日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

365話

2014年12月31日 | 生活・ニュース


 今年も残すとこ数時間、午年のブログも最後になった。上品で内容のあることは書けなかったが、とにかく毎日、欠かすことなくパソコンを開き、そして何かを書いた。ということで今年の365話目になる。稚拙な文章に沢山のご訪問とコメント、メールでの感想など感謝申し上げます。

 そんなタイミングで大畠瀬戸の釣ったばかりの鯛をいただいた。願掛けしていないので満願成就ではないが、鯛は縁起の良い魚なので365話お祝いの鯛とする。

 内容は抜きにして、365書けたということは寝付くほどの患いもせずに過ごせたとこの1年に感謝する。また、パソコンも不調の日もあったがストライキなどせず動いてくれたことになる。両者一体で365になった。毎日、3度の食事を準備してもらった影の力を忘れてはいない。

 毎年、除夜会に参加し除夜の鐘をつく。グオ~ン ウォ~ンウォ~ンウォ~ンという鐘の音。人間の煩悩は108あるからこれを取り除くために108回撞く。死苦(4×9)と八苦(8×9)をたすと108、これを取り覗くため108回撞くなど、お話はいろいろある。参拝者の老若男女全員がつくと毎年108を超えている。祈りの鐘の音と共に新年を迎える。 

 くる年もよろしくお願いします。
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餌がないの

2014年12月30日 | 自然 季節


 今年は千両の年越しが無理なようだ。狭い庭なのに野鳥が遊びにくる。来るのはいいが千両と南天の実を食べる。せめて正月まではと、千両にネットを掛けたことがある。その年は無事に赤い実が年を越した。何年かネット掛けを続けたが、それを止めるとやはり実を食べにくる。

 今年も黄と赤の2種類の実がついた。ネット掛けを考えたが自然に任せようとそのままにしていた。やはりやってきた野鳥、色の認識があるのかまず黄色の実から餌にし始めた。それが尽きると赤い実に変わった。残っている実は数えられるほどに減った。そばにある南天も上の方もほぼ裸にされた。

 餌を食べに来たところを撮ってやろう、と部屋の中で構えて待っているが、待っている間はやってこない。いつまでもそうしてはおれない。ふと見るとゆらゆらする枝にとまっている。用心深いのか決して長居はしない。ということで1枚も撮れていない。

 山や河原、草むらに鳥たちの餌がないのだろうか。無いとすれば自然界の異常だろうかと心配する。いや、狭いながらも安心できる庭と思ってやって来るのかもしれない。そういうことにしておこう。山間部で聞く農獣による被害に比べれば無いに等しい。小鳥に越年の感覚はないだろうが、赤い実で無事に年越しさせてやろうと見送る。
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昭和37年

2014年12月29日 | 地域


 デジカメを使い始めて写真の整理が手抜きになっている。というのも、大方の写真はパソコンで送ったり受け取ったりで、焼き付けた写真を近々貰った覚えがないくらいで、アルバムを開くことがなくなった。中部圏在住の方のブログを読んで、そんな状態は我が家だけではなかったとほっとした。私との違いはその後が続く。

 その方は、ネガフィルムは業者に依頼しCDに、スナップ写真などはスキャナーしてパソコンにとり込み、パソコン保存分とあわせ、その数は1万枚ほどを、時代別に区分け、長大なファミリーヒストリーを制作された。セピア色の写真の喜びが見えるようだ。そんな数多くの写真の中に錦帯橋の写真があったと、大きな写真入りでブログに載せられた。

 写真は義父母が新婚旅行のときに撮られたもので、昭和37年、写真は当然のこと白黒だが鮮明に写っている。橋の欄干は今とは異なる。横山や城山の姿が昔を思い出させる。橋上の男子高校生十数人が全員学生帽を冠っている。観光ホテルも改装や増築される前の4階建一棟の初期のころの姿、今の駐車場がブロック塀なのが懐かしい。

 昭和37年といえば日本の高度経済成長の真っただ中、同39年には東京オリンピックが開催されGNPも右肩上がりの時代だった。石炭から石油に、家電白物の3種の神器、新幹線開通など「東洋の奇跡」の時代を思い出す。そのころの私は実業高校を卒業して日も浅く3交替勤務の3年目を真面目に勤めていた。
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2014年12月28日 | 生活・ニュース


 交番を見おろす配置で三叉路の交差点に横断陸橋がある。近くには郵便局や金融機関もあり交通量もそれなりにある。陸橋の階段は5カ所あるがその一カ所には小学校の門があり、朝夕は児童の元気な姿が行きかう。この交差点を渡るときは、交番があるからではないが陸橋を利用している。小学生以外に利用する人は滅多と見ない。

 わずかな高さだが車の心配をしないで全方位眺められる。その陸橋のそばに岩国学校教育資料館がある。ここは昔の教科書や郷土資料など、岩国の教育を語るに欠かせない展示がある。日本のエジソンといわれる藤岡市助の資料館にもなっている。そのそばに、小学校の歴史を見てきただろう桜の木が数本ある。

 ふと見たら、葉の散った小枝に膨らんだ芽がついている。寒波が繰り返し押し寄せているが、それに負けずしっかり己の勤めを果たしていることを知った。陸橋を渡るからこそ見つけられた。

 芽は植物の成育の基となるもので、これを例えに芽が出るという慣用句がある。これは幸運や成功の糸口が見えることで、成就したことではなく努力を促す深い意味がある。階段を下りながら、新しい芽生えは期待し難いので今あるものを枯らさないように大切にしよう、と自分へ言い聞かせる。明日から何度目かの寒波襲来の予報、厳しい歳末になりそうだ。
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門松のある風景

2014年12月27日 | 地域


 長期休暇を海外で過ごす人らの出国ラッシュが始まったと報じられる。恒例になった風景だが「円安で買い物に苦慮している」というインタビューが流れていた。外国まで出かけて買い物をせず、その分を国内ではたけば景気の回復に寄与するのではと、つまらぬことを思っている。新幹線も満員の映像に帰省を待ちわびる人の喜びが重なる。

 国の名勝・錦帯橋のたもとに立派な門松が完成した。一足早い正月の光景を喜びながら記念撮影する人もいる。門松は木造の橋・錦帯橋にはよく釣り合う。錦帯橋付近のホテルや割烹、旅館に土産物店などには見栄えのある門松が飾られていて、この時期の散策の楽しみの一つになる。

 錦帯橋から数十歩、旧大名小路を進んだところに古い門構えの家がある。灯り祭りの日は門が開き、広い庭がローソクの灯りでおぼろに浮かびあがる。藩時代には重い役職武士の邸宅だったことを思わせる家の門松は実に素朴な飾りつけになっている。細い竹の筒に熨斗をつけた50センチほどの松の小枝1本が活けられているだけ。それは、松竹梅に葉牡丹など豪華な飾り付けに負けないおもおもしさを感じさせる。

 弟妹も、それぞれが子や孫らが帰省してくる親元になると、実家へもままならぬようになる。親元一筋だったころを思い出すと懐かしくもあり、寂しくもあり、上手くやっているとほっとした思いもある。孫は学校行事で帰省出来ず静かな正月になる。例年と同じく手作りのミニ門松を作り玄関に飾った。門松は年神を迎え入れる依り代というそうだ。未年はどんな神だろうか。
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今年最後の外食

2014年12月26日 | 生活・ニュース

 「仕事は大人数、美味いものは小人数」という諺、真の意味は奥深いものがあるのかもしれないが、説明を受けなくても「そうだ」と分かる。

 午前中3時間あまり、あるところの室内模様替えに参加した。総勢12名、リーダーの寝ずの思考で作り上げられた配置案、手際よい指示で大小の家具や事務機器などが場所を移していく。終わってみると部屋の様子は一変し、広々した空間が出現した。

 終わって昼食はイタリアン。料理の名前を聞いただけでは皆目見当もつかないのでメニューの写真を見ながら店員さんに聞く。カタカタの並ぶ料理の弱さに改めて肩身が狭くなる。

 今年の外食予定はすべて終了した。いつの回も美味いといいながら食事ができた。これも健康なバロメーターの一つと喜んでいる。12名がワイワイいいながらフォークを動かす。大人数の食事は気をつけないと過食になる、今年の学び納めに。明日からは大方で年末休暇、帰省が始まる。
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LEDのツリー

2014年12月25日 | 生活・ニュース


 出かけようと車のエンジンかけたら「メリークリスマス 12月25日 木曜日です」とナビが話しかける。購入から8年目になるが間違えることなくクリスマス本番の日を教えてくれる。

 近所に新築が何軒も建つ。それは若い人らで園児や児童のいる家庭ばかり。長く遠のいていた子どもらの遊ぶ声や走る足音が頻繁に聞こえる。下校途中に雑草の茂った中で虫を探す姿は昔と変わっていない。何がいるかと聞くといろいろ教えてくれる。そんな様子を見ていると、子どもの声がうるさいので幼稚園や学校の建築に反対する人らがいるという報道に首をかしげる。

 玄関脇の植木に青色LEDのツリー、門柱には人形姿のサンタが次々とプレゼント配りに登っていく。 ツリーを見ていると若い人らの家でのイブの様子は分からないが明るい団欒が思い浮かぶ。我が子のときと時代が違う、そう思っていると「メリークリスマス」という子どもの大きな声が聞こえた。それは楽しみにしていたケーキの食べる合図だろうか。

 これまで、クリスマスはイエス・キリストの誕生日とばかり思っていたが、そうではなく「降誕を記念する祭日」と位置づけられているそうだ。信者ではないので知らなかっただけかもしれないが、では誕生日はいつなのだろう、LEDの点滅が何かを教えてくれるかもしれない。 

 

 
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十大ニュース

2014年12月24日 | 社会 政治


 今年も残すところ1週間、予定がいくつか残っているが穏やかな天気でと願っている。なんとなく気ぜわしくなるのは歳の暮れということだろう。報道も1年の総集編や企画番組が多い。そんな恒例報道でこの時期関心があるのは十大ニュース。

 購読紙は見開きで「国内・国際十大ニュース」を載せた。選んだのは共同通信社と全国加盟新聞社、民放契約社の編集・論説担当者とある。国内の明るいニュースは4位「青色LEDで3氏ノーベル賞」と9位「テニス錦織、全米V」の二つ。1位と2位は「集団的自衛権を閣議決定」、「消費税8%に10%は延期」という暗く重い政治が並ぶ。多くの犠牲者を出した「広島土砂災害 御嶽山噴火」は3位で今後の課題を浮上させた。

 国際の1位は「「イスラム国を宣言」、その国では非日常行為が続き痛ましい。2位は「エボラ出血熱が猛威」、死者は7千人を超えた。治療薬の早期実用化が急がれる。「韓国の旅客船沈没」は4位、「ウクライナでマレーシア機撃墜」は8位。明るいのは「マララさんノーベル平和賞」が6位。彼女の実体験からの発言を為政者は実現に専念してほしい。

 我が家のニュース。孫が志望の高校へ入学、夏季休暇でオーストラリアへ語学留学したことだろう。私的には第3回岩国検定試験のメンバーとして担当任務を果たせた。ガンの術後3年検診で異常なし。出費では畳の表替えだろう。などなど、世間にはかかわりない細事ばかり、平穏もこれニュースとして締めくくる。
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検定テキストのCD版

2014年12月23日 | しっちょる岩国


 2010年1月、郷土史には素人ばかりがご当地検定をやろうと「岩国検定実行委員会」という有志の会を立ち上げた。立ち上げるに当たっては関係ありと思われる公的な団体などの意見聴取を実施したが何れも関心を示されることはなかった。県内他の自治体に比べ遅れをとったが、岩国の歴史や文化、自然などを市内の人には関心を持ってもらい、市外の人には岩国を知ってもらおう、と10人ほどが集った。発足の暮れに第1回検定を実施した。

 第1回検定受験者の「参考テキストが必要」という要望に応え「いわくに通になろう」というカラー写真挿入のテキストを2012年8月に発行し、第2回検定に間に合わせた。追加印刷完売後もテキストの購入希望はあったが、有志の会の力では再発行は困難で残念だが見送った。

 第3回検定を実施するに当たって、「いわくに通になろう」発行後の状況変化をおり込んだCD版を第2刷として発行しPRに努めた。これには、改訂したテキストと第1回、同2回の問題と解答を収録した。CD版も思いがけない好評をいただき、関東地区在住者からも多くの希望がよせられた。市外の人にも岩国を知ってもらおう、そんな一助になった。

 第3回岩国検定を終えて間もなく1カ月が過ぎる。第2刷のCD版に第3回目の検定問題と解答を収録し第3刷として発行した。第3回検定の特徴は「問題文を前回より少し長くしたが、これは答えの周辺知識を問題文を読むだけで習得できるよう」工夫しれている。検定終了後も会の代表あてに何件かの問い合わせが来ているようで喜んでいる。
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善し悪し

2014年12月22日 | 生活・ニュース


 今日は今年の中で一番昼間の短い日で冬至、そして大安でゆず湯で新月の日。これだけ重なると何かありそうな気がする。新月と冬至が重なるのは19年に1度、その冬至の日は「朔旦冬至(さくたんとうじ)」と呼ぶとある。古くはこの日を「朔旦冬至の旬」として祝ったそうだ。冬至を境に昼が長くなる、新月を境に月は顔を出す、これが重なって祝いの日にしたという。次の朔旦冬至にめぐり会えるのだろうか。

 こんな日「報恩講」が開かれお参りした。報恩講は「浄土真宗宗祖親鸞聖人のご命日を経として報謝の集い」と案内に記されている。寒い日だったが、本堂は椅子を追加されるほどのお参りだった。集落の人口減少などで寺の廃寺が急速に進んでいるという。今朝の購読紙にも大きく載っていた。

 法話は宗祖の説かれたことをを、情を交えた話題で分かりやすく進む。テーマは「善し悪し」、時には笑いを時には深刻な内容もある。聞かされた人がどう思うかで善し悪しの判断は紙一重という。母が99歳でなくなったとき「いい時に亡くなられた」と言われ問い返したら「暑くもなく寒くもなくて」、「米の収穫が終わっているから」という。惜しかったという人は「もう少しで100歳になれたのに」という。タバコは悪というのは嫌煙派、愛煙家は「息抜きに欠かせない」という。生活で会話は欠かせないが悪しきをどうこなすか、法話は明日も続く。

 今冬の暖冬予報は崩れている。冬至のころからは一段と寒さが増すのが一般的。その訳は「冬に至る」からで、日本海側は大雪警戒が続いている。ここらでは、少し雪が降らんと畑の虫駆除が出来ない、と待つ。豪雪地帯では雪はもういいという。善し悪しはやはり難しい、雪だるまはなんと思っているのだろうか。
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