日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

怖さ忘れずに

2023年07月31日 | 地域

 連日「熱中症警戒アラート」が出ている。ある医院の先生が「日曜日、久しぶりに外出したら暑くて、熱中症への対応は診察のたびに話すが、診察室に一日いると日中の陽ざしの暑さを体験できなかった」と笑われる。TVで熱中症対策を話される医師の教示のなかに暑さの感度が出ていない。体験されるともっといいアドバイスが出るように思う。

 報道される熱中症で亡くなられた人は高齢者が多い。エアコン使用と喉が渇かなくても水分をとる、と繰り返し流される。体質的にエアコンが合わない人もいる。こうした人らへの手立てを教示してほしい。

 夏休みも中でもあり川やプールでの水泳中の事故も多く報道される。猛暑の中の水環境が楽しいのは分かるが気を付けたい。SNSで子どもが公園で水遊びする写真。その背景に「危険! 池の中に入ってはいけません」という注意表示がしっかり写っている。いい写真だがアップは控えるべきだし、まず池から出すべきだろう。

 もう一つ、コロナの感染法の位置づけが変わり、何となく感染者が減ったように見える。しかし5類移行後に発表される1医療機関の平均患者数は前週の1.2倍とか1.3倍と右上がりで増えている。第8波初期のころに匹敵する感染者になっている。スーパーではほとんどの日本人はマスク着用だ。コロナも熱中症と同じように気を抜かずに過ごしたい。

 (今日の575) この炎暑負けぬ気概で汗ぬぐう
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鰻の厄日

2023年07月30日 | 生活・ニュース

 暦では四季にそれぞれに土用の期間はあるが、なぜか夏の土用のみを「土用」といい、季語でも夏の分類になっている。そして夏負けを防ぐためにウナギを食べる。それも土用の丑の日としている。ウナギにとっては大迷惑な話だが、人々にとっては楽しみの一つである。

 ことしのその土用の丑の日が7月30日で今日。ウナギの注文受けます、のチラシは早くから折り込みで入る。みんないい値段がついている。目にした中にはうな重でひと重4千円とあった。注文があるから広告に載ると思うがどんな人が召し上がるのか思いもつかない。

 スーパーのウナギ、値段が国内産ウナギと隣国産ウナギでは大きな開きがある。お店で炭焼きされた国産表示のウナギが積み重ねてある。実に美味そうに並んでいるが、年に1度とはいえ年金生活者では手が出ない。我が家の身の丈に合った国産表示のパック入りを買う。最近はタレが別売りになっている。

 ちょっとしけた内容になったが、丑の日にウナギを食べるという平賀源内の話を思い出しながら鹿児島産ウナギをいただいた。小学校登校中に、ウナギ籠を川船に引き上げ逆さにした籠からウナギが何匹も出てくる、そんな光景を橋の上から眺めた記憶がある。そんな川べりは護岸工事で面影もなくなっている。

 (今日の575) 晴天のひざしさけつつ土用干し
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せみの鳴き声

2023年07月29日 | 自然 季節

 ちょうど日の出のころ朝刊を取りに出る。車庫の気温は26度、なぎの時間だが弱いそよ風が吹いており、ほっとする心地よさ。見上げると「今日も暑いですよ」と告知するような青い空。そんな空間をツバメが猛烈な速さで飛び交う。もう少しで開き終える朝顔が一輪頑張っている。

 車庫の入り口のレンガ張りにせみの抜け殻がひとつ落ちている。少し小さめだがスマホはアブラゼミと表示する。少し小ぶりのようだが、ここで脱皮したわけではなかろうから、どうして車庫の入り口にいるのだろうそう思いながら撮る。

 この時間になると「せみ時雨」、しぐれ雨のように頭上から降り注ぐ。「たくさんのセミがいっせいに鳴きたてる声を時雨が降る音にたとえた言葉」という。音楽家には合唱に聞こえるかもしれない、そう思いながら茂った枝葉の間を見つめ姿を探すが見つけられない。格別に暑いという今夏の気温、せみたちには何も影響していないのだろうか。

 今日も暑い。夏の暑い日に鳴くせみの声は夏らしいが、暑さをいっそう強く感じさせる。それでも夏には欠かせない鳴き声だ。鳴き声が「やかましい」という愚痴はまだ聞いたことがない。朝から晩まで鳴き続けるセミもいるし、鳴く時間帯の決まっているせみもいるそうなので、夏休みの自由研究テーマにならないだろうか。

 (今日の575) せみ時雨切れ間に一匹飛び去りた
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地球沸騰化の時代に

2023年07月28日 | 社会 政治

 熱中症警戒アラートが40都道府県に出ている。この暑さを証明するかのように国連のグレーテス事務総長は「地球温暖化の時代は終わりました。地球沸騰化の時代が到来したのです」と強い危機感を込めて警告と報道された。この背景は、世界気象機関が「今月1日から23日までの世界の平均気温が16.95℃で、7月として最も暑かった4年前を大幅に上回るのはほぼ確実だ」と発表していることに基づく。

 世論が沸騰する、とは事象の例えとしてよく見るし聞きもする。しかし、「地球が沸騰」という表現は初めてだ。それほど人類は地球を苛め懲らしめているということになる。いや、人類の繁栄だけを求めて、自然に目を向けなかったことになる。地球温暖化対策が不十分ということになる。今すぐ、あらゆる軍備強化をやめ、地球が沸騰しない方策へ資金を回して欲しい、世界の為政者に望む。
 
 地球が沸騰、思うだけでも恐ろしいがどんな現象になるのだろう。海が煮えたち、海面から蒸気が噴き出す。原発を先頭に海辺にある発電所は冷却水を失い即停止、エアコンもスマホもパソコンもAIも機能しないでなく単なる箱になってしまう。子供のころの漫画が現在では実現し宇宙へ飛び出している。何が起きるか分からない。

 スイスでは昨年の平均気温が1864年の観測開始いらい最も高く日照時間も長かったという。これを受けアルプスの氷河の6%にあたる3立方㌔が消失した。氷河が2%減ると非常事態と言われる水準をはるかに超えている。国連事務総長は「人間は自然に対して戦争を仕掛けている」と話されている。

 (今日の575) 南極の氷解ければ陸地消え
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存続か廃止か

2023年07月27日 | 社会 政治

 自治体主導で「存続か廃止か」で議論が始まった第3セクターのローカル線駅の下をたまたま通りかかったときのこと。このローカル線、もともとは国鉄の時代、山口県東部地域から中国山脈を越えて島根県に通じる「岩日線」、建設工事は途中で中止、完成していた約40㌔ほどをいきさつはあったが3セクとして運行されている。

 3セクは「錦川清流線」として運行されている。事情はいろいろあろうが、赤字路線から脱却できないで今日に至っている。沿線の人口は急減、小中校の統廃合などがさらに拍車をかけている。地域に詳しい人の話では空き家も年々増加しているという。有権者も大幅に減少している。こんなことから存続か廃止か、の議論になる。

 3セク駅の長い急な階段の下で腰かけている高齢の女性に出会った。声をかけると「降車して階段を下りて疲れて休んでいるだけ、大丈夫です、心配かけました」と私とは反対側に進まれた。この駅は、現役のある時期によく利用していた。急な階段が40段、もう少しあるかな、年配者に転倒の心配もある。「こんな階段があるので清流線は使いにくい」と利用を控えるという声はある。

 エレベーターやエスカレーターの完備された都市部の駅では想像もつかない過疎地の駅問題は地方の交通弱者にとっては死活に繋がる。過疎地域を走るこの路線には1億余円の経費で、一般客は乗降できない駅が作られている。代わりに利用促進策にという声は届かなかった。存続か廃止かの議論を見守りたい。

 (今日の575) 首長の過疎への思いは声だけか
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頼むぞエアコン

2023年07月26日 | 生活・ニュース

 梅雨明け2日目、朝から暑い。今日も熱中症警戒アラートが朝5時に入る。昼には気象用アプリから外での活動はやめよう、そんな注意というか警告のような連絡も入る。ローカル放送もワイドショーも熱中症に罹るなと呼びかけ、その中でもエアコンの使用を熱心に勧める。

 後期高齢者の二人住まい、万一のことが起きないように注意する。熱中症対策で最も頼りになる一つはエアコン、エアコンなしではしのげない暑さになった。梅雨も終わった、というところで世話になる居間のエアコンフィルターを掃除する。これは購入から3年目、高齢でも操作がしやすい機種ということで購入、思ったほど容易ではないが、我が家の一員になった。

 フィルター掃除も超簡単になっている。侵入したほこりなどは自動的にかき集めて集積されるようになっている。装備されている防菌フィルターには何か安心感を感じる。設定温度は何度が経済的か、運転と停止の兼ね合い、除湿と冷房の違いなど説かれるが、在室して気持ちよければ良としている。

 夏の暑さ対策は扇風機だった。我が家にエアコンを設置したのはそんなに昔ではない40数年くらい前、きっかけは日勤から3交替に勤務替えの内示を受けたことだった。結局3交替以外の常勤職場に異動となり、エアコンの当初設置目的は消えた。扇風機はエアコンの補助として今も使っているが、エアコンのない夏場は想像できなくなった。17時、明日27日の熱中症警戒アラートが出た。

 (今日の575) 冷風は木陰で受けるそよ風か
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お茶漬けさらさら

2023年07月25日 | 生活・ニュース

 購読紙の6年以上続く企画の今日の見出しは、「貧しい家中の食ささえる 岩国茶粥」が載っている。茶粥の歴史は「奈良茶飯」で、出来た飯に茶を掛けたものとある。これは東大寺や興福寺の僧侶で作られ外部でも行われるようになったそうだ。茶粥にこれほどの歴史があるとは知らなかった。

 茶粥の思い出は子どもころになる。終戦後の食糧難の時代、茶粥にサツマイモや団子を入れ、これを米のかわりにして食事をした。貧乏だから茶粥、こんな思いをしたこともあるが、満腹感を感じさせる、今に思えば親の苦労の一つだった。団子は小麦粉を水でこね丸めて蒸したもの。大分の駅食で団子汁定食を食べたとき懐かしかった。県内ではサツマイモを入れた茶粥を食べさせる店がある。

 九州北部が今季日本で最も遅い「梅雨明けしたとみられる」と気象庁が発表した。山口県もこれで晴れて夏の気候仲間入りとなった。ただ、空模様は少々不安定な雲の流れになっているが、明日からは晴れるだろう。真夏の健康維持にはいろいろあるが、なんといっても食べることを欠かしてはならない。食事作りは大変だろうが。

 暑くて食の無い時に、よく冷やしたお茶をご飯に掛けかき混ぜる。サッパリした漬物を添えて「お茶漬けさらさら」と食べる。これはよく経験したことで夏場の食欲回復術になる。と言って、何食も続けてはいけない。

 (今日の575) 茶粥だがイモの多さで満腹感
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雑草は除いて

2023年07月24日 | 地域

 「雑草のように育つ」、このように雑草はたくましい生命力のたとえに使われる。一方で、自然に生えるいろいろな草、畑などで目的の栽培以外に生える草、など有用でない植物として扱われる。植物に造詣あるある知人は「雑草という草はない」と折あるごとに話していた。朝ドラの世界なら確かにそうだろう。

 一般的には邪魔扱いされることが多い。伸びた雑草が道路の端を示す白線を覆い隠す、伸びに伸びた雑草が頭をたれて車線の半分を覆う、地方道では珍しくない。経費の問題で年2回の行われていた自治体の除草が1回になった、情報通の話だが実感としてそう思う。伸びた雑草との接触を避け、センターラインを越えることもある。「雑草と侮らず雑草との接触は避けるように、車がかすり傷を負うことがよくある」、これは親しい板金店の話。

 広い農地を耕作する人、庭の菜園を楽しむ人、この時期ブログで共通しているのは雑草刈りや草抜きの苦労話、多少経験もあり苦笑したり微笑んだりしながら読ませてもらっている。知人は、刈った草は必ず畝の覆いとして活用されている。父もそうしていた。この暑さのなか草刈り機を振り回すのは大変だろう。

 写真は国道バイパスで交通量の多い大きな県道交差点。そこに、道路について注意を促す警戒標識が設置されている。その標識は黄色地に黒の矢印で「左方に屈曲あり」と注意を促す大きなもの。その標識に雑草が立ちはだかっている。夜間では見にくいだろうと思う。道際の雑草、何か起こる前に手を打って欲しい。

 (今日の575) よく切れる鎌で草刈る気持ちよさ
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失った信用

2023年07月23日 | 社会 政治

 中古車販売大手B社が、自動車保険不正請求問題で連日大きく報道されている。1976年に当市で操業を開始し、4年後に現社名に変わった。沿革によると国産車、外国車の中古車・新車販売及び車両買取業務、車検・一般整備及び鈑金塗装業務、損害保険代理店及び自動車関連業務などで、6千名近い従業員が働いている。2015年に東京都港区に本社移転。

 市内の幹線道路となっている国道2号線のバイバス欽明路道路完成を機にその沿線に大きな店舗で進出された。今回の報道を受け、「残念な事に自宅目の前のB社で、ショッキングな常態化した問題が取りざたされている。働いている方々も辛いだろう。ここ岩国がスタートで本社だった期間もあり、今では多くの地域や町に進出。その一方で、恐ろしくやってはいけないことが続いていた様で残念でなりません」近くに住まいの人がSNSで心配している。

 店舗を利用したことはないが、これからどう変わるのだろうか他人事ながら気になる。報道される内容には、頷き同調するところは一つとして見当たらない。上場されていないとはいえ株式会社なのになぜこんなになってしまったのだろうか疑問がぬぐえない。

 市内で誕生し今や全国規模となった企業、大きな改革や弁済が発生するだろう。失った信用を取り返すには並大抵ではない。今日も前を通ったが外見では変わりなかった。

 (今日の575) 信用をどう取り戻す四輪で
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ドアパンチ

2023年07月22日 | 生活・ニュース

 ショッピングスーパーではカートは切り離せない備品。買い物の多少にかかわらず便利にしている。超高齢者には店内を安心して歩ける誘導車にも見える。警備の人が揃えているときもあるが、その置き場に整頓されている様子は店への安心感にも連なる。買い物を終えた一コマに困った人だと思った。

 カート置き場で乗せていた買い物の入った袋を持ち上げる。その人は通路からカート置き場に向けて突き放して出口に向かった。カートは押された勢いで置き場には届いたが、横向きになって置かれているカートにぶっつかり止まった。何ともマナーの無いなさけない女性だと見送った。ふと昨日読んだある記事を思い出した。

 「車庫入れの斜め駐車はドアパンチなどデメリットがたくさん!」、これは「JAF Mate」の最新号に載っていた見出し。駐車場の駐車枠内には停めてはいるが斜め駐車、よく見る光景で、私はあまりにも斜め駐車のそばには空いていても止めないことにしている。記事には「運転下手に見える、車を出しずらい、ドアパンチ危険」などが載っている。

 多少は疑似経験のあるドアパンチの説明。「乗り降りしにくい」、「ドアを開くときに隣の車にぶつける、いわゆる『ドアパンチ』をしやすくなる・されやすくなる」、「隣の車に接触されやすくなる」、「車を出すときに時間がかかり、周囲に迷惑をかける」など、さまざまなリスクが考えられるとある。枠に対して真っすぐに停まれる、歳には関係なく守りたい。

 (今日の575) イケてると思う駐車を心掛け
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