日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

ヤマトシジミ?

2024年07月31日 | 自然 季節

 まだ陽ざしが柔らかい朝がた、鉢植えの葉に白っぽい小さな何かがついている。ゴミかな、と思い近づいて見ると1㌢ほどの大きさの蝶のようだが、初めて見た姿で名前は知らない。じっとして止まっているだけだ。便利なグーグルレンズ検索すると「ヤマトシジミ」で「シジミチョウ科の中でも小型」と載っている。

 1時間後には見始めそのままでいたが、2時間後には姿が見えなかった。深い詮索はなしとして、この猛暑・酷暑と言われるこの夏の燃えるような暑さに、あの小さな小さな体躯で耐えられるのだろうか、ちょっと気になったが、飛び去っただろうことを思えば心配ない。エアコンをつけて耐える人間との違いに思いを致す。

 暑さついででもあるまいが、来月になると600品目以上の値上げが決まっていると報道される。続けて報道は、秋になるとさらに多くの商品の値上げ予定があるという。このところの値上げは企業側も慣れたもので、世間一般普通の事としているようで、数%の値上げにも苦悩をにじませた昔の経営者の姿は感じない。

 ヤマトシジミ、漢字で「大和蜆」と表すと宍道湖で有名な三角形で黒褐色の二枚貝を思い出す。グーグルレンズ検結果の「ヤマトシジミ」に「うㇺ?」と思った。ゆえあって付けられた名前の詮索はまたの機会に譲る。

 (今日の575) 小蝶さん暑さたえつつ何処へ行
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気温ランキング6番

2024年07月30日 | 地域

 「熱中症情報 極めて危険 外出を控えて運動は中止を」という内容の防災情報メールが、毎日複数回入って来る。気象予報士は「運動と外出を中止しエアコンを使う。エアコンの無い家は図書館や公民館、スーパーなど涼しい所に避難」などを予報のたびに繰り返す。そのくらい熱中症が多いということになる。コロナ第11波合わせて気をつけたい。

 陽のあたっている窓のサッシ枠に触れて驚いた。やけどを感じるくらい熱々になっていた。こじゃあ室内でエアコンを効かせても余分な冷房をしていることになる。耐寒と耐暑機能のあるサッシの窓枠の開発をすれば、省エネへの寄与度は高い、そんなことを思いながらガラスの汚れを拭き取った。

 高度が上がると気温は下がる、100㍍で1度と覚えておけばいいでしょう、いや、0.6度がいいでしょうと載っている。目的の高度によっては差が大きくなる。正解はどちら。真っ青な空を背景にして岩国城は城山山頂にある。そこは海抜200㍍、ふもとより多少涼しい計算になるがどうだろう。

 今日の最高気温予測は38度、観測値は38.3度、これは今日のアメダス観測の全国最高気温の6番目に当たる。観測値は岩国高校のそば、海抜70㍍にある。熱中症アラートも5日連続、今週も37度以上の気温予測、コロナ感染も増加しており、暑いが人込みではマスクを着用している。クーラーが指示に従って動いてくれ助かっている。

 (今日の575) 塩飴を口に含んで外に出る
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加納虹輝選手 「金」

2024年07月29日 | 生活・ニュース
                 (中国新聞ニュースより)
 パリ五輪には岩国ゆかりの4選手が出場している。フェンシング男子・エペ「加納虹輝」、ホッケー女子「尾本桜子」、ハンドボール男子「徳田新之助」、同「岡本大亮」で、市民文化会館に大きな懸垂幕が掲げてある。岡本選手を除く3名は東京五輪にも出場している。男子3名は岩国工高卒。

 その一人、加納選手は「フェンシング男子・エペ個人」で日本勢初の金メダルを獲得した。加納選手は東京五輪団体戦に続いて金メダル獲得した。その時のインタビューで次は(パリ五輪)必ず金メダルを獲得を目標としていたが達成した。

 加納選手は若い時、16年前に北京五輪フェンシング男子(フルーレ)銀メダリストの太田雄貴選手知ってフェンシングを始めたという。生まれは愛知県あま市の出身。進学した岩国工高でエペに本格的に取り組み、3年生の時の全国高校総体で優勝した。早大からJALに入社。ローカル放送では高校時代の指導教官との優勝目指して頑張るラインのやり取りも流れた。

 男子ハンドボールは男子一次リーグA組の試合でクロアチアに接戦のすえ1点差で敗れた。今夕、ドイツと対戦26:37で敗戦。ホッケー女子も1次リーグA組で今夕、中国と対戦0:4敗戦。予選リーグは続く、残り試合を頑張ろう。

 (今日の575) 身長差活かした試合は頭脳戦
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納涼まつり

2024年07月28日 | 地域

 昨夜は近所2カ所で納涼祭りがあった。8月が近づくと「盆踊り大会」が地域挙げて行われていたのは子どもころのことになった。櫓の上で「ちょいと出ました私は・・・」で始まる音頭と太鼓の音に合わせて櫓の周りを輪になって老若男女が踊っていた。それは、過去1年の間に亡くなった人のみ霊を弔ってから始まっていた。

 今は音頭ではなく、電子機器に閉じ込められたプロの歌声が拡声器から流れ、それに合わせて輪を作って踊るのは主に子どもたち。アニメなど私にはよく分からない歌唱が流れる。子どもたちは喜んで輪の中に入って行く。新しい曲でも太鼓がそれに合わせて叩かれると、それなりの雰囲気が会場にただよう。

 それでも城下町時代から続く伝統の小糠踊りは情緒があり、早いテンポの調べから離れひと時の落ち着きを感じる。夏休みになってから小学校講堂で練習したという子どもたちが大勢練習の成果を見せてくれた。保存会皆さんの音頭を久しぶりに聞き楽しめた。テント張りの屋台は今年も大賑い、大きく元気な声は心地よい。

 昼間の暑さは日が落ちても運動場に熱気として残っている。西の空からひと雨降りそうな雲が広がってきたが会場の熱気に押され雨の出番はなかった。8月の錦帯橋の花火大会が昨年から中止、氏神様の祇園祭は終わっており、夏の行事はこれで終わりになりそうだ。

 (今日の575) 踊る輪の周りはスマホ輪を作り
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猛暑日予報で草抜き

2024年07月27日 | 自然 季節

 岩手県や新潟県では梅雨末期の大雨で大きな被害が発生している。この雨はまだ続く予報が出ている。一方、瀬戸内では、気温が高い状態がこれから1カ月程度続く見込み、熱中症や農作物や家畜の管理に注意を気象庁は呼び掛けている。高気圧の張り出しはいいが、あまりの暑さには耐えがたくなる。

 この気象庁の呼びかけを追認するかのように、ローカル放送では、週明け以降2週間くらいは猛暑の連続で、ご当地の最高気温は38度が複数日という予報を出している。エアコンが猛暑の中で長時間運転に耐えてくれること、予想外の豪雨がやってこない事など、身勝手な気持ちが暑さを助長する。写真は今日観察した我が家屋外の最高気温。

 猛暑が来る予報で、今日は狭庭の草抜きをした。水分補給をして麦わら帽子をかむって午前9時から始める。30年前、新築して数カ月過ぎたちょうど今ごろ工務店の社長が「具合が悪いとこはありませんか」とひょいっと訪ねてきた。その時の第一声が「庭や周りに草が生えていなので驚いた。嬉しいです」だった。手がけた家が綺麗だと喜ぶと教わった。

 工務店社長の話を思い出しながら、我が家では伸びないうちに抜いている。今の季節の成長の早さは思ったとき、気づいたときに抜いておいた方が賢明だ。草抜きは仲間との共同農園での作業で手際よく抜けるようになっている。汗びっしょりになったが1時間半ほどで終了、次は盆明けくらいならいいのだが。

