暦は残り今日だけ。何もかも今日を最後に締めくくるように纏めたり明日からへの準備をしたりとわが家でも何かと気ぜわしい。不思議な習慣だ。1枚繰ると全く違った世が来るのだ。なんとも不思議な習慣に思える。嫁と家内はおせち料理を相談しながら作った。
わが家は大きな波風もなく暮れを迎えられた。八百万の神々に感謝しなければならない。と言いながら孫との時間に深甚なことは出来ない。
スーパーの駐車場で目にした。小さな小鳥が考えごとをしているかのように下向きでぴょんぴょんと動いていた。ロダンの考える人ほどではないが考える小鳥に見えた。小さな小鳥も考えながら年の暮れを迎えている。万物の霊長といいながら「偽」で終わる日本、人間はもっともっと考えなければ、と小鳥を目で追った。
何かを予感させるのか越年寒波、子年は明るい陽射しの年を望みたい。
今年1年、ブログのご訪問ありがとうございました。
よいお年をお迎えください。
(写真:省みることを教えてくれた小鳥)