日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

月と川面

2007年07月31日 | 生活・ニュース


7月も最後の日。明け方はしのぎ良く朝ウォークは気持ちよかった。でも1時間近く歩くとタップリと汗をかく。シャワーを浴び、コーヒーを飲みながら新聞を読む、これが一日の始まり。

暦によると昨夜は満月。この時期満月を語る人はいない。月がきれいに澄んでいるのを見ながら朝ウォークに出かけると「俺だけの月」のようで得した気分になる。

この月が錦帯橋上流の川面に映る景色、月の見える方角は四季で移り変わるが、どの方角にあってもいい景色になる。写真に撮りたいと思うが、夜明け前、風の日、曇りの日など、条件に恵まれることは多くない。

そのうえ、いつも持ち歩くのは古い型のデジカメ、撮れたことはなかった。
今朝も月を見ながら歩いていて、帰りにはシャッターチャンスがあるかも知れない、墨色の錦帯橋を見ながら感じた。

感じが実際に訪れた。山の頂へ隠れる直前の月を撮ることが出来た。川面にも何とか月が映っている。3枚目のシャッターを押したとき月は山に隠れていた。とにかく撮れた、よしとしよう。
(写真:今朝の1枚)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紙昆虫

2007年07月30日 | 生活・ニュース


「おじちゃんムシを見て」。来春年少組に入園する親戚の子どもが、玄関を入るとすぐに紙袋を差し出した。
紙模型の昆虫が大小合わせて30匹あまり入っている。先日入院しているとき、昆虫好きな子どものために父親がベッドの側で作ったという。

並べて虫の名前を説明してくれる。時には虫の好きな食べ物も交えながら紹介してくれた。よく覚えていることに驚かされた。生き物大好きな男の子、初めての虫などを見ると「図鑑で見てみる」、と遊んでいても急いで帰るという。

遊ばれた紙昆虫は、のりやテープの剥離、ちぎれかけた角や足など、外科手術の必要なものが何匹かいた。外したり切り取ってつなぎ変えるなど外科医のまねを楽しんだ。男の子はおとなしく側で見ている。その目を見ると、やがて彼が外科医となって修復をするだろうと思えた。

わが子の同じころには、蝶やトンボやセミは家の近くで捕らえた。カブト虫やクワガタはいると教えられた所へ遠出したこともあった。それを絵日記に書かせたところで放したことを思い出した。

今は昆虫を売っている。子ども会の世話をするころには思ってもいなかった。人が自然を遠ざけたのか、本物の虫を観察する場所も機会も少なくなった。
(写真:紙昆虫の一団)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

読むと書く

2007年07月29日 | エッセイサロン



これまで、Oさんの作品は数百篇を目にし読んできた。数百文字の中に四季の彩り、周囲への愛情や気遣い、時には世間への厳しい戒めなどを、目を引くタイトルとともに引き込まれるように読み、自在に書けることを正直うらやましく思っていた。

ある事情から、Oさんの新聞掲載の投稿をワードで打った。それは、今までとは違う角度から作品へ接することを経験した。打てみて解ったことは、1文字ひともじ・1句いっくが工夫されえ、吟味されている、あらためて感じ取った。

これまでは作品を読む見る、つまりは上滑りだった。うまい表現、作者の気持ちがわかる、情景が目に浮かぶなど、ありふれた表現(難しい表現は出来ないが)での感想だった。
「鑑賞」の気持ちで作品へ向かう、自分に欠けていたことを知った。

「読書百篇意自ら通ず」。どんなに難しく書いてあっても何度も繰返し読めば、その意味が自然に分かってくる、と教わった。答の分からない試験問題に出会ったらこれを実践せよ、そんな教師にも出合った。それはそれでいいとして、本当に味わうには、百回読むよりも「書き写してみる」、これはひとつの方法と考える。

写経、供養などの目的のため、経文を書き写す人は多い。写経を続けることによって、難解というより分からない経文に小さな小さな灯りが見えてくるのでは、そんな感じになった。

あらためて感じ取った、その内容は「ノーハウ」として蓄積させていただく。
(写真:ワード打ちした文書の1部)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

樹上のカタツムリ

2007年07月28日 | 自然 季節


♪でんでんむしむしカタツムリ・・・。でんでんむしはカタツムリの異称、と説明されている。

カタツムリは「湿気の多いとき、または夜に樹や草にはい上がって若葉などを食う」とある。別の説明では「落ち葉や朽木などの植物質を好む」ともある。若葉と落ち葉、どちらが好物なのだろうか。暑い夏がすぎるとしっかり栄養を取り冬眠に入るそうです。