 (今日の575) 根毛も残さず抜いて盆を待つ
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ポツンと1個

2024年07月26日 | 地域

 山あいの抜け道を通りかかった。道辺の雑草は伸び放題でその生命を謳歌している様に見える。いつか刈り取られるのだろうが、熱中症予防対策が無くても勢いがある。むしろ雑草の熱気のようなものさえ伝わって来る。雑草という名の草はないというが、道辺の光景は雑草がピッタリと思う。

 ポイ捨てのゴミが見当たらない、いいことだと思い始めた時、思いは打ち消された。飲み捨てられた缶が1個、暑そうにしていた。農獣の出没域ではあるが、彼らは捨てないから、通りがかりの人となる。雑草の中でなく、目に付くところにポイと捨てて行ったのだろう。社会的常識のかけらもないと言える。
 
 拾って、近くにある清涼飲料自販機備え付けの空き缶入れにメーカーは異なるが入れさせてもらった。海水浴シーズン前には海浜の清掃奉仕が報道される。流れ着いたゴミの多さに驚くが、生活用品だけでなく産業廃棄物も映し出される。

 清掃と言えば思い出す。小学生の時には夏休みの期間は毎週1回、子供会で地域内の道の掃き掃除をしていた。舗装はなくたまには馬糞の落ちた道を各家から持ち寄った竹ぼうきで履いていた。6年生がリーダだった。その6年になったとき、誰か・どこからか分からないが、掃き掃除することにクレームがでて長く続いていたが中止になった。その時の子供会担当の教師がすまんと言ったのを覚えている。

 (今日の575) ポイ捨ては地球汚すを常識に
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アロエの力

2024年07月25日 | 回想

 近所のアロエが元気に色濃く茂っている。もう何十年になるだろうか、アロエが茂ると思い出すことがある。それは知人が「かっちゃん(知人は私のことをこう呼ぶ)、気づかんじゃろうが髪が薄くなりよる、何か手当した方がええでよ」と飲みの席で教えてくれた。それほど気にしないまま時間が過ぎた。

 知人は親からの仕込みで健康と髪を保つための実践として「アロエ」を毎日2~3㌢食べる。一家全員が髪の抜けなどを気にしないでいるという。確かに知人のふさふさで黒々とした髪は素晴らしいと思う。先日も出会ったが、年相応ではあるがふさふさで黒い髪は昔とあまり変わらない。

 「アロエを食べる」、その忠告をその時から実践していれば今の薄い薄い頭頂には至らなかったのではと悔やむことしきりだ。何かしてしまったと後で悔やむことを「後悔先に立たず」というけれど、私のように何もしなかったので今を悔やむのは何と言うだろう。

 当時、我が家の狭庭に鉢植えのアロエは何個かあった。 繁殖力は凄いので毎日口にしても何の支障も起きなかったのに、頭頂が薄くなることをそれほど気に掛けなかったことが今日の姿となった。CMでは効果即効が幾つもあるが、ここまで歳を重ねたので自然に逆らわないで済まそうと思う。1週間で効果、そんな夢はまだ見ていない。

 (今日の575) 薄くても理髪料金変わりなし
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生活道路の速度規制

2024年07月24日 | 社会 政治

 報道によると、中央線がなく道幅の狭い「生活道路」の法定速度を時速30㌔に制限する改正道交法施行令が閣議決定された。7月に公布され、2026年9月に施行されるという。全国一般道の7割が該当するらしく、交通安全への効果を期待したい。

 生活道路という明確な定義はないそうだが、改めて考えると幅が狭く日常生活に欠かせない身近な市町村道路、まあそんなことで地域の人には我が家の庭くらいの感じで気安く歩ける道だろう。車社会になり車無しの生活は考えにくくなっている今だが、裏通りの狭い道でも車は通らねば生活に支障来す。

