日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

熱中症予防を

2012年07月31日 | 生活・ニュース
           

 ここ1週間に熱中症で救急搬送された人は全国で8千数百人、これは前週の1.5倍という。死者も増加していると報道された。このところの地図で示される「高温注意報情報」はほぼ日本全土を覆う。これは予想される最高気温が35度以上になることが予想される時に出される。熱中症への注意呼びかけという。

 節電率は若干緩和されたが継続している。しかし、熱中症予防のためにはエアコンの使用を促している。そう、命に勝るものはない。身にあった耐暑方法をとろう。

 いつ頃から熱中症と言われるようになったのだろう。日射病や熱射病は小さい頃から聞きなれた暑さの病だった。麦わら帽子を被り水を飲むことがこれらへの対策だった。今は塩分不足を補うこともできることからスポーツドリンクを飲めと勧められる。歩くときにはそれを保冷ポットに入れて持ち歩く。

 熱中症は高温度下で労働や運動をしたために起こる障害。脱水・けいれん・虚脱などが現れる。熱射病もこの一種。高温障害。

 日射病は盛夏中に直射日光を頭部や項部(うなじ)に受けて発病する疾患で、かつては高温多湿下の労働時にみられる熱射病と区別されていたが、現在では同一機序による疾患としてまとめられ、高温障害の一病型とされている。

 熱射病は高温多湿な環境下に長時間いたときなどに、身体の熱の放散が困難となり、体温が上がりすぎて起こる病気。不快・頻脈・頭痛・意識障害などが現れる。

 辞書で見ると微妙な違いはあるようだが、その予防策に違いはないようだ。プランターの野菜、日中はしおれた様子で葉の面積を狭め暑さをやわらげる工夫をし、日がかげると生気を取り戻す。人は真似できない。明日の瀬戸内は台風10号の影響でフェーン現象、熱中症に気をつけよう。
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姉妹二人展

2012年07月30日 | 生活・ニュース
           

 絵画展、会場に入ったとたんそこに並んだ絵の何れもが迎え入れてくれるような感覚を何故か覚えた。一点ごと鑑賞していくうちに初めの感覚がぼんやりとではあるが分かった。

 「二人展」、それは姉妹の油絵展で「日々の暮らしに少しの潤いをお届けできれば・・・」との思いから開かれたことが挨拶にある。この展覧会開催はOさんから紹介されていた。Oさん宅の応接間で作品を拝見したり作品の質の高さを聞いていたりで、楽しみに待っていた。

 展示作品は80号や100号という大作が並ぶ。入ってすぐ右の土壁の絵にまず見入った。城下町ならでは残っていた風景、幾度となく眺めたり写真を撮ったことのある同じ場所だとすぐに分かった。あの土壁、今は取り壊され見られなくなったこともあり、岩国のあるときを偲ばせる貴重な作品だと思う。

 絵に素人な者のひとり言として書いてみる。生活感ただよう風景やそこに働く人物が、特別な強調を強いることなく切り取られていてる。それが作者の上手さだと思う。尾道の港風景には長く見入った。大作でありながら隅々まで繊細なタッチで描かれているところに引き込まれる。

 描かれているのに、目の前に現存しているかのような写実的な手法、こうした絵はいつまでも見飽きないし疲れない。午後のひととき、いい時間が過ごせた。

 
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8月7日抽選

2012年07月29日 | 生活・ニュース
           

 先日の同好会でひさしぶりの阿弥陀くじ。人数分の縦線に横や斜め時には迂回線を入れたくじ引きを「阿弥陀くじ」。このくじ引き、思うがままに横線を入れるが横線は何本あっても決して重複することはない、という。それは数学的に証明されるからとある。

 この阿弥陀くじは室町時代から行われていたというから長い歴史がある。今と違い、放射線状に人数分の線を引いたそうで、それが阿弥陀様の後光に似ていることからこの名がついたという。形は違っているが今も続く運試しのひとつ。

 各々が自分の線をたどる。右上からスタートしたのに左端の線をゲットする。時には左右に移動しながら終わってみれば真下が当たるなど、くじ棒などよりは何が当たるかしばし時間を要してどきどきわくわく、ということになる。自分の書いた横線が無ければ大当たりだった、そんな残念な経験もある。

 くじの王様は宝くじ。かっての宝くじは百万長者を生む、そんなのは何昔も前の古い話で今は億万長者を生む時代に変わった。万が一にもそれが現実となったらどうなるだろうか。雑談ではあれこれ使途のアイディアは出されるが、そのあてが無いから気楽にしゃべれる。毎回100枚買う知人、地方自治への寄付と思って買っている、と当たらないことへの弁明としている。

 さて、今夏のサマージャンボ宝くじの発売は終了。抽選は8月7日、1等4億円は26本、その前後賞の5千万円は52本という。胸躍らせて待っていよう。
 
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超早場米か

2012年07月28日 | 地域
           

 道の両側が稲田。風に揺れる稲田は敷き詰められた緑濃い布がゆっくり波打つようで見ていると気持ちが落ち着く。太く幾十にも増え株は、これから稲穂を支える役目が分かっているかのようにたくましい。そんな株の根元は水が抜かれひび割れたり、水が張られていてもほんのわずか、真夏の生育時期を教えてくれる。

 農家のこだわりと市場のニーズにあった種類だろうが、どの田の稲もみんな同じに見え素人の自分に違いは分からない。そんな稲田が何十区画もある中で穂が実っている田がひとつだけあった。頭をた垂れるまでにもう少し時間がかかる気がしたけど、やがて黄金の実になることを思いながら見る。

 どういう米の種類か尋ねるにも、昼下がりで付近には人影は見えない。よく耳にする早場米いや超早場米か、などと勝手に思う。どの田にも雑草は見られない。子どものころの、腰を曲げ両手で草を取り、取った草を腰に下げた籠へ入れる、そんな光景が目の奥に残っている。今は除草剤や鴨の力だろうか。

 田の淵を流れている幅50センチほどの小川に出合った。かなりの水量で流れも速い。首に掛けていたタオルを濡らす。顔や首周り、腕などを拭く。自然の冷感はたまらなくきもちいい。タオルを何度も濡らし溜まっていた暑さを薄めた。だが、小川の水をすくって飲みたい衝動は抑え保冷容器のスポーツドリンクで渇きを癒した。

 梅雨明け以降も大雨・洪水注意報の発令や解除が繰り返し続く。それは暖気と寒気の折り合いが悪いからという。農業の安定のためにそれなりの夏が続いて欲しい。折り合いの悪いには永田町だけで十分だ。
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3れんちゃん

2012年07月27日 | 生活・ニュース
           

 今日、市内の最高気温は35度越えのところも。「土用の丑の日」、この日にうなぎを食べるのは1000年も前から、夏ばて防止にいいという先人の生活の経験と知恵から生まれた。そのうなぎ、今年は高価で売るほうも買うほうも大変だとか。宮崎産2300円という値札を見た。間違いでは、と見直した。梅雨明けから続く猛暑の中、ひさしぶりの3蓮ちゃん。

 れんちゃん(連荘)とは「マージャンで、親が上がるなどして、同じ親が続くこと。それが転じて、同じ物事が続くこと」とある。マージャンは出来ないので親が上がるという内容は分からない。ただ、飲み会が続くと「何蓮ちゃん」といっていた。現役の頃は珍しくもなかったことだが、定年してから蓮ちゃん、それも3連ちゃんは初めてと思う。

 初日は現役時代から続いているなんとなく馬のあう集まりで親交を深めている遠慮のない10人あまり。年に最低2回は顔を合わせる。昨年は入院などで欠席したが、挨拶代わりにジョッキを持ち上げたら以前に返っていた。話題はオスプレイから健康まで多彩。

 2日目は12年ぶりに会う現役時代の同僚のNさんを囲んで親しい仲間、といってもメインは複数の女性。住まいはスカイツリーの麓で、634mはもとより隅田川の花火大会も居ながらにしてして見れるというお江戸は向島から。よく覚えていると感心するほど懐旧談に花が咲く。懐かしい知人の情報に接するなど、しばし現役の頃を懐かしんだ。
 
 最後はエッセイ同好会の夏の懇親会。場所は会の指定店になった小料理屋の2階のいつもの部屋。仕事などで月例会に参加の難しい会員「忘れられては困る」と顔を見せる。話題は豊富だが「何か貰える」仕掛けが楽しみ。今回は「エコ」がテーマ。阿弥陀くじで全員にエコ商品。ウイットに富んだ紹介の商品が姿を見せると歓声が起きる。私の当たりは帽子サイドバイザー。しっかり歩けというサインだろうが、麦藁帽子の好きな自分にいかがか、と思案している。
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知らざあ

2012年07月26日 | 生活・ニュース
                      

 暗記しそれを声に出して唱えることを暗唱という。中学時代の国語ではいくつかの古典を暗唱させられた。徒然草に平家物語、一握の砂といろいろだった。国語教師の趣味ではなかったか、ふと口ずさんだりするとそんなことを思い出す。それくらい印象に残っていることが不思議でもあるが、しっかり覚えたんだ、と思うと懐かしい。

 歌舞伎の「知らざあ言ってきかせやしょう」は白浪五人男の1人、弁天小僧菊之助が正体をあらわして名乗る初めのセリフ。歌舞伎を見たことはないが、映像で見た真っ赤な長じゅばんが印象に残っている場面。口調のいいセリフ、それにつられて完全ではないがなんとなく記憶している。それを文字で目にして驚いた。知らぬ言葉が多くて先へ進めない。これは意味を知らぬまま口調のよさだけを耳に残していたことになる。

 地名らしきところはさておき少し当たってみた。先ず白浪、これは盗人のことで白浪五人男とは盗人五人のこと。お手長講は盗人仲間。枕探しは眠っている旅客の枕元から金品を盗むこと、またその盗人。こうして 拾い並べたら長くなる。

 歌舞伎に限らず見得は自分をプレゼンテーションする大切な技で、そのときに見る人聞く人を曳きつける口調と表裏をなす。歌舞伎なら唸って足をドンと降ろせばピシッと決まって拍手を貰って終わり。選挙ではそういう訳にはいかない。久しぶりの知事選らしい知事選、しばしばセリフだけの政を見てきた。それを破れる人を選ばねば、そう思うが広報だけで「知らざあ」が多い。さてどうする。選挙戦は残り2日。
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男前の時刻

2012年07月25日 | 生活・ニュース
           

 刻々と過ぎる時間は金銭と同じように貴重であることを「時は金なり」といい表し、時間の尊さを教えるとされる。そんなところから、「時間は大切に使おう」「約束の時間に遅れるな」「会議の10分前には席に着け」など、躾のひとつとしてうるさく言われた。

 腕時計を持ったのは高校入学からだった。今は園児も時計を持っている。孫が初めて見せてくれたそれは、カラフルで楽しそうなキャラクターがあしらえられており「本物」と疑いたくなるほど玩具ぽかった。しかし立派に時を刻んでいた。現代っ子は時間の観念は高くなっていることだろう。

  そんなに高価ではないが2個ある腕時計が同時に都合悪くなった。購入し30年位になる。ひとつは親ししていた時計店がある印を指して「これは大切に」と意味深に話してくれた。それを信じて今も使っている。ひとつはある記念に家内が買ってくれたもので、出張にはいつもお供してくれた。

 修理は簡単に済んだ。そのお店は電池交換は他店の表示より2割安い。時刻合わせに確認されたのはずらり並んだ掛け時計。見ると全部同じ表示になっている。そう、電波時計に変わっている。聞いてみると、掛け時計と置時計は電波使用になっている。腕時計は少し厚めになり、値段も張るという。薄手のそれはかなり高価。そして他の時計に比べ電波受信に多少の改良がいります、そんな知らないことを教わった。

 何十個という掛け時計の並んだ時計屋の壁、その顔の面白さは見られなくなった。一番の男前は10時10分、そんな記憶が残っている。こんなふるい時代の時計のイメージばかりでは、機能充実の現代風時計は使いこなせないだろう。遅れていた日付をあわせ、使い慣れたそれを腕に戻しながら思った。。
 
