日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

手書きで調べる

2009年09月30日 | 生活・ニュース
               

「芒」という漢字が読めなかった。文章は秋の草花「ススキ」のことだろうと思いながら短い短い文章を読み終えた。がシャンとしない。

パソコンの「IMEパット・手書き」を使って調べた。「ボウ、モウ、のぎ、すすき」の4通りの読みがすぐに表示された。何とも便利な機能だ。年のせいかこれまで読んだという記憶が思い出せない。ススキかすすきを使っていたので書いたことはない。

ススキといえば雑草の1種で仲秋の名月に供えるものくらいの認識だったが「くさかんむりがなくなる」と知って寂しい漢字に思えた。「昔の人は供華(くげ)として捧げた芒に月の神が降りてくると信じていた」という。今日からは単に「ススキ」か、と思わずに詩情を持って眺めてみよう。

そう思えば枯れすすき、すすき野など華やかなイメージは浮ばない。ススキが出る歌ですぐに浮ぶのは「船頭小唄」「昭和枯れすすき」、どちらも悲恋悲劇を思わせる日本人好みの情景が浮ぶ。札幌すすきのは知らないがそこには馴染まない歌のようだ。

パソコン講座でも「手書きパット」の便利さは何度も話した。初めての人は便利な機能に驚き「よし、使うぞ」と意気込まれる。パソコンは私の1部で楽しく使っている。これを使った漢字の勉強アイテムを追加してみよう。

(写真:まずい字でも読み方を教えてくれるパット)
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収穫

2009年09月29日 | 生活・ニュース
               

「少ない、咲かない」と流れたカメラ愛好家の彼岸花情報、遅れたことをわびるかのように斜面を包むように咲きほこっている箇所もある。コスモスと競演もしている。カメラマンの探索不足では、口には出さないがそう感じながら車の後部座席から眺める。

刈取りの終わっていない稲田もまだたくさん見られる。黄金色ならぬ稲穂がたれていない緑かかったそれも見られ、気候なのか品種なのかはたま八十八の手数が足らないのかなど、いろいろ思いながら車窓越しに眺める。

毎年のことだが親戚から新米が届いた。今年の作柄をたずねるとちょっと首をひねる仕草だった。それでも自家用に積まれた脱穀米の入った袋は、薄暗い貯蔵庫へ入る前の秋の日を一杯に受けている。

収穫は農産物のとりいれのことだが、転じて何かによって得られたいい結果というときにも使われる。農作業しない身では本来の収穫の喜びは得られない。しかし転じての収穫には出会えるかも知れない。

ぼんやりと過ごすのではなく、周りのいろんな事に興味を示せば思わぬ収穫が得られるかもしれない。農作物にはその収穫の時期があるが、人生は毎日が収穫の時期になるかも知れない。肩の力を抜いて柔軟に過ごしてみよう。きっと思わぬ収穫に出会えると信じて。

(写真:気持ちよさそうな昔風に呼べば米俵)
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いつか熟れる

2009年09月28日 | 生活・ニュース
               

総選挙が終わっておよそ1ヵ月、鳩山内閣の船出は初航海としては一応の評価が与えられたようだ。と言ってもまだ10日余、政権交代に伴う難関が生まれつつある。期待と不安を抱きながらも安定を願う国民の望を実現して欲しい。

総選挙では惨敗や大敗と評価された自民党再生の新しいリーダーだ誕生した。団結か交代かという総裁選挙では団結が勝利した。野党第1党のリーダー誕生で新生国会の論戦が始まる。

しかし、民主は与党、自民は野党としてそれぞれが始めての道を歩み始めることになる。それぞれの味見をし評価するのは少し先になる。どんな具合に色ずき味を増していくのか、真青なリンゴを見ながらそんなことを考えていた。

(写真:まだ味見も出来ない青いリンゴ)
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敬老の日

2009年09月27日 | 生活・ニュース
               

「9月15日が敬老の日、その頃にはこんなことは無かった」「9月の第3月曜日になって連休の中の単なる1日になった」と敬老会行事をお世話されるある人の愚痴。

敬老の日は「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」日として1966(昭和41)年に「国民の祝日に関する法律」の改正により建国記念の日、体育の日とともに追加制定された国民の祝日。これがハッピーマンデー制度の適用となりで2003年から9月の第3月曜日に変更された。

「今年はシルバーウィークなどまぎわらしい言葉が流行り、40年も続いた敬老の日に行事が出来なかった」と先のお世話人さん「敬老の日が忘れられている」と不満話は続く。

日本は世界一の平均寿命を誇り、年々それが更新されている。敬老の日制定のころに比べれて今の平均寿命は10才くらい延び、女性のそれは85才を越えている。高齢化社会の問題がクローズアップされるなか、日本はどこまでそれが延びるのか、思い方によっては不安になる。

1週間遅れの今日、敬老行事が開かれたところも多いとか。運動会などとかち合い敬老会か孫かと悩まれた人もあったのでは、といらぬ心配をしている。来年は9月20日、どうなるだろう。

アフリカのある地方ではお年寄りが1人亡くなると「図書館がひとつ消えた」と地域の人が悲しむという。素朴な敬いの姿が見える。

(写真:でんと坐ったSWの赤数字)
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運動会の練習

2009年09月26日 | 生活・ニュース
               

近くの小学校では朝から運動会の練習が行なわれる。紅白の帽子は本番さながらに動く。見ていると2つの学年だろう違った練習をしている。眺めながら半世紀以上も前の練習風景を思い返すがおぼろすぎて浮んでは来ない。ただ、こどもの人数は半分くらいに減っているだろう。

運動場の片隅でそんな様子をヒマラヤスギが見ている。あのヒマラヤスギの真白な球果から2ヵ月あまり、秋が深まるにつれ姿は変わらないが球果の色は、夏に日焼けした子どもの肌の色のように変わった。

これはさらに成熟し冬には落下し砕けるという。松ぼっくりは落下しても砕けないがこの球果は砕けていろいろな形ちになるという。3回目のブログネタになるよう注意深く観察をしてみよう。

校庭の子どもたちの肌は夏の日焼けがそのまま残っている。その汗ばんだ肌にカラッとして優しい秋の日ざしが「ガンバレ」と呼びかけている。運動会は10月はじめの日曜日。

(写真:秋の陽をあびる色づいたヒマラヤスギの球果)
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秋と夏

2009年09月25日 | 自然 季節
               

明け方のひんやりとした風はウオーキングで少し汗ばむ肌に心地よい。

日が高くなるに連れ夏日近くまで気温があがる。

高く青い空には秋の薄い雲が広がり、

その影で盛上がった夏の雲がちょっと遠慮そうに動く。

つられた様に雷雨や大雨注意報が出る。

目の前の木々は色づきはじめた。

いま、秋の心地よさに名残を残す夏がいる。

(写真:同居しているような秋と夏の雲)
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いらぬお世話

2009年09月24日 | 生活・ニュース
               

自民党総裁選で3人の候補者が合同で遊説中だ。気の毒なことに当選しても総理にはなれない。総理になれない2人目の総裁ということになる。いま、3人の候補者以外にニュースへ登場する自民党議員はいない。与党と野党ではこれほどの落差がある。

衆参の議員数が200人からの再生出直しを図る自民党。いらぬお世話かもしれないが、これまでの体質を変える意味からも思い切って「総裁」の呼称を変えてみてはどうだろう。鳩山民主党代表を鳩山総理と呼んでも違和感はない。総裁という意味には長い歴史があり、これまでは政権与党のトップとしては相応しかったのだろうが。

候補者3人の演説映像を見ると、かって野党が叫び続けた視線で語られている。与党時代にはおごりにも感じた言葉が少ない。素直に変革の芽生えととらえてあげたい。そのためにも総裁という寄り付きがたい呼称より親しみのある名前にしてはどうだろうか。絶対与党に戻ったらふさわしい総裁に返す。

麻生前総理の朝は複数のSPを伴ってのジョギングから始まっていた。鳩山総理は門扉を閉めるところから映し出される。ここにも違いがある。どちらがどちらというわけではないが、何か違いを感じる。麻生前総理は今もジョギングされているがSP1人が伴走、いらぬお世話だが寂しい映像だった。

(写真:スッテプを踏んで議員を育てそして席を譲っていこう)
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いちすけ号

2009年09月23日 | 地域
               

郷土が生んだ藤岡市助博士は幕末の1857年(あのエジソンが誕生した10年後)岩国市で生まれた。明治8年に現在の東京大学工学部に入学。明治11年3月25日、激しく光るアーク灯の点灯に成功し日本で初めて電気がついた日に寄与した。

明治19年には東京電灯株式会社の技師長に就任し、欧米の電気事業を視察、中央発電所を建設。明治25年に日本電気協会を設立し会長に就任、29年には東京電気株式会社(現在の東芝)を創設した。

