日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

生活品値上げに思う

2019年05月31日 | 生活・ニュース

 最近は毎月の1日になると物価値上げの報道がある。値上げはしないが減量や大きさが小さくなるなどの実質値上げ済みの商品は多い。1回あたりの金額はわずかでも、長期になるとボクシングのブローのように家計に響いてくる。みみっちい話なので永田町や霞が関では理解できない話だろうが、税金はこうした庶民が真面目に納めているのだ。

 ここ2、3日紙面もTVも明日からの値上げを報道している。物流費の高騰、人件費増、原材料費の値上がりと各社各商品についてその理由は共通している。10月からの消費税増税への準備という見方もある。経営は適正な利潤を得て継続しなければ、利用者も生活できない。ただ、紙面などで紹介される値上品目の多くは、食卓を直撃する品が多いことが気になる。

 ガソリン価格はこのところ高値安定で推移している。ガソリン業界も世界情勢に左右され、自主的な価格設定が出来ないことがGSからのメールで苦労されていることが分る。分かりながら、出来るだけ車利用を控えており支払いは一向に増えない。燃費は200㌔走って8㍑ほどで家計的には助かっている。毎日の生活がこれほど効率的に過ごせるなら値上げにも対応できるのだが。

 年齢を考え自動運転制御付き車に変えたい、エアコンの作動が少々気になり更新を検討したりと、持ち出しアイテムは何口もあるが、年金生活だから入りは決まっており、宝くじでも当たらないと大出費は出来ない。そんな思いから、定年まで真面目に働けば老後には夢がる、若い人にその様な将来を描かせられる社会を望みたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季語 竹の秋

2019年05月30日 | 自然 季節

 タケノコ、頂いてではあるが今年も十分に食した。家内は少しだけ冷凍で残していて、煮しめや寿司に使うという。人工栽培のできないタケノコはほんの短い間だけ重宝される。時期を過ぎ取り残されたタケノコは親竹と同じほどに伸び初夏の日を浴びている。そんな新しい竹と並んで、親竹の葉が黄ばみ始めた。やがて白茶けた色になり、はらはらと散り落ちて地面に敷きつめたようになり、掃除にくたびれた経験がある。

 タケノコを育てるのでその方に栄養をとられるので、草木の秋の様になるところか「竹の秋、竹秋」いい、今の季節の季語という。写真の竹林も3週間ほど前は緑でタケノコが見られたが、秋の竹になっていた。逆に「竹の春」は秋の季語で、周辺の草木が赤く染まる頃に緑濃い葉がその存在を示す。

 祖父は竹を切り薪として使っていた。油分が多いのでかまどではなく風呂、五右衛門風呂沸かしにほかの木と混ぜて燃やしていた。先日、ポツンと一軒家の番組で、竹を燃やして風呂を沸かす場面が流れ、子どもころの我家の一場面を思い出させてくれ、懐かしかった。竹の繁茂が各所でいろいろな形で問題になっている。薪の補助も対策の一つかもと思う。

 竹や木を割るとき「竹は末(うら)から木は根から」と祖父から教わり、手伝いをする時はそれを実践した。竹は真ん中に斧や鉈を打ち込むと左右均等に割れ、「竹を割ったような人」の表現にピタリと合うが、さて、さっぱりした性質で曲がったことが嫌いな一本気の人が政治家になってくれないかと思い竹を見上げる。いないないというように梢が揺れる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

江戸最古の写真

2019年05月29日 | 生活・ニュース

 知人がFBにシェアした「外国で見つかった江戸最古の写真」を楽しく見た。オーストリア国立図書館で発見された1859年~60年頃に撮られた270枚余の写真。昨日撮ったようにように非常に細かい高精細な画像で、拡大するといろいろな情報がとれ、失われた江戸の姿を伝える貴重な写真という。実物を見てみたい。

 江戸城の南側を撮った写真。ひしめくように武家、大名、旗本などの屋敷がつぶさに写されている。瓦屋根がどこまでも続き、町並みに統一性があり、計画された都市で、人口密度の高さもうかがえる江戸の街並み研究の手がかりになるそうだ。高い建物は五重塔くらいで、写真の奥深くまで武家屋敷が続いている。

