日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

カタカナ語に苦労

2018年10月31日 | 生活・ニュース

 
 国際化が進み諸外国との各分野において交流が盛んになり外国語が入る。その結果として日々の情報の多くにカタカナ語が入り込んでくる。外国語に疎い私には氾濫という感じがする。といってこれを不必要と避けるのでなく上手くつきあわなければならないことはよく分かっている。ということでカタカナ辞典を持っている。

 カタカナ語にすると字数が多くなることが多い。短い文章には漢字で表せればそれが一番いいと思う。最近SNSでそんな事例が載っていた。アジェンダは予定、イノベーションは革新、カンファレンスは会議、プライオリティは優先順位、コンセンサスは合意、エビデンスは証拠、インパウンドは外国の観光客など。
 
 そんなカタカナ語の一つにハロウィーン。手元の「カタカナ語辞典」では「10月31日。ローマカトリックの万聖節の前夜祭。悪霊を追い払う日とされ、子どもたちはカボチャでちょうちんを作ったり、お化けの仮装をして練り歩く」とある。万聖節は「諸聖人の祝日。キリスト教で諸聖人を記念するため毎年11月1日に行う祝祭」、これは広辞苑から。この様に知らないこと、特にカタカナの記述では間違いを起こさないためできるだけ辞書で確認しながら使っている。

 そのハロウィーン、先日の東京での大混乱は本来の意味からは理解できない。今夜が本番で警戒態勢が夕方のニュースで報じられている。先日の混乱は「若者のエネルーギーの発散」というコメンテーターがいた。地域に対してあれだけの迷惑行為を、若者の発散で片付ける解説者にはその資格なしと思った。さて、今夜は混乱や騒動を起こさないで楽しんで欲しい。
 
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再生エネルギーの難局

2018年10月30日 | 社会 政治

 2011年の東日本大震災を機に政府は、エネルギー基本計画で、再生可能エネルギーを主力電源化し、2030年度の構成比率を22~24%を目指すと決めた。それは東電福島原発による甚大な被害がその背景にあった。原発から再生可能エネルギーへ論調を転換した人も多いが、その代表格は小泉元総理だろう。

 太陽光などの再生エネルギー拡大策として固定価格買取制度がスタート、一般利用の庶民が代価を負担することで電力会社が買い取ることになった。休耕の田畑を始めちょっとした空き地には太陽光発電のパネルが出現、その勢いに驚いた記憶は新しい。空き地を眠らせておくよりは国策として推進する買取に乗った方が有効活用になるという考えは分かる。

 月に1度、仲間と農園作業を楽しんでいる。その隣接地に巨大な太陽光パネル群が出現し驚いた。その能力を知る由もないが、近隣で見かける規模では大型と思う。電力会社の買取価格は下がる方向に向かっているが、設置申請全てが稼働すると原発20基あまりに相当する再生エネルギーという試算がある。設置はどこまで進むのだろう。

 最近、一般利用者の代価負担が増えたということは再生エネルギー量が増えた。そこで「出力制御」という再生エネルギー抑制策が始まった。電力会社は発電と利用、供給と需要のバランスを保って運転する。その調整のため火力による発電を抑えるがそれでも供給過剰となるとき再生エネルギー側の発電量を抑えることになる。すると事業者の収入は減る、そこから派生する問題も多かろう。再生エネルギーの将来はどうなる。
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近所に空き巣

2018年10月29日 | 生活・ニュース

 今日はドラマ風に。外出先を昼少し前に出て帰路についた。自宅から数百㍍付近で渋滞になった。見ると数台先に赤色灯を回転させるパトカー、一方通行で追い抜き出来るほど幅員は無い、それなのに超スローで進むため後続も長くなる。しばらく進んでパトカーが我が家の方に左折した。後続車は全て直進して行った。左折すると我が家の前の四辻でパトカーは止まっている。私が後ろについたのでパトカーはゆっくり発進した。

 車庫入れしようと横を見ると、3軒か4軒先のあたりに数台の車と何人かの人が動き回っている。何事だろうと思いながら家に入る。家内に話すと何も気づいたことは無いという。それから30分くらいしてピンポンとチャイムが鳴る。応対すると「警察ですが、お伺いしたいことがありまして」と明瞭な声で答えがあった。

 ドアを開けると私服の男性が一人、パラリと警察手帳を開き所属と名前を告げ用件に入る。この先で「空き巣事件がありまして」と概要を話し「ついては」といろいろ問われた。その内容を本当は残したいが、残せばその逆手で空き巣狙いを助けることになるので詳細は控える。言い尽くされていることだが「戸締り」の重要性を改めて認識した。

 パトカーのスロー運転は犯人捜し、数台の車と人は捜査関係者と分かるが、この地に住まいして20数年になるが、火事は複数回経験したが空き巣発生は初めてと思う。「不審者と思われる人を見たら一報ください」を最後に問い聞きは終わった。早い逮捕で安心させてほしい。これで3回目の問い聞き、こんなことの起きない地域になって欲しい。
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誕生日の紋

2018年10月28日 | 生活・ニュース

 これまで誕生日のことを書いたことは無いように思うが、今日の誕生日に、千葉在住の旧知の人からメッセージが届いた。文面のなかに、誕生日にちなんだ花個紋が送られてきた。花個紋とは「2月29日も入れて1年366日、四季折々の花を『紋』にあしらったバースデーシンボル」と言うことを初めて知った。今日は和暦だと9月24日とある。

 その花個紋は「横見陰千寿菊 (よこみかげせんじゅぎく)」。紋に与えられた言葉を「個意ことば」といい、今日の意味は「満足」とある。その意味は、華のある容姿と、品の良さを兼ね備えた人。華やかな外見で注目を集めながら、おごることのない謙虚さを持った人。日々の生活に感謝し、人との繋がりを大切にするあなたは好感度抜群。多くの友人に恵まれる人です。

 紋にあしらった花名は千寿菊。アメリカンマリーゴールド、マンジュギク(万寿菊)。マリンゴールドの名で親しまれる黄や橙色の花びらが重なり、花にうとい私も知っている。身近な花と知り何か親しみを感じる。

 個意ことばは、私にはあまりにも過ぎた内容だが、これをこれからの日々で精進していく目標にすればと思う。この紋は変わることは無いので、私の紋として使い、精進から遠のくことがあれば言い聞かせてくれるものして大切にしていこう。
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城下町の医院

2018年10月27日 | エッセイサロン
2018年10月27日 中国新聞セレクト「ひといき」掲載

 城下町の風情が残る通りの医院には、大きな病院では味わえない「待合室」がある。
 玄関は自動ドアだが、迎えてくれるげた箱は棚が数段ある木製。懐かしい昭和を感じさせる。履物をしゃがんで持ち上げ棚に置く所作は並んではできない。 「どっこいしょ、お先に」と、待っている私に高齢の女性が声を掛けた。
 受付は木枠の小さな窓である。壁に沿った長椅子に腰掛けて順番を待つ。床は板張りで、その色つやは先代から続く歴史を感じる。
 壁には、手書きのお知らせや患者寄贈の手芸品が飾られて、落ち着きと安らぎが漂う。隣り合わせた人と会話も弾む。まさに辞書通りの「患者が順番を待つ部屋」待合室である。
 先生は海外旅行が趣味のようで、盆や年末年始の休診はほかの医院より少し長めに感じるが、息抜きは患者のためになる。
 休み明けに展示される写真を楽しみにしている。今は数枚、南イタリア・シチリアの紺碧の空と海、そこに暮らす人々を見ることができる。いつも自然のままに撮られていて、親しみやすい。一枚一枚見ながら、医院の構えと先生の趣味の差異にユーモアを感じている。
 支払いを済ませた高齢の女性が「タクシーを呼んでください」と受付に頼み10円硬貨を渡した。ここ待合室ならではの光景だ。
 順番が来た。手書きのカルテを確認しながらの治療は、パソコンにはない信頼とぬくもりがある。
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カープ昇れ!

2018年10月26日 | 地域

 ドラフト会議が終了。プロ野球選手を目標に励んできた社会人と高校の選手には明暗を分けた一日だった。指名上位は予想された選手が名を連ね、複数チームの指名を受けた選手もあり、交渉権を引き当てた監督の様子は、球場で何万のフアンの前では見られない喜びだった。この夏、甲子園を沸かせた東北の選手、事前の報道と違い「はずれ1位」の指名に私的には驚いた。新人デビューに向けてガンバレ。

 厳しい選抜を経てプロ球界入り、言い尽くせぬその試練を得てレギュラーをつかむ。今年のプロ野球日本一を掛ける戦いが明日から始まる。対戦はセリーグ3連覇の広島とパリーグ2位でCS戦を勝抜いたソフトバンク、広島は34年ぶりの日本一を懸けマツダスタジアムで第一線を迎える。交流戦で広島はソフトバンクに1勝2敗だった。さて広島はどう戦うだろう。

 広島の2軍練習場は市内の由宇地区にある。町には広島カープの強力な地元応援チームがあり、キャンプからウエスタンリーグ戦は勿論、各種のイベントが開けれている。強い1軍を支える2軍の地は、地元にとっては親元同然、町のあちこちに応援幕やビラが見られる。観戦に見える市外のフアンにも喜ばれているだろう。

 JR山陽線岩国駅から下り線で4つ目の駅が由宇駅で2軍練習場の最寄り駅、その駅入り口はカープ一色、カープ坊やもスラィリーも踏んで通れないというフアンもいる。スラィリーは英語で「お茶目な」「いたずら好きな」という意味があるそうだ。勝ち進むカープにどんなお茶目な姿を見せフアンをより楽しませてくれるのだろうか。
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無神経な廃棄

2018年10月25日 | 社会 政治

 世界中でプラスティック、合成樹脂やその成型品の廃棄により地球全体の汚染が急速に進行していることが問題視され、国連ベースで対策が進もうとしている。合成樹脂の歴史は古いが、今のように汎用品となったのはフラフープの流行し始めた昭和30年代中頃と思う。合成樹脂の代表格であるポリエチレンが世に出て以降である。ペット樹脂の登場がこれに拍車をかけた。

 散歩中、色も形も異なるがポイ捨てされた樹脂品が多い。飲料ビン、菓子袋、冷菓用容器、ストロー、弁当容器、ポリ袋などその品種の多さに驚く。自販機傍には回収ボックスが設置されているが、歩きながら飲む、食べる、舐めることに何も感じない流行りを禁止しなければ道端の廃棄樹脂は無くならない。高校時代に食べ歩きは禁止されていたいた。運動部員も練習後の空腹を補うパンなども店内で食していた。悪い指導とは思わない。

 合成樹脂が生活に大きな変化をもたらしたのは間違いない。誕生当時は今のように忌避する声は無かったと思うし、多様性のある樹脂が強く求められた。そんな仕事の末端を担った一人として思うことがある。樹脂製品の廃棄によって環境をどれほど汚染するか学んでいないし関心を持ったこともなかった。いいことの反面も心しなければならない、樹脂に限らず人の道も同じだろうと、残る人生に気配りしたい。

 樹脂だけではない、車に農機具、大型電化製品や家具など決められた方式以外で廃棄されている。これらの廃棄には若干の出費が必要になるが、当然のことである。これらは、大きく重量があるというだけで、樹脂製容器や瓶の投げ捨てと同じだ。綺麗な環境を子孫に残すのは今生きている者の努めと自覚しよう。 
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冬支度

2018年10月24日 | 生活・ニュース

 あの暑かった夏の嘘のようないい日和が続く。その間に適当なお湿りもあり紅葉へ向けて木々は準備している。紅葉谷公園、緑が9割ほどで紅葉の見ごろは11月にはいってからと聞いた。南方の台風26号は猛烈な勢いに発達する予報が出ており進路が気になる。今年はもう来るな、そう思わせるほど自然災害の発生が多かった。

 週間天気予報では最低気温が一桁の日が現れ始めた。穏やかな日和とも間もなくお別れになる。近所で、やって来る冬に備えて最新のエアコンを取り付けた家がある。電気店の勧めと説明しながら、冬が待ち遠しいと笑う。話の内容ではどうもAIが活躍する機種らしいが、冬支度を考える季節になった。

