この3年あまり、貰った球根を庭に植え花が咲くのを待っていた。咲くと「彼岸花が咲いた」とブログを始め幾つかに書いたり、孫新聞に載せたりしてきた。今年初めてフェイスブックにアップしたら、関東の知人から、同類ではあるが別名がいいとコメントをもらった。コメントはそのまま保存している。
数日過ぎて、私のフェイスブックを訪問してくれている知人が「名前分かって良かったです」と声をかけてくれた。正しくないと気づいていたという。彼岸花と思い込んでいたのは「ヒガンバナ科のリコリス」と呼ぶのが正しいという。彼岸花は葉の無いとき花が咲き、花が終わると葉が出て翌年分の栄養を球根に送り、枯れていく。リコリスも同じ仕草なので考えもせず思い込んでいた。
ブログでは何度も訂正をしている。誤字や用法の間違いがあると、大方の場合はメールで指摘してもらえる。その都度、そっと修正や訂正をしている。それ以後に訪問いただいた方には、ひょっとするとよく書けていると思われるのでは、と気づくことがある。
彼岸花は暦の彼岸の頃になると突然咲き始め過ぎると急に消える。思えば、庭に咲き始めたのは彼岸にはひと月ほども早く、田の畔を彩る花とは継がっている。「これは園芸用ですか」とというコメントも貰っている。思い込みで書いても訂正で済めばなんとかなるが、そうならないこともある。一字一句大切にしよう。