日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

5Gの 電波

2020年11月30日 | 生活・ニュース

 何度目の受け取りになるだろうか「二つ折りケータイをご利用の方に大切なお知らせ」のゆうメール。内容は「長らくご愛顧いただいている二つ折りケータイの修理受付が終了している可能性がある」という文面、続いてスマートフォンへの取り換えを促す案内へと続く。大きな文字で見やすく、文字入力がらくらく、きれいな写真が撮れるなど誘いの言葉が並ぶ。

 今、私名義でスマホとガラケイを使っている。ガラケイは使い始めてから何年過ぎただろうか、まったく記憶にない。そろそろ切り替えかと考えているが、にわかに起きた携帯関係の値下げ、国主導というのはいかがかと思うが、もう少し見通しがついてからにしようなどと躊躇している。最近は訪問予約がないと受付しない店舗もあるとか。コロナ禍とはいえどちらが客だろう。

 世は第5世代を意味する5Gに変わろうとしている。市内の中心部に新しい電柱らしきものがお目見えしていた。聞くと某社の5G用のアンテナという。5G進化を説明する例えで「車での移動が飛行機になったようなもの」という。高速で大量に届くという。平凡な日常の生活にどのように直結させるのだろうか。

 取り換えたが5Gに対応していないでは何のことか分からない。しっかり確認してから行動しよう。5G化に伴う設備投資はばかにならないというが、これが利用者にどのくらいの負担がかかるのか、不便を感じていない現状では出費が気になる。まだ、5Gの恩恵に属していない当市だが、お使いの4Gスマホは修理ができません、そんなゆうメールが届く日が来るかもしれない。
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来訪者

2020年11月29日 | 生活・ニュース

 あるお宅の門扉に「監視カメラ作動中」と書かれたA4判の掲示が目に付く。何となく玄関の方を見ると小さな赤い灯りが見える。それが作動していることを示しているのだろう。そのお宅の前を通過するだけだが何かしゃんとしない気持ちになる。しかし最近はこうして録画された映像が犯罪捜査に利用されていることを思えば一定の役目を果たしているのだろう。

 我が家は録画機能はないが来訪者を映像と双方向の会話ができる玄関チャイムを取り付けている。映像と声で来訪者が確認できれば安心して玄関に出れる。先日の日暮れどき、名乗らずに「ご近所でオール電化工事をしますのでご説明に上がりました。玄関までお願いします」、この手は複数回来ている。断ると門扉を力いっぱいたたきつけるようにして出て行った。扉は跳ね返って閉まらない様子を映像で確認しながら笑った。

 顔を見せないで訪ねて来るのはメール。最近続いているのが世界的な通販会社名を名乗り「銀行が支払いを拒否しています。至急連絡を」と手続きを促すメール。そもそも発注していないので支払いは発生しない。さらに宛先が「お客様」で送信先が特定されておらず、誰でもいいから送っておけという事だろう。

 夜はチャイムの上部に灯りをつけている。灯りがあると羽根のある小さな虫がやって来る。その来訪を待っているのは爬虫類のヤモリ、たまに見かけるのはさほど大きくないが、ガラス面でも貼り付ける四肢の指を広げじっとしている。ヤモリのお陰で玄関回りの虫が少ないのかもしれない。という事でヤモリを追い払ったことはない。
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地域の催事終わる

2020年11月28日 | 地域

 「秋祭り コロナのせいで できないよ(小学1年)」「幼稚園 同窓会が なくなった(小学5年)」。今年はコロナのせいで子供たちにも出来なかったことがいっぱいあった。新学期と共に始まった一斉休校、近くの小学校は5月の運動会が中止に、遠足も見送りになった。「孫が可哀そうで」と近所の人の話し。

 子ども夏祭り、これは例年なら練習した盆踊りなどを、太鼓の音頭やアニメの曲などに合わせ輪になって踊る、輪の周辺には昔ながらの屋台が並びそれはにぎわう地域最大の行事だがこれも残念という事になった。敬老会や定期的な高齢者の集いなど中止が相次ぐ。1年で最後の行事となる子供対象のしめ縄作りもコロナで中止が決まっている。

