分をかなり含んだ水雪で積雪は無理かな、と思いながら急いでデジカメを取り出す。何とか降り始めの雪が撮れた。雪は降ったり止んだりを繰り返す。それでも駐車場に並ぶ車のフロントは雪景色になっている。そんな愛車を撮る人もいる。

 ある施設で知り合いの人と初雪を見ながらの話で「奥の方では雪でなく雨が欲しい」と残念そうな口ぶり。奥の方とは市内北部のことで、知り合いはその地域に住まいの人。農作物にも一雨欲しいが、ダムは底を見せているという。そういえばダム下流になる市の中分部近くの川の水量が減っている。雪が水となって流れ出るには長い時間がかかり水不足対策にはならないと話す。

 今日の午前5時過ぎ「風雪と大雪、それに着雪の各注意報」が出た。風は10㍍、積雪は山地で30㌢になる。市街地も積雪か、という予報が出る。この冬は暖冬予報で雪の錦帯橋写真が撮れるかと心配している知人、初雪では撮れないが本格的寒さはこれから、望みが出たと喜んでいる。

 一夜にして音もなく自然を真っ白に変える雪は冬を代表する1字だ。雪の少ない瀬戸内に住んでいると若いころは何かしら気持ちが弾む感じになっていた。しかし、雪の深い地域の人は生活に大きな不便を強いられながら積雪と闘っておられる。それは雪の振る舞いを受け入れている、そんな感じさえする。根雪が融けるまで北海道のブロガーの記載から目が離せない。 
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花水木13号

2019年01月25日 | エッセイサロン

 岩国エッセイサロンは、平成18年1月に発足したエッセイ創作の同好会で、丸13年活動してきました。新聞や雑誌へ創作したエッセイを投稿することによりひとりひとりがより輝いて生きることを目指すサロンです。現在会員は18名。月1回第3金曜日の定例会は、会員が持ち寄ったエッセイの合評など楽しい雰囲気でやっています。

 これは同人誌「花水木」第13号のあとがきから。同人誌は毎年1月の定例会に配布される。掲載作品は、前年1年間に投稿し新聞や雑誌に掲載された会員の創作エッセイで、掲載作品は通算でまもなく1200編になる。。地方の小さな町の同好会でこれほど発行が続くのは不思議、と印刷所の社長は驚いているとか。

 今月で定例会は155回を重ねた。私は第7回の定例会から入会させてもらったが、これまで何があっても定例会最優先で出席しているが、入院で1回欠席している。初出席の時に勧められた席は代表の傍で恐れ多いい気がしたが、いつの間にか定席となった。そういえば私だけでなく誰もが同じ席に着いている。

 花水木、発行年と号数の文字が変わるだけで装丁は創刊号以来変わらない。どの投稿にも字数制限ある。しかし花水木では、頁を繰らなくても見開きでひとつの作品を読み切れるように編集上の工夫がされている。その秘訣は編集される会の代表の隠し技としておこう。一度読んでいる作品集ではあるが、「本」になると味わいが違う。学習のため毎年読み直す。
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鉄塔造りの工夫

2019年01月24日 | 地域

 携帯電話が自動車電話から発生したことは良く知られ、スマホは日本人の二人に一人は使っているというが、見た目ではもっと多い気がする。そんな携帯電話の前に簡易型携帯電話という物があった。簡易型が安っぽいイメージということでPHSという名称になった。PHSは家庭電話のコードレスから派生したという。若い人はPHSをご存じないかもしれない。

 徳島に出張したときPHSの普及キャンペーンで見学した。試用で家庭に掛けることを薦められ瀬戸内海を越えて掛けた。普通の電話と異なることなく通話出来たことを記憶している。説明ではPHSの出力がちいさいため中継用の基地局を多数設置する必要があり、電柱に取り付けた架設の基地局を紹介された。スマホの時代でも、数々の利点があり使用されているというが、近々撤退する。

 時代は移り、大出力の携帯電話は、市街地が見渡せる高台や山頂に中継局となる鉄塔が増えた。普及に合わせて全国隅々まで電波を届けるためには必要なインフラとして仕方ないことは分かる。しかし、昔からの風景も大事にしてもらいたい。錦帯橋を遠景で城山を撮り込むと何本か鉄塔が入る。初詣の社殿を正面から撮ると、角のような鉄塔があり消すことは出来ない。便利さと景観、京都市では景観のために様々な規制でそれを守っている。

 あるがまま撮ればいいのだが、素人写真では邪魔を避ける方法はトリミングくらいしかない。こうした鉄塔を各社別でなく共同して建て数を減らすことは不可能なのだろうか、鉄塔を写し込んだ写真をみながらひとり思っている。
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市田柿

2019年01月23日 | 生活・ニュース

 昨年の秋、私の周囲は柿の裏年らしく干柿用の柿が入手できなかった。大枚を払い取り寄せた人もあるがそこまではしなかった。ということで干柿の無い年になっていた。散歩の道すがら玉すだれの様に軒下に干された柿を見て、ちょっとうらやましく思いもしたが、毎年裏年ではなかろうと思いなおしていた。

 裏作の証。近所に白壁で囲まれた門構えの家がある。その屋敷内にある白壁塗りの蔵、その側に高さ20㍍もあろうかと思える渋柿の木がある。生ると枝が折れるのではというほどなる。生るが採られることは無い、鳥の餌か落ちて地に還っている。その木に、昨秋は「一つも生らなかった」、こうゆうこともあるんだとみていた。

 ところが、あるところから思いもしなかった干柿が届いた。私は知らなかったが、家内は「名の知れた干柿」といい知っていたようだが、見るのは初めてという。それは長野県産「市田柿」で、詳しい説明書が入っている。長野県は南信州地方で生産され500年以上の歴史があるという。袋ののぞき窓から、あめ色の果肉に細やかな白い粉をまとっているのが見える。我が家のしきたり通り先ず仏壇へ供える。

 市田柿は上品な甘さともっちりした食感が特徴とある。農水省が認定する地理的表示(GI)に認定され南信州を代表する特産品という。長野県と言えばリンゴは浮かぶが柿は知らなかった。終りに、種が入っているものもある、召しあがるときはご注意をと添え書き、親切な心配りがいい。食後の感想は改めて。
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一人で5時間

2019年01月22日 | 生活・ニュース

 通常ニュースでもワイドショーでも、勿論スポーツニュースでも、テニスの全豪オープンでの日本選手で共に日清食品の錦織圭と大阪なおみの勝ち進む活躍が大きく報じられている。何度見ても何度読んでも二人の活躍が嬉しい。最新の情報では、大阪は世界ランク3位はほぼ確定、今後の展開ではランク1位の可能性もあるという。

 購読紙の見出しは「死闘5時間」と錦織の戦いを表現し「驚異の粘り 逆転劇生む」と続け8強入りしたことを伝える。記事を読まなくても大方の予想はつく。第1セットと第2セットを失ってからは勝利を信じながらも速報を見なかった。果敢に前に出て、相手に重圧を掛けながら徐々にリズムを取り戻したという。次は準々決勝、フルセット勝ちの粘りで勝利する。

 それにしても一人で5時間戦い続ける、その体力・気力・精神力について私には想像すらできない。ただ驚異としか思えない。ダブルスなら声も掛けあえるがシングルスではそれも出来ない。卓球でもバットミントンでも思うのだが、それに立ち向かうのは驚異的な練習と努力で作り上げるしかないのだと思う。対戦した相手選手にも同じことが言える。共に称えたい。

 古い話になるが、三交替勤務をしながら朝日国際マラソン大会の呼称のころに何度か出場した人を知っている。出場資格は一定レベルの記録保持者でなければならない。その彼が「純粋なアマチュアは、練習時間や資金面で大きな大会には出れなくなる」、残念そうにつぶやいた事が脳裏に残っている。才能だけでなく、それを伸ばす環境に恵まれることも一流になる必須要件、世界で活躍する選手を見ながら思うことがある。
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