日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

ガソリン給油した日は

2014年03月31日 | 生活・ニュース


 加齢のせいだろうか、17年前の消費増税時の覚えは定かに思い出せない。その時に経済活動は下降したと報じられ、今回の増税についても同じ予測が専門家という人らの発言となっている。デフレ脱却というキャッチフレーズに合わせての施策を受けて「経済は上向いている」という。示される数値と生活実感からくる景気の回復はまだ一致していない。それを感じるのはいつだろうか。

 消費税だけでなく電気ガスに社会保険料関係も上がる。また、一部ではベアも復活した。一方、下がるのは4月からの年金支給額、受け取りは2カ月後になるが、これは世の動向に追従していない。選挙のための特例扱いがここにきて増税と年金減額と重複しで効いてくる。先の先、将来を読める人物はいなかったようだ。ちょっと心もとない気がする。

 消費増税を知ってか知らずか桜は満開へ向けて勢いづいている。錦帯橋畔の桜は開花の日から6日目の今日、満開になった。河原の駐車場はバスや自家用車がずらり、増税前の花見でにぎわっていた。

  立ち寄った事務所での会話。「ガソリン満タンにしましたか」、「しました、あなたは」、「終業後に満タンにして帰ります」。明日からは消費増税と環境税合わせてリッター5円以上の価格上昇になる。満タン給油で1回200円近くの支出増だ。生活用品の買い置きと同じく、ガソリン給油も欠かせないが、買い置きは無理。生活から車が切り離せない高齢の年金生活者には応える金額になる。「4月から給油した日は缶ビールを飲まない」そう言って笑わせた人の話がいよいよ現実になる。
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春休みで日曜なのに

2014年03月30日 | 生活・ニュース


 昨夜からの雨、夜中には大雨警報もでた。山間部では100ミリを超え、ダム放流となり錦帯橋下流の河原駐車場、9時半頃には駐車無しの状態だった。春休みで日曜日、花見の予定を変更された家族やグループもあったろう。

 錦帯橋下流の花見どころ、臥龍橋から妙見神社までの川西側の堤防、「桜咲いているか」との問い合わ、昨日撮っていた写真で様子を知らせる。この暖かさ、あと数日もすれば満開になるだろう。

 市内、今は車でどこを走っても桜が目につく。これは桜のDNAというけれど、これほど気(木)をそろえて一気に咲く花はないだろう。山桜も山腹のあちこちに白い姿を見せている。

 同好会の花見が近づいた。今年の弁当は各自の持ち込みと決まった。出かけるたびに花見弁当を見比べているがまだ気に入りがない。これも花見を楽しむ一つの策のようでいいものだ。幹事さんの策にシャッポを脱ぐ。
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魚町・市場まつり

2014年03月29日 | 地域


 岩国は藩の発展に伴い、城下町が整備されていった。家臣は城のある横山、千石原、川西地域に屋敷割が行われ、錦川の対岸の錦見地域には町割りが決められた。中心は錦帯橋の正面に当たる「大明小路」は城下の大手の通りで、現在は商店街になっているが、昔は中級武士の屋敷ばかりで代表的な侍町であった。長さは429mある。その西側には「玖珂町」「柳井町」「米屋町」「塩町」「材木町」「魚町」「豆腐町」など、町人が居住する「岩国七町」と呼ばれる町を作った。「玖珂町」や「柳井町」には町名どおり、山陽道の宿場町「玖珂」や港町「柳井津」の商人が移住した。その後「曲尺町」「鍛冶屋町」「寺町」など職業の名称の町名も出来、庶民の生活の匂いが感じられる。(いわくに通になろう参照)

 栄え賑わったこれらの町も時代の変遷とともに、「美しい日本の歴史的風土」としては認められたものの賑わいは消えていった。特に」「魚町」「豆腐町」は地域の台所として栄えていた。この通りで揃えられない物はなかった。盆暮の買い物の人出とお店の繁忙は、上野のアメ横に似ていた。それは昭和40年代後半くらいまでで、最近は昼間でも人影の見えないことも多い。

 賑わいの一翼を担っていた一つに「岩国市小売り市場」がある。食料品その他の日用品を販売させることを目的とし条例によって設置されている。しかし、長年、空き店舗が並ぶ。それを見かね「400年西岩国の台所として愛されてきた、歴史ある『市場』を応援します」と街おこしグループが「城下町魚町・市場まつり」を企画された。営業2店舗の市場に応援店舗が並び20店が並んだ。珍しさもあってか訪れたときは混雑していて何年ぶりかに賑わう市場を見た。

 親しくしていた2店の鮮魚店の看板はそのまま架かっていた。買い物のときは特に気にしたこともなかった看板だが、主の抜けたそれを見ると胸に詰まるものを感じ、思い出に1枚撮っておいた。

 買い物弱者といわれる人たは民間の移動販売車を待っておられる。それは「見て、選んで、買える」ことが喜びになると話される。ならば、住宅地の真ん中に位置する市場の復活は買い物弱者だけでなく、自動車中心社会で移動の難しい人には喜ばれるだろう。こうした企画は継続し繰り返すことが必須という。次回の「市場まつり」は4月29日、錦帯橋まつりの日、しっかりPRされ、賑わいを期待する。
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あと3日

2014年03月28日 | 生活・ニュース


 「在庫は通常の1.5倍準備しております」とTV取材に笑顔で応える大型店の店長、その背景には商品を山と積んだワゴンが行きかう。消費税率引き上げ、一昨年の暮に総選挙を行う前提での民主・自民の約束事だった。その日は目前になった。

 このところ買いだめのニュースが映像として流れる。なにかせっつかれているようでもあるが、夫婦二人の生活で長期保存できる物といって、それほど買いだめる物はないようだ。しかし、そうした気持ちをグラつかせ店に足を運ばせるのがプロの仕掛け。ポイントが通常の2倍3倍は今の時点では物足らない。4倍5倍そして10倍と引き上げる。中には12倍という商品も現れた。100円で12ポイントになる。買ってお得感は芽生える。

 「増税にかこつけて日常品の買いだめはさして節税にならない。本当は高価な買い物に意味がある」という仲間。その品は何かと聞けば「車、宝石、大型電気製品・・・」と縁のない品が並ぶ。報道では高額製品の売れ行きは倍増という。年金生活者にはさして参考になる話ではない。

 ビール24缶入りを10ケースくらい買い求めている人。会話を聞いていると「2か月分です」という。夫婦で毎日4缶、月120缶、確かに2か月分だ。これでいくら買い得になるかなんてことはいわない。儲けた気分でビールの爽やかさが増せば庶民の喜びだ。「箱売り、箱買い」が今の流行、飲料類をはじめとして生活用品が箱で積まれている。この買い置きの反動を、過去の経験から心配する関係者は多い。再びデフレに戻れば経済は下り坂、そう思えば過度な買い置きは慎む方がいい。思案もあと3日、我が家は明日のチラシを見て決めよう。
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ツバメ来る

2014年03月27日 | 自然 季節


 雨の昨日、名勝・錦帯橋畔の桜開花が宣言された。ローカルニュースではやはり話題になる。今日、早朝の小雨は夜明けとともに止み、少し動けば「暑い」と感じさせる陽射しが青空から注ぐ。

 今年初めてツバメを見た。そこは毎年、多くのツバメが巣を連ねる通り。大きな数羽が通りの左右を行ったり来たり、高く低く飛びながら巣作りの軒先を探しているように見える。飛ぶところを撮りたいが腕もカメラもそれに対応していない。何かに止まるのを待つ。止まった、と、カメラを向けるうちに飛び立つ。何度もそれを繰りかえしながらチャンスを待った。

 美容院の窓際に2羽が向かい合って止まる。それは私の位置から数メートル。しばらく立ち尽くして見上げている私に安心したのか思いのほか近くに寄って来た。「なかなかいい軒下が見つからない」、「着いたばかりだからゆっくり探しましょうよ」、「そうするか」、そんな会話が聞こえそうな2羽の雰囲気にシャッターを切る。「撮れましたか」と私の方をちらっと見て、そろって飛び立った。

 農薬の使用、稲田の耕作放置に宅地化などで、ツバメの生活環境は私らの子どものころに比べれば悪くなっている。それでも長い旅をして日本にやってくる。人に例えれば故郷になるのだろう。そんなツバメの頭脳の良さの一つを教えられた。野鳥は人目のつかない処に巣を作る。なのにツバメは人目につきやすいところを選ぶのは、巣や卵や雛を他の鳥やヘビなどから守るためで、人間を保護者にしている、という話。

 ツバメの巣に近づくヘビを追っ払った、巣から落ちた雛を保護した、巣を守るため野鳥が近づかない工夫をした、ツバメの子育てが始まるとこうした話をよく聞く。スマートで動作に微塵の無駄もないツバメの飛翔姿と益鳥という人への貢献がツバメの望みを人は聞き入れたのだろう。