 暮らしの様子もある。舟が行き交う神田川、その奥に並ぶ木造住宅は現在の秋葉原周辺と解説があるが、大東京の今の姿からは想像できない。軒下の大八車や洗濯物、木造アーチの日本橋、橋上で立ち止まる人はカメラを珍しそうに眺めているという。思わず笑ったのは相合傘の1枚、名前は読めないが橋の欄干らしき場所に書いてある。撮影者は意味を知って撮ったのだろうか。

 史料としてこれから解析が進むのだろう。もしかして、池波正太郎、佐伯泰英、藤井邦夫 井川香四郎などなどの書いた江戸の表情が変わるような発見を期待したい。自分でも不思議だが、こんな史料に見入ってしまう。吉川藩にも未発見の史料写真が眠っていないだろうか、お持ちの方はぜひ公開をお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

痛まし過ぎる

2019年05月28日 | 社会 政治

 昨夕からの小雨は今朝まで続き、燐家の樋から流れ落ちる雨水がちょっと新鮮に見えた。昨日は運動会の振り替え休日で近くの小学校は休校だったが、今朝は児童らの声が雨の中7時を回ったころから聞こえる。7時半過ぎが家の前は通学ラッシュ、子どもらの一日の安全を願いながら今日も見送る。

 それから1時間余りしてあまりにも衝撃的な事件が起きた。パソコンに入って来た通信社のニュース速報、一瞬、銃でなく今度は刃物物、どこの国だ、とニュース確認をして国内の事件であることに驚いた。子どもらへの痛ましい事件事故は多く報じられるが、発生時間が家の前で子どもらを見送っていた時間と同じ頃で、これまでにない恐怖を覚えた。

 被害にあった児童は小学校1年生という。事件で亡くなられた方のご冥福と重軽傷者の早いご快復を祈っている。また、報道される事件のいきさつでは、小学1年生の集団の中で発生している。直接の被害には遭わなかったが居合わせただけで受けた恐怖と心身への影響を早急なケアで解消して欲しい。今朝の事件、報道から子どもだけで身を守ることは不可能だと思う。

 子どもらの身を守るためにどうするか。世の中は心優しく親切な人は大勢いる。しかし、そうでない人もいる。だからと言って、いきなり子どもに「人を見たら泥棒と思え」と教えることはどうかと思う。一方で、知らない人から声をかけられたり誘われたら注意を促している。自分に出来ること、子どもらを優しく見守り、目の届く範囲で安全に気を配ることかもしれない。事件の犯人は死亡したが、原因を早急に解明し、早期に対策を講じて欲しい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暑さ対策

2019年05月27日 | 生活・ニュース

 季節に不似合いな連続する暑さの報道に、日本いや地球はどうなるのかと心配になる。暑さの原因は、TV各局の気象予報士が丁寧に説明しているが、これを防ぐ策は何れにもない。北海道では39.5度、JRは高温による線路のゆがみからの事故防止のため運休処置をとっている。熱中症による救急搬送も増えている。当地は夕方から小雨、人も農作物も一息つけそう。

 ここにきてエアコンの需要が増しているとか。即日取り付けが2、3日待ちになっているという。昨年も、エアコンは売れて売れて設置遅れて顧客には大迷惑をかけた、知り合いの電気店主から聞いた。今年もそうなるなら、消費税増税もあることだし、暑さ対策として買い時かも、古くなったエアコンを眺めながら思案している。

 そんな暑さ対策、2020東京五輪・パラリンピックに向けた暑さ対策がでた。先日、東京都知事がモデルを伴って記者会見で「かぶるタイプの傘(写真)」を試作として発表した。直径60㌢、熱や光を遮る素材を使い、ベルトで頭に固定し両手が使えるとか。そういえば打ち水で涼しくの音頭を取ったのは議員時代のこの人だった。男性も日傘をと呼びかけがあるが、いやなら「かぶる傘」を言いたいだろう。