 こうした道路に注意を促す道路標示はあるが、速度規制の標識を見たことはない。理論的には60㌔で走行しても違反ではないそうだ。実際には無理な話だが。生活道路の走行は30㌔、通学路では少し安全度が増すだろう。

 どの道もすれ違い出来にくい裏通りの辻、ここに4本のカーブミラー設けてある。身近ではこれだけ贅沢なミラー設置はないと思うが、そのいきさつは知らない。一旦停止線が一カ所だけだが、よく守られている。今朝も通過待ちで立ち止っていたら、どうぞの手信号で気持ちよく通り抜けた。今、市内の30㌔規制区域に入ると車はアナウンスしてくれる。事故の減少を期待する。

 (今日の575) 30でも当たれば恐い車事故
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「やめとこう」

2024年07月23日 | 社会 政治

 昨年の夏、政府の「新しい資本主義実現会議」で、今後の賃上げや投資拡大のための方策についての議論の中で岸田総理は最低賃金について「2030年代半ばまでに1500円に引き上げることを新たな目標にすると表明」と報道された。次の目標として1500円が普通に語られるようになった。

 日本の実質賃金は26ヵ月連続してマイナスとなっている。「このままでは庶民の生活は苦しくなる一方だ」と思うのは一般の感情だと思う。そこで最低賃金に注目が集まるが、こうした動きに矛盾ありと唱える経営者もいる。しかし、今春闘の賃上げ率を連合も政府も過去最高と褒めたたえているのは本心だろうか。

 スーパーで見た光景。「1本108円、税込み117円」の値札の付いたキュウリを手にされていた高齢の女性が「やめとこう」とつぶやきながら箱に戻された。それは立派で、旬を味わえる商品と思ったが、いろいろ考えられての「やめとこう」と思う。秋の値上げ情報が報道される。10~30%の値上げ、どう対処したらよいのだろう。

 旬のキュウリ1本を買い控えられた女性、本当の理由は分からないが、その時の様子から「食卓に乗せたい、が倹約しよう」という風に思えた。政治活動費から何十万円の飲食代領収書を公開する人らには決して分からない届かない小さな街の情報でした。

 (今日の575) スーパーに並べて欲しい規格外
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子スズメ熱中症か?

2024年07月22日 | 自然 季節

 暦の上では今日は大暑。厳しい暑さ、酷暑、極暑などの説明がある。暑さが最も厳しくなるころが分かりやすい。昨日から繰り返し防災速報として「22日 熱中症情報 危険 屋外での活動はなるべく控えて 涼しい室内で過ごしてください」と入る。運動を控え塩分摂取も進める。

 「空はまるで海みたい すいすいすいすい およげるの」。これはある方のブログに載っていた小学生の詩。わが街の空も詩のように夜明けから真っ青、今日の最高気温は36.7度。隣の新築工事場の屋根から声が聞こえる。「暑い暑い」と若い人の声。「暑い暑いというな」と年配者の声。「ハイ」と若い声。覆いのない屋根は想像つかない。

 そんな暑さのせいだろうか。門柱の下に子スズメがおちている。目を閉じ横向き、指で押したが動かない。手に乗せても動かない。そっと葬ってやろうと日陰にある庭石に置くと目をうっすらと開いた。「生きている」。とりあえず水を与えてみよう、と植木鉢用の皿に水を入れ、体をつかんで口ばしを水につけてみた。飲み始めた。何口飲んだか分からないが自ら口ばしをはなし頭を起こした。生き返った。

 しばらく、水を張った皿に置いて様子を見た。頭を動かし始めたので皿から出し土の上に降ろした。少しして2、3度身震いをして、大暑の真っ青な空に向かってそれはそれは勢いよくさっと飛び去った。ちょっとあっけない別れだったが、生き返るとはこのことか、我がことのように嬉しかった。

 (今日の575) ひと口の水で子スズメ生き返り
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