日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

値上げの新年度

2024年03月31日 | 社会 政治

 令和5年度は今日まで。公的には明日からは新年度という区切りに入るが、退職すれば年度という区切りはなくなり、平凡な日々の連続でしかない。数日前には教員を含む公務員の異動が紙面を黒く染めていたが、新たな気持ちで諸課題に取り組んでほしい。

 新年度を待っていたかのように生活への負担が増える。2800品目を超える食品関連の値上げ、宅配便などサービスの値上げ、コロナウイルスワクチンの有料化、高齢者は年齢や収入に応じて公的医療保険引き上げなどの社会保障関連の出費増が始まる。期待は金利政策変更での貯預金金利のアップだが、どうなるか。

 コロナワクチンは65歳以上7千円、対象外の人は原則実費というから、治療を断る人が出るかもしれない。CMでは帯状疱疹や肺炎球菌ワクチンも薦めるが夫婦で2回打てば8万円くらい掛かる、とは済ませた人の話し。ハムやソーセージでは4割程度高くなる商品もあるという。年金生活者は要注意の新年度の幕開けになる。

 気が重くなる新年度の幕開けになる。いっぽうでは桜の開花情報で気分をまぎらわせてくれてはいるが、旬の物と言えばタケノコが店頭に並んだ。先日小さな物が1本600円に驚いたとあったが、目にしたのは20㌢ほどで800円、まだ高根の花だ。用材として竹を使い竹林整備は出来ないだろうか。

 (今日の575) 値上がりで晩酌減すとブログ友
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スマホのお陰で

2024年03月30日 | 生活・ニュース

 「目に焼き付けてこい」、これは「 目(ま)の当たりにしたものを強く記憶に留めて忘れないようにする、見たものをしっかりと心に刻む」といった意味の言い回しと解説にある。人、風景、光景など外見や印象を心や脳にとどめおくことと思う。投稿にはそんなシーンを書かれたものを良く目にする。

 今ごろは「目に焼き付けて」など言い聞かせることはないだろう。何があっても記憶にとどめることなどしなくて良くなった。そのようなシーンに出くわすと幾百とも思えるスマホが一斉に頭上に現れ、対象の動きにつれてスマホの向きが変わる。肝心なことは目で見て記憶するのでなく小さなメモリーに記録するだけになった。

 昨日の朝のこと。5時に朝刊をとりに出たときは空一面に雲が張りつめていた。6時、日の出こころ、何か起きたかのように一面青空。そこには旧暦2月19日の月が見下ろしている。すっきりしない日より続きに晴れたのでスマホで月を入れ広範囲に撮った。そのまま月にズームして手振れの限度で月だけを撮った。

 それを確認して驚いた。スマホで撮れるなんて思ってもいなかった月面の紋様が写っている。望遠レンズの時はそれなりに意識してとってはいるが、今回はとにかく驚いた。目に焼き付ける代わりをスマホが果たしてくれた。スマホ販売のキャッチフレーズにカメラが大きな役割を果たしていることを思い出した。これからは相棒として大事にしよう。

 (今日の575) スマホだと舐めるな見たかこの1写
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手に持ってみて

2024年03月29日 | 生活・ニュース

 通信販売、店舗などを持たず各種メディアを通じて商売をすると思ている。オンラインショップやネットショップなど、連日TV-CMや紙面で誘いがかかる。便利で利用者が多く、これの影響を受け店じまいもあるやに報道される。何度か利用したが、朝9時に発注してその日の17時に届いたことがあり、そのシステムに驚いたことがある。

 ある有名な通販会社から頼みもしないのにカタログが届いた。そこには購入を考えていたコードレス掃除機が載っていた。よく名前の知られた複数の学識ある女性が主婦の立場から商品を絶賛している。こんな人らがお薦めならと、価格も適当だしと注文した。届いた商品を使って驚いたのは、説明や推薦で載っていたいいところは無しだった。今もその通販会社の名前は見る。

 通販の商品説明の裏を解読しきれない自分に懲りて、あれ以降、金額の張る物は原則実物を手に持ってから購入している。コードレス掃除機は量販店で、店員から説明を受け、手に取って動かし、使用感など納得して購入した。その性能に満足している。通販の中には売れば終わりの社があるのかもしれない。

 こんな通販社もある。ホームセンターで小型の高圧洗浄機を発注し購入、メーカーに利用者登録をした。久しぶりに使おうとしたら充電用アダブターが不明に、メーカーに連絡すると「ご購入から1年以内なので無料でお送りします」と新品が届いた。こういうメーカーのあることも知っておきたい。

 (今日の575) カタログの推薦文に釣られたり
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空き地の活用

2024年03月28日 | 地域

 散歩していても空き地が結構目に付く。以前は家が建つか貸し駐車場になるケースが多かった。最近、新しい空き地活用なのかトランクルームが登場した。都会を舞台にした刑事ドラマなどでは犯罪絡みで本来の使用目的でない形で登場、都会の話しだと思って眺めていた。

 散歩の道沿いに並んだトランクルームは頑丈で清潔感のあるボックスが整然と並んでいる。車の乗り入れも考慮された空間が確保してある。家の新築に比べれば投資額は少なくて済むだろう、これは素人の思い。逆に目には見えない防犯への備えがされているのだろう、とも思う。家の新築には狭いが、トランクルームなら土地が活かせられているところもある。

 自分がトランクルームを借りるとしたら何を入れるのだろう。人に見られて困るものはない、高価と言える品物もないなど思いつかない。そこでトランクルームに入れる物をチェックしてみた。すると何種類にも分類でき、それぞれに納得できる品物が例示されている。類するものはあっても中2階の部屋にみんな収まっている。建てるとき収納に工夫した効果かと一人自慢する。

 外観では窓らしきものは見えないから人は住めないだろうし、同じように生き物や植物もなども格納は出来ないだろう。貴重品や可燃物なども禁止されるという。我が家の倉庫は「100人乗っても大丈夫」という頑丈な屋根CMでおなじみの物。しかし30年、屋根のところどころに錆が発生、ペンキを塗った。しばらくは大丈夫だろう。

 (今日の575) 物置がいつの間にやら雑品庫
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機能性表示食品に思う

2024年03月27日 | 社会 政治

 定期的に検診を受ける医師は「何かサプリメント類を使っていますか」とたま~に確認される。全くその経験は無いので返事は簡単に済む。知人が、使ってみたいなと思うサプリメント全部を使用したら、その金額は月平均3万円近くになるので思いとどまっていると聞いたことがある。

 どんな痛みも痒みも体調不調も、あのTV-CMのビフォーアフター映像を見たら飲んでみたい、貼ってみたい、塗ってみたと思うのは人情だろう。映像では、宣伝商品をどのくらいの期間使用したらアフター映像のような姿になれるのかが不明だが、長く根気よく続けて使用することが必須のようにうかがえる。

 機能性表示食品のサプリメント摂取で健康を害し入院治療を受けている事案が大きく報道されている。合わせて購入者2名の死亡も報じられた。今日、関連商品の回収命令が出されたそうだが、原因の早急な究明が求められる。機能性表示食品は効果や安全性の科学的根拠を示し消費者庁に届け出れば事業者の責任で表示できるという。これ絶対安全といえるの。

 国は届け出がある約6800製品について緊急点検をするという。効果や安全性についての表示内容が適切でないと指摘された、という社告が老眼では到底読みずらい超小文字で紙面載っていることがある。CMの価格は年金暮らしには安価とはいえない、使用するときは熟慮し医師や薬剤師へ相談してからにしよう。

 (今日の575) 効くのかな思えばすぐに相談を
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エンゲル係数下げる工夫

2024年03月26日 | 社会 政治

 「食品価格の上昇が家計を圧迫している」、国会の論戦でも、マスコミの記事でも、近所の付き合いの中の会話でも、これは人が集えば聞こえ誰も不思議に思わない声。年度が替わる4月からも食品を中心に値上げが報道されている。その値上げ幅は数%から30%あまりという。大手企業の賃上げはこれをカバー可能なのだろうか。

 こうした値上げによる生活への影響を表す総務省の家計調査でその影響がはっきりした。それは2人以上の所帯で消費に占める食費の割合(エンゲルケ係数)が2023年に27.8%に達し、いまの基準で遡れる2000年以降で最高となった。その原因は賃上げを上回る物価高が影響していると指摘されている。エンゲル係数、すっかり忘れていた社会科の教科書を思い出した。

 エンゲル係数を下げる工夫、食べないのが最善だろうがそれは出来ない。ならば支出を抑える工夫をする。それに応えるため大型店舗では付与ポイントの増加、シニアデーの設定、誘客用の特売品の販売等など工夫が凝らされる。高齢者は勿論だが若い人も結構これを喜び、その日やその曜日を選んで店舗へ向かう。

 エンゲル係数の上昇は、家計支出での食費の割合が高くなることで、収入が一定額で裏金のない家庭では食費以外の購買へ回す金は節約せざるを得ない。これは国が目指す経済の循環に反する。日銀の政策転換が株価を楽しむ人ら以外も好環境へ変わることを期待する。

 (今日の575) 所得増エンゲル係数逓減す
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途中から気づく

2024年03月25日 | 生活・ニュース

 大相撲、ニュースで見るくらいで中継を見なくなって久しい。訪問するブログで大フアンの人はひいきの力士情報は勿論、全体の感想や終盤になると優勝力士の予想も載り始める。この人くらい詳しくなると、中継を見ないわけにはいかないだろう。こうした熱心なフアンがあって伝統の取り組みが続くのだろう。

 そんな大相撲春場所が、尊富士(たけるふじ)という東前頭17枚目の力士が13勝2敗の初優勝で幕を閉じた。優勝と合わせ殊勲、敢闘、技能のすべての賞も受賞した。現行の優勝制度が確立した1909(明治42)年以降では1914(大正3)年夏場所以来の新入幕優勝という。また、幕尻優勝は4人目という。

 TV中継は見ていないが、新聞の星取表は見ていた。「東の幕尻で全勝がいる」と気づいたのは中日近くだった。それからはスポーツニュースを気にしていた。すると全勝が大きな扱いになり、いつの間にか全勝優勝を願っていた。14日目の退場姿に気をもんでいたが、負傷を思わせない千秋楽の取組に感動した。不振の上位力士に刺激を与えたと思う。

 地方巡業の大相撲を小学生のとき錦帯橋下の川原で2回見た。栃錦、若乃花、千代の山、鏡里、吉葉山などの横綱の強さが記憶にある。ラジオで聞き覚えの力士名の姿を見たとき、その大きさに驚いたものです。地方従業といっても今の時代、石ころの川原場所はなんて無いでしょう。

 (今日の575) 勝敗はあっという間についている
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こんなこともある

2024年03月24日 | 地域

 Y字交差点の奥側のカーブはR2号線、錦帯橋方面と旧城下町地域への分岐点にあたる。完成して50年以上経つと思うが、その年数と同じ期間通っている。この交差点での事故を見たことはないし、話も耳にしたことはない、安全な道路だと思っているが、交通量は多く油断はしていない。

 先日の雨の日だった。信号が赤になり先頭で止まった。何か変だなあ、と思いながら眺めていて気づいた。それは対向車線に信号待ちしている車が1台もいない、交差点を通過する車もいない。人の横断は陸橋利用なので見えないが、自転車も見えない。長年通っているが初めて経験したちょっと不気味な光景だった。青信号で発進するとき控えめにアクセルを踏んだ。

 こんなこともある。ある日曜日の朝8時半過ぎ、R2号の迂回路になる県道でのこと。市街を抜けたところにGSが2店ある。休日は市価より安い価格で、この日1店はガソリン160円の店頭表示、私の前を走っていた10台くらいの車が全部GSに入った。そこから2㌔先の追い越し可能車線までは先頭で走った。

 この迂回路が完成して52年になる。山を崩し田畑を埋めて急峻な国道のバイバスとなった。10数キロの迂回路にGSは4店あったが1店は撤退した。もう1店も土日は数円値下げした店頭表示になっている。値下げすれば売れるので休日だけ値下げ、売るためにはこんなこともあるんだ。

 (今日の575)  9円も安けりゃ寄って給油する
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月齢十三夜の月

2024年03月23日 | 自然 季節

 春分の日を中日とした前後3日を含めた7日間がお彼岸。彼岸の初日を彼岸の入り、最終日を彼岸明けで今日がその最後の日に当たる。この彼岸の期間は天気があまり芳しくなく、今日も雨、降ったり止んだり、雨足も強く弱くを繰り返し桜前線を惑わしている。

 午前中、早くに用事を済ませ何となくスマホをポンポンとつついていた。スマホを多くの人があらゆる面で活用されていることは聞いているが、そんな器用なことはしていない、ではなく出来ないだろうと頭から決めている。そんな調子で開いていたら「今日は十三夜」とある。旧暦2月14日だからかな、とよく見たら、月の満ち欠けの度合いを示す「月齢」によることを知った。

 月齢によると、0%:新月、1%~49%:三日月、50%:四半期の月(上弦の月)、51%~99%:十三夜の月、100%:満月、99%~51%:十八夜、50%:下弦の月、49%~1%:二十六夜、とある。上弦は月の右半分、下弦は月の左半分それぞれが輝く。満月は25日とある。月への思い違いが晴れたが今夜は雨で見えない。

 「十三夜の月」は陰暦九月十三の月、「十六夜の月」は仲秋名月の翌日の月と歳時記に載っている。「河岸の柳の行きずりに ・・・」で始まるのは昭和18年のヒット曲は十三夜。最近はこんな日本の言葉で味わいのある歌が聞かれない。月に人間が降り立つ時代だから仕方ないのだろうか。

 (今日の575) 探索機走りてイメージ変わる月
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芽吹き始まる

2024年03月22日 | 自然 季節

 「暑さ寒さも彼岸まで」とは古くから季節を表す表現として伝わっている。彼岸は過ぎたがこのところの空模様というか天候というかは定まらずに気象予報士を悩ませている。三寒四温の言葉どおりにならず、昨日と今日でひと月も前後する気温変化もある。桜の開花予想も後へずれていくようだ。これでは錦帯橋畔の桜の開花も遅れそうだ。

 冬寒いのは当たり前だが、今朝出会った人から「いつまでこの寒さかのう」と声を掛けられた。確かに「寒さ」と言う言葉は、肌でじかに感じる寒さから気持ちの上での寒さまでを表しているように感じる。「寒い」ともいうが、こちらは気温が低く寒気の強さを表しているよう思っている。寒さ、寒い、寒し、どれにも違いがあるようだ。

 桜の開花に注目が集まっている。桜は葉より先に花がひらき、花が終わって鮮やかな緑の葉が茂る。ということもあって、春の息吹を見落としていませんかと問いかけてくるのは若芽、地面にも枯れたように葉を落とした木々にも小さいが、これから春への生気を感じさせる芽吹きが始まっている。教えなくても巡らせる自然の神秘にいつも感心する。

 近所の蝋梅も花が終わった。少し前には落ちた花たちが風に吹かれて競争するかのように路面を転がりながら去っていく。咲いている蝋梅は愛でても、転がっていくそれは誰からも見向きもされない、これが運命だろうか。花も見事だが散り際も見ていれば面白い。

 (今日の575) スズメらが落ち葉に潜む虫探し
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