日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

ハロウィンらしく

2023年10月31日 | 社会 政治

 「渋谷はハロウィンの会場ではない」、区長が呼びかけるとともに大きな横断幕も掲示された。地方の小さな町に住んでいる高齢者からすると、昨年の当夜の混乱映像見ると大きな規制は仕方ない、そんな思いがする。渋谷がダメなら池袋、そんな今年の映像も流れていたが、大きな迷惑を誘発することはハロウィン本来の姿ではないだろう。

 昨年の韓国での痛ましい事故はハロウィンに特別な関心が無くても記憶にある。遺族の方々は事故の原因と関係者の処分を今も訴えておられる。かつて日本でも花火大会の時に痛ましい事故が起きている。今年の渋谷での早くからの規制や条例制定などは映像を見る限り納得できる。それでもルール破りの姿を映像で知る。

 あるSNSで「ハロウィンのパン購入」という記事にそえられた写真、パンに仮装が施されていてハロウィンを感じ名前通りのパンだと感じる。肝心なお味の書き込みがないので、パンの気持ちが伝わらない。書き込みが無いということは美味すぎて書き忘れたとしておこう。

 街でハロウィンの姿に出会ったのは2週間くらい前である家の出窓(写真)。この出窓は個人の家だが、季節のその時々の祭事や年間行事にちなんだ和洋の飾りをされる。もうこの時期か、季節かと教えられることもある。散歩しながらの楽しみのひとつになっている。次はクリスマスだろうか。
 
 (今日の575) 諸聖人街の賑わいどう思う
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

来秋への備え開始

2023年10月30日 | 自然 季節

 「来年のことを言えば鬼が笑う」ということわざがあり、年末近くなると笑いながら来年の話をする。聞く側も笑いながら相槌を打つなど和やかな関係を作る。「未来を予測することは出来ないというたとえ」また「先のことは当てにできない」、そんな意味で使われる。未来のことを言えば烏が笑う、類似もあるそうだ。

 今、国会論戦でも紙面でも増税めがねから派生した「減税と還元」が大きく取り上げられている。減税について、その実施は来年の6月からという。6月は課税所得が確定し各種税額が決まる時期でもありつじつまが合う。SNSで「総理、鬼に笑われないようにして下さい」という約束を促す書き込みを見た。今の物価高には間に合わないし、単年度の減税では意味がない。

 今日のタイトルは「鬼に笑われない確信」があって書いた。今年も8月末にリコリスが芽を出したことを書いた。それから次第に咲き始め、猛暑は続いたが暦で夏が終わる頃に咲き終わった。例年より花が少なかった。猛暑のせいだと慰めていた。次の花の準備のため必要な新しい葉が生えるか心配していた。

 心配することはなかった。今月中頃から葉が覗き始め、花の咲かなかった球根からも生えてきた。これから重要な役目を担って来春まで活躍する。役目は花の咲く養分を球根へ送るという養分補給をする。それが終わると自然に枯れて姿を消す。来秋の彼岸花の咲くころ、球根は蓄えた養分で花を咲かせる。花は葉を、葉は花を見ないが繰り返しで子孫を繋いでいる。

 (今日の575) 愛思うなれど出逢ぬ相思花
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界唯一の美しさ

2023年10月29日 | しっちょる岩国

 昨日ほど横見もせずにテレビ番組を見たのは超久しぶりだと思う。「ブラタモリ」「池の水ぜんぶ抜く」の二番組。ブラタモリのTV番組欄「錦帯橋美の極みアーチ橋の謎 世界唯一奇跡の構造 瀬戸内海一望の絶景城 タモリ江戸職人技体験」、これは全文。自治体からも繰り返しPRの公報があった。

 最後は猛烈な風雨の中での映像だったが、そこまでは綺麗な映像とカメラワークの良さが錦帯橋をより美しく映し出した。タモリさんの短いが発するひと言ひと言が的を得ていたと思う。それは、岩国の歴史知識の深さを誰もが知る案内役の方の説明の分かりやすさと、タモリさんの勘の良さだと思った。イントロで中学の修学旅行で来たけど興味はなかったということから予習されていたのかもしれない。

 旅番組、観光地紹介番組では見慣れた錦帯橋も、こうして概略ではあるが橋にまつわる各種の歴史的な背景が含まれていると、たんに5連の木造アーチ型の橋とは見方や感じ方が変わるのではと思う。由緒ある地を訪ねることがあれば、これからはそうしたいと思った。タイトルは字幕より拝借。

 「池の水ぜんぶ抜く」、この池は錦帯橋近くにある吉川家の居館跡の吉香公園を囲む堀。堀の周囲は散歩では常道、大きな錦鯉、亀の甲羅干しは観光で来た人に喜ばれている。見つかった亀の外来種の多さに驚いた。応援の高校生らがこれから守ってくれると嬉しいが、多くが進学で地元を離れていくのでは、しっかり後輩に託して欲しい。

 (今日の575) 清流に錦の帯が橋となり
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

良い姿勢

2023年10月28日 | 生活・ニュース

 ある会場で前席の二人連から興味のある会話が聞こえてくる。共にパソコンを相棒にして1日数時間くらいは楽しまれる様子がわかる。「歳をとると座ってキーを叩くだけなのに疲れを感じるようになった」、苦笑しながら話される。「そりゃあ姿勢が悪いから。目線が画面の中心になるよう調整したら」ともう一人がアドバイスする。

 私も断続的にはそのくらいの時間パソコンで楽しんでいる。私の目線は画面をやや見下ろすくらいの高さ。早速、長年愛用の椅子の高さを調整したら最低の位置で目線が画面の中心になる。しばらく様子を見ようと続けている。それから数日して、知識欲旺盛な人のブログに、解説図付きで目線と画面の関係が載っていた。目線は画面の中心付近にとある。

 椅子の高さを下げたが机はそのまま。腕の位置が高くなり疲れが増すのではと危惧していたが、ブログ記事を参考に微調整しながら良い姿勢を探ってみる。一つ変化を感じるのは、パソコンに向かってやや前かがみの姿勢が背筋を伸ばす感じになった。この感じはキーを打ちながら気になっていた姿勢なので効果を期待したい。

 パソコンの使い始めをはっきり記憶していないがかれこれ優に30年にはなると思う。若い時には仕事でも私用でも姿勢を気にしたことはなかったと思う。とにかく、その便利さ賢さ、処理の速さなどに喜んで使いまくっていた。今は楽しみの相棒、助っ人として毎日付き合ってくれている。キーを打てるのも健康と感謝している。

 (今日の575) 目線さげ面と向かってキーを打つ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

60歳と満60歳

2023年10月27日 | 回想
 

 23年前の今日付けで定年退職した。「60歳応当日を持って定年」、就業規則はそんな表現になっていたように記憶する。すなわち、誕生日の1日前が60歳での定年ということになる。多くの企業がそのようだが「満60歳定年」という就業規則なら、本来の誕生日が定年日付となる。漢字1字が多いと定年が1日遅くなる。これは民法で決まっている。

 私は仕事として定年退職者に係る業務を担当していた。いつだったか思い出せないが「自分の誕生日は明日なのに何で1日前」と聞かれ即答できずに調べた。その答えを電話で話し不勉強をわびたところ、後日、その方が手土産持参で職場に「電話嬉しかった」と話しに来られた。土産以上に来訪されたことを喜んだ記憶がある。

 退職辞令は工場では工場長から、研究所は研究所長からそれぞれの長の部屋で口達する方式だった。口達後にそれぞれの長は必ず長い勤務に感謝を込めたひと言がある。大方の人がそれぞれの長と対面で話す機会はほとんどない。入社以来初めて工場長室に入った、と話す人も多かった。

 「定年後は再雇用で働く時代」になっている。私の後任からも定年時にそんなメールが届いた。年金受取の時に返しがあるだろう、そんな言い草で励ましたことがある。60定年と同時に年金受給資格を得た昔と大きく変わったことを痛感している。定年と年金、切り離せない関係にある、現役世代が安心して働ける制度にして欲しい。

