日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

投稿の転載2編

2017年11月30日 | エッセイサロン

 先日、いつものようにフェイブック巡りをしていて、陶芸でお世話になる「ふれあいパーク」の記事に驚いた。そこに掲載されている新聞切り抜きが私の投稿だった。掲載は前触れもなく突然のことで、何事かと記事を読んだ。その一部を転載する。

 陶芸を始めて数か月の方にこんなことを教えていただきました。「ふれあいパークに来るきっかけは、中国新聞に載った記事です。読んだあとに、すぐ調べて連絡をしたんですよ。」その記事は、ゆう遊陶芸クラブの会員の方が投稿されたもので「陶芸 いつかは逸品を」をいうタイトルでした。ふれあいパークの良さが十分に詰まった内容で、この新聞記事という『きっかけ』で、ふれあいパークに興味を持つ方が増えました。

 もう一遍、歴史ある狭い通りでの盆踊り「こぬか踊」の復活3年目の様子を書いて投稿し9月に掲載されたものが、こぬかの盆実行委員会の「こぬかだより」に転載された。その理由は、こぬか関係者には何よりの暖かい応援メッセージとある。こぬかは400年続く郷土芸能、昭和のある時期から中断したが、そこからの復活を喜びながら盛況ぶりを書いて投稿した。

 二つの投稿が、思いもしない形で転載され驚いたが何かのお役に立てたことは喜びだ。投稿はエッセイサロンに入会してから始めた。見たこと思ったことなどを飾らずに自分の言葉で書いて送る。載ればうれしいが、載らなくても自分の楽しみの一つとして続けている。ただ、マンネリな書き方にならないように気を付けていはいるが、読み返すと反省ばかりで途は厳しい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

清流みはらし駅

2017年11月29日 | 地域

 錦川清流線沿線の人からも「なぜ」という建設への疑問が多い新駅の建設が始まった。おおよその場所は聞いていたので、露でびしょ濡れのバスの窓をぬぐい、このくらいの写角ならと決めバスの揺れを気にしながら川向こうの線路をレンズ越しに狙っていた。何とかそれらしい場所で2回シャッターを押せたが1枚は流し撮り風で没にする。なんとかそれとわかる1枚をアップした。場所は南桑駅と根笠駅の間。

 新駅名は「清流みはらし駅」と決まり、すでに清流線駅名一覧には載っている。駅は土曜、日曜、祝日に走るイベント列車だけが停車するもので来年9月に開設予定という。駅へ通じる道も見えず付近には住宅も見当たらず沿線住民のための駅ではないことが分る。イベント列車利用者はホームに出て足下の清流と、山側の小さな滝を眺めるという。

 滝を知っている人は「滝は枯れているときもある」と滝見物に疑問一杯の顔。線路下を流れる錦川は「清流」の名に偽りはなく、いつ見ても山を映す川面には感動する。そこに構築物が加わると駅対岸からの風景を無粋なものに変えることは目に見ている。一考され無かったことが不思議だ。

 建設費は1億円余、その費用は米軍岩国基地への艦載機移駐に伴う県への交付金から観光振興名目で充てられると聞く。「そんな費用があるなら、高齢でホームへの階段が急で清流線を利用しにくい川西駅にエレベーターを付けてほしい」という婦人の話を「そうだなあ」と聞いた。イベント列車の利用見込みはどのくらいあるのだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゆず湯の効能

2017年11月28日 | 生活・ニュース

 「ゆず湯」にどうぞと、採りたての柚子をもらった。柚子のイメージはごつごつした表皮と思っていたら、優しい姿のそれもあることを知った。頂いたものは酸味も香りもごつごつと変わらないという。袋を開けると唾液が誘われる。ここまで書いて、イメージが違いすぎるのでネットを見ると、数種類の姿や形の異なる柚子が載っている。そういえば、これまでにも頂いたことを思い出す。

 江戸時代の頃より柚子を浮かべた湯船に入浴すると「風邪を引かない」といわれる。今冬は最近にない勢いでインフルエンザが広がっているという医師の話し、それに予防ワクチンも不足しており、冬至には早いがゆず湯で風邪予防としよう。血行促進効果があり、冷え症に腰痛等を和らげるという。長風呂の好きな人には色々な効果ありそうだ。

 冬至の日には柚子を浮かべた銭湯の映像が紹介される。今年のその日は12月22日、この日は一年で夜か最も長い日でもある。昼が短くおまけに冬、寒いときには寒いから暖まるには風呂が一番だろう。三世代同居のころの五右衛門風呂には祖父母の影響もあり幾つも浮かんでいた。ゆず湯はひびやあかぎれも治すと言っていた祖母の話を思い出す。
 
 これを書いているとき知人から電話、寒さの話しになったとき「ゆず湯からあがったとこ、これから晩酌」という。知人は風流な一面を持つ人だが早くも「ゆず湯」で暖まっているとは気づかなかった。カラスの行水といわれる私のバスタイム、どれほどの効能が得られるか分からないが、例年通り柚子を浮かせてみよう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手帳の交代

2017年11月27日 | 生活・ニュース

 毎年、この時期に生活の相棒である手帳を翌年用に切り替える。手帳は、ある書店発行の同一タイプを定年後は継続している。表紙はおとなしい赤色でざらざら、該当年が小さな金文字で入っている。使うきっかけは、退職後に店頭で品定めするとき、何気なく手にして感触がよかった、そんな単純なことから始まった。

 手帳、手帖と書く人もいる。「心おぼえに雑事や必要事項を記入する小さな帳面(広辞苑)」とある。権威ある広辞苑に物申す力はないが、この説明だと凡人のメモ帳と混同する。交替する手帳には、忘れないために先々の予定、その記録、大きな出来事などを日付ごとに記してる。持ち歩くメモ帳とは区分して使っている。

 交代し役目を終えた手帳は古い仲間のいる引き出しに入れる。その前に、この1年をパラパラと繰って、いや振り返ってみる機会になる。大きなことは何といっても孫娘の志望大学入学、雨の日以外は元気に自転車通学をしているという。わが家の1年、少しの曲折あったが穏やかにすぎた。長患いした義弟が彼岸へ旅立った。

 歳は欲しくないといえども歳歳降ってくるというかもらえる。すると1年経つのが早いと感じるのは私一人だけではないようだ。なぜ早く感じるか、それは「365日から年齢を引いた日数が1年だから」と教えられた。ということは2割強1年が短縮した計算になる。交代手帳には毎日なにがしか書いていることから365日を繰ってきた。次の手帳交代が果たせるよう精進しよう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

D51とC57重連

2017年11月26日 | 地域

 JR山口線沿線へ出かける。もしかしたら見れるかも、往路の車中でそんな期待をしながら曇り空の下を進んだ。期待とは初めて見れるかもしれない蒸気機関車「デコイチ」の愛称で知られるD51と「貴婦人」と呼ばれるC57の重連運転。D51は主に主に貨物用、C57は旅客用で、D51の力強い走りには定評がある。

 国道から少し高台にある目的地に着く。1時間半後に重連は見えるという案内に喜ぶ。蒸気機関車の写真は数多く見ているが撮ったことはない。カメラは手のひらサイズのデジカメだがあらかじめ撮る場所は下見しておいた。眼下の国道には多くの撮り鉄が並ぶ。

 遠くて汽笛の音は聞こえるが、迫力ある蒸気機関車の雄姿には迫れない。吐いた黒煙は蒸気で希釈されるのか白く変わって後方へ踊るようになびく。鉄路の直線が幸いしひと列車が1枚に収まった。これは線路わきでは撮れない写真、コメの収穫を終えた田園風景とよくマッチしている。デカメは私くらい、大方の人がスマホ、各方面に即送信に皆さん忙しそう。

 D51は京都鉄道博物館で体験乗車用に使われているが、JRなどが県内で展開するキャンペーンの一環で復活したという。山口線への登場は44年ぶりというから撮り鉄にはたまらない一日だろう。地域おこしでSLのフアンがその地を訪れるという。日本人心の郷愁なのだろうか。 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

干柿と干し柿

2017年11月25日 | 生活・ニュース

 複数は偶然だろうが、同じ日のブログにある新聞掲載の投稿作品「干し柿の虜の妻となりにけり」という作品が転載されていた。複数の知人のブログやフェイスブックにも柿すだれの様子がアップされた。今年は柿が豊作と、そうならなかった木の両方があるそうだ。渋柿を購入した人の話だと1個が数十円くらいする。これまで干柿の値段は高いなあと思っていたが、渋柿の値を聞いて高値を納得した。

 柿の句の評に「干柿だと食べる状態、干し柿だと、それを作る人」という解説を読んで、皮を向いて干し、世話する連れ合いの姿を詠んだ句とわかった。「し」1字の扱いを教わり句の意味が理解できた。まだまだ勉強しなくては。

 皮をむかれ干された渋柿の表面が乾燥し硬くなり柿は呼吸できなくなる。すると加水分解が起き内部に微量のアルコールが発生する。このアルコールと渋成分のタンニンが反応してタンニンは不溶性となり、人が口にしても渋さを感じなくなる。アルコールで渋抜きするのはこの原理による。水分が乾燥されると甘さが濃くなりうま味が増す。

 その昔、「あなた作る人、私食べる人」そんなCMで男女差別だと社会問題になったことがある。干し柿の連れ合いを投稿した人は食べるほうかもしれない。我が家も頂いた渋柿を干柿にすべく軒下に下げている。朝に夕に眺めているが、初冬の日和に恵まれ、日変わりでうま味が蓄積しているようで干柿に変わっていく。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3連覇に向けて

2017年11月24日 | 地域

 広島東洋カープ、日本シリーズ出場を逃がしたのは残念だったが、リーグ連覇の戦いは他のチームを圧倒していた。その勢いで来季を迎えるためにキャンプやフアン感謝デー、優勝パレードなど優勝ならではの行事が続き広島の街が赤く染まる。

 そんな広島のキャッチフレーズ、2013年の「剣砥挑来(けんどちょうらい)」、以降「赤道直火(せきどうちょっか)」、「常昇魂(じょうしょうだましい)」「真赤激(まっかげき)」、「カ舞吼(かぶく)!」と難解な造語で続いたが、2018年は「℃℃℃(ドドドオー!!!)」と記号に決まった。キャッチフレーズは広告や宣伝で感覚に訴えて強い印象を与えるように工夫されたもの、この記号をもじったロゴマークへのフアンの反応はどうだろう。

 Cはカープ、3つのCにはそれぞれ脚が描かれ、その脚が、ドドドオーと3連覇に向かって走る、Cが大きくなるにつれ色具合が濃くなるのは次第に熱くなる熱気、そんなことを想えば違和感のないいいロゴマークだ。カープのロゴ入り商品は売れる、新ロゴがどんな形でお目見えするか楽しみだ。

 打って守って走ってよしの中村選手に大きな期待がかかっている。ほかの新人選手も「職業人」の意識を持ち続け由宇球場から飛び立って欲しい。昨日の感謝デーにはフアン3万2千人が3連覇の期待と2連覇への感謝を込めて集い、選手との交流を楽しんだという。ブログでは℃℃℃のサイズ変更は難しい、何か工夫があるだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゑびす祭でこぬか踊

2017年11月23日 | 地域

 昼前に帰宅したら「13時からゑびす祭で『こぬか踊』を披露することになりました」とこぬか踊り保存会長からの留守電が入っている。こういう時は手伝人不足なのか、写真を撮ってという合図だ。祭りには午後から出かける予定にしていたのでカメラを抱えて出かけた。

 一歩先を祭りに行く親子3代らしい中の一人、私と同年配くらいに見えるからおばあさんだろう人が連れの若い人に話している。聞こえてくる話は子ども時代のゑびす祭の様子。通りの両側に切れ間なく並んだ屋台、お参りの人は押し合いへし合いなど懐かしそうに話す。今年もプロの屋台姿は無く、出かけたときは人出もちらほら地域の盛り上がりは感じない。

 こぬか踊りは保存会と子ども連の皆さんが通り一杯になって踊る。「神か仏か岩国様は扇子一つで槍の中」で始まる甚句調の音頭、三味線と太鼓、そして笛の音に合わせて踊る、ややスローテンポの踊りは400年前から伝わる続土芸能として知られている。最近は大型客船が寄港すると、歓迎の催しに招待されるなど少し知られ始めた。

 「こぬか」とは何か、問われたことがある。保存会の人に聞いた話をメモしている。いろいろな言い伝えはあるが「人待ちする気持ち表す」という。そういえば甚句の中に「こぬかこぬかと浜に出てみれば磯は松風波の音」という一句がある。祭り初登場、太鼓や三味線の音にゑびす様もちょっと驚かれたのでは、そう思いながら富くじを引いた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小雪

2017年11月22日 | 自然 季節

 今日は暦の上では二十四節季の一つ「小雪(しょうせつ)」とある。日差しが弱まり寒さが厳しさを増す、雪がちらつくころ、北国からは雪の便りが届くころ、など寒さに向かうがそれとなく美しい風景で季節感が説明されている。しかし、今日の日本列島は雨マークがついていて雪ではなさそうだ。

 小雨の中、所用で近くまで出かけた。数百㍍あるかっての商店街、その通りをその時歩いているのは私一人、車も見えない。雨に濡れた通りを冷え冷えと感じ、手袋なしなので傘を持つ手が冷え本格的な冬の寒さを思わせる。両側のシャッターがいっそう冷たさを増す。昨日昼間の陽ざしの力と暖かさを思い浮かべる。

 紅葉した葉も少なくなった桜の木も雨に冷たそう。小枝の先に残っている数枚の葉が雨に濡れて重たそうに揺れている。人も冬になると頭髪が抜けやすくなり、木の葉の散るころなので風流に木の葉の髪というそうだ。頭髪は薄くなり頭皮を隠せる望みの無い者には寂しい表現というしかない。語呂合わせでよい夫婦の日で一句拝借「一つ櫛使う夫婦の木の葉髪(松本たかし)」。

 小があれば大はつきもの。小雪は雨が雪なって降る。すると大雪は雪が降り積もる。小寒は寒の入り、寒さが増してくる。そして大寒は寒さが最も厳しくなる。小暑は梅雨が明けて、大暑は暑さが最高になる。どれも、四季の移り変わりを短い言葉で言い表しそれを伝えてきた日本の心だろう。いつか絵文字に変わるのではと心配する。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

弁当の時間

2017年11月21日 | 陶芸

 「後期高齢者、その表現がどうも気に入らん」と、粘土をこねながらある人のひと言。そうなる話の始まりは何だったか定かでないが、腹に据えかねることでもあったのかもしれない。傍から「やがて次は超高齢者と呼ぶことになっている」と情報が伝わる。高齢者層ばかりの陶芸同好会、お上の決めた表現から解き放されることはない。

 そんな高齢者ばかりでも昼食は楽しみ。創作室の時計が正午前になると「弁当に行こう」「昼にしよう」と誰からともなく誘いあう。施設の食堂利用を停止して、手弁当になって数カ月すぎて定着してきたようだ。大昔と違い弁当調達先はあちこちにあり、選択肢は多い。勿論、家からの手作り弁当持参者も多い。

 弁当を広げるのは施設の3階。広いガラス戸の向こうには穏やかな瀬戸内海の島々が浮かぶ。良く晴れた日には四国の石鎚山が遠望できる。ガラス戸の下は断崖でその先は秋から冬へ模様替え中の木々が続く。弁当を食べるには申し分ないロケーションだ。

 食べ終わってゆっくり語る人、急いで創作室に戻る人、その日その日でいろいろ。食堂のおそろいを食べるのもいいが、弁当を開くと昔を思い出し、気持ちは少しだが年齢が下がる。先日、弁当のいくつかを会のブログにアップしたところ、それが転載されて驚いたが、和やかな同好会が醸し出されているようでよかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする