日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

消えるサービスシール

2013年03月31日 | 地域
            

 今日は年度末にあたるが実質的には一昨日だった。月曜日からは新年度、古いものから新しいものへを変わる。変わるといえば春から多くの品目で値上げが決まっている。消費者は新しさサービスへの巡り合わせを探すことになる。

 こんなおり、長く続いた地域商店街の販促策として長く親しまれたサービスが一つ終了し消費者を寂しくさせる。終了の本当の理由を知ることはできないが、「寂れる商店街」がその背景にあるだろうことは予測できる。

 今では買い物をすれば大型店ならずとも金額に応じてポイントが付き、その累積ポイントは現金と同じに使える。その競争の激しさは各店のチラシで知る。そんな先駆けではと記憶するくらい歴史あるシールサービスが今日で終了する。そのサービスは郊外型大型店舗が勢いを見せる以前にスタート、我家でも集めた。

 IT化など夢の時代に100円の買い物で切手ほどの大きさのシール1枚を受け取る。それを台紙に貼る。既定枚数貼られた台紙は加盟の商店では買い物の支払いに使えた。協賛する金融機関へ台紙を持参すれば預金できた。それは何十年もこの地域で親しまれた。年に何度か、台紙を参加券代わりにしたイベント開かれ、賑わいを生んでいた。

 今日は日曜。午後この商店街を通ったが子ども数人に出会っただけで、開いている商店はない。シールサービスの終了でさらに寂しい通りになるのではと心配。各店舗に貼られた「シール終了」の掲示、淡々と書かれたお知らせの最後に「永い間のご利用有難うございました」、この1行に無念さを感じた。
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拾うことより捨てないこと

2013年03月30日 | 生活・ニュース
           

 先日、小学6年生の投稿が載っていた。卒業前に地域の清掃をすることになり、川の掃除を担当した児童のもの。「カンやビンが思った以上に捨てられていた。特に海のそばがひどかった。カンのひとつにハゼが入っていた。もし出してあげなかったらどうなっていただろうと思うと許せない気持ちでいっぱいになりました。『拾う』ことより『捨てない』ことが大切と思います」と締めくくってあった。子どもらしい素直な正義感をたたえながら読んだ。

 昨日、今日始まったのなら「知らなかった」で済まされるかもしれないが、猶予期間ははるか昔に終わっている。なのに警察と自治体連名の「警告」板が取り付けられた。その赤い文字、当事者はどう見ているのだろうか。警告は、家庭ごみ集積所への不法投棄に対するもので、「5年以下の懲役又は1千万円以下の罰金を課せられる」とある。

 警告ほどではないが、ごみ集積所のルールを守らない人は割と多い。近所に何か所もそれは設けられているが、収集できない理由を記入したチェックシートが貼ってあるごみが一つや二つよく残っている。気づいた近所の方が処理される。何度か処理したことがあるけど、何が入っているか分からないので慎重に行う。

 集積所は道路の一時使用で通学道路でもある。カラスやネコが袋を破り残飯が散らかっていることも。子どもらはそれを避けて登校する。「集積所が自分の家の前なら無茶はしないだろうか」そんなことを思いながら乱雑に置かれた袋を整頓した。  
 
 
 

 

 
 

 
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開幕戦を占う

2013年03月29日 | 生活・ニュース
           

 「好発進したい」「優勝しかない」「若手陣に期待」「今年は打てる」「チーム力向上」「勝にこだわる」、「心つながった」「勝利に執念を」「最後日本一に」「選手を信じる」「粘りある野球」「守りと機動力」。これは今日からのプロ野球開幕へ向けての各チーム監督の「かく戦う」という一言。フアンはどれがひいきチームの監督の一言かわかるだろう。前半がセ、後半がパの各球団。すべて6文字にまとめたあげたのは整理部記者だろう。

 WBC3連覇ならずの侍ジャパンも気を取り直しただろう。ナイター6試合でセ、パ両リーグが同時開幕する。プロ野球フアンには待ちに待った長いシーズンのスタートになる。セ、パ共に先発投手を発表、その中に新人も含まれ第1戦に期待が高まる。投手から素人なりの予測もできる。

 地元の広島は東京ドームで巨人と対戦する。昨シーズンの対巨人戦は8勝15敗1分けとかもにされた。今季のオープン戦順位は1位巨人で2位は広島、この勢いで開幕戦を制し幸先いいスタートにしてほしい。

 広島、優勝から遠のき、昔の五月の鯉のシーズンまで、というイメージが頭の奥からのぞき見している。昨年はCS戦、Aクラスとフアンに期待を持たせたがかなわなかった。勝負の世界、それでも勝が見えなければフアンは不安になる。早咲きの桜は散り始めたが、広島は散ることなく最低でもAクラスに留まってと願う。ずらりと並ぶカープグッズ、地域経済に役立っている。 
 
 
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週末が見ごろ

2013年03月28日 | 自費出版
           

 どうしてこれほどの差が生じるのか理解出来ないが、利用する側にはありがたい競争といえる。

 具体的にはこうだ。投稿が掲載されるとブログへのコメント以外にメールやはがき、電話で感想を寄せてくれる知人がある。出会ったとき話してくれる人もある。そうした人の何人かへ自費出版本を送った。

 教えられていた通り宅配メール便を利用する。宛先と差出はパソコンで準備、シール印刷すれば私の悪筆をさらすことはなく、短時間で済む。また、取扱者も読みづらいと悩むこともなくお互いが幸せというもの。

 宅配業者の伝票を1枚記入すれば35冊まで送れることになっていた。これは以前より大きく改善され利用する者にはありがたい。そのうえ送料が〒の3分の1で全国どこへでも届く。届いたという電話やメールを受けたから間違いない。この差はどこから来るのだろう。民営化された〒、まだまだ改善・工夫が求められそうだ。

 この春、錦帯橋の桜は遠くから眺めるていた。今日、用事のついで、といっては桜に悪いが錦帯橋畔の桜トンネルを車で通り抜けた、花は6分から8分咲き、お天気にもよるだろうが週末は満開の下での宴になろう。気象予報士は土曜日なら青空の下で楽しめるとか。残念だが土曜日は仲間と遠出、錦帯橋の桜はまたの日に。 
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手ずから

2013年03月27日 | 自費出版
           

 観光地では「その土地ならではの物」が喜ばれ人気の高い土産品になる。初めて訪ねる街だと、さて何が有名かと下調べして出かける。最近はネットを利用すればそれなりの知ったふりをして訪ねることができる。売る側にすれば、知ったかぶりの知識に合わせて応対するのが大変です、という話しを読んだことがある。

 ひと品でもお買い上げいただくからには、どんなお客様へも愛想よく応対されるそうだ。このことは「おれの知識はたいしたものだ」などと思わないことの戒めにも感じた。

 20年以上前に北海道旅行をした。そのとき、民芸品ですという店員の説明に、その価値もよくわからぬまま一刀彫の熊を買った。気にいったので求めたわけだが、届いた品を開梱したときに観光客用の工芸品とわかった。知ったかぶりも恥をかくが、逆に知らないこともこれまた恥をかく。

 民芸品といえば、その地域の生活から生まれた、その地域ならではの独特の手工芸、だから機械に頼らずおもに手先によって作られる品と思い込んでいる。こんな注釈を入れた民芸品の説明がある。「民芸品の意味を離れ、観光地で売られている大量生産のお土産品が、民芸品と呼ばれていることがある」と。知ったかぶりに合わせる店員さんには愛嬌を感じるが、観光客に偽りを売るのはご法度だ。

 自己満足の自費出版、編集までは「手ずから」の作業、印刷・製本など最終段階は機械と職人の手にゆだねた。そんな中ですべて手ずから作ったのは挟み込んだ栞。本を手に取ってもらえたことへのお礼、有難うございました。 
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編集あれこれ

