日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

雑草の中に

2011年07月31日 | 地域
           

梅雨が明け日ざしが強くなると、我が世の夏と育つのが雑草。1キロくらい続く川沿いの遊歩道にはそれがいつの間にか、そう高くはない私の背丈をこえて茂っていて川面が全く見えなくなった。川魚を狙うアオサギなどを見ながらの散歩が出来ない。

この一帯は1昨年から浚渫されたり、法面の雑木除去、中州の整地などが進み梅雨ころまでは広々とした川幅と豊かな水量を眺めることができていた。

そんな雑草の中に川面までの法面を覆った花畑が広がっている。そこは雑草も花に遠慮したのか、その中に姿が見当たらない。どなたかが種を蒔かれたのだろが、百日草は盛りと咲いている。名前の通り花の咲く期間が長いという、それを織り込んで咲かされたのだろう。

ここを散歩する人は多い。背丈ほどの雑草が続きそれが途絶えたところに百日草がある。百日花といわず草という。雑草の中に似合う花なのかもしれない、ひとり勝手な説を立てた。

(写真:法面に咲いている百日草)


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涼のあるところ

2011年07月30日 | 地域
           

この夏も熱中症の報道が途切れない。節電とも相まってその発生が早くから心配されていた。6月下旬ころからの最高気温はそれまでの記録を更新していた。気象庁発表の観測する気温は一定条件下でのそれであり、実際はそれより数度は高いというから、体感気温は体温を越えている。

屋外はどこにいても暑さを避けれないが、公園などの大きな木の下では涼を感じる。そこで、向こうの日ざしを眩しく感じながらも、少し風が吹いてくれて天然クーラーの贅沢を味わう。

眺望や休憩などのために公園に設けられた簡素な建物の東屋、目の前のそれは、日の中にあり、ときおり風が通り抜けているだけで、人影は見えない。そう、こちらの木陰の方が凌ぎやすいから。セミの鳴き声は日ざしに比例してふりそそぐ。

いっときの涼を得て再び歩く。木陰を縫うように進むが途中までのこと。ソフトクリーム屋前の行列が長い。並んで待つのはその後の冷たさと味を楽しむためだろう。軒下の陰にそって行儀よく並んでいる。

(写真:人影の見えない夏日の公園)
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噴水の日

2011年07月29日 | 生活・ニュース
           

青空駐車場に30分ほど止めていた。午後の強い日差しのもと、車へ戻った時の車内の暑さの予測はしていたが、その通り暑いといういうより熱いという方が似合っていた。車の温度計は37度、締め切った車内は蒸し風呂状態。

暑さを避けているのか通りの人もまばら。このところの凌ぎやすかった数日が嘘のような日ざしだ。節電モードになっているのだろうが、それでも施設のドアを入ると生き返る。自然から離れた生活環境のへ慣らされた自分を思い知る。

横断しようとする男の子2人に車を止めて譲った。渡り終わって大きいほうの子がちょこっと頭を下げてくれた。手を挙げて答えた。何でもないことが嬉しい。昆虫網を持っている2人は路地の奥へ駆けていった。兄弟だろうか。昔の夏の子どもの姿を見たようで懐かしかった。駆けて行った先で何を獲っただろうか。

公園の噴水だけが元気に見えた暑い日だった。

(写真:暑いときは水の中が1番)
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コシアカツバメでした

2011年07月28日 | 自然 季節
           

市のある施設で会合の始まる前「変わったツバメの巣がある。何というツバメか分からない」と教えられた。もの好きも手伝って教えられた3階のベランダへ出た。

酒徳利の底の部分を切り落とし、それを半分にしたような巣が、コンクリートの天井と壁に上手く作られている。ツバメの巣に似ているが、よく見かける椀を半分にした形で子ツバメの姿が見えるそれとは違う。初めて見る形。

巣を見ていると餌をくわえたツバメが旋回を始めた。巣の下に私がいるので警戒しているようだ。数メートル離れると、徳利の口から頭を入れた。数える間もなく飛び立っていく。中には子ツバメがいると分かった。またすぐに餌を運んできた。