 LPGが登場するまで我が家では薪が家庭燃料だった。主に伐採後の用材とならなかった雑木を中心に近所同士が共同購入し、割り当てを各家で燃料とした。水の冷たくなる冬場に向かっては軒下高く薪を積んだ。小学校も高学年になると欠かせない戦力だった。中学生になると、斧を使って薪わりもした。薪を「わるき」と呼んでいた。

 一山10把の薪が軒下に並んでいる。割られてそう時間は経っていないようだ。束は隙間なく詰められていてどれも同じ、見た目からは火力も強そうだ。どこに買われて行き、何の用に使われるのだろう。最近、インテリアを兼ねて薪ストーブもブームという。雑木が薪に変わると山林の荒れ方も少しは改善するのではなかろう。そうはいっても後戻りは出来なくなっている、どうしたものか。
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恣意的公務の結果

2018年10月23日 | 社会 政治

 国の中央省庁の障害者雇用水増しについて検証委員会の調査結果が報告された。国と地方合わせて7千人を越す不適切計上が判明した。報道される不適切計上の内容を読んだり聞いたりして、改めてお役所仕事のいい加減さの一端が明らかにされた。担当者判断で障害者認定をして雇用率を達成としていた。現役のころ障害者雇用担当として苦労したことが馬鹿らしく思えてくる。

 公務員は法に則り、法に従い職務を執行する、法について専門家という概念を再考しなければならなくなった。検証では障害者の対象や確認方法が「恣意的」とある。恣意的とは「自分の好みやそのときの思い付きで行動する。論理的に必然性がないさま(広辞苑)」とある。採用で障害者と認定されるのは障害者手帳など公的に認定されている人、産業医が認定した人が対象とハローワークの指導受けていた。その担当省庁でも水増しというから驚きである。

 水増しが意図的ではないかという指摘に「法令に反して許されないと認識している場合」が意図的であって今回はそうではないという。省庁の担当者は障害者雇用促進法を承知していたのだろうか。承知していれば法令に反することは素人でも明らか、ましてや退職者、亡くなられた人まで含めている。法を承知していなくてもそれを犯せば罪になるはずだ。

 民間企業は雇用率未達の場合は一人当たり年間数十万円の納付が必要だった。金銭で済む問題かもしれないが、上司は障害者雇用は企業の社会的責任の一つであると法令未達を許さなかった。4千人採用すれば解決する問題ではなく、今の政治の姿を見直す一つの試金石になる。誰も責任をとらない幕引きでは許されない。 
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写真展に学ぶ

2018年10月22日 | 生活・ニュース

 市内外で名を知られた写団「のら犬」写真展に今年も出かけた。全国紙や各種美術展などの受賞作10数点を含む90余りの作品が目線の高さに展示されている。作品は自然と人、またそれの絡みが作者の感性で撮られている。この写団の写真展には、何を撮られ何を表現したいのか素人には分からず悩まされる抽象写真が出品されていないことが嬉しい。

 素人は「おっ綺麗、おっ凄い」と感じたら撮っている。目の前の作品は、それをどう撮りこなすかと格闘してシャッターを押す。いくつかの作品について説明を受けながら感じた。格闘だけでは取れない作品もある。屋外で絞り開放1分という作品、風が吹かなかったのかという問いに「天の恵み」と答えが返った。何度となく通ったことへの自然からの感謝かもしれない。

 作品評は出来ないが、タイトルに工夫が欲しいなあと感じた作品、一例は地名や建物をタイトルとした作品にそう思った。タイトルについてはエッセイ同好会でもよく指導を受ける。例えば錦帯橋やサクラ、錦川といった名詞だけのタイトルでは、何を言い表し、何を伝えたいのか読んでくれる人には伝わらない。何を言いたいのか、それが分るタイトル作り、なかなか上達しない。

 話を聞いた出品者は撮影にはフィルムを使用しているという。デジカメ前はフィルムを使っていた。確かに1枚撮るにも自分なりに考えながらシャッターを押した。当時、写真は若者の趣味としては大きな出費になることがそうさせていた。そんなことも思い出しながら作品に見入っていた。
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