日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

ツバメと挨拶

2008年04月29日 | 自然 季節


「やって来たか」と今年初めてツバメを見たのは3月の終りだった。
春に渡来して秋の終りころ暖かくなる南方に帰っていく。燕尾服を着たこの鳥は誰からも愛されている。

早朝4時過ぎのウオーキングを続けている。この時間に出会うのは新聞と牛乳の配達をする人だけ。その仲間に最近ツバメが加わった。

家から500メートルほど歩いたところに大正時代に立てられた写真館がある。その前の電線で1羽のツバメが鳴いている。同じ位置でもう10日あまりになる。何かを待つのか、あたりを警戒する見張りなのかは分からない。鳴き続けている。

ツバメは卵から巣立つまで5週間必要という。巣立つと巣へは戻らないで電線などでにとまり、餌さ獲りの実践教育を受けるという。

すると先のツバメは今年の1番子かも知れない。心もち小さく見えるのは夜明け前の暗さだけではない。鳴き声の意味は分からないが、親を呼んでいるようにも聞こえる。

今朝も見上げて「お早う」と声をかけ、1枚だけ写真を撮った。ブログに載せると断らなかったが許してくれるだろう。朝の挨拶を交わす仲だから。

(写真:挨拶を交わすツバメ)

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拾った小枝

2008年04月28日 | 自然 季節


GWのお出かけ先や各地の催しが放送やチラシで賑やかだ。思案されている方も多かろう。期間中のお天気はよさそうな予報だ。

公園のつつじが剪定され綺麗に片付けられた後に、少し大きめの小枝が取り残されていた。たいした思いもなく持ち返り挿し、適当に水をやっていた。

春になり若葉が芽を出し1人前の大きさに育った。そしたら当たり前のように花が咲いた。狭い庭に彩どりが加わった。何か大きな得をした気持ちだ。

花が終わったらも少しましな鉢に植替え来年はいい花を咲かせてやろうと欲が出る。欲が出ると咲かないかも知れないが。

何気なく拾われた小枝の恩返しかまだ花芽がある。あと暫らくは咲いているだろう。

明日は恒例の錦帯橋祭り。文化財指定の南条踊りや奴道中、大名行列も通りを練り歩く。錦帯橋周辺では多彩な催しが予定される。毎年多くに人出で賑わうが明日はどんな様子だろう。

(写真:拾った小枝に咲いたつつじ)
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出口調査

2008年04月27日 | 生活・ニュース


衆議院議員補選、20時の投票終了時刻と同時に「当確」がNHKも民放もスパーが入った。開票どころか投票箱が閉じられている時間だろう。出口調査の結果によるものだろう。

電話世論調査を2回受けたことがある。質問は機械的、回答は用意された幾つかから選択する。複数選択したいが許されない。「どちらのウエイトが大きいですか」であっという間に終わる。

選挙の出口調査も似たりだが、こちらは印刷されている。方法は電話調査と同じように設問とその回答例示から選ぶ、複数回答の設問もあった。1分とかからない。

こうして纏められた結果が報道の資料になる。勿論、理論的な分析が加えられての結果ではあるが。どこの社も絶対値に差はあるが類似の傾向が出るから馬鹿にできない。

今回の補選は保守が負けた。この結果がこれからの政治にどのような影響が現れるか、開票前に先走ったことを思っている。

(写真:NHKのHPより)
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見ぬが花

2008年04月26日 | 生活・ニュース


道筋におかれたプランター、今が盛りと咲くチューリップやビオラの植えられたものを店や自宅に運びこまれる映像が流れる。聖火が通る事への対策として。皆さんの怒りが伝わる。

衝撃的な映像が流れた。深夜の官庁街でスーツ姿の男、傘を振り回してチューリップの花を悲惨な姿にしていた。その男の姿かたちからは一応のなりをしているが、中味はいったい何なのだろう。

そのほかにも各地で花畑やプランターの花が無残な姿にされている。何れの花もボランティアで育ててこられたという。泣いて怒る気持ちはよくわかる。単なる出来心ではすまされない。

「見ぬが花という」は、何事も実際に見ないであれこれ想像しているうちの方が楽しいという。はなの苗、いや種から育てる時の気持ちはこれに似ていよう。

明日は全国注目の衆院補選。300選挙区の1つに過ぎず、ましてや保守王国のこの地の選挙に在京の報道機関から大挙の取材陣。ホテルは選挙景気とか。

明日の夜半には「見ぬが花」ではすまない現実が候補者にもそして有権者にも訪れる。

(写真:我家の小さな庭に咲いた花)
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八重桜

2008年04月25日 | 生活・ニュース


沖縄から始まった桜前線が北海道中央部まで北上、札幌の桜が見ごろという。4ヵ月近くもかけて日本中を楽しませてくれた今年の桜もまもなく終わる。

桜の種類は大きく分類すると9種類、交配種をあわせると100種類、園芸品種をあわせると300種類以上あると、解説がある。60種という説明もある。かように沢山の種類があるということがわかる。

錦帯橋上流の桜トンネル、僅かに花びらを残した桜が1本ある。根本には花びらが「遅くまですみません」と申しわけなさそうに散っている。あとわずか、頑張れよと見上げて通る。

陶芸教室から窓越しに見える八重桜。海抜500メートルほどの向かいの山の斜面で今が盛りと咲いている。小雨にけむりおぼろげに見える色合に風情がある。観桜におとづれる人もそう多くはないだろうが、しっかりと咲いている。独り占めしたようないい気になる。

各地からつつじや牡丹の便りが知らされる。GWも間近、穏やかな日和を期待する。

(写真:小雨にけむる八重桜)
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水くるま

2008年04月24日 | 回想


最高気温が20度を越え夏日も観測されるころになった。早いところでは田植えの準備が始まっていた。天気予報の花粉情報が紫外線注意報に変わった。穀雨が過ぎ春は終わった。

街なかを過ぎると雑草も勢いを得たように延びている。その中に子どものころ水遊びに使った、正式な呼び名は知らないが「はいたな」を見つけた。群生していた。大きな1本を選んで持ち帰った。

持ち帰ってみると思いのほかスマート、子どもの手では握りしめれないほどの大きなものもあったが、そのだ半分ほどだ。時期が早いのかも知れない。はいたなは竹のように節がありその間は中空になっている。上手く折ると「ポン」という音がする。

遊び方はこうだ。まず適当な長さ、そう15センチほどの筒を作る。切り端の両側から中心に向けて切れ目を入れる。そして10本あまりに切り分ける。ここが難しい。切りすぎると割れて用を果たさなくなる。

切り分けたら1日ほど水につけておく。すると切り分けられた1本1本が外側に回り込む。指を曲げ手の甲を併せたような形に変わる。筒に小枝を通す。小川の石で小さな滝を作り、そこにかざすと水車のように回り始める。

そんなことを思い出しながら作ってみた。今は誰もしない遊びだろうと思いながら水道を滝代わりにしたが上手く廻らなかった。ちょうど訪ねてきた入園したばかりの女の子、なんの興味も示さなかった。

(写真:はいたなの水車)
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昼食

2008年04月23日 | 陶芸


在職のころの昼食はもっぱら社員食堂派。安く内容も考えてあるから安心して食べれる。退職前は改装されてカフェテリア方式となり、メニューもより多彩になり楽しめた。ご飯と小鉢3品で300円あまりの昼食も可能だった。

定年後に契約社員として再就職、その退職直前の東京出張での昼食、送別会を兼ねたそれは豪華だった。銀座のあるお店。予約してあったカレーは数千円とか。ワインなどのドリンクを含めたら幾らだろう、と田舎者は思った。数千円の味は記憶していない。

さらに、お昼どきのその店内は主婦層がほとんどを占めている。テーブルには豪華な料理が並び、談笑の姿にビジネスは関係なさそうだ。この方たちの主人は勤め先でどんな昼食だろう、といらぬ事を考えた。

昼食は簡単に済ませるという話は聞く。しかし都会では、昼食のため長蛇の列で待つ姿がある。自分には真似のできないことで「よく辛抱強く待たれる」と感心する。そうしなければ美味しいものは食べれない、と諭されたことがある。

陶芸教室の昼食。施設の厨房で作られるランチを全員がいただく。メインディッシュは何かと楽しみにまつ。季節の何かが入った家庭的な料理がいい。同年輩の集まりだからそこから話が広がる。気づけば食べ終えている、かように楽しい陶芸教室の昼食風景は明るい。

(写真:今日の昼食、680円)
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石化産業の飛躍願う

2008年04月22日 | エッセイサロン
 

 関門トンネルが開通し、インスタントラーメンが登場した同じ年、日本に石油化学工業が花開き、今年で半世紀がたつ。

 その国内初の総合石油化学発祥の地としてスタート、付加価値の高い製品の生産が今も続く工場で、操業50周年記念式典が行われ、OBの1人として参列した。

 当初は、海外技術の導入により誕生した石化事業は、生産技術の研究と改良を積み重ねる中で独自の技術を完成させた。今は、それを世界に輸出するなど日本産業の一翼を担っている。

 この技術進歩について、記念講演では「知と技術の融和」が世界に誇れる生産技術を誕生させた、と触媒技術の進化を例に話された。

 研究陣がつくり出したもの、それを生産につなげる力が「知と技術の融和」である。このたゆまぬ努力が、これからも日本産業の技術革新に欠かせない源になる、と結ばれた。

 技術的進歩の過程で事故や公害といった課題、操業の安全確保、地域との共存など企業責任の末端に携わった1人として、式典は貴重な体験を思い出させ、感慨深いものだった。

 将来の工場像は企業責任を認識、工場を活性化させ、地域の元気づくりに貢献したいという。後輩のさらなる50年に期待する。

  2008年㋃22日 中国新聞「広場」掲載

(写真:商品写真の原材料として高機能性製品が使用される/工場パンフレットから)
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作成中

2008年04月21日 | 生活・ニュース


欲しいと思いながら手をつけていなかったホームページ。

その作成にようやく手をつけた。

なにをアップするかよく決まっていない。

そのためページを作っては削除することの繰返し。

作りながらHPは便利なツールになることは分かった。

あと少し中味を考えてみる。

(写真:思案中のトップページ)
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長寿と後期

2008年04月20日 | 生活・ニュース


道沿いの花壇には沢山の花が今が盛りと咲いている。花の苗を求める人も多い。

我家の庭にひときわ目立つ黄色の花。昨年の11月、正月準備で植えた葉牡丹、春の陽気に誘われ一気に成長した。およそ半年も長居する長寿の花になる。白系より赤系の成長が良い。長寿といえばこのところ人の長寿は慶ばれないのか、と思えることが多い。

後期を長寿と呼びかえるなんて遊びのような話題がおきた。そんな後期を今朝の新聞川柳から拾った。
「春と来た後期高齢保険証」、「後期医療次に頂く死期証明」、「趣味の会後期高齢者が支え」の3首が目についた。

前期高齢の身、やがて後期の仲間入りにする。その時はどんな川柳が浮かぶだろうか。「川柳も詠めぬ後期の生活苦」にならないよう健康も資金も手立てを考えねばと、ミツバチの元気な羽音を聞きながら考えていた。

(写真:半年も居ついているお礼に咲いた葉牡丹)
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