 そんなことを思いながら数羽の先遣隊を見ていたが、写真を撮らせてくれた2羽はどれか区別はつかない。とにかく「ありがとう」といい出会いに感謝した。
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開花しました

2014年03月26日 | 自然 季節


 未明から降り続く雨は夕方までに市内で40~60ミリに達した。この時期の雨のことを桜雨とか花の雨という。それに誘われたかのように錦帯橋畔の桜の開花が宣言された。開花予測では24日と27日の二通りがあった。その中間に開花とは自然も憎い計らいをする。錦帯橋一帯のソメイヨシノは3000本という。満開は4月の4日ころというが、週末からの天気は芳しくないのが気になる。

 日曜日には一輪も見えなかった中央公民館駐車場の桜、今日はちらほらと咲いている。道路の向かいにある小学校の校舎周りの桜、1分くらい咲いている木もあれば咲き始めも見られるが、元気に開花している。いよいよ春到来だ。

 桜開花のころになると、新聞紙面を人名と肩書が黒々と占める。教員を含む自治体職員の人事異動内容。現役のころは掲載内容を詳細に見つめ、関係先の異動内容を把握し、必要な対応をしたものだ。退職してからはさっと見る程度に変わった。載った人の多くは桜を楽しむ暇はないだろうと思う。いや、紙面に載る人らはステップアップの異動慣れかもしれない。

 役所の敷地にある桜は「異動桜」と呼ぶそうだ。異動の公表と桜の開花がほぼ同じころに当たるとことからつ付いたという。異動内容は咲くのか散るのか、その分岐に立ち会う桜は、見かけよりも苦しい胸の内をしているのだろう。それでも見る人には不快な思いをさせない。苦楽を知り尽くし桜だからこそ、花の美しさを満喫させてくれるのかもしれない。 
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葉牡丹

2014年03月25日 | 自然 季節
 


 葉牡丹、正月には縁起ものということで何株か植える。縁起ものといっても門松や熊手などのように買い求めるほどではないが、正月の庭の装飾としてにぎわいになる。植えるもう一つの訳は、植えておけば寒さには強く、手間がかからないこともある。そして春先まで長持ちするする1年草。昨年も何株か植えた。

 例年、暖かくなるころからその丈がスクスクと伸び始める。その伸びは日ごと目に見える形で伸びる。そんなころになると桜の開花情報が流れ始める。桜が競うのか葉牡丹が競うのか分からないがとにかく観察すると面白い。葉牡丹にやがて花が咲くと毎年のこと「また年末に」と断って抜き、焼却炉へ見送っている。もうしばらくは楽しめる。

 葉牡丹という名前は、重なり合った葉が牡丹の花のように美しいところから生まれたという。そして花言葉は「愛を包む」、これは寒さに色づいた美しい葉が幾重にも重なり合う姿から生まれたと、思えばなるほどと思わせる解説に納得する。

 近年歳歳、そう、くる年もくる年も「正月が来るから」と植えている葉牡丹。伸びる姿を観察しながら、もう少し気持ちを込めた植え方をしないと葉牡丹に悪いかな、そんなことを思いついた彼岸明けだった。
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平行を交らす

2014年03月24日 | 社会 政治


 「議論が平行線をたどる」意見などが折り合わないままでいる様子を表す時に使う。平行線は同一平面上にある2本あるいはそれ以上の相互に平行な直線をいう。平行状態は物理や数学や算数の範疇だけでなく人と人、国と国の関係でもしばしば発生する。現にウクライナ情勢がらみでG8がG7に戻るか、専門家は世界は冷戦終結以降の最悪の緊張状態にある。素人は推移を傍観するしか方法を知らないが、平和な地球に治まってほしい。

 話し合いや揉め事などが、お互いの歩み寄りがなくこの交わらないと決めつけられられている平行状態を、交わらせる方法が見つかった。それを編み出したのは広島県の小学4年生の男子。その方法は「平行線 少しかたむけ 仲直り」。これは10日ほど前に発表された「第3回 数学・算数川柳&俳句&短歌」コンクールの川柳の部の大賞作品。問題解決の糸口ここにあり、それを新鮮に感じたのはなぜだろうか。

 しかし平行でないのに平行だと偽り大惨事を招いたJRの事例もある。あの重量とあの速度で走る鉄路の異常状態を、正常と報告するというその心情が全く理解できない。大賞の川柳の通り傾けば争いは仲直りできるか、鉄路は離れていき列車は線路を飛び出す。その先は目を覆う事故に至る。人の世とは違い線路はどこまでも並行でなければならない。

 前記のコンクールの短歌大賞は「十一の 数字の羅列は 覚えてる 覚えているけど ボタンが押せない」。これは携帯電話の番号をなかなか押せない恋心を詠んだという。押さなければ平行どころか「点」で終わってしまう。「5と7という素数で構成される芸術表現を通じて、数の世界に関心を持ってもらおう」という主催者の意を組んでまず平行線を引き、それを傾けてゴールしてほしい。俳句の大賞は「大寒や 窓の水滴 平行線」、これも小学4年生、4年生恐るべし。
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花見のころ

2014年03月23日 | 回想


 暑さ寒さも彼岸まで、寒さも明日の彼岸明けで遠のき春になるというのは暦の上、予報では曇り多き日が続くという。各地の桜開花の情報が続く。このところの暖かさでつぼみは膨らんできた。次の日曜日、花見どころは賑わうだろ。錦帯橋周辺も混雑緩和のため大幅な交通規制が広報されている。例年、入学式ころまでは桜の下での賑わいは続く。

 子どものころは「お花見」といって錦帯橋畔へ出かけることはなかった。「山登り」と称して隣近所、老若男女が近くの小高い広場で車座になり、持参した重箱に詰めた弁当を広げ楽しんだ、記憶がある。なぜか我が家からは蓄音機を持参、皆さんの持ち寄った音盤(レコード)が賑わいを添えていた。終戦直後のこと古い歌謡曲や浪花節などではなかったろうか。それは旧の雛祭りころだから4月の3日か4日だろう。華やかさはないがそれが地域の親睦だった。

 サラリーマンの初めは製造プラント配属、3交替勤務では職場全員が花見、なんてことはできなかった。40歳のころ職場移動で常勤勤務に。そこには本社を含む他事業所からの異動者も多い。特に関東地区出身者は花見が好きだった。休日は昼間に、勤務日は夜桜に、ひとシーズンに複数回の花見を経験したこともある。学卒新人に場所どりを課す所属長もいたが、みんな愚痴も言わずその任を果たしていた。新人の腕の見せどころと頑張っていた。今頃、こんな課題は問題視されるとか。

 桜と学校、卒業した小中高のどれにも校舎の周囲には桜は植えられていた。その桜の下で旅立ちと出会いが繰り返されえている。1年に1度、そんな旅立ちと出会いを思い起こさせ、振り返るための動機づけに桜は植えられていたのではと思いつく。そう思うと、美しいと愛でるだけでなく、その存在の大きさに気付いた。自由に暮らせる身なればこそ、人に迷惑をかけない生き方を思い直す春かもしれない。 

 

 

 
 

 
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今年はどこまで

2014年03月22日 | 地域


 広島カープの2運練習場が市内の高台にある。地元には力強い支援組織が年間を通じて応援されている。その様子は地元紙の紙面で楽しんでいる。この練習場から1軍へそして日本のプロ野球を担う選手の羽ばたきを期待している。その1軍、21日までのオープン戦の成績は10試合で6勝2敗2分、勝率7割5分で12球団中3位。1位は8割6分7厘でソフトバンク、2位は7割6分9厘で楽天となってる。以下、4位巨人、5位日ハム、6位DeNAと続く。

 広島カープは出だしはいいが、いつのまにかBクラス、そんな流れが定着していた。ところが昨年は後半になってその傾向を打ち破り、CSに臨んだ。強いカープよもう一度、フアンならずとも注目した。結果は日本シリーズ進出はならなかったが、今季への期待を膨らませた。オープン戦、これまでの戦績はセリーグでトップ、期待を膨らませてくれる。

 開幕が近づき、スーパーに並ぶカープグッズを見ていたら、赤いTシャツを一掴みしてレジに向かった中年の男性がいた。特に選ぶ様子もなく数枚余りあったのではなかろうか。使い道は何だろうか、聞くわけもできず「カープフアン」だ、と納得した。小間物も含め手に取って品定めする人は多い。こうした影の見えないフアンに支えられている球団、地元意識のあらわれだろうか。

 昨日から始まった選抜高校野球、地元のI高校は1回戦で涙をのんだ。試合の結果として勝ちか負けか、厳しい差がつく。残念だったが夏の大会を新しい目標にしてほしい。それまではカープに頑張ってほしい、Tシャツ数枚余り買った人に変わってお願いする。
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