日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

気は心

2021年08月31日 | 生活・ニュース

 今月中旬の停滞前線による悪天候は忘れたかのように猛暑日がぶり返した。昼前、ガレージの寒暖計の赤い棒は41度、陽の直射は受けていないのにこれだから、各地に熱中症アラートが出ているが不思議ではない。父の命日を前に墓掃除に行ってきた。墓石は素手では触れないほど熱くなっている。水を流すとジューとはいわないが、中から気持ちいいの声が聞こえそうだ。

 道を隔てた菜園の人がいつもの様にバイクでやって来た。いつもは道沿いにバイクを止めるのに、今日は木蔭に止める。立ち話をしていると、バイクのハンドルも素手では握れないほど熱くなっているという。そこで今日は木蔭に止めてやった。「気は心と言いますけえ」と笑う。じっとしているバイクにも乗り手の気持ちがきっと伝わっているだろう。

 気は心、あることわざ辞典では「たとえわずかなことでも人に尽くしたと思えば心も落ち着く。また、ちょっとしたことでも誠意は示すことができ、相手にも気持ちが通じる」とある。新明解国語辞典では「取るに足りない行為や分量であっても、気持ちが込められていると思えば満足できること」とある。ここではバイクにではあるが、木蔭という思いやりがそれにあたるのだろう。

 相手に気持ちが通じなければ、成した行為が「気は心」の本当の姿にならない。うわべだけでなく、そこに本当の真心がこもっていることが必須となる。気は心、政治でも平凡な庶民生活でもうわべ、口先だけでは相手に通じない、受け入れられない、信用されない、今日も一つ学んだ。
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地元チーム勝利の連記

2021年08月30日 | 地域

 プリ野球広島カープとJIサンフレッチェ広島が勝利すると写真様なメールが地元紙から届く。両チームとも勝利したことは知っていても、勝利の時間の違いによって連続で入ってくることはまれで、こんな朝はメールを開いたときに、もう一勝したかのような錯覚を覚える。

 メールの文面は至極簡単。「28日マツダスタジアム、カープ7―6阪神、勝ち投手ケムナ1勝1敗、セーブ栗林1敗22S、本塁打鈴木18号、菊池10号、林6号 詳しくは中国新聞朝刊で」。28日エディオンスタジアム広島、広島4―1大分、8勝11引分7敗 得点エゼキエウ、荒木、ジュニオールサントス2 詳しくは中国新聞朝刊で(得点者の公式記録は、後で変更になる可能性があります)」。

 カープの今季、自力優勝は消えているが他チームの負けが込んでも優勝はない。Aクラスを望みたいところだが、今の戦績ではいかがかと思う。ところが、このところ上位の巨人、阪神に4連勝、最下位6位から4位に上がった。勝因などを語る力はないが、五輪後は7勝7敗の戦績を残している。3位とは13ゲーム差、これを取り消せばAクラスになる。

 サンフレは8勝11引分7敗で順位は中ほどの11位、新サッカー場の建設が決まっており、奮起して欲しい。海の向こうの大谷翔平選手に世界の目が向いている。日本中がどこまで記録が伸びるのか大きな関心を持って見ている。大リーブ中継では大谷カメラが設けられているそうだが、マツダスタジアムからもそんな若鯉いつか誕生して欲しい。
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サプリメントの代用

2021年08月29日 | 生活・ニュース

 「今から30分以内にお電話を」というTVのCMは一日に何回流れるだろう。内容を記憶してしまうほど長く続いている品もある。その中で多いのはサプリメント関係だろう。サプリメントの絶大な効能を映像で見せる。「それほど効くのならどうして薬にならないのか不思議だ。それは何故か」と医者に質したことがる。笑うだけで答えはなかった。

 そんなサプリメントは「栄養補助食品。体に欠乏しやすいビタミン・ミネラル・アミノ酸・不飽和脂肪酸などを、錠剤・カプセル・飲料などの形にしたもの」(広辞苑)だから医者は答えないのだろう。知人が体調に合わせ使ってみたらいいかな、CMの定価を参考に計算したら、月に2万円くらいかかるので年金生活者には無理、使うなら厳選をと教えてくれた。