何というツバメ。巣の形からその種類を探した。コシアカツバメ(腰赤燕)と分かった。

夏季にヨーロッパ南部、中央アジア、ウスリーなどで繁殖し、冬季になると東南アジアやインド、中国南部へ南下し越冬する。日本では夏季に繁殖のため九州以北(主に本州中部以西)に飛来する夏鳥とある。日本国内の繁殖地は北へ拡大傾向り、四国や九州で越冬する個体もいる、とある。

図や写真で見ると燕尾羽が非常に長い。よく見かけるツバメは腹が真っ白だが何か縞があるように見える。名前の由来は、上面は光沢がある黒い羽毛で被われているが、腰は赤褐色やオレンジ色なとこからきているそうだ。

何度となく餌を運ぶツバメ、子ツバメのためとはいいながらこの暑さをものともしていない姿に感心する。

写真:徳利の口から餌を与えている親ツバメ)

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2011年07月27日 | 陶芸
           

デジカメ、竹細工、陶芸3つの素人仲間が「素人合同展示会」を西岩国駅に併設されているふれあい交流館で30日まで開いています。

デジカメは近郊の風景や催しが目を引く。カメラを通したその人なりの見方が面白いと思う。バラを撮った作品が多く会場を華やかにしている。魚のボラの4枚組で構成された歌う、辛抱と忍耐の仕上がりではあるが、ボラ1匹ごとの顔相がいい。

竹細工製品を手にとり作品の裏側まで眺め納得する来場者もある。少々コツと忍耐のいるプロペラ回しに挑戦する人もあり、プロペラが回ると子どものころを思い出されるようだ。何種類ものパーツで作られたバッタ、細かな細工が好評で200円は安い、と売れている。

陶芸は会員が、これならという自信作の皿や湯飲み、茶わんなどを出品し、思い思いの値段をつけ希望者に販売している。世界に一つしかない造形美が100円から200円で買われていく。思いもしない嬉しさを感じる。

来場者の中には趣味で自宅に窯を持たれている人、色合いや造形につて話しかける方もあるなど、陶芸素人の自分としてはうろたえることも。毎日、多くの交流が得られている。

(写真:今にも襲来しそうな竹製のバッタ)
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こんなところでも

2011年07月26日 | 自然 季節
           

昨日は早朝から目もくらむような稲光と耳をつんざく雷鳴、それに合わせて激しい雨に見舞われた。午前4時過ぎ岩国市に「大雨洪水警報、土砂災害警報」が出された。

それから1時間半くらい後、市内では100ミリを超える雨量を記録した地区があった。60ミリの雨量を記録したところも防災メールで知った。じっとしているしかないが夜明けとともに収まってくれた。稲光と雷鳴のすごさに、パソコンの電源をコンセントから抜くためにいったん床をでた。

早朝の荒れがおさまって、家の周りを見回った。花が雨に打たれて倒れたくらいで、朝の水やりをしなくて済む、そんなことを思っていると勝手口のそばで妙なものを見つけた。

セミは土中で7年すごし地上に出る。その時は樹木に上って脱皮する、とばかり信じていた。目にしたのは塀に脱皮を終えた抜けがらが付いている。そばに生きたセミがいる。生きているがほとんど動かない。

そのセミは、そばの抜けがらよりかなり大きくい。脱皮直後のセミを見たことがないので想像でしかないが、場所からして脱皮を終えて間もないセミだろうと、そっとしておいた。

木に登って脱皮するはずだったが、激しい雷と雨に阻まれて我が家の塀で誕生したのだ。そう思いなおして昼前に見たとき、セミはいなかった。日のあたる抜けがらの裂けた背中が誕生を誇っているようだった。

(写真:セミとその抜けがら)
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孵ったのはいるかな

2011年07月25日 | 自然 季節
           

モリアオガエルの卵、水そばの垂れ下がった小枝についていた泡のような白い塊、初めて見てからひと月たつ。カエルになったそれは見えないかと立ち寄ってみた。

泡のような白い塊は見えなかった。みんなオタマジャクシになり下の池に住みかを変えたようだ。オタマジャクシは少しも休むことなく、尻尾だけ左右にくねらせ池の底を動きまわっている。

周囲をゆっくり歩いてみたがカエルはついに見かけなかった。モリアオガエルは産卵の時期だけ水辺に姿を見せるという。オタマジャクシを卒業したら森の中へ移り住むというから、姿が見られないのだろう。散歩中のご夫婦に「何をしよってですか」と問われた。

訳を話すと「毎日、オタマジャクシは見ているが、カエルは見てない」と教えられた。「明日から気をつけてみよう」2人はそう言い残して城山登山道の方へゆっくり向かわれた。あの2人にカエルが見れたらいいな、そう思いながらきびすを返した。

(写真:彼らはいつモリアオガエルになるのだろう)
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梢の色変わり

2011年07月24日 | 自然 季節
           

台風6号、速度は自転車なみ、進路は直線だったり急転回したり生まれた南方へ向かったり、気圧配置の関係と専門家は説明するのを聞き、そうかと納得している。その6号、今朝は東北は三陸の沖合を北上中という。

ガンガン照りつける暑さ、それが節電に協力してかか少し弱い。セミの鳴き声も例年より弱いのは暑さしのぎを四苦八苦する人への気配りだろうか。何か少し例年より違う感じがするここ数日の夏の様子だ。

浴衣にうちわ、例年の2倍近の売れ行きという。縁台で涼み昔話を聞きながら人の行いを学んだあの頃には帰らないだろうが、それでも落ちつきを感じるのは懐かしさと歳のせいだろうか。

暑いと言いながら少し凌ぎよい、そんな感じで歩いていた紅葉谷。ふと見上げた深緑が茂るその梢の方が少しうすい紅色に見えた。紅葉のきざし、かと周りを見る。幾本かに似たような枝が見える。確かめるが枯れ枝ではない。自然界にも地震の影響かと推しははかる現象がある、新聞の片隅にあったベタ記事を思い出す。

この凌ぎよい暑さも、6号が三陸沖を抜けると本来の姿に戻るという。ちょっと早い秋の気配を感じさせてくれた紅葉の梢、後戻りはできないだろう。自然の赴くがままに永らえるのだろうか。

(写真:梢が色変わりしている紅葉)
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散 策

2011年07月23日 | 生活・ニュース
           

下校中の小学生の男の子3人。道路より少し高くなっている花壇を覗きこんで話している。

「こりゃあ何の実」「知らんが、ブドウのような色をそとる」「ブドウよりゃあこまいで」「イチゴのようなぶつぶつがついとる」「たべれるかのう」
子どもらが去ったあと、何の実か知らぬままに撮っておいた。

その日の夜、ブログ散歩をしていると撮ったと同じ実の写真に出会った。そこには「お友達にもらって植えたブラックベリーが そろそろ熟してきましたよ。鳥さんに横取りされないように早起きしないと」と書いてある。実の名前と食べれそうだということを教えてもらった。

別の日、今度は食べたという報告が別のブログに載っていた。「ブラックベリー 今日 食べました 黒くて粒粒 なんか宇宙人の食べ物? やや酸っぱい よく熟れると甘いそうです 蔓状と 立木状があるそうで バラ科で なん種類かあります」

これを受けて「小さな粒粒に種がある それが硬い 生食では気になならなかったが ジュースはいかん 種は濾すか 裏漉ししたほうが良い 結局 多めの水でミキサーにかけ 細目のざるで濾して煮詰める事にした」と追記のような報告も載っている。

名前も知らなかった実、ブログ散策で食べ方まで教えられた。3人の子どもに出会ったら教えてやりたい。花壇のそれは数日たった今日も日を浴びている。色が少し濃くなったかな。

(写真:名前を知ったブラックべりー)
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秋への備え

2011年07月22日 | 地域
           

春、鑑賞に訪れた多くの人を堪能させた吉香公園のバラたち。本格的になった暑い日照りにさらされいるかと思いきや、休む間もなく秋への備えを受けている。

根元の周囲に撒かれた柔らかそうな土?、白い顆粒状のものは肥料だろうか、剪定されたバラはたっぷりもらった水に英気を感じさせる。

花が過ぎてから始めた剪定作業を日暮れまで続けたという人ら。姿は見えないが秋に向けて咲かせる準備中のようだ。

雑草を除きながらの準備、バラが好きでなければ出来ない作業だろう。バラを愛するいい仲間が増えたという。応援しながら学ぶ人もあるとか。

こうした作業にバラがどれだけ応えて秋にその姿を見せてくれるか、楽しみに待つとしよう。

(写真:秋への備えが始まっているバラ園)
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