 (今日の575) 定年は自由時間を授けくる
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生きるために

2023年10月26日 | 生活・ニュース

 我が家のフェンスと傍に立つ電柱のわずか間隔にジョロウクモが張った巣に小さなカメムシが掛かっている。絡まっている垂れ下がった糸から逃れようと必死にもがいているが、くるくると回転するばかりで、逃れは難しそうだ。クモはじっとしている、眺めているように見える。逃れるか、獲られるか、時間が掛かりそう。

 1時間ほどして「どうなったか」と見に行くと、クモの姿が見えない。付近を見回すがいない。小さいとはいえカメムシとクモを比較するとそれほど大差ないので、獲ることをあきらめ新しい巣作りに場所代えしたのだろう。カメムシは風に吹かれてか、くるくると回りぱなっしになっている。穏やかな秋日和の下での小さな生存競争か。

 生存と言えば、各地で熊による人的被害が頻発、亡くなられた方もある。山中の餌が少ないという。脂肪分をたくさん含んでいるドングリが少なく、冬場をしのぐ体力作りのため餌を求めて里に下りる、と専門家。農獣の被害が人にも及んでいる。人とこれらの動物との棲み分け、対策が欲しい。

 食料ではないが、武力紛争に巻き込まれ負傷や避難した子どもや母親の姿を映像は見せてくれる。どの顔も争いをやめることを強く訴えている。その背景にミサイルなどの着弾による炎と黒煙が映し出される。休戦の決議は2度にわたって東西大国の拒否権で流れた。日本は臨時国会開会中、中東とウクライナの紛争に対しまずは停戦への知恵を出して欲しい。

 (今日の575) クモの糸助かる術はあるのかな
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

参考にしています

2023年10月25日 | 生活・ニュース

JAF Mate 誌面

 送られてくる「JAF Mate」の記事は面白く読んでいる。そんな記事の中で、安全運転のため毎号参考にしているのは、JAF事故回避トレーニングとして「危険予知」の企画。想定場所を一見しただけでは事故発生を予見できない所の隠れている危険を見つけ出す。このとき「あなたは何に注意しますか?」と聞いてくる。状況は1枚の写真に説明がついている。

 直近の10月号、設問の概要はこうだ。一方通行の道路を走っている。一時停止の標識のある交差点で一時停止。交差点の右側に歩行者、左側から直進の自転車が来ている。交差点を通過直後に、右折しようと思う。こんな設定で、どんな危険を予知するか、という問。解答は「左側の自転車が路側帯から車道に出てくる」。

 これを学習して間もなくだった。よく似た事例にあたった。片側1車線の一方通行を直進していた。前方に赤いバイクが左側を走っていることは視認していた。この業種のバイク運転は少々乱暴な人がいることを何度も見ているしヒヤリの経験もある。そこで、JAFの危険予知が頭をよぎり注意して進んでいた。

 バイク運転に支障なことがあったのか、急に右側により道路中央付近まではみ出し、すぐに左側に移動して走り去った。私はブレーキを踏み急減速したがバイクはこのことを知らないだろう。危険予知の例題に出くわしたのはこれが初めてだが、高齢運転者の事故が多く報道されており、改めて安全運転学習の大切さを痛感した。

 (今日の575) ひょいと出るバイクに子ども気をつける
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

霜降の季節に

2023年10月24日 | 回想

 今日は霜降(そうこう)の日で霜が降り始める日。二十四節気の18番目で立冬の前日の11月7日まで。霜は晴天無風下でで地面付近の気温が氷点下になると、空気中の水蒸気が物と接触して昇華し、白色の氷片になったもの、昔のブログにメモしているがすっかり記憶から消えている。写真は昨年の1月上旬に仲間との共同農園で撮った1枚。