 家周りの用事をする時は暑さ対策と思ってこんなんことをしている。仕掛かる前にまず水を飲む。薄い長袖を着る、麦わら帽子は必ず被る、休憩をとる。日焼けしやすいので家内に言われて日焼け止めを塗る。終わればシャワーを浴び、ビール以外の冷たいもので身体を冷やす。最近は無理をしないことを心掛けている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

厳戒態勢

2019年05月26日 | 社会 政治

 令和初の国賓として米国トランプ大統領が昨夕来日された。厳戒態勢で安全を確保するという。当然のことだが規制で不便を被る人もあろうが、数日の間の我慢が必要だろう。年月は記憶していないが、米国大統領来日の時のことを思い出す。本社への出張が頻繁な頃だった。

 新幹線が東京駅へ近づくにつれ車窓から見える道路に警察車両が増える、ビルの屋上にもそれらしき人影が見える。丸の内側改札口にも制服警官が見える。荷物用の貸ロッカーは全て封印、映像では見ていたが実際に目にすると緊張を感じた。
 
 もう一回厳戒態勢に出会っている。福山市へ出かけたときだった。当時の宮沢総理が福山入りされていた、と現場で知ったのだが、この時の警備も厳しい感じで規制を受けた。簡単に警護と言っているが、しかるべき人を護るという任務遂行にはいっ時の油断も許されない。

 大相撲5月場所優勝の朝乃山へ大統領杯授与後に、大統領は観客と握手しながら通路を進まれた。そんな映像見ながら、諸外国を含め、厳戒態勢を敷かなくても、自由に庶民の生活へ国のトップが近寄れる社会や政治体制は夢なのだろうかと思っていた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

厳しい暑さ

2019年05月25日 | 生活・ニュース

 私は見ていないがNHK-TVの番組途中で「暑さに気をつけるよう」注意報が出たという。このところ各地で猛暑日が襲来して救急搬送者が出ている。運動会やその練習中の児童生徒らも、暑さになれない真夏に近い猛暑に苦労している。対策もとられているいるようだが、念には念を入れのことわざ通りやり抜いて欲しい。

 今朝の5時、深呼吸しながら見上げた空は絶好の運動会日和に見えるが、暑さも心配になる。午前6時、パンパパンと10数発の花火、近くの小学校が「運動会ですよ~」と校区内に知らせる。この花火の合図はいつから始まったのか、記憶するだけで70年以上続く。その昔は花火を合図に場所取りが始まっていたが、最近はキャンプ場と間違う父兄観覧席、児童数も半減以下で、観覧スペースは余裕がある。

 市内のアメダスでは昼過ぎに気温が30度を超え日照時間はフルで暑さを避けようがない。でも、児童も父兄もテントがあり助かるだろう。競技の合間に給水タイム、運動場ではひと競技終わると運動場へ数カ所から散水する。運動場の熱を奪いそこからのホコリも抑えられ、学校の配慮が偲ばれる。何でも日傘をさしての観戦は控えるようお報せが出ているようで、観覧席後部の人は助かる。

 厳しい暑さが続くと食欲が落ちぐったりし、ひどくなると半病人のようになる。これを「暑気中り」とか「夏痩せ」などといい、暑さに負けたことを表現していたが、最近、この表現を聞かない。同じように、暑いと出てくる汗疹(あせも)につけていた天瓜粉(てんかふん)、今もあるのだろうか。昔の暑さ対策を思い出しながら岩国アメダスの最高気温は32.8度だったと知る。この暑さの中、カープ11連勝で熱くなるのは別の話。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桑重儀一画伯 2

2019年05月24日 | しっちょる岩国

 昭和14(1939)年発行の「山口懸人物史」に岩国出身の一人の洋画家が紹介されている。その書き出しは、「本邦洋画界に名声の嘖々たる人に美術科出身にして現在太平洋美術学校教授、 自由学園女学校講師、洋画家桑重儀一氏あり」とし「山口県人として斯界に頭角を抜けるは頗る意を強くすることなり」と続く。

