
毎日新聞西部版の「はがき随筆」は半世紀の歴史ある投稿欄。投稿の文字数は252文字。昨春からメール投稿も良くなったが、それ以前の本文は1行14字×18行が規定だった。素人でもダラダラ文章がいいとは思わなが、252文字は超難関だ、同好会へ入会した日に説明を聞きながら思った。
字数制限の文を書いたのは高校時代の新聞部での記事作り、社内報の原稿くらいしか思いだせない。しかし、入会したその日の夜に「彼岸花のころ」というはがき随筆を書き封書で投稿した。投稿から10日あまり過ぎた日、初投稿が掲載れ、驚きと喜びは年齢に関係ないことを改めて知ったことを思い出す。
毎月数十点の投稿作品が掲載される。掲載作品から入選3編と佳作7編が複数の選者によってえらばれ、結果が翌月上旬に発表される。入選作からは県大会の年間賞が選ばれる。最高は文科大臣杯だからスゴイ。投稿者はみんな県大会へ招待されることを目指して252文字に挑戦している。同好会、今は解散しているが西部管内でトップクラスの仲間もいて刺激された。
今回の入選は久しぶり。前回は新型コロナの猛威に押され県大会が中止で参加出来ず残念な思いをした。さて今回の私の入選作が県大会へ残れるかは神のみぞ知ることだが、高望みせず、老化防止と掲載100編への目標を目指してマイペースで投稿を続けよう。投稿できるのも健康のバロメーターと思っている。
(今日の575) 入選の紙面の名前飛び込んだ