2013年03月26日 | 自費出版
           

 小さな自分史「日々のことを徒然に」、サブタイトル「新聞掲載100編記念」が発行できた。正直、自己満足の評は甘んじて受けなければならない。そんな気持ちではあるが、岩国エッセイサロン代表Oさんからいただいた「発刊に寄せて」のなかで、「新聞に投稿し、エッセイとしてあるレベル以上であることを認められて掲載された」という部分に救われた気持ちでいる。

 発刊を決めてから印刷所へ持ち込むまでの2カ月あまり、出版界で言われる編集や校正の真似ごとに自由時間の大方を費やした。パソコン画面で変換ミスや行ずれ、挿入写真やカットの位置や大きさなどを修正し「これで良し」、と試し刷りする。思いとは違い繰り返すこと数度、なんとか形になった。

 投稿先の字数制限は250字から600字と幅広い。これを掲載順に編集するとエッセイの最後の1行が次ページに、タイトルだけがページの最終行になるなどの見苦しさの解消策にも苦労した。また、自分で書いた文章なので誤っているのに思い込みでそれを見落としている部分も多い。苦笑しながら修正、できた、として紹介された印刷所へ持ち込む。

 初対面ながら多少因果ある社長、「年度末で繁忙、若干の時間を」ということを了解。表紙にちょっとこだわっことで印刷代は定型より若干増も予算内で契約。その日、自己満足出版ではあるが、「やった」という気持ちを缶ビールが助長してくれた。
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小さな自分史

2013年03月25日 | 自費出版
                      

 随筆って、そもそも何ぞや? そう思ってインターネットで捜してみると、小学5年生の新学習指導要綱に定義を書いてある。「身近に起こったこと、見たことや聞いたこと、経験したことなどを他の人に分かるように表したうえで、感想や感動、自分にとっての意味などをまとめたもの」。さらに別の資料から「最終的には『文は人なり』といわれるように、作者からにじみ出る人柄や心構えが文章の質を決めるのだと考えています。あまりテクニックに走らずに、ありのままの自分で気楽に文章を書いていきましょう」

 この引用は2009年12月、当時のはがき随筆選者の一人であり毎日新聞社山口支局長であった勝野昭龍氏が、はがき随筆月評欄に記された一部です。「随筆とは」が平易な文章で書かれており内容はよくわかる。分かればそれが適うかといえばそうではない。入力しては何度も何度も打ち直し、投稿すれば没の繰り返し。皆そうだと慰めては貰える。

 60代も半ばを過ぎてから始めた投稿、「継続は力なり」という諺を信じ、没の連続でも投稿を続けてきた。そうしているうち掲載数が100編に届いた。読み返してみると掲載された内容が小さな自分史のように思えた。自己満足と思われるかもしれないが、一つの区切りとして自費出版という形で1冊にまとめた。

 いまさら書き直しは出来ないが、編集を含めあそこはここは、と思いつくが、それはそれで一つの歩みと思い留めることにする。岩国エッセイサロンに入会して6年半、O代表をはじめ会員の愛情ある評がこうして形になたっと感謝しています。また、メールやブログへのコメント、電話での感想などからも力をいただきました。

 発行にあたりO代表には多大な助言を頂き有難うございました。
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農業の疑似体験

2013年03月24日 | 生活・ニュース
            

 TPPへ参加の交渉が決定し大きな課題になっているのひとつに農業があげられている。農業団体は大きな打撃をうけ、日本農業の破壊にも連なるとして反対姿勢を貫いている。国はそうわさせない、きちんと対策を講ずると説得している。交渉の詳細な内容はわからないが、一つの産業、それも命につながる食料問題、きちんと対応されなければならない。

 そんな大事な農業の真似事をした。耕運機で耕された畑にジャガイモと里芋を植える。呼びかけで集まった7、8人が経験者の指図のもと、畝を作り種芋を配り、土をかける。たったそれだけの作業だが、何十年ぶりかに手にしたひら鍬は思い通りに使えず、昔取った何とかは錆びていた。

 収穫量の見通しはイノシシさんの訪問の有無にかかっているとか。畑の周囲にはスチール製の防獣ネットをめぐらしているが、経験者の話だとネットの下を掘り起し掻い潜って侵入するそうだ。その対策が収穫量を左右するということで、次回の作業でもう一段の防御策を施すことになった。国道沿いの畑でこれだから、中山間地域の皆さんの防獣へのご苦労は並大抵でなことを思う。

 九州では超早場米の植え付けが始まった。「農業に休む間はない」と菜園作り趣味の知人は話す。「照りすぎて困り、雨が降りすぎて困り、天のくれる試練は厳しい」とも言う。レジャー気分、それも短時間の農業体験ではあったが、春らしい陽気に上着を脱いでの力仕事は楽しかった。あすの朝、筋肉痛のないことを願っている。
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遮断機は悪くない

2013年03月23日 | 生活・ニュース
           

 地方に住むと想像すらつかない大都会の踏切の遮断事情。1時間で30分も40分も一般の通行がさえぎられることがあるという。鉄道線路と道路が交差する場所が踏切、そこでこれほどの時間が道路としてその用をなさないのでは、確かに「不便」のそれしかないだろう。対策は高架や地下へ線路を移すしかない。

 何十分ほどではないが、所用で回り道をし久しぶり通る本線の踏切、上り2本下り1本合わせて3本の通過を踏切で見送った。長い待ちに感じたが、たまの迂回で珍しいことに出会えたと思いスターとした。

 それほどではないがローカル線でも待たされる踏切はある。よく通るそこはローカル線の無人駅が見える位置にある。下り列車がホームの中ほどに達すると警報器が鳴り遮断機が降りはじめる。遮断機が降りたころ列車は停止、乗降が済むとおもむろに発車、しばらくして目の前を通過していく。2分か3分の時間だろうが妙に長く感じる。

 そもそも、列車はホームに停まり乗降中だから踏切を通過することはない。なのに遮断機は踏切を閉鎖している。このローカル線もご多分に漏れず採算はよくないのだろう、先日のJRのダイヤ改正?で1日3本削減さ利用者は不便になった。車にとっては閉鎖回数が減り待ちに出会うことが少なくなる。双方が両立する策は難問らしい。

 この踏切、子どものころには列車通過時間に駅から紅白の旗を持った駅員さんが来て、手動で遮断機を上げ下げしていた。時は過ぎ自動化は進み駅は無人に変わった。変わらないのは鉄路とその幅。桜を描いたラッピングジーゼル車が軽い音を残して通り過ぎた。

 
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下向きだけど

2013年03月22日 | 生活・ニュース
           

 東京の桜は16日に開花したが史上最速で今日満開になったとか。桜の木がどんな環境にあるかで開花の状況は変わる。入学式と桜、今年は桜吹雪かもしれない。

 桜は下から梅は上からという。その意味は、それぞれの花を美しく眺める目の居所を表す。桜は花が下に向いて咲き、梅は花が太陽のほう向いて咲くことからきている。桜は最初から下向きではないから不思議だ。蕾は上向き、太陽に向いて付いているのが、花が開くにつれ下向きに変わっていくように感じている。出かけられたら観察してください。

 通りがかりの桜をなんとなく見上げたら、手を延ばせば届きそうな高さで、左右から延びた小枝が握手出来ほどの距離で向かい合っている。その枝は満開、風に揺れると頷きあっているようで、1年ぶりの再会を楽しむ会話をしているのだろう。

 春、桜のころは別れと出合いの季節ともいう。特に卒業という別れに続く出合いは大切な将来を決めることに連なる。果敢な選択をして欲しい。桜は下向きでも必ず見上げて貰える。人は真摯に進めば下を向くことはない。

 岩国商業高校が選抜初出場で初戦を突破した。錦帯橋の桜もこの勢いを貰って例年にない咲き方をしてくれるだろう。
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