 貧乏性なのか我が家にはサプリメント類を備えていない。それらしきものは夏場に飲む自家製のゴーヤジュースだろうか。ゴーヤは知人の農園から直送で頂いた新鮮なもの。スライスして冷凍する。冷凍ゴーヤ、バナナ、牛乳、リンゴジュースなどをミキサーに掛けて仕上げる。飲むと体の芯まで冷えるのが分かる。今年は前線の停滞でひと休みしていたが、このところのぶり返した猛暑で復活した。

 ゴーヤは苦瓜とも呼ぶ。あの独特の苦みが人によって好き嫌いの分かれ目になっている。ブログに「苦みがなくて何のゴーヤかな」と句のように特徴を言い表したのがあった。食べづらいほど苦みの強いゴーヤに出会っていない。我が家の冷凍ゴーヤは夏場だけでなくゴーヤチャンプルなどになっていつでも登場出来る。
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ARで宮島の花火大会

2021年08月28日 | 生活・ニュース

(写真をクリックしてください)
 購読の地元紙、別刷りの4頁がある。赤字で「AR花火特別号」と記載があり、1面と4面見開きで、宮島の大鳥居を配した写真が載っている。記事には、1973年から続いた宮島水中花火大会は長い歴史に幕を下ろすことになった。毎年5千発の花火に照らされ笑顔から何事にも代えがたい喜びをもらった。約半世紀の歴史だったが、またいつの日かたくさんの笑顔に出会えることを願っていると結んである。。

 紙面を広げ、スマホで掲載の2次元コードを読み取り、再びスマホを紙面に向けると、三十数年前に見たことがある花火大会の光景が写る。紙面の二次元コードからの動画は幾度も見てきたが、これはすごい、目のまえで次々に花火が上がっている。驚きを書くと笑われそうなのでこのくらいにしておくが、久しぶりに宮島の花火を見た。

 これは「拡張現実(AR)」という技術という。説明によると「実在する風景にバーチャルの視覚情報を重ねて表示することで、目の前にある世界を“仮想的に拡張する”」とある。さらに、日常生活の利便性を向上させ、新しい楽しみを生み出せる新機軸の技術として注目を集めているそうだ。スマホ向けのサービスとして簡単に実現できるという。

 打ち切りは、「大会当日訪れる約5万人の観客の安全を確保するのが困難」という警備の負担が大きいことから打ち切りにいたったようだ。人の安全に勝るものはない、関係者皆さんのこれまでのご苦労に感謝する。年々変わる重文指定の街並みもこうした技術で記録を保存して欲しい。
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折り句

2021年08月27日 | 生活・ニュース

 在京の知人のブログやホームページで「折り句」という頭を使う文化的な遊びのあることを数年前から知っていた。面白そうなので何作か挑戦してみたが駄作にもならない始末だ。「折り句」とは「古くから日本にある言葉遊びの一種で、一つの文章や詩の中に、別の意味を持つ言葉を織り込む『あいうえお作文』のようなもの」と説明がある。

 「ある言葉の一字一字を頭に置いて詩や句を作る」。自作の中で自分が最も気に入ってる句はこれ。
  パ ットひらめく歳を超え
  ソ れでもコツコツ積み重ね
  コ 味効かせた一作創りたい
  ン そな夢見てキーを打つ

 そんな折り句コンテストの全国大会(http://oriku.or.jp/)のあることは知っていた。ところがその大会のチラシが市の中央公民館に置かれていて驚いた。驚くことはないのだろうがこんな地方まで、と思ったからだ。でも、今年の5月に市内で作品展が開かれ、大勢の人が鑑賞し賑わっていたことを思い出し、チラシがあっても不思議はない。

 「元気よく、生き生きと、気持ちがゆったり、正直に」など、これは子どもたちの折り句を読んで思いつく言葉。どこからこうした思いをさせてくれる発想が出て来るのか、接してみないと分からないのだろうが、何か明るい未来を思い浮かべる。
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縁起凧

2021年08月26日 | 生活・ニュース

 伺った家の壁に「縁起凧」と染め抜かれた横長の布にいくつかの凧が描かれている。いろんな種類がある、面白そうだと眺めていると「それは手拭です」と教えられた。「どういういわれかわからないが、いただき物ですが面白そうなので飾っている」と続いた。縁起は社寺に由来する言葉らしく、また、悪い兆候を吉に祝いなおすともいわれることから「縁起がいい」などと使う。

 どういう基準で選ばれたのか分からないが、全国から23個の凧が描かれている。これまで見ている形が多いが、初めての形もある。その一つに伊勢原市の「あぶ(虻)凧」がある。虻に刺された経験のある人は多かろうが、その人を刺す虻が原図のようで、江戸時代から今も続いているという。風が弱くても揚がる風袋がついているそうだ。ほかに蝉や蝶、蜂などもある.。

 山口県では下関の「ふぐ凧」が描かれている。見たことはないが、下関にはフグ凧が誇らしげに風に揺れている地域がるという。下関といえばフグの街、この凧も全国にフアンがおられるという。ふぐ凧は、口の部分を中抜けにした構造とユニークなふくの顔がとても印象的とPRされている。フグ提灯や土鈴は見たことはあるが凧は初めて知った。

 凧は細い竹ひごを骨組みにして紙を貼り糸をつけ風の力を利用して空高く揚げる。そのために尾の長さを変えたり糸の位置を変えたり工夫して競ったことことを思い出す。凧は正月の遊び道具という印象だが、最近は西洋凧のカイトが楽しまれている。手作り凧より高く揚がっている。手拭の縁起凧、まだ話しは続きそうだ。
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16時45分

2021年08月25日 | 地域

 16時45分、この時間に東京都の新型コロナウイルス新規感染者数が発表れる時間に決まっている。TVはいち早く報道し、関連する情報とあわせ分析や解説をする。遠く離れた地の感染者値だが、ここでの数値が国の方針決定に大きなファクターを占めているので重みがある。

 とはいいながら、ここ山口県は福岡と広島の緊急事態宣言県にサンドイッチされている。下関市には北九州から多数の飲酒客が来ているというレポートがあり、同市の感染者数は県内でずば抜けて高い。広島と接し往来の多いわが市の感染者にはお隣に関連する感染者が出ているから油断ならない。

 錦川沿いに広がる河川敷広場、ここでは多くの市民の様々な人が運動や遊びに利用している。散歩の途中、ここで体を動かし楽しむ人やノックを受ける子どもらを眺めるのも楽しみの一つになっている。しかし、コロナ感染の拡大で、広場の利用自粛願いの掲示が出され、人影を見なくなった。代わりに登場したのは雑草、遠目には綺麗な緑は芝生かと見間違う。ここにもコロナの関連がある。

 首都圏の人出の映像、例えば昨日のブルーインパルスの飛行、これを見る長い人の列は蜜状態で、マイクに向かって我流の言い訳をしているが、これでは感染は治まらない。地域では学校行事、子ども会の盆踊りなど夏の行事はすべて中止、そのくらい徹底して感染防止に取り組んでいる。ある方が人流抑制策として「東京発着の新幹線と飛行機をすべて止めたら」という意見を書いていた。なるほど効果あるかもと思った。
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赤トンボ

2021年08月24日 | 生活・ニュース

 台風12号は日本海で熱低に変わり、その濃い色の雨雲が北日本方面へ動いている。スマホの雨雲レーダーがご当地は「しばらく雨は降りません」と表示する。確かに周辺に雨雲を示す青色の雲の塊は映っていない。湿度は高くムッとするが久しぶりに散歩に出る。

 同じ思いをする人なのか犬を連れた数人の人と出会う。大型犬を連れた人が「犬につれられて」と笑いながら話す。「傘をさしての散歩では犬も気の毒がってか、短時間で切り上げていたが、曇天だが降らないのでゆっくり遊ばせてやる」。その気持ちが伝わるのかリードがピント伸びている。

 増水し危険水位を超えていた錦川も水位は平常に戻っているが、もとの清流に戻るにはまだまだ時間がかかる。予報では明日までは雨マークがついているが静かな雨であって欲しい。側溝があふれて流れ出た水に草がなぎ倒されているところもある。

 こんな雨上がりだが赤トンボが数匹飛んでいた。撮ろうとがんばってみたが残念ながらものにならなかった。処暑が過ぎ秋に向かうことを知っているかのように姿を見せてくれた赤トンボ、生き物の季節感にはいつもながら驚かされる。
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電柱の背伸び

2021年08月23日 | 自然 季節

 岩国城の建つ城山の向こうには、入道雲に似た雲が久しぶりにいくつか盛り上がっている。湿度が高く蒸し暑いが陽射しはやはりいい。昼前からアメダス測定の日照時間が表示されほっと一息といったところ。天気予報、今日は曇りで明日は曇り時々雨、台風から変わった低気圧の進路が心配だ。雨はしばらくほしくないが、これを待つ地域もある。

 西日本では月間雨量の3倍4倍という降水量で被害も出ている。しかし、北海道北部では、日本最大級の幻の淡水魚イトウが多数死んでいるのが発見された。これは降水不足による水量の減少と今夏の気温の高さによる水温の上昇で酸欠状態となった可能性が高いという。北海道の人のブログによると、全域で今年7月の雨量は昨年の10%前後とある。長い列島いろいろある。

 陽にあたってくっきりした黒い影を久しぶりに見る。その一つ、電柱が長い影を描いている。暑くて、雨続きで縮こまっていたが思いっきり背筋を伸ばしているようで、気持ち良さそうに見える。重いトランスや開閉器を取り付けられ、四方八方へ伸びる電線に引っ張られており、本当に疲れているだろう。

 私も電柱の背伸びにつられて両手を伸ばしてしばらく背伸びする。太陽はやっぱりまぶしいが陽ざしは気持ちいい。給水して雨の降らぬうちにちょっと家の外回りの片づけをする。汗でぐっしょり、動けばまだ夏、処暑の感じはまだ遠そうだ。
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リコリスの一番咲き

2021年08月22日 | 自然 季節

 今日は旧暦の7月15日で明日は処暑。暑さがおさまる意味で、暑さが止み新涼が間近いという日にあたる。このところの天候不順で長雨が続き、各地に大きな被害が発生した。この地でも気象の警報や注意報は頻繁に出されたが幸いなことに、大きな被害は報じられていない。

 4年ほど前に嫁入りしてきたリコリスは今朝、咲き始めた。このところのぐずついた天気でイライラしていたかもしれないが、1番花が開いた。暑い夏が終わり涼しい風が吹き始める彼岸の頃が中心だが、早いものは7月に開くという。遅い物は10月というから、種類をそろえれば、4カ月くらい楽しめるとある。

 メモを見ると、昨年は9月4日に咲き初めだから、どんな訳があるのかわからないが2週間くらい早い。そのせいか、茎の背丈が低い。暑さ、長雨、肥料不足だろうか。花が終わり葉が茂り養分を根に送ると葉は枯れて消えていく。花と葉は会うことは無いがお互いがその存在を認識しあう相思花、今年も実を結んだ。

 世情は新型コロナの目に見えない相手との戦争中で「感染拡大を図る」と一国の総理が言い間違うほど混乱している。彼岸花類には多くの薬効があり、使われている。コロナに対する薬効は含んでいないのだろうか、高価な化学合成をしなくても済みそうに思える。まもなく稲刈り、本物の彼岸花が畔をにぎわせ秋が深まる。
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