そして日本初の電車を設計したことでも知らる。明治23年の東京博覧会で2台の電車を運行させたたり、東京浅草の凌雲閣に国内初のエレベーターの設計・取付けに成功するなど「日本のエジソン」と呼ばれた。

明治41年に、故郷岩国に岩国電気軌道株式会社と火力発電所を設立し、中国地方で初めての電車運行を始めた。路線は錦帯橋近くの新町から岩国駅(当時の麻里布駅)の間で昭和4年まで市民の足として親しまれた。この電車が軌道を外れたとき乗り合わせていた関取集が抱え上げ戻したという話を祖父から聞いた。

この「日本のエジソン」藤岡市助博士の功績にちなみ、路面電車をモデルに製作された電車型レトロバス「いちすけ号」が錦帯橋と岩国駅を結ぶバスとして当時の路面電車とほぼ同じルートで運行されている。車内の硬い木製の座席が往時を偲ばせる。

いちすけ号は運行を始めて10年。錦帯橋へお越しの際はぜひ利用ください。錦帯橋バスセンターには専用の乗車口があります。

(写真:レトロバスのいちすけ号:新町バス停にて)
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大間違いで赤面

2009年09月22日 | 生活・ニュース
               

シルバーウィークとは敬老の日があるので「高齢者を敬うための週間」で、高齢化社会へ目を向け考えるなどと思っていたら、大間違いであることを知って赤面、本当に恥ずかしかった。

それは秋の祝祭日が多い大型連休の日本独特の俗称だった。昨年の秋「9月の連休を命名するとすれば?」というアンケート結果で1位となったのがシルバーウィーク、旅行代理店などがこの言葉を使い始め一気に定着したそうだ。

定着しているゴールデンウィーク:金に対しての銀でシルバー、また期間中に敬老の日が含まれているため和製英語のシルバーという意味も含まれているからという。敬老のシルバーは付け足しの気がする。GWに対しSWと略すそうだ。

もともとはGWを考えた映画界が11月の勤労感謝の日の前後をSWとして興行を狙ったが定着しなかった歴史があるとい。

高速道路は渋滞、観光地は潤うというGWと同じニュースをみてSWが実感できる。金と銀では9月の方が格下になる。GWは毎年あるが今年のような5連休のSWは2015年、これが格の違いだろうと考える。

大型連休中の観光地はゴミに悩まされる。名勝・錦帯橋バスセンターもSW入ってからゴミがあふれている。自販機用のカンやビン入れの箱には、弁当空をはじめ様々なゴミを見受ける。側のベンチにも積まれている。センターの利用者に不快感を与える。観光客はしっかりマナーを守ろう。

(写真:旅行シーズンにはいつも見られるゴミ箱の様子)
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若返り

2009年09月21日 | 生活・ニュース
               

庭の細長い花畑はひと坪あまり。花畑とはおこがましいが、年中なにか咲いている。その周りを土がこぼれないように木製の柵で囲っている。その柵も艶はおち白けたようで経年劣化は一目瞭然、みすぼらしい。

夏の花を引き上げるのでそれに合わせ柵を少し綺麗にしてやろうと試みた。土を落とし水洗いしよく乾燥させる。買い置きの木材防腐剤のクレオソートを2回塗り、乾燥させる。汚れが落ち黒茶色の防腐剤が染み込んだ木肌は若返った。突然TVのCMが浮んだ。

老化を予防する、老化した身体を若返らせる、若さを保つためなどと呑むもの、食するもの、身につけるものなど実に多くのものがCMで流れる。その効果たるや驚く内容ばかりだ。「個人差があります」と何かの時のために小さな文字が読み取れる。

薬で無いから無理な話だが、それほど効くなら通販でなく医者の処方箋で入手できれば良いのにと思う。膝・腰のCMは驚くばかりだ。こうしたCM出演への登録者は赤子から高齢者まで実に多い、と何かで読んだ。

クレオソートには若返りの効能を実感している。臭いはちょっとという人もあろうが、木材の若返りと腐食予防には効果がある。ぜひ、お試しください。木材防腐用は日本工業規格品で、日本薬局方規格は医薬品ですからお間違いないようにしてください。

ところでわが身を若返らせることは難しいが、食卓のものを美味しくいただくことが健康への途だろう。

(写真:若返った木肌にもうひと働き願う)
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