梅雨があけた日差しの強い日、庭木の葉陰にいるカタツムリを見つけた。カタツムリは雨や湿気の多いところを好む、という先入観を持っていただけに驚いた。それも地面から2メートル近くもある。いつから留まっていたのか解らない。角も槍も収めた殻だけの状態、小枝でつついてみたが動かない。うまくぶら下がっていた。

夕方、同じ場所にその姿が見えなかった。探してみると地面から1メートルほどのところを幹づたいに下方へ移動していた。西日の当たらない側をゆっくりと。どこへ何しに向かうのか、聞いてみたくなった。花に撒く水を根本へ散水し少し湿り気を与えてやった。喜んでくれた、と思う。

ゆっくりでも確かな歩みで、人様に迷惑をかけないで明るく毎日を過ごしたい。
(写真:葉陰で見かけたカタツムリ)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

保護色

2007年07月27日 | 自然 季節


ひと月ほど前、田植えの終わったあぜ道を散歩した。水不足の心配されたころだったが、その付近の田は、豊かな水のせいか植え終えた苗に勢いを感じた。おたまじゃくしも苗の間を忙しそうに動いていた。

今の時期、潤沢だった水は抜かれ苗は腰ほどに成長、稲になる準備を整えていることが1目でわかった。あぜ道から手の届きそうなとこの葉に、体長2センチほどの緑色の雨蛙を見つけた。蛙になって間もないのかこんな小さな蛙を見た記憶は無い。あの時忙しそうにしていたおたまじゃくしの1匹だろうか。

♪ゲッゲッゲッゲッ・・・クワックワックワッというよく知られた歌がある。鳴くのは雄で雌は鳴かないそうだ。蛙は繁殖期の夜に鳴くが、雨が降りそうになると鳴くのは雨蛙だけ、それで雨蛙というのか、と思ったりもした。これから冬眠までどんな生き方をするのだろう。

蛙は小さな生き物を独特の長い舌で捕食する、映像で見て知っている。そのため死んだ虫などは食しないそうだ。鷺などの鳥類、蛇やいたちなどの哺乳類が天敵となる。そういえば田んぼの周りでは鷺をよく見かける。

あの小さい雨蛙が天敵に見つけられるだろうか。葉と身体の色は同色、低い位置の葉に乗っており上からは見えにくい。カメラを思いっきり近づけたら根本へ飛び降りた。しばらく待ったが再び姿は見せなかった。
きれいな雨蛙だった。
(写真:稲の葉と同系色の雨蛙)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7年と1週間

2007年07月26日 | 自然 季節


隣には幾本もの庭木が植わっている。我家の窓辺に近いところに、根廻1メートル近いくろがねもちがある。夏は濃緑の葉が茂り日陰になり、気持ちよい風も運んでくれる。数日前からの朝方、この木でセミの声が一段と大きくなった。

我家の小さな庭でも毎年幾匹かのセミの抜け殻を見かける。隣家の声に促され探した。小さなくろがねもちの2メートルほどの高さに1匹見つけた。今年も来てくれたか、ほっとした。根元に直径2センチで数センチほどの深さの穴があった。ここから夜半にやってきたのだろうか。

抜け殻を参考に調べてみた。大きさ、形、色などから「クマゼミ」だろうと考えた。
クマゼミの鳴き声は「しゃい・しゃい・しゃい」と聞こえる。資料によるとこれは合唱するときで、単独では「わし・わし・わし」と聞こえるそうだ。7月中旬から9月上旬に成虫として出現、日本に広く分布するようだ。

大型で全体が黒びた体に透明な羽が印象に残っているセミ。小学校時代の夏休みの絵日記には2度も3度も登場したのではないだろうか。子供には人気の高いセミだった。

夏の暑さを倍増させるセミの鳴き声。そのセミは、土中に7年外に出たら全力で鳴いて1週間といわれる一生。短くても精一杯生きるセミ、万物の霊長とうたう人の世もセミに見習うところ多し。というものの、今夜は納涼ビヤパーティー。硬いことは抜きにおいしく楽しくいただこう。
(写真:今年初めて庭で見つけた抜け殻)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6時間

2007年07月25日 | パソコン講座


今日1日はパソコン講座で終わった。午前講座スッタフ、午後と夜間は講師、合計6時間のパソコン講座を担当した。

夜間の講座は6と7月の2ヵ月連続合計8回のシリーズだった。20名の受講者と2ヶ月間共に過ごした。会としては始めての試みで心配な部分もあったが、反省点もあるものの、所期の目的を達した、と考えている。また講座を離れた親しみも生まれた。これは大きな収穫だった。

講座で各地を訪れることが多くなり、パソコンの普及活動を進める当会の趣旨も少しではあるが理解が得られるようになった。合併前の特に旧町村部でその感を強く感じている。

受講される方の年齢は60代以上が多い。昼間の講座では年齢層が限定されるだろうが、初心になってパソコンへ向かわれている姿には感心もし、講師側も刺激を受けることが多々ある。

講座から帰宅し、皆さんのアンケートへ目を通し、次の講座へ参考となる指摘を書きとめて講座の終了となる。
今日も得ることの多かった6時間だった。
(写真:講座の1場面)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

災害と備え

2007年07月24日 | 生活・ニュース


報道で知る中越沖地震の被害、被災された皆さんへ心からのお見舞いを申し上げます。また、復旧へ携わられる多くの方の努力が一日も早く実ることを願っています。

全国の電力会社で発生したデーターの捏造問題が収まりかけたとき、今度は原発で「想定外」という被害が発生した。「想定外」といえば責任が無い、そんなようにも聞こえた記者会見だった。

黒煙と炎の空撮画面を見ながら、消火鎮圧にあたる人影の無いことを不思議な思い出見ていた。後に変圧器の火災と知らされた。火災へ対応できなかった言い訳は十分聞かされた。

在職のころの災害訓練。地震とそれによる火災発生を想定し、それの鎮圧訓練を幾度も経験した。地震発生であれば公設消防の到着は遅れるだろう、そんな仮説も想定しながらの訓練だったことを思い出す。もちろん休日夜間の訓練も行っていた。
幸い地震とそれによる火災には遭遇しなかった。

阪神淡路大震災のとき、相当な揺れを感じた。建築中の我家は棟上から幾日もたっておらず心配したが事なきを得た。耐震性について特別に気遣っていたという記憶は無い。

1昨年の台風14号。我家では瓦が10枚あまり飛散した。応急処置はその日のうちに終わった。建築業者と打合せ、屋根と瓦の全体的な補強を行った。あのときをほうふつさせる風雨はその後来ていないためその成果はわかっていない。

台風14号以降、我家では避難するときのことを話し合ったり、持ち出す物の点検を時おりしている。現実に発生しないことを願うばかりだ。
(写真:補強した屋根と瓦)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨明け

2007年07月23日 | 生活・ニュース


年1度の胃カメラの検査を受け初めて数年。これまで特段の異常は診断されていない。今年は今日がその予約日。

朝食を抜く、検査1時間前からは水も飲めない。検査室に入り、検査にまつわる諸説明の後から、鼻腔の麻酔、楽に受診するための点滴など必要な処置が始まる。準備されたた器具などで手馴れた処置だが、その意味を説明しながら行われるため、安心して受身のままでいられる。処置が終わった。
ここからが医師による検査本番。小型カメラが鼻腔から挿入される。このあたりから寝入って、目覚めたとき検査は終わっていた。

幾枚もの検査写真と胃の図解を使って丁寧な説明を受ける。病理検査などもなく今年も合格の診断を貰った。

昼過ぎ病院を出た。背伸びして目に入ったのは久々の青空というか夏空だった。気持ちよかった。山口県は午前中に梅雨明け宣言が出されたいう。

いよいよ夏本番の気圧配置になる。
麦酒の美味い、という季節になる。今日の検査で胃は健康だった。週末、仲間と計画している屋上のビヤホールでの出会い、安心していただける。
(写真:梅雨明け1週間の天気予報)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子供の夢

2007年07月22日 | 生活・ニュース


NHK総合TV日曜日の夕方「海外ネット」という番組がある。世界各国の問題や話題を現地取材を中心に構成した内容で、驚くべき事実を知ることがある。番組の終りは、各国の子供たちの日常生活を紹介しながら「将来の夢」を語る構成になっている。

画面に見られる子供たちの生活は、豊かな環境も苛酷な環境も区別なく見せてくれる。過酷な環境の子らが、成人と同じように生活を支える1人になって働いている国が実に多いことに驚く。心痛むときがある。

どの子も夢を語るときの目の輝きがいい。
先生、医者、看護師、パイロット、警察官、ピアニスト、スポーツ選手、バレリーナ、外国語勉強・・・と続く。政治家と軍人を語った子は記憶にない。

短い言葉で夢の訳を聞かせてくれる。
妹に勉強教えたい、困っている人を助けたい、外国の人と仲良くしたい、悪い人をなくしたい、親を助けたい・・・など、人を尊重尊敬する気持ちがその基に汲み取れる。こんな子供たちが、いまの気持ちのまま世界のリーダーになって欲しい、番組の終りにいつも感じている。

そんな子供たちになるであろう沢山の子達を図書館の児童コーナーで見つけた。

夏休みでお天気は優れないこともあってか、混み合っていた。本を読む子探す子、お母さんに読んでもらう子、ノートへ書き写している子、いろいろな方法で本に取り組んでいた。そして驚いたのは、たくさんの子供がいるのに、その静かさだった。本物の本好きだ、嬉しかった。親子で一抱えずつ借りて帰る姿もあった。
(写真:駐車場も満車だった図書館)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする