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第23回オリンピック冬季競技大会は来月9日から韓国平昌(ピョンチャン)で開催される。日本選手団も決まり、表彰台へ期待される種目も多くメダル獲得の予測も載っている。このところの国内報道はこの大会にむ韓国と北朝鮮の交渉が大きく扱われている。五輪成功は大事だが両国の協議内容の途中を捉えてああだこうだという推測に戸惑う。そんな影響ではなかろうが週末以降の気象予報について「南と北のしのぎあいが激しい」と寒暖差の大きさを解説する。
子どものころ一帯は畑だった裏通りを歩いていると、年配の婦人が荷物を路上に置きコートを脱いでいる。体調でも悪いのかと声を掛けたら「寒いけえ出がけによけい着て出たら温うなって汗が出る」と笑いながら立ち話。タイミングよくというか「低温注意報発令」のメールが入ってきた。それを告げると「おかしな天気」と笑いながら行かれた。
1週間ほど前の冷え込みに比べれば春のような陽ざしを、植えつけられたタマネギが気持ちよさそうに受けている。そんなタマネギを眺めている農家の方に聞くと「去年の収穫はゼロに近かった。今年は何とか期待できそう」と子どもの成長を見守るような目つき。そういえ昨年、何人かの菜園を作る知人から「タマネギはダメ」と聞いたことを思い出した。
今朝も野菜高騰の情報がTV画面から伝わる。スーパーも売れればよしというだけでなく、多くの客に商品がいきわたる工夫をしている。今なら超安値の野菜、買い占め防止策だろう「お一人さま」に続けて個数制限が大きく記入してある。高騰原因の一つに気象不順が挙げられている。健康に欠かせない野菜、その安定供給は気象の安定に祈るしかないのだろうかと考える。