 これは4年前の夏にアップした「桑重儀一画伯」の1節。そのいきさつは、茅野 友さんの紹介で桑重儀一画伯の生家を訊ねる機会に恵まれ、絵画はもとより絵付けされた陶器、墨絵など多くの作品を拝見した日に載せたものです。そのなかで、次代に伝え残す施策が欲しいと短く書いていた。

 素晴らしい作品が生家で眠っていることを知った市内在住で、岩国の文化向上に熱い想いをいだいておられる篤志家の方の努力で「桑重儀一展」が錦帯橋畔の五橋文庫で開かれることを茅野さんおブログで知った。訪れた日、館長さんの案内で展示品についての解説と、収集での逸話など思いがけない貴重な時間を過ごせた。また、偶然だが篤志家の方にもお会いし話を伺った。

 館長さん、1枚の絵(写真)を指しながら「洋画家として雅号を記すとき漢字でなくアルファベットでサインする。そのために雅号を練習されたのではないでしょうか」と話された。そこには何種類もの「G.Kuwashige」が記されている。サインにも作品と同じ値打ちがある、そう思いながら鑑賞した。続きはこの次に。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電線と電信線

2019年05月23日 | 生活・ニュース

 夜明けが早くなったこともあり、新聞を取りに出ると電線に止まってツバメが鳴いている。「♪電信線に 三四羽の 燕がとまってチピチピチピ 何の話かチピチピチピ」という「燕」という子どもころに覚えた歌を思い出す。電線が張られてなかったらツバメはどこに止まるのだろう、そんな他愛も無いことをふと思った。

 素敵な青空を何分割にもして見せる電気、電話、有線TV、光ファイバーなどの線が張りめぐらされている。そのお陰で毎日の生活が支障なく過ごせている。今では何の不思議もないが、そうでない時代もあった。先日亡くなられた文芸評論家の加藤典洋さんの随筆に「夏目漱石はロンドンで上空をはう電車の架線に驚いた。山形の少年もまた東京・上野で先ずは架線を記憶に刻んだ」とあるそうだ。山形の少年とは、加藤さんが山形市出身なのでご本人と思う。

 空中戦と言っても実弾が飛び交うのではなく、情報伝達のための技術進歩と国際的企業の覇権争い。難しい技術的なことの理解度は「そうですか」程度で記事を読んでいる。しかし、こうした進歩に自分が追従できない時が来るのではないか、そんな心配が持ち上がる。米中貿易戦争で、空中戦の何かが変わるかもしれない。 

 電気を伝送する電線、通信のための電信線は重要なライフラインの一つ。大都市ではこれの地中化が進むという。地方でもそうなると遮られることなく青空が眺められる。そうなるとツバメが困ることになる。毎日が休日だとこんなことを思う日もある。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワックス掛け

2019年05月22日 | 生活・ニュース

 当地の梅雨入りはまだだが、エルニーニョ現象で今年の梅雨明けは遅れるという予報が出ている。また、週間天気予報では今週中に真夏日の気温30度以上の日もあるという。すでに夏日の25度超えは何度かあった。真夏には猛暑日の35度超えも頻発しそうな勢いを感じる。

 365日休日の身なればその日に見合った対処をしながら、これまで暑さ寒さをしのいできた。今日の明け方の気温は昨日より4度近く低いがすっきりした青空を見上げていると、暖かいからといって油断するなとツバメがさえずりながら教えてくれた。

 新築以来続けている床のワックス掛け、これまでは秋の初めにしていたが暑い日が多く、塗ったワックスの上にポタリと汗を落とすこともあった。今年からは爽やかなころに済まそうと、五月晴れで湿度も低い今日を好日として済ませた。隅っこに溜まった埃を除くと使い慣れたワックスを塗る。塗るのはそれなりの力仕事となる。

 新築から四半世紀過ぎる。何カ所か改装や補強などをしたこともあり災害にも耐えて来た。残りの人生で大きな工事は発生しないと思っているが、ただ火災の火の元にはならないよう気配りをしている。ワックス掛けをしたので当然だが、艶々した床みながらあれこれ思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする