日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

野良イモ

2022年02月28日 | 自然 季節

 北海道在住の方のブログに「野良イモ」というタイトルの文章が載っていた。野良のつく動物についてはよく読むが「イモ」は初めてで興味を引いた。野良イモとは「北海道でのジャガイモ収穫は大型機械で作業される。すると、こぼれ落ちた小さなイモが翌年目芽を出し野良イモ(雑草化)となる。これらは病害虫などの発生要因となる。

 その防止のため、雪の残る畑全体を「雪割(除雪)」して寒さを当てる。土壌30㌢ほどを凍結させて野良イモを殺すという。この深さが過ぎると植えるとき支障があり、浅すぎるとイモが殺せないとある。この凍結コントロールが難しいそうだ。読んでいて苦労が伝わる。

 最近、何人かの方が「じゃがいもを植えた」と、収穫を待つ喜びがブログに載っている。収穫までにはいくつかの作業があることは、その昔作っていたので分かる。ただ、北海道産のような手間はなかった。コロナ禍でジャガイモの輸入量激減でポテト商品に支障が起きていた。わが社は北海道産なので支障なしという企業も見受けたが、雪割作業のお陰のせいだろう。

 小学校2年くらいの時だったと思う。我が家のジャガイモ堀の日、父についていった。ところが、ひと畑全部が掘り返されていた。それは、誰かがジャガイモを掘って持ち帰ったということだった。戦後間もない食料の乏しいころのことで、がっかりした日曜百姓の父の顔を今でも記憶している。最近は果実を盗む映像はよく流される。盗まれた人の気持ちが分かる。

 (今日の575)  ジャガイモの男爵気取り面白い
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侵攻から侵略

2022年02月27日 | 社会 政治

 政府は「侵攻」と表現していたが「侵略」に改めた。侵攻は「他国や他の領土に攻め込むこと」、侵略は「ある国が武力を行使して他国の主権を犯すこと。他国に攻め入って土地や財物を奪うこと」(明鏡国語辞典)とその違いがある。

 心配されていたロシアのウクライナへの武力を用いた、それも緻密な計画に従って進められた侵略、世界がロシア軍隊の撤退を求めている。素人が考えても軍備の差は歴然でこのまま侵略が進めば、ウクライナの首都はロシアの支配下になる。地域紛争は世界各地で起きているが、今回の侵略は到底許されないことと考える。

 ウクライナ、このこの言葉を聞くと中学時代の社会科で聞き覚えている「穀倉地帯」という語が続いて出るくらい記憶にある。肥沃な土壌が広がる穀倉地帯からの穀物輸出が今回のロシアの侵略で影響受けると、餌となるトウモロコシの国際価格が上昇し、日本の酪農家のコストが増える不安があるという。当該国だけでなく世界へその影響は広まる。

 自国の安全・自衛権確保のためなら何でもありの今回の侵略、核による脅威まで表に出している。侵略したロシアへの制裁措置として「国際銀行間通信協会から排除する案が検討される。どれほどの効果があるのか素人で分からないが、これが全世界の不況への引き金とならないこと、もし懸念されるなら対応の手立てをしたうえで、撤退への策として欲しい。とにかく軍の撤退に効果ある制裁を望む。

 (今日の575)  モスクワは遠くに在りて戦火なし
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2カ月ぶりに

2022年02月26日 | 地域

 新型コロナまん延防止等重点措置が解除されて1週間、我が家の周辺は措置期間と同じく静かな日が過ぎている。行きかう人はみんなマスク着用で感染を防いでいる。措置は解除されたが市内の新規感染者数は20名から30名くらいで推移、40名を超える日もある。基地内は20名前後で、市の人口に換算すると200名を超える数値になる。

 感染はピークアウト、と言われるが措置が解除されたら感染者増加に転じた地域も報道されている。まだ油断はできない。メールで「人を見たら濃厚接触者だと思え」のレベルです、こんな感想も先日届いた。ただ、飲食店関係者の苦労や経営難を聞くと、感染防止にもう一段打つべき手段を専門家に期待したい。