 今日は霜が降るような日和ではなく、日中は少し庭作業しただけで汗ばむ感じだった。こうした時に油断すると風邪をひくという。いつも霜と言うとどうしてと思うことがある。「霜がおりる(降る)」という。雨や雪が「ふる」というのは分かるが、霜は上から落ちては来ないと思う。地表にある物に触れることで触れた物につく。気象庁は「霜がおりる」としている。

 まあ、訳の分からん疑問は置いておこう。大根や白菜は霜にあたると品落ちするが、キャベツは甘みが増す、そんなことを両親や祖父母は菜園の経験から話していたように思う。そういえば白菜には新聞を被せて根元を縛っていた、樹脂フイルムなどない古い話のことになる。

 霜注意報の発表基準、というのがあることを知ったのはそれほど前ではなかった。「霜注意報は、霜により災害が発生するおそれがあると予想したとき」に発表される。具体的には、「春・秋に気温が下がって霜が発生することによる農作物や果実の被害が発生するおそれのあるときに」限られる。よって12月から1月、暦上の冬に発表されない。気をつけよう。
 
 (今日の575) 霜ばしら踏んで壊した通学路
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

干支の辰が完成

2023年10月23日 | 生活・ニュース

 月2回の陶芸教室。何度も書かせてもらっているがメンバーは高齢者ばかりが楽しんでいる。片道40分ほどの道を走り、海抜500㍍に施設の送迎バスで往復している。施設の心遣いにいつも感謝し、乗降の都度お礼を言っている。ドライバーさんもそれに応えてもらえる。

 今日は創作とは別に楽しみがあった。先月、全員で取り組んだ来年の干支が焼きあがっている予定で創作室に入った。どれも小ぶりな辰だが、メンバーそれぞれが思いを込めて付けた釉薬に染まった辰が迎えてくれた。それぞれが手に取って眺める。

 どの辰も怖さや強さを感じさせない穏やかな姿、守り神としてはにらみが効かないかもしれないと思いながらも、メンバーの姿がそうさせたのだろう、整列させてみてそんなことを思った。各人思いおもいにスマホに撮る。施設の担当者もフェイスブックにアップするからと数カット撮られる。

 干支の中で唯一の空想の生き物。辰年は陽の気が動いて万物が振動するので、活力旺盛になって大きく成長し、形がととのう年だといわれている。竜は古代中国では神獣とされ皇帝のシンボルだったという。この由緒ある姿を中東・ウクライナに現し紛争が終息し地球上に活力が戻る年に変わってほしい。我らがグループのミニ辰もそう願っている。

 (今日の575)  ミニ辰もそろい踏みして力だせ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

退くにあたり

2023年10月22日 | 回想

 あとわずかで退職から23年が終わる。早かったようでも、そうでもなかったようでもある。それは、良かったことかそうでないことかという思い出す内容によって感じが違う。大方は、自己満足かもしれないが結果オーライも含め良かったことが多い。

 そんなひとつにある団体のパソコンを使って2種類の広報紙編集担当がある。「手伝わないか」という声かけがあってから14年ほど。一つは3カ月、もう一つは6カ月間隔での発行だった。どちらも編集はお任せということで、自分なりに勉強と工夫をしながら楽しく取り組ませてもらった。時には厳しい声もいただきながら、読みやすい紙面を心掛けたつもりでいる。

 このたび私事で編集を退くことを了承いただいた。少しの問い合わせがありお手伝いしたが、直近の2種類それぞれ発行・配布された。これからも問い合わせがあれば経験を通して学習したことをお伝えするが、これで気持ちよく安心して退くことが出来る。これまで多方面にわたって広い視野で諸事を捉え考えることを学ばせてもらった。

 担当した定期と臨時号の延べ200頁余りのファイルを繰ってみる。ここに記しても用をなさないが、どの頁にも辛苦いろいろなことがあったことを思い出す。しかし、任されたという重みは常に念頭に置いて編集をした。一口に言えば14年あまり「思いのまま楽しく過ごせた」と思う。応援いただいた皆さんへの感謝は忘れない。

 (今日の575) 編集は自己研鑽を促され
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする