日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

お迎え待っているよ

2024年07月04日 | 生活・ニュース

 先日の雨の朝のことだった。ブロック塀の上に数㌢ほどの人形が立っている。キティちゃんだ、こういうことには疎いが一目で分かった。ここからは推測。我が家のブッロク塀の傍にキティちゃんが落ちていた。親切な人が、落とした人のためにと、我が家のブロック塀に置いた。女児の落とし物だろうとかと思う。

 どこからでも見えるように電柱の陰から移動させた。帽子に紐を通せるような細工がある。紐がほどけたか切れて落ちたのだろう、これも落とし物を見てからの推測。落としたことを気づいていないのか、捜すのをあきらめたのか、また買えばいいと思っているのだろうか、初めて手にした人形を見ながら推測する。

 我が家は、民家が連なる裏通りの小さな辻の角に建っている。西と北側が道路で交通量は結構多い。最近、レジ袋は少なくなったが菓子の包装がよく捨てられている。誰が捨てるか分からないが、気づけば拾って燃えないゴミで処理している。人形は初めてのことだ。キティちゃんは「擬人化された 明るくて 優しい女のコ」という。

 梅雨ではあるが熱中症への注意や対策が繰り返し放送され、救急搬送される人も多い。そんな暑さのなか、キティちゃんは塀の上に立ったまま身動きせず、迎えを待っている。今年は誕生から50年という、そろそろ対策をしてあげなければいけないかと思うが、落とし物で人様の物だが、紐をつけて机の傍に保護としておこう。

 (今日の575)  キティちゃんお鼻とお口どっちなの
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いいこといいこと

2024年07月03日 | 生活・ニュース

 久しぶりに遠来の人を囲む会食に誘われ参加した。最高は91歳の方で、私は18年ぶりにお逢いする。懐かしい仕事の会話の中で、考えられなかった若い人の転職について話が及んだ。定年まで勤める、そんな覚悟の時代に一緒した人達なので、気軽な転職は理解できないまま話題は変わった。孫はどうなんだろう、ふとそんなことを思って間もなくだった。

 社会人になって3年目の孫、在宅勤務は古い呼び方、今ふうにはテレワークで勤務している。「爺ちゃん時間があるとき話しをしたい」、いつもラインで夕食後くらいに連絡してくる。ラインに気づけばすぐに折り返し電話をする。すると、この日は仕事のことから話が始まった。

 「この1週間、これまでに経験ないくらい忙しかったが、やっとルーティンに戻った」これが話のはじめだった。忙しさを乗りきり安堵したようだが少し高揚感も感じさせる話しぶりに成長を感じた。テレワークの方法は経験なく分からないが、上司とのコミュニケーションもネットを通して上手くいっている様子に安心する。報連相は怠らない様に話の終わりにいつも付け足している。

 孫と妻の話は孫の自炊の話を良くしている。ときには写真が届くが、子どものころからの料理好きが進歩しているようだ。仕事をやり遂げたという思いが伝わる電話なので、この日の終わりは「仕事が忙しいのは、いいこといいこと」で締めくくった。

 (今日の575) 孫の声仕事に打ち込む姿知る
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雲の切れ目で

2024年07月02日 | 生活・ニュース

 降り続く雨も時にはひと息入れたくなるのか小降りになったり雨足を止め薄い日差しをのぞかせる。出遅れた梅雨はその遅れを取り戻すかのように恵みの雨を通り越した多量の雨量をもたらしている。予報では梅雨明けの見通しはまだ立たず、ということのようだ。

 止まない雨はない、とはいうものの梅雨入りまえから決まっていた予定のある日は折角の天の恵みの雨でも恨めしくなる。そんな日は、刻々移り変わっていく雨雲の去就をスマホで追いながら、さてどうするかを思案する。これも難儀な人生行路に似ていると思い、さてどうするか思を巡らすのもいい経験になる。

 停滞する梅雨前線の影響で県内には警戒レベル4相当の避難や洪水注意報など出ている。さてどおするか、決断するにスマホを開く。なんと、我が家付近は、大雨を表す梅雨前線の雨雲領域からほんの僅かだが外れている。よし、何分間かはこの曇り空が持つことを期待し予定を実行する。運よく濡れることなくやり終えた。

 これ以上に余地のない時や押し詰まったときの決着、わずかな条件から決断し旨くいったときになど「ギリギリ間に合った」「間一髪だった」などと言って喜ぶ。今回もわずかな隙間を教えてくれたスマホのお陰で予定遂行、終わった後での雨足の音を聞きながらそう思った。

 (今日の575) 逆らえぬ自然任せの庭仕事
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辰年後半の光明たれ

2024年07月01日 | 生活・ニュース

 能登半島地震から6カ月、購読紙の記者が地震発生直後の状況と変わっていない被災地の姿に驚いているという記事があった。TV映像でも発災時の映像かと思えば現状というナレーションがついている。復興のスタートはまず倒壊家屋などの撤去だと話される被災男性の穏やかだが、怒りが滲んだ声が復興の遅れを物語る。

 梅雨前線の大暴れで緊張している。市内北部の山間部での雨量は250㍉を超えた観測所もあり、流域では氾濫危険水位オーバーが複数個所でている。避難所は設けられているが、自治体からの情報が少ないのはどうしたことだろう。それにしても一晩中、気象情報をスマホは受信し、教えてくれる。ゆっくり寝れないが仕方ない。

 そんな辰年後半のスタートだが、ちょっと明るい「H3ロケット打ち上げ」のライブ映像を見た。ニュース映像では打ち上げの瞬間映像を見ていたが今日は打ち上げ数分前からのJAXAの中継、12時6分42秒打ち上げに成功した。中継では、種子島を発したロットの予定軌道が現れ、その軌道通りに速度を増しながら飛行する。

 ロケット軌道にいくつかのチェックポイントが記されている。写真は2段目エンジン点火のポイントを通過したときのもの。ポイントが光ると同時に点火成功という声が入る。こうして高度613㌔で地球観測衛星「だいち4号」を予定の軌道に乗せ、H3は実用機となる。

 (今日の575) H3平和の使途で名を残す
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相田みつを生誕100年

2024年06月29日 | 生活・ニュース

 散歩の道ぞいに寺が幾つもある。そのどの寺にも山門横に掲示板あり、仏の教え、人のあるべき姿が短い文章で記されている。必ず立ち止って読んでいる。ある方が読んだり見て学んだことを3日間実践すると身に付く、と教わったことを忘れてはいないが実践は全くできていない。

 ある寺のそんな掲示が掛け変わった。「どのような道をどのように歩くとも いのちいっぱいに 生きればいいぞ」に続いて、詩人で書家として知られる「相田みつを」の名前がある。この寺で文章の著作者名を見たのが初めてのように思う。仏教の思想を相田の生きざまから影響を受けた僧侶は多いという。今年は生誕100年に当たる。

 偶然だが、山門の文章を見て何日か過ぎた日、購読紙朝刊に相田の長男・一人(かずひと)氏のインタビュー載った。難解でなく平易な言葉で紡がれている文章、実際には一遍の詩を生み出すのに1年も2年もかけ、中には10年かかった作品もあるという。余分な言葉をそぎ落とすのが創作のスタイルだったとある。

 17歳の時、短歌の会での批評で「あってもなくてもいいものは、ない方がいい」との曹洞宗僧侶の言葉を、人間としての生き方を示していると受け止め、生涯大切にされたとある。 「どんな戦争であれ自分は絶対に反対する」と言われていたともあるが、今の地上の紛争をどう思われているだろう。「つまづいたっていいじゃないか にんげんだもの(1980年)」。

 (今日の575) いないでもいいと言われぬ人になる
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5倍の重さ

2024年06月28日 | 生活・ニュース

 物価は円安の影響もあり上昇を続けている。昼のNHKニュースでは来月も400品種近くの値上げが予定されているという。値上げ率は2桁になるようだが、賃上げや定率減税、年金の一律ではないが2.7%ほどのアップくらいでは、物価高に追いつけない。今年の値上げ商品は年末までに1万品種にも達すると昼のニュースは伝える。

 野菜の高騰例でキャベツが話題になった。ひと玉1000円という映像もみた。先日は10分の1に値下がりと変動が大きい。農家の収益はどうなのだろう。天候不順が原因らしいが、人知の及ぶところではないが、温暖化抑制は人知で可能、何とかしなければいけない。

 幸い、我が家はあちこちから野菜を頂いて大助かりをしている。重なると近所にお裾分けなどして無駄にしない様に協力してもらっている。時には異形の野菜もある。大根や人参に多く、畑に造形師がいたのかと思うような傑作もある。仲間との共同農園でもたまに出くわしているが楽しいものだ。

 そんなひとつが届いた。弓なりに曲がったキュウリは大きくて重い。スーパーでの購入品と比べると写真の通りの違いだ。重さは750㌘対150㌘、5倍の違いがある。食べ度はするが高齢夫婦には多すぎる。妻は加工しビン詰めにした。夏が過ぎてもいただける一品になった。

 (今日の575) ナスキュウリ夏野菜には欠かせない
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昭和時代の感 (工事5)

2024年06月27日 | 生活・ニュース

 隣の新築工事が始まったのは5月のGW明けからだった。完成は秋ころ、と聞いていたのでずいぶんかかるんだ、くらいにしか思っていなかった。基礎工事が始まって間断なく続く工事にいろいろ学んでいる。その大方は、家が完成すれば地下に埋もれて見えなくなる内容がほとんどだ。白アリ駆除の装備も地下に施された。

 そんな工事場現場の片隅に懐かしい光景を見た。ブリキ製のバケツが真っ赤に塗装され、そこに肉太の白い文字で「消火」と書かれている。子どのころ、通学路には戦後の名残でもある防火用水と書かれたタンクに、必ず備わっていたのは消火用のバケツや桶だったように記憶する。住宅が軒を接して建つ木造家屋地区に防火用水は気やすめだったかもしれないが、今では懐かしい記憶になる。

 工事現場で火を使用する工事は見ていないしこれからもないだろう。しかしだ、こうした気の引き締めが、火災を含む工事現場の安全を保つ秘訣になるかもしれない。毎日、仕事が終わると、作業中の資機材は整理されている。現役時代も職場の安全は整理整頓からと、いつも言われていたし掲示もあった。

 それでは今風を一つ。工事が始まってしばらくして知った。「防犯カメラ作動中」の掲示があり、見ると掲示の上部に小さなカメラがついている。工事現場の資機材を盗む事件が多発しており、備えとしては欠かせない。消火バケツと防犯カメラ、この昭和と現代の対比は面白いと思いながら、安全の心構えに新旧はないと納得する。

 (今日の575)  安全は日頃の備えの積み重ね
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我が手のひら

2024年06月26日 | 生活・ニュース

 自分の身体を眺めたことがあったんだ、絵手紙ホルダーにあった1枚を見ながらそう思った。身体の自慢できるところ、そんなことなど意識したことは今日まで全くない。この絵も、何を描くか困ってとっさに思いついて題材にしたのではなかろうか、そう思いながらも、それなりに描けているように思えるのは自己ひいきでしかないことは分かっている。

 「苦労した」と添え書きしている。描くことに苦労したのか、ここまでの人生に苦労したのか思い出せないが、後者の方だと思う。描いたのは定年退職から10年近く経ったころ。現役で急逝した父の跡取りとしていろいろ経験した。20代後半ころには見かけの年齢は実際よりマジに10歳以上も上乗せして見られていた。「苦労したんじゃけえ」と侘しい気持ちを隠して笑っていた。
 
 ひとつだけ手のひらの思い出がある。2次会の流れで同僚の後押しで手相を見てもらった。占い師は右手を眺めているが無言が続く、さては不吉かと思ったとき「間もなくいい知らせがあります」という。これがぴたりと当たった。数日後だった、上司から社内昇格試験に合格という連絡を貰った。手相や占いの経験はこの時がはじめで終わりとなっている。

 描いた手の平と今のそれを見比べる。描くときは省略したのか、気づかずに描かなかったのか記憶はないが、皺というかスジというか妙に目立つ。少し手のひらを丸めるとそれが一段と目立つ。今日まで握ったり離したりした自分のひとつの姿かと見入る。ほかに代えることはできないのでこれからもよろしく頼みますよ。

 (今日の575) 思うまま動いてくれる指に感謝
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電話番号の頭が+

2024年06月25日 | 生活・ニュース

 電話が掛かってきた。その番号の頭に「+」の付いた番号から。これは国際電話で+1はアメリカ、+86は中国、+82は韓国、日本から掛けると相手の電話には+81が表示されるとある。国際電話を掛けたことも掛かってきたことも無いので、今回が初めて、アメリカからということになる。
  
 最近は番号の頭に+の付いた電話は特殊詐欺の恐れがあると広く公報されているし、+で詐欺にあった報告もある。ということで呼び出しがどこで終わるか待ってみた。10回くらい鳴ったところで切れた。かけ直しはなかった。電話番号を検索してみた。なんと「+1844」に関して詐欺電話だといくつも載っている。やっぱり出なくて良かった。

 地元警察署のポリスメールで「県内で警察庁をかたる不審なメールを認知しました」と届いた。「警察手帳や令状に似せたものを見せられた事例もあります」ともある。警察庁を名乗るとはすごい奴が現れたものだ。そのメールの文面は脅しのような内容、騙すよりも騙されろと言うが、子どもの嘘に騙されるのとは大違いだ。

 「騙すに手無し」という。巧みにだまされてしまうと、防ぐ手段はない、という意味らしい。知らない相手から金を送れや払えというのは「詐欺」として間違いないと対処しよう。こんな書き込みがあった。不振電話に「誰に掛けているのか名前を言え」と返したら相手が切ったという。

 (今日の575) プラスだがマイナス誘う電話あり
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消火器の使い方

2024年06月20日 | 生活・ニュース

 ある待合室で無人のベンチ式椅子で順番を待っていた。ふと横の柱に掛けられた消火器が目に付いた。あのピンを抜いて、ホースを伸ばし火元へ向け、レバーを握って消火剤を放射する。実際の火災現場で使用した経験はないが、訓練で何度も経験、ある時は炎に向けて消火する訓練もあった。そんなことを思い出しながらかけられた消火器を見ていて気づいた。

 そこには使用方法などが文字とイラストで記されている。それを見ながら、発災の混乱した中で、小さな文字で記された使用方法を確認し、正しく火元に放射出来るだろうか、そんな疑問を持った。消火器が掛けてある柱に使用法を書いた掲示板を貼れば、消火器の位置もわかるし、使い方も手に取って確認できるのでは、そんなことを思った。

 最近の火災現場のニュース映像では、スマホなどで撮られた火災発生直後、消防車両も到着していない発災直後の状況が映される。発生直後にどう行動すればよいのかという周囲の人らの動きから学べることがある。向かいの家が火災の時、そこの住人が煙の満ちた家に入ろうとされるのを必死で連れ戻したことを思い出す。

 「ドロボウは家だけは残す」、これは祖母が火の後始末の大切さを話すときのたとえ話。火事は家も家具もすべて無くする、が、その続きになる。火災の怖さは何度か経験したが、消火するより火を出さないことが肝心だ。マッチは使わなくなったが、マッチ一本火事のもと、分かりやすい戒めに思う。

 (今日の575) 火の元に気をつけいれば火事はなし       
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