日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

模様替え

2016年08月31日 | 自然 季節


 4つの台風上陸という異常を残して210日になった。毎日、暑い暑いと言い日中の外出をひかえ目にしていたことが嘘のような8月の終わりになった。風に揺れる公園の木々も何かひと息ついたように見える。そんななか秋への身支度を始めた木も幾本か見かけた。

 模様替えと言えば購読紙「中国新聞」の広島カープリーグ優勝に向けての紙面だろう。マジック点灯から1面左上にマジック値を掲載、今日は「25年ぶりVへ M12」と昨夜の試合の超概略が載っている。並んで地元スーパーの「全力応援」という4文字、4行5段のわずかなスペースだが、カープ色基調なのでトップ記事より目に入りやすい。

 両リーグで最も早くクライマックスシリーズ出場を決定した昨夜の結果を受け、目指せ25年ぶりセリーグ優勝の全面広告を始め、カウントダウンセールやお買い得品セーといったカラー広告が頁を占める。モノクロの類似広告の頁もある。地元では各企業が優勝セールを企画中だが何せ25年ぶり、OBに問合せしながら企画中の百貨店もあるとか。波及効果はどのくらいあるのだろう。

 マジック10が点灯したら翌日から「優勝に向けてカウントダウンセール」の大きな広告、但し、マジックが減った翌日のみとあるから連敗すると中断ということになりそうだ。先日、あのNHKが、カープ優勝は最速でこの日と9月6日を予測、もしこの日ならセリーグ史上最も早い優勝決定とも報道していた。期待できる。
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書状集箱

2016年08月30日 | しっちょる岩国


 小泉首相の時代、国営で行われていた郵政3事業の民営化策で国論は割れた。自民党も分裂、衆院は解散総選挙となった。結果は民営化推進側が勝どきをあげ、株式会社になった。民営化してもサービスは落とさないとされたが、地方ではそうはいかなかった。小泉さんの思いは国の隅々まで届いていない。

 郵便は民営化されたが、秒進分歩で進化する通信手段に押され苦しい経営を強いられている。メールが年賀状減少の一因と言われた話すら忘れられる。年賀状は戦後のことだが、日本の郵便制度が始まったのは1871(明治4)年、教科書で日本郵便制度の父と教わった前島 密は今をどう思ってみているだろう。

 郵便制度が変わっても色や形は時代にそぐわされて来たが変わっていないもの、それはポスト。制度発足時は「書状集箱(しょじょうあつめばこ)」として各地に設けられたという。観光地では景観に合わせ今も発足時と同じ箱が設けられ、名勝・錦帯橋の横山側にもある。観光都市らしく「POST」表示もある。

 「このポスト(書状集箱)は郵便事業創業当時使用していたものと同型、歴史と文化の町岩国の町並みに合わせ設置しました。他のポスト同様に取り集めを行いますのでご利用ください」とPRされている。周囲から和が薄れゆくなかで十数年ここに立ち続ける「書状集箱」をご苦労さんと慰める。
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稜線くっきり

2016年08月29日 | 生活・ニュース


 イソップ寓話の一つに「オオカミ少年」あるいは「狼と羊飼い」という話がある。嘘をついてはいけない、そんな例えに聞かされた。話は、羊飼いの少年が「狼がでた」と退屈しのぎに嘘をつく。大人たちは嘘とは知らず武器を持って出てくるが徒労に終わる。少年はこれが面白く同じ嘘を繰り返す。これが災い、本当に狼が現れ時に誰も信用せず助けは無かった。ヒツジはすべて狼に食われた。

 8月になり連日のように「大雨・洪水・雷注意報」が出る。少し雲が多くなるとひと雨を望むのは畑作物や花ばかりでなく、人らも同じ生き物として期待する。日が沈むころ注意報解除のメールが入る。この繰り返しにイソップ寓話を思い出していた。

 狼は出なかったが本当に雨が降った。昨日の早朝、大雨・雷・強風・洪水注意報が出た、天気予報通りなら雨がやってくる、そう思っていると数時間後に警報に変わる。夕食後に雨音が聞こえ始めた。久しぶりの雨らしい雨、それが車庫の屋根を打つ音もリズムよく聞こえるから不思議だ。降り始めてしばらくして警報は注意報に変わる。市の北部、錦川流域では100㍉を越す雨量、市街地も数十ミリを超えている。よかった、稲刈り前の方には申し訳ないが。

 朝刊をとりに玄関を出る、すっきりした空の青さと少しひんやりする空気に雨の恵みを感じる。錦川の水、今日は濁りのままに下っていく。遠景の稜線も久しぶりすっきりしている。陽が射しても今日はエアコンなし、ひと雨ごとに秋深まる、そんな予感がする雨上がりの一日だった。朝刊に「猛暑のつけぼつぼつ来るぞ電気代」という川柳が載っている。今夏の異常な暑さを詠んだ一句、我が家も例年になくエアコンを使用した。ただ健康は電気代には変えられなかった。
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渋滞のお陰で

2016年08月28日 | 生活・ニュース


 その日も暑く車載の温度計は33度、「暑いのになんで混んでいるの」と意味もないことを思いながら信号待ち、と言っても信号機からはかなりの距離がある。進めになっても従う車なし、もしや事故渋滞か何度か経験したことを思い出すが、次の信号を左折予定だからそれほどの心配はしなかった。2度目の進め信号で発進、ようやく左折をし、と思ったが急ブレーキで止まる。後続のダンプもきしみ音をたてて止まった。

 左折した道も渋滞の様子、目の前の信号が赤から青を3度繰り返してようやくのろのろと進み始める。150㍍ほど先に国道へ接続する片側1車線の道、のろのろ進んでは止まる。接続箇所での信号待ちだろう、脇道から国道に出るので仕方いと観念する。国道側を救急車が過ぎる、これに優先する車はいない。

 国道はスムースに流れている、渋滞はなんで起きていたのだろうと思いながら運転。途中、抜け道もあるが時間を区切って急いでいるわけでもないので渋滞のままに進んだ。いつもはスーと走り抜ける道、渋滞に任せ左右を観察する。

 成形外科と並んで薬局、簡易郵便局もある。大きな木材建設資材工場から大型トラックが荷満載で出ていく、広い貸し駐車場に何台か停まっている、40年以上も前からある卓球練習場の文字の薄くなった看板は懐かしい。小さいけど飯屋の跡は雑草に覆われている。その昔は広々とした野菜畑が都市化におされ街に変わった。近くの広い畑跡に大手建築企業の看板が立った。いい街づくりに役立ってほしい。
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図書カード変身

2016年08月27日 | 生活・ニュース


 親しい人から「新聞へ投書が載ったらいくら貰えるんか」と時々聞かれていたが、最近は無くなった。謝礼として図書券が送られてくる、と答えると「な~んだ」と返ってきた。「いくら」という問いだから現金を予想したのかもしれないが、原稿料ではないので現金は無い。名前の載った掲載スペースを広告料に換算したらうん十万円になる。

 謝礼をもらおうとして投稿しているのではないが、掲載されて送られてくる図書カードは大変ありがたく重宝している。何年も続く月刊誌の購入にあてているが、掲載が途切れると昔と同じに財布を開く。運よく採用され掲載が続くと、孫の小遣い代わりにカードを送ることもある。

 最近、そのカードのデザインが変わった。従来はビーターラビットシリーズと名画シリーズの2種類が送られてきた。新しいシリーズも加わった様子だがラビット系の3種類が届いた。これまでと違い500円は四季調、千円は緑、3千円は青、5千円は赤の強烈な外枠ラインと金額が明解に記されている。デザインはどうであれ有効に使わせてもらう。

 気になるのは有効期限が表示されている。デザイン変更後のカードはどれも「2030年12月31日」、期限切れにすることはないと思う。期限後は残額の有無にかかわらず無効となり使用できない、残額の払い戻しもないとある。また、カード上部にパンチ穴で概略の残高確認表示がなく、非接触式で確認するらしいが、まあ書店任せでいこう。さて、使い勝手はどうだろうか。
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季節の花々

2016年08月26日 | 自然 季節

 紅白の百日紅の花、盛りと咲いる庭、そろそろ引っ込もうかと思案している木もある。観察したことはないがおよそ100日の間咲くという。そんなに咲き続けるのかと聞くと、「咲き続けているように見えるが、1度咲いた枝先から再び芽が出て花をつける」から散らずに咲いているように見えるのだと教えられる。

 子どものころ、たくさん庭木の植わっている家が遊び場になることがあった。そこに数本のサルスベリがあった。幹、樹皮を手でさするとスベスベでほかの庭木では味わえない、少々気味悪い感じだった。その家のおじさんに「よく滑る木なので、木登り上手の猿も登れないから猿滑」と教わる。そのころ信じたか否か記憶していないが、幹には猿の腰掛が掛かっていた。

 この季節、白やピンクの芙蓉の花もあちこち咲いている。しっかり陽の方を向いて暑さに負けない姿を見せてくれる。朝顔と同じで朝咲いて夕方にはしぼむ1日花。現役のころ、会社の保養所入り口に酔芙蓉が何本か茂っていた。管理人が、しっかり飲んで酸芙蓉に負けないように赤くなって、と薦めてくれた。保養所ならではのもてなしだった。

 盆が過ぎ虫の声が聞こえ始め秋の気配を感じるのか、朝顔の勢いが薄れてきた。代わりに色変わりした種はいつでも採種をと構えている。狭庭の隅っこに彼岸花1本が顔を見せ始めた。ひと月ばかり早いが様子見の先遣花だろうか。暑い暑いと酷評されながらも自然は確かに移り変わっている。暑さに緩んだ体力気力、変化へ遅れないようにタスキを締め直そう。
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図書館の父

2016年08月25日 | しっちょる岩国


 岩国市中央図書館の玄関を入ってすぐの右側に「図書館の父 田中稲城翁」の銅像がある。この設置は5月下旬に報道された。最近発行された『近大日本の礎を築いた七人の男たち 岩国セブン・ファザーズ物語』のうちの一人として載っているそうだ。銅像の銘板の下に氏の紹介がされている。その紹介文の中に「岩国図書館の建設を助けた」と短い照会がある。

 岩国図書館は今は教育資料館になっている三層楼の岩国学校が初めて図書館として発足したのは1910(明治43)年8月という。その後、1923(大正2)年10月現在地(岩国4丁目)に「子爵吉川元光公」より岩国町に寄付された。祖父吉川経幹公50年祭、経健公10年祭を営まれその追憶の意により寄付された。

 「図書館の創設について田中稲城(たなか いなぎ)氏は調査を担任、建物は山口県立図書館、長府図書館を参納し検討」(岩国図書館八十年史)とある。氏は1856(安政3)年1月6日生まれ、昔風に書くと周防国玖珂郡今津生まれ、岩国藩士末永藤蔵三男、幼名辰之助、のち田中仲蔵の養子となり林蔵と改名、さらに稲城と改める。

 帝国図書館初代会長、日本図書館協会初代会長など日本の図書館の発展に数多く尽くされ「図書館の父」と呼ばれるそうです。氏の信条と言える「図書館は国民の大学です」という言葉を残されている。晩年は故郷で過ごされ1925(大正14)年2月に70歳で永眠された。
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メダルの色

2016年08月24日 | 回想


 ちょっと古い話。リオ五輪陸上男子400mリレーで銀メダルとなった日。ふと見た東の空に18夜の月が遠くの家の屋根から顔を出すところだった。まん丸から3日目の月は少し変わりかけていたが、周囲の明るさの影響もあろうが金メダル色に見えた。リオ五輪、メダルラッシュが報じられるころでこりゃあ撮らねばと手持ちでシャッターを押す。

 五輪出場選手はもとより、日本で応援する者もそれは欲しいが、欲しいからと言って容易に手に入るものではない。メダルを手にした選手の喜びの顔がその重さを教えてくれる。IOCはメダル獲得数の集計はしていない、獲得一覧表は報道関係がまとめたものという。さすがIOC、五輪はメダルが目的ではないと言いたいらしい。

 メダルを手にした選手を見ると思い出すことがある。それは運動苦手でも努力すれば少しは何とかなるということ。走っても飛んでも投げても人並みに達しない自分の運動能力は知っていた。中学校では男女別で校内マラソン大会がある。能力別ではなくとにかく一斉にスタート、当時は公道をもコースになっていた。大会まで下校後に往復5キロ近くを一人で持久練習した。足の痛みが薄れるころ少しは早くなったような気がした。

 500人強が一斉にスタート。服装など記憶にないが黙々と走った。ゴールで手渡された札は「69」、わが目を疑って見直したが間違いない、今もはっきり記憶しているのはよほど嬉しかったためと思う。たかが校内マラソではるが、69という現れた結果を喜び満足した。帰国したメダリストの会見、応援がメダルに連なったと感謝の意、驕らぬところに好感、4年後に期待出来る。
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処暑と台風 2

2016年08月23日 | 自然 季節

 gooブログの編集画面に入ると前日の訪問者数や閲覧数が載っている。ここでニヤリとする人も多かろう。その隣に「リアルタイム解析」がクリックを待っている。開くと現在のアクセス数が表示される。隣りの「あしあと」と見くらべる。下段に「閲覧ページ詳細」欄がある。アクセスされた中に載せたことすら忘れている古いものが閲覧されていて驚くことあり、楽しみに眺めている。

 今日の詳細の中に「処暑と台風」を十数回もアクセスされている。天気予報で「今日は処暑、暑さがやみ涼しくなるのも間近でしょう」と紹介していて処暑だと知った。詳細欄のタイトルから入ってみると昨年の今日のブログが開いた。処暑の日は「台風の特異日」ということを知ったとし、関連することを思いつくままに書いている。

 その中で「特異日というのは「特定の気象変化が起きやすい日」のことで台風が発生しやすく、日本列島を襲う日と呼ばれている」、そんなことを紹介している。あわせて、台風15号と16号が日本列島狙う気象画面を張り付けている。たて続けに北海道を3つの台風が直撃した。特異日のいわれを実感する。被害にあわれた皆さんにお見舞い申し上げます。

 盆すぎると朝顔の咲く数も次第に少なくなる。虫の鳴き声はも大きく、夜明け前の風には秋近しを感じるが、今日も日中の暑さはまだまだ身に堪える。五輪報道はリオから東京にシフトしている。開催予定は今の時期だが、選手はもとより観客への暑さ対策、しっかり立案してほしい、麦わら帽子を脱ぎ汗を拭きながら思う。
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SEE YOU IN TOKYO

2016年08月22日 | 生活・ニュース

 第31回夏期オリンピックリオデジャネイロ大会で日本はメダル獲得数過去最高の41個の記録を残した。そのリオ五輪、閉会式は雨の中で開かれた。日本時間の午前中、2020年の大会、56年ぶり2度目のとなる東京での開催に向け五輪旗が着物姿の小池東京都知事に手渡された。

 大きな喜びのために前向きな工夫をこらし、厳しい環境を自ら設定しそこに身を置き鍛えぬいてきた成果、それにはメダルの有無を抜きに誰もが賞賛を惜しまなかった。ここへの過程はこれから詳らかにされるだろう。平凡なことでなかったことは分かるが、忍耐の限界を超える苦しみが五輪に連なったと思う。

 大会はLIVE、五輪特番やニュースで競技の様子をみた。LIVE、TVとはいえこれの観戦は、競技経験のない身の悲しさというのか、一喜一憂すまいと思ってもいつの間にかその状態になっている。この話をしたら「正直なんよ」と慰められたが、東京五輪では何とかしたい。

 五輪終了でプロ野球への紙面スペースや放送時間も回復するだろう。セリーグは広島カープがリーグ優勝に向けいい感じで邁進している。明日の巨人戦に勝てばマジック20がともる。引き分けで21という。巨人とのゲーム差8.0、CSクリンチナンバーは広島8、巨人18、数字的には広島安泰だが気を抜かずに戦ってほしい。
 台風が連続襲来する東日本、東北、北海道の皆さんにお見舞い申し上げます。 
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