 氏神様関係でも内容が変更された。夏の祇園祭、子ども神輿も地域を太鼓の音に合わせご巡幸も見送り、錦帯橋の花火大会も中止となり夏の行事は何も開かれなかった。11月の終わりのゑびす講、今年は関係者だけの祭事で行われた。毎年、接待所が設けられ温かい飲み物を手にした会話ができず、したがって富くじも引けなった。

 地域伝統芸能である「こぬか踊り」も開かれなかった。考えてみればこれら行事は屋外が主ではあるが、いづれも3蜜状態の回避は難しい。祭事の中止は全国的なことであり、罹らぬうつさぬが最大のコロナ感染対策ならば理解できる。経済か感染防止かで対策が混沌としている。さて、命か経済かどちらだろう。
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消えるなススキ

2020年11月27日 | 地域

 コロナ禍でもありTV画面に映し出される各地の紅葉を楽しむ。綺麗に見事に映るようセットされたカメラから伝わって来る風景は、視覚を変えて撮られていて、現地で見るより贅沢かもしれないと思いながら見ている。最近はドローンで空撮が容易になり、ひときわそう思うようになった。4Kや8KTVであればより綺麗に美しく見えるのだろうが。

 市内には安芸の宮島の紅葉名所と同じ名前の紅葉谷公園がある。その規模は宮島さんには及ばないが紅葉したその姿は勝るとも劣らないと自負する。公園内には幾本かの銀杏の木がある。このイチョウの黄葉とモミジの紅葉が織りなす光景はいつのシーズン眺めても見飽きない。もちろんカメラを向ける人は多い。

 夏の終わりから秋にかけて茂り秋の七草でもあるススキ、紅葉の頃に見ごろとなる。先日、途中からで場所は見落としたがTV画面いっぱいにススキの原を遠、近、俯瞰と見せて楽しませてくれた。そのあとで毎年ススキを撮りに行く近くの中州へ出向いた。中州が年々雑木や雑草が茂りススキが肩身の狭くなる思いをしているように感じていた。

 昨年はそれでもススキの風になびく秋が撮れた。今年は雑木や雑草の茂りがより進んでいた。ススキは漢字で書けば芒で草が亡くなると表す。目の前の状態はススキが育つ環境を遠ざけている。昨年は何とかススキのそばで撮れたが今年はそんな小道も茂みで閉ざされている。中州が中州の姿に返るのはいつだろうか。
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カタカナ語

2020年11月26日 | 生活・ニュース

 新型コロナウイルスの発生で新しいカタカナ語に戸惑った。オーバーシュート(爆発的患者急増)、ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)、パンデミック(世界的大流行)、クラスター(集団感染)、ロックダウン(都市封鎖)、ステイホーム(家にいよう)、ウーバーワークイーツ(飲食店の料理配達サービス)、エクモ(人工心肺装置)まだまだある。

 現代の社会ではカタカナ語を抜きにしたり無視しては生活が成り立たなくなっている。それは身の回り上下左右どこにも存在し機能もしており日本語同様に使っている言葉も多い。カタカナ語を取り入れないことには現在の便利な生活が出来なくなっている。日本語は中国の漢字を読み替えたのだから本来は外来語かもしれない。

 国語辞典にもカタカナ語は採用されている。およそ20年前、定年退職の記念にと飲み屋さんから国語辞典をもらった。最初の「あ」の項は「アーク」が最初でアールシー(鉄筋)まで17語ある。これがあいうえお順に続くき、最後はワシントンで「米国北西部の州」と載っている。英、米、ドイツ、オランダ、フランス、スペインなど地球を俯瞰する形で各国の言葉がカタカナ語として選択されているが、国名は気にしないで使っている。

 ブログ、メール何を書いてもカタカナ語は欠かせないが、横文字苦手な身では悩ましいことが多い。外国語が日本語と同じように日常の生活に根付く、グローバル化というのでしょうか。今さら聞くのは恥ずかしい、とカタカナ語辞典がよく売れているとか。しかし、最近は新しいカタカナ語の登場が多く辞書では追っつかないようだ。
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神のみぞ知る

2020年11月25日 | 生活・ニュース

 新型コロナウイルスのアメリカの感染者数やフランス2回目のロックダウン、国内ではGo Toキャンペーンもようやくブレーキを掛けようとしているが遅すぎる、ある年会費の集金に見えた連れ合いを亡くされている高齢の女性がこんな話をしながら、友達との会話もままならず、難儀なことです、と長期にわたるもの足りない世相を話される。

 先月末の満月(ブルームーン)の写真を孫が送ってくれた。スマホの中の丸い月を見ていると、長いこと帰省していない孫の顔を思い出したと話す顔がゆるむ。地域で開かれていた定期的な高齢者の集いも春から中止が続き、知り合いとも長いこと話をしていない。スマホで話ができるそうだが私には無理、そんな話をして次に回られた。

 ブルームーンの話で思い出した。その夜、自宅のベランダで月を鑑賞した人。人と人の出会いもリモートが推奨されるご時世、この月もネットで検索すればいくらでも動画や映像で見れるがやはり物足りない。それは狭い画面の中だけでの出会いでしかない。人と人の出会いが出来る日が早く来て欲しい、そう結んであった。

 コロナ感染者数は連日更新している。最近は高齢者層の感染増が心配されている。高齢者の一人としては気になる。家庭内感染が増加といわれるが、高齢者の感染増はこれに起因していないだろうか。しかし、都市部や観光地の人出映像を見ると、どこにも感染の因は潜んでいるようだ。気安い人と人との出会いが戻ってくるのはいつになるだろう。これこそ某大臣答弁の「神のみぞ知る」ことだろうか。
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ハスの穴

2020年11月24日 | 生活・ニュース

 手元の言葉の本は数年前、新刊発行からすぐに購入した。私的には参考書的な本として、これまでどのくらいの回数開いているか分からないが、先日のことある挿絵に「おっ、これは」と気づいた。それは食について書かれた章で、煮物らしいハス(レンコン)を赤い箸で持ち上げたごく普通の絵で驚くほどのことはないと思われるかもしれないが、穴が9個ある。

 何年前のことだろう。愛媛県で乗合の観光バスで旅行中、愛媛県産品の一つハスを紹介していたバスガイドが「岩国のハスは穴が9個ありこれは特別です」そんな紹介をした。しかし、同乗者にはさして面白い話ではなかったようだが、私はよくぞ紹介してくれた、そう思いながら、岩国以外でも知られていることを喜んだ。

 岩国市はハスの産地として知られている。その歴史は古く1811(文化8)年に藩営となったが、それ以前から栽培され200年の歴史がある。穴が9個には首を傾げられる人もおられようが、市の公式観光案内でも紹介している。色白で肉厚でシャキシャキしているがほくほくした食感がいい。

 ハスの話題になると穴9個を自慢げに話しているのに、その自慢のハスが挿絵になっているのにこれまで気づかなかったとはうかつだった。ハスの穴は続いていることから「見通しがいい、先が見える」と縁起かつぎには喜ばれ、お節料理には欠かせない郷土のひと品となっている。土付きで店頭に並ぶがそれなりの値がついていることもあり気品がただよう。
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勤労感謝の日

2020年11月23日 | 生活・ニュース

 一年で最後の祝日となる勤労感謝の日は1948(昭和23)年に制定された。「働いている人に感謝する日」と思いがちだが、法の目的は「勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう日」が趣旨となっている。「仕事をたっとぶ、大事に尊重するものとして重んじ、その成果を喜び、みんなで感謝しよういうこと」と解説がある。

 社会人となって40年余、経済の大きな波風に揺られたこともあるが、職を失うこともなく無事に定年となって20年が経つ。コロナ禍で仕事を奪われ、その復帰が見通せない人々、商いを失い又はそう悩む多くの人々のことを思いながら、仕事が続けられたという諸々の事々に改めて感謝の気持ちを持たねばと思い直す。

 新嘗祭が勤労感謝の日に変わって72年、働き方は大きく変わった。これからの将来の仕事の姿はどうなるのだろう。もしかしたら人工知能(AI)が人間の知的営みを行うことになるのだろうか。現にAIは身近なところで登場し活用されており人の職域に進出している。AIの進歩は仕事への尊びや成果への感謝のあり方が変わるのだろうか。

 勤労とは「心身を労して勤めにはげむこと。一定の時間内に一定の労務に服すること(広辞苑)」「自分の務めとして働くこと(新明解国語辞典)」とある。社会貢献のために働くという人もいる。私は生活のため生きていくために働いた、それが正直な気持ちだ。そのためには真摯な姿勢で務めたと思っている。だから定年まで働けたことは有難かったと感謝している。
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小 雪

2020年11月22日 | 自然 季節

 二十四節気の初めは立春、きょうはそれから20番目、立冬から数えて15日目の小雪、この後は大雪、冬至、小寒、大寒と続く。北の国、雪国から雪の便りが届く頃だが本格的な冬ではない。ということで、雪といってもさほど多くないことから、小雪といわれるようになったそうだ。昨冬は降雪量が少なく、この地方のスキー場は困惑、閉鎖になったとこもある。この冬はどうだろう。

 今冬も、北の国では降雪機のフル稼働でオープンしたというスキー場の映像を見た。私はスキー経験がないので、スキー場の様子は映像でしか知らない。それらは何れも気持ちよさそうに、そして格好よく滑っている。今年のコロナ禍でもゲレンデの上では感染の心配が少しは薄れるのかなと思う。

 小雪でいよいよ冬の入り口に入ったことになる。昼間はさほど寒くはないが紅葉は落ち葉になり昼間は短くなる。今朝の日のでは6時51分、日の入りは17時04分とある。冬至まではさらに昼間は狭まる。日本も西洋化と科学的進歩でこうした季節感を生活に活かすことが少なくなった。特に農業で明日の天気などは衛星情報に頼っている。

 「風邪には〇〇3錠」というCMが耳奥に残っているし薬箱に入っている。インフルエンザの季節になった。これは流行性感冒で流感と略され、流感は季語にもなっている。今冬はコロナがこれに加わるが、コロナで一句とはシャレにしても言えない厳しい状況になっている。市内の新たな感染者5名増え99名に達した。集計外の米軍基地も2名増え35名に、一層気をつけねばならない。
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感染拡大中

2020年11月21日 | 地域

 3連休初日、コロナ感染か急速に拡大している。人の移動がその一つの原因といわれる中、報道では羽田空港や東京駅、千歳空港の状況を「大混雑」と報じ、9月の4連休に似た状況という。3連休の最終日は「勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」ことを趣旨としている勤労感謝の日、医療従事者への感謝を心しよう。

 市内の感染者が複数のクラスター発生などで急増、市内感染者は94名と県内で最多となっている。また、米軍基地では33名の感染が軍によって確認され、市内全体では130名に達する感染状況にある。北海道在住の方が、道民には行動自粛を求めながら、GoTo来道者は制限なしはおかしいという声、道内の感染を思えば怒りは理解できる。今夕、運用見直しが表明された、3連休の前ならよかったのに。

 市内の感染拡大を受けてだろうか、10日ぶりに行った近くの図書館の閲覧机にアクリルの遮蔽版が設けられていた。型枠が厚紙で工夫がされていて、やわらかな感じが館内になじむ。館内はアルコール消毒、換気など対策はとられているが、大きな飛沫防止版に利用者は安心して読書や調べで利用できる。

 感染防止策として行政から出される方策、よく考えて見ると最終的には「感染は自己責任です」ととれるのは考えすぎだろうか。市内の感染増発を受けた市長のメッセージからも手洗い、マスクなどで独自の新しい予防策は無かった。「出かけんにゃあうつりゃあせん」、先ほど立ち話した人の話が最も簡単で確実な「うつさない、罹らない」対策だろう。
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