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逸品も一品も

2012年07月24日 | 陶芸
           

 月に2回楽しむ陶芸教室へ通うメンバーの大方は厚労省区分でいう前期高齢者以上。昼食のランチを共にしながら1日過ごす。多彩多趣味な人ばかりだが、この日は粘土いじりに専念する。孫ほども年の離れた指導員に教えられ、世界でひとつの作品を作るために頑張っている。本音は手を動かし考えるのは高齢加速抑制策と信じているから、というのが本音かも。

 そんなこんなで作り上げた作品の何度目かのお披露目会をしよう、と小さな展示会を開くことにした。これまでよりは形も色合いも上達している、そう信じて自選の作品を持ち寄った。並べてみると、プロ作家の緊張を感じさせない和やかさが作品から会場へ広がっている。そこに素人のよさを感じる、とは手前味噌だろうか。

 作品は生活感をにじませる器など実用型が目を引く。女性メンバーのそれはそれぞれに興味がわく。そんな中に芸術性を感じる「教室の逸品」もあります。それは、いい仕事ならぬ「ようできとるねえ」とメンバーの羨望となる作品。

 お気に入りをゲットしてください。展示会は今月31日の午前中まで、午前10時から16時まで、西岩国駅展示室です。同時にデジカメ写真展も開催しています。なお、30日はお休みです。誘い合わせて遊びにおいでください。
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大雨と洪水情報

2012年07月23日 | 生活・ニュース
           

梅雨が明けた。だがしばらくは不安定な大気の状況が続き雷雨もあるといううから、本格的な夏空は少し先のようだ。 

 この間、九州の大雨とその雨量の多さもさることながら、降雨期間の長いことも驚きだった。氾濫する河川の水の色のどす黒さ、伴う土砂や流木の怖さもあるが、せつないのは家屋の被害に耐える人の姿だった。

 地域防災メールも九州ほどではないが注意や警報が出っ放しになっていた。市内では山間部で梅雨の降雨量が860ミリに達した町があり、270ミリ平年を上回ったという。 しかし、交通機関には運休などが発生したがそのほかには被害の報道は無く事なきを得たのは幸いだった。

 錦川の増水を示す橋脚の水位計も高低を繰り返していたが、通常のそれに戻った。何度か隠れた川原も日の反射で石が白く輝き始め、その熱が伝わる。

 熱くなるといえば今週末から始まるロンドンで開催のオリンピック、今回は第30回です。回数にはどこも触れていないようなので参考にしてください。県ゆかりの選手も10名近く出場する。その中には金メダルを狙える選手も複数、28日には甲子園出場校も決まる予定。夏休みの暑い前半戦となりそうだ。
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7年目の休暇

2012年07月22日 | 生活・ニュース
           

 日頃はその仕事ぶりを見られることもなく蓋を被せられた地中の箱の中にいる。2カ月に1度、その仕事ぶりを確認に年配の男性が訪れる。蓋を明け成果を打ち打ち込む。そのわずか数秒の間だけ外の明るさをわずかに感じる。パタン、閉じられると次の2カ月はまた闇の世界になる。

 自然災害や時には人間様の都合で私の仕事が絶たれるとどこからか給水車が来て並ぶ。空気と同じように使われているが、このときばかりは水のありがたさを再認識する、と話す声が聞こえる。そう、各家庭で使われるお水は、私の中を通り過ぎなければ使うことは出来ない。水の門番であり関所役をつかさどる水道メーターです。

 規則があって私は定期的に交換されるという。使用量を正確に計測し間違いない使用料をいただくための交換という。そのときがやってきた。蓋が開けられた。見上げると私を取り替えるのは背の高い感じのいい青年。この家の主が交換作業を見ている。主が「交換は何年おき」と聞いたら「7年です」と青年、手を休めず答える。

 埋もれた部分の土を取り除く。前後のジョイントを緩め私を取り外す。交代の新品さんを取り付けて作業は終わり。その間、わずか数分。取り外された私は作業車の荷台へ。そこには何十個もの仲間が休んでいた。

 それこそ日の当たらないところで、昼夜の区別なく、幾つもの歯車を間違いなく噛み合わせての水番、7年間、何の点検もされなかったことは勤めを全うしたことになる。メーカーさんで調整され再登板となったら嬉しいのだが。 
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