 措置期間中は市の施設は閉鎖や休館で自粛生活に輪を掛けていた。休館が解け、公民館に併設の図書館へ2カ月ぶり足を運んだ。感染防止策は従前と変わりなくとられていた。その入り口にメッセージボードが設けられ、利用者の声が桜の花のように張られている。落ち込んだ空気を吹っ飛ばそうという職員さんの心遣いだろうか、明るい気持ちにさせてもらった。

 公民館や図書館への感謝、新しく建ち替わる図書館への希望、施設を活用しよう、コロナ飛んでいけという呼びかけなど、前向きなメッセージを読み、このボードの花びらが実現することを願いながら、文化より観光施設作りには熱の入る市政の姿勢を気遣った。春からは建設で窓口だけのサービスに変わる。3年くらいかかるらしいが、短縮を願う。

 (今日の575) 読書家が桜に託す新図書館
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折り句

2022年02月25日 | 生活・ニュース

 たむきに毎日ブログ更新16年の先輩  
 むのが楽しみ定番ネタはひよどりとメジロのミカン争奪戦  
 れどれ今年もメジロはきたかな、ひよはまだかな   
 く広げられるお庭の実況中継と視点の優しさに心いやされる

 この句は、岩国出身で在京の書道家、本業以外で「折り句」の指導をしながらた楽しまれている人の作。その方は、同じ会社に勤めていた方で、私の定年と同じころに東京で書道塾を開き、それ以外の文化活動にも幅広く参加されている。出身地ではこれほどの文化活動は無理だと思っている。

 そんな折り句会2月例会の課題が「ひよどり」。私のブログに何年も書いているメジロとひよどりを思い出し詠みました、と届いた。狭庭に半分に切ったミカンを置き、それにやって来る2種類の鳥の姿を素人写真を添えて載せている。良く思い出してもらえたと、驚いている。

 「折り句」とは「古くから日本にある言葉遊びの一種で、一つの文章や詩の中に、別の意味を持つ言葉を織り込む『あいうえお作文』のようなものです」と社団法人日本折り句協会のHPにある。千年以上も前に在原業平が詠んだといわれている。ご訪問いただいた方々、姓名をもじって一句お願いします。

 (今日の575) 折り句には字数制限なしがいい
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ほどよい雪に

2022年02月24日 | 自然 季節

 北海道ではJR札幌駅発着の全便が運休、空港も似たような混乱、除排雪した雪が崩れる、こうした雪についての報道はほんの一部だろう。ブログで屋根の雪を落とす難作業とその苦労などを読むと、瀬戸内に長く暮らす私には想像すらできない。今年の雪の量は例年になく多いとインタビューの声、もういいでしょう、そんな声が聞こえる。

 1週間ほど前、薄いけれども一面真っ白な朝を迎えた。庭や近くの雪景色を数枚撮った。城山山頂の岩国城は我が家から直線で1.5㌔、薄い雪化粧だったがこれも記念に残した。夕方「雪の錦帯橋写真を送れ」という催促があった。そこまで撮りに出かけていない旨返信すると「歳は取りたくないのう」と笑いの絵文字入れで返って来た。

 三交代勤務中、雪で車にチェーンを装着した記憶は1度だけ、ノーマルタイヤで困らなかった。雪について市街地はそんなものだった。記憶にある最大の積雪は中学2年の冬、背の低い私の膝くらいの深さ積もった。そんころは小さな小川沿いの道で周りは稲田だった。今は幹線道路ができ道の両側は住宅地にかわって、そのころを思い出す光景はない。

 雪は畑の虫を居なくする、命の水になる、四季の冬には欠かせないなど、そんな恵みのある一方で、現在では交通マヒを引き起こす。特にこの時期は受験生にとっては将来を決める試験と重なる。禍の少ないことを願うしかない。「雪は豊年の瑞(しるし)」の前兆とも言い伝えられる。古老のこの言葉を信じて期待を持という。

 (今日の575) 雪の日は運転なしで事故も無し
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初お目見え

2022年02月23日 | 生活・ニュース

 ポリスメールでも報道でも通信手段を使った詐欺に気を付けるよう促している。内容は、ウイルスに感染していますという偽警告画面を使った「サポート詐欺」、通信事業者をかたる偽通知(SMS)、百貨店の名称をかたる偽通販サイト、電話で還付金通知、警察を名のるうそ電話など手口が公にされている。

 我が家のパソコンに入って来る詐欺に間違いなしのメールが増えている。大方は迷惑メールで未読のまま処理されるが、正規の受信トレイに届くものもある。大方は通販や信販会社、金融機関などを名のっている。注文もしていなければカードを所持していないのに、不正使用されている、配達したが不在で持ち帰った、暗唱番後の確認など各種の問合せ内容で届くが心当たりはみんななし。

 初めて届いた詐欺メールの件名は「ETCサービスは支払いが失敗する!」。件名からしておかしいので、詐欺メールと疑って読んでみる。なぜ失敗するかは記述なしで、書かれている内容は矛盾だらけ。その個所を指摘すると修正されるので省くが、先日もETCを利用したが正規に通過できた。

 こうした誘いメールの共通点で気づくのは誰宛てに送ったか不明。このETCの場合の宛先先は「ご会員ID」、誰でもいいことになる。よく気を付けて読むと、文章が日本文になっていない。これはよく指摘されている通りだった。市内でもこうした被害が頻発している。家族間でまずは詐欺を防ぐ工夫をする。

 (今日の575) あわてるなそのワンクリック百万円
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曲が届いた

2022年02月22日 | 生活・ニュース

 ご三家とは、有力・有名・人気の3者を称する表現。尾張徳川家・紀州徳川家・水戸徳川家が「ご三家」と称され、大名の中でも特別扱いされたことに因む表現という。世の中にはいろんな世界でご三家がある。今は進学受験の時、予備校や進学校などでご三家にちなんだPR戦が行われている。

 日本人は2対決より「おや、まあ、なるほど」と3回頷いて納得する文化だから、3人や三つで売り出すことが多いのだという。そんなことが由来かどうかは分からないが、歌のご三家の一人である西郷輝彦さんが75歳で亡くなられた。私は彼の歌も良かったが役者としての西郷輝彦の方に関心があった。歌は橋 幸夫、舟木一夫の方が親しみやすかった。

 私より少し年上の女性が「最近の歌はカタカナばっかりで分からない」、そんな投稿が載っていた。これには同感できる。投稿を読んだ後、西郷輝彦の死に寄せる橋の思いを読みながら、確かにあの頃の歌は日本語で歌われていた、だから音痴でも覚えられた、そんなこんなことを思っていた。

 そんな時、先日書いた「サトイモの曲」にアップした写真を使って「勝手に芋で曲を作って弾いてます♫」と返信が届いた。「まこと楽譜だ」、あの1枚の写真が実際に曲になるとは想像すらしていなかった。口ずさんでみたいが私の力では曲にならない。いいねのポッチトがつくだろうか。

 (今日の575) サトイモの符頭(たま)に符幹(ぼう)つけ曲になり
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焼き杉の壁

2022年02月21日 | 地域

 散歩で何度も通った道だが何故かこれまで気づかなかった。その地域は藩政のころからの住居地で、住まいは昔ながらの歴史を思わせる家が多い。ごく最近は建て替えで今風の家もぽつりぽつり建ち始めた。あれほどの家を解体、更地、新築と進むにはかなり苦慮されたのではと思いながら見て通る。

 そんな地域の角地に焼き杉板を張った家がある。そこは家の裏側で、見かけは蔵のように感じるが定かではない。最近、焼き杉を用いた新築が増えているという記事を目にしたから、この家に気づいたのかもしれないが、火事などで焼けた跡でないことはわかる。知り合いの棟梁から、杉板を三角形に縛り、その中で火を燃して作る、燃やし方で良否が決まる手間ひまの架かる材料だ、と聞いていた。

 最近の新築はあっというまに棟上げ済み、あっというまに完成する。木造家屋でも棟上げの現場では、レッカーのアームの動きと、締め付ける電動工具の音しか聞こえない。棟木や柱をかみ合わせてうちこむ掛矢の音は昔々の光景になった。あるハウス店の社員が「プレカットの進歩です」と話していた。

 焼き杉の板、見ていると今風の造りに比べると、風格を感じるのは単に時が経っているだけではなく和の良さからくるものを感じる。木造りの新築は外観が和洋折衷風に造られていても何か趣を感じるが、焼き杉を使用した新築は見かけない。我が家は軽量鉄骨、まもなく30年になるがいつまで保てるだろうか。

 (今日の575)  木造りの上棟眺む老夫婦
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読み飛ばしか

2022年02月20日 | 生活・ニュース
 先日、新聞掲載された私の投稿を読まれた方がそれについて述べられていた。その投稿は「ヘルプマークで支援」というタイトルで先日このブログにアップした。投稿について書かれたブログに「投稿者はヘルプマークをご存じなかったようであるが、私は耳にしたことがる」という書き出しで、同マークについて自論を述べられている。自論について申し上げることは無いが、それを読みながら、自身に言い聞かせることに気づいた。

 私はヘルプマークについてこう書いている。「私はマークの存在は知っていたが、実物を見るのは初めてだった。『外見だけでは配慮が必要なことが分かりにくい人が付けておられる』と聞いていた。『困っていたら声を掛けて』との呼び掛けがあるのを思い出した」。この項を読み飛ばされて書かれたのであれば仕方ないが、そうは思えない。

 よくSNSに投稿された内容について、時には大きな社会問題に発展することがある。建設的な内容であれば納得できるが、誤解や間違いか原因で人を傷つけて問題になっている。発信するからには、特に相手が特定できる内容であるなら、なおのこと正確性に気を付けるべきと思う。

 私の受けた間違いは些細なこととして済ませる。このことから、いくら私的な日記代りのブログと言えども、公開しているならなおの事、読まれた人に誤解を与えるような記述をしてはならない。これは、これまでも心掛けてきたが、今回の些細な出会いから改めて自身に言い聞かす。

 (今日の575) 公開のマナー有ってのブログかな
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雪が雨に

2022年02月19日 | 生活・ニュース

 北京冬期五輪、コロナ対策、報道規制、薬物、判定の不明朗など陰の部分も大きく報道されている。終わればきっちりとした明解な答えを出して欲しい。一方で、この大会でも鍛えぬかれて人身を超えた超技の連発に驚いている。スピードの速さに高齢の目が追いつけないでいるが、実況の声に助けられる。

 カーリング女子の日本チーム、英国との明日の決勝進出が決まり、銀メダル以上を確定させた。ロコ・コラールチームの試合中継は見ている。ルール、攻め方守り方、スイパーの動きなど若干予想しながら見れる。解説が丁寧で分かりやすく、私にも理解でき、次はどこに置くか考えてみている。ここ2試合、翌日の予定に影響しないよう試合途中で勝利を願って就寝している。

 今朝も5時過ぎ、昨夜の結果をスマホで確認して朝刊を取りに出る。今日は暦で二十四節気の雨水、「雪が雨へと変わって降り注ぎ、降り積もった雪や氷もとけて水になる頃」。草木が芽生える時期に来たが、冷たい雨が丁度降りはじめた。「うすいですがうすぎはだめです」と気象予報士の洒落、正しくは「雨水ですが薄着はだめです」となり、その心は、気温が上がらないと予報。

 車載の温度計は昼間も3度、城山山頂の岩国城は一日、雨水で薄い霧の中にたたずんでいるようだった。次は啓蟄、虫も姿を現す。明日からまん延防止重点指定域が解かれる。行政と違って安心感は全くないが新規感染者の出ないことを願う。花見の呼びかけが届く、雨水に洗われ流されることを祈る。

 (今日の575) 草木の芽もうすぐ春と雨の音
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