日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

汗だく

2007年06月30日 | 生活・ニュース


朝ウォーク。梅雨に似合わない晴れた空。川沿いは気持ちよい風。川は薄茶色のにごり水。紫陽花の葉の水滴が涼しい。みんな昨日の雨のせいだろうか。

歩きながら、今日の予定変更を思いついた。
家を建ててから13年、フローリングへのワックス塗りは毎年1、2回欠かさずに行ってきた。が今年は雑用が重なり、1ヶ月以上遅れている。梅雨の晴れ間、私流天気予報は申し分ない。今日はワックス塗りをやろう、そう決めた。

その準備のため部屋の物を移動する。ワックスを塗ると同じように大変な作業になる。子供のころ夏休みに経験した大掃除を思い出す。
慣れた流れでワックスを塗る。汚れも取れる。塗りむらがないか見直しながら塗る。20分もすると汗拭きの時間もばかにならない、そう思いながら塗り続けた。

汗をかいただけの値打ちがある、仕上がりを眺め、自己満足しながら1時間半の作業を終えた。家内は嬉しそにご苦労さま、と差出した琥珀色の液体はビールならぬ冷たいお茶だった。

ワックス使用上の注意に30分以上乾燥させることとある。さらに厚く塗るなと有るが、暑いときにするなとは書いてなかった。
(写真:少しは若さを取り戻したフローリング)
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川面

2007年06月29日 | 自然 季節


波風起てずに穏やかな生活。もめごと、ごたごた一切お断り、いやなつらい経験もお断り、大方の人の思い願う生活だ。一方、世の波風にもまれたくましくなった、といい評価を受けることもある。

風が吹かない日はない。いまは梅雨の蒸し暑い風に悩みながらも、多くの地域でダムの貯水量増へ連なる風と雨を待っている。奄美大島は梅雨明けと報道された。まもなく当地もそうなる。一雨欲しい。

錦帯橋の鵜飼、事情があってひと月遅れで7月1日から始まる。伝統の篝火が消えなかったことを多くの市民が喜んでいる。水量の少なさが少し気になる。

鵜飼が繰り広げられる錦帯橋下は、川幅200㍍ほど、四季を映しながら静かに流れている。が、川面の様子は日々違って見える。
流れが止まったように見える一面鏡のような穏やかな川面、風による波紋が忙しそうに流れる川面、渦巻き流れる大雨のあとの川面、川魚が跳ね波紋が広がる川面などその時々がみんないい。

今朝の川面。流れの真ん中は鏡のようで、錦帯橋と夜明けまじかの雲を映ている。その左右は波立ち、忙しく錦帯橋下へ流れていく。鵜飼の見物客を乗せる遊覧船は気持ちよさそうにゆったりと波にゆれていた。
世相と同じ、自然にもにいろいろな流れがある。
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返り咲き

2007年06月28日 | 生活・ニュース


元議員が当選すると「返り咲き」と見出しが躍る。いったん衰えたものが再び栄える、もとの地位に復帰することをあらわしている。近づく参議院議員選挙でも「返り咲き」を狙う人も多いようだ。

返り咲くには、多くの苦労と努力に加え周囲の支えが必要になる。当選をし日がたつと、自己の努力のみが語られ周囲からの支援が忘れられる。志と異なる方向へ進む人もある。

豊かさを求める人の手により、自然は少しずつ壊されてきた。温暖化を先頭にいろいろな自然破壊が起きている。地球を返り咲きさせる普段の努力を心がけたい。

母の日に息子夫婦から届いたカーネーション。1度咲き終えたあと切り取った。それから毎日の水やりと日光にあてる、この繰り返していたら咲き始めた。つぼみも沢山つき、ひまわりと朝顔が咲くまでしばらく楽しめそうだ。

うっとうしい梅雨のひと時、ピンク色が癒してくれるか。
(写真は返り咲きしたカーネーション)
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生き物好き

2007年06月27日 | 生活・ニュース


姪の来春から通園する男の子。生き物が大好き。お菓子、着る物、絵本、お絵描きとあらゆる場面に生きもがのかたちが有れば喜ぶという。ムカデ以外は恐れずに手づかみする、でも捕らえてしばらくしたら離すという。が、親は目が離せないと困っている。

先日の我家。おばちゃん上げる、と差し出した手の平には、庭で集めた「まる虫」が数匹乗っていたという。めだかの鉢の側へしゃがみ、ジィーと見つめていることはしばしば目にしている。

いつから生き物が好きになったのか、親たちは思い当たらないばかりか、虫が嫌いなものばかりだ。大きくなったら、大学の獣医学科で勉強し、動物のお医者さんになれ、と話した。分かったカのように「うん」と返事した。動物のお医者、これが分かったのかも知れない。

数センチほどのカミキリムシを捕まえ、20㌢四角の虫かごへ入れた。
虫好きな子に「取りに来る」か問い合わせたら「いく」元気な声で返ってきた。胡瓜を入れておいて、と付け加えた。

かみきりは、髪きりとかくそうだ。世界に2万種、最大なものは10㌢もあるという。口の左右に鋭い大顎があり、竹木類を咬む。長い触角は持つのが特徴だ、これはにわか仕込み髪きり虫講座だ。

虫かごの中を忙しそうに動く、いや自由になりたいと、その途を探し回っているようにも見える。眺めていると、60年近く前、野山を駆け回ったころを思い出した。

ありがとうもどこへやら、食い入るように見つめる子供の目、いい目をしている。
(写真は虫かごの中を自由になりたいと動く髪きり虫)
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先入観

2007年06月26日 | 生活・ニュース


ある会話。
「ふみきり」の意味を説明出来るかという。ばかにされたようで「線路と道路が交わるところ」と答える。「そこではどうする」。「電車が来たら止まる」。「それだけか」。「ほかに何がある」。「思い切って飛び越えられないか」と、途方もないことを言う。「ふみきり」にはそんな意味もあるんだ、と先の人は笑った。

帰宅途中、N駅近くの踏切で一旦停車し、発車しようとしたら警報機がなり始めた。サイドブレーキを引き停車した。ここは、列車がN駅へ停車する前から警報機が作動する。遮断機を潜り抜ける人を見たこともある。忙しいのだろう。列車の通過を待ちながら、踏切に飛び越す意味があるのか、会話のことを思い出していた。

辞書を開いた。線路と道路の交差する場所に続いて、次のように載っていた。1つは、跳躍競技において、強く足を踏み切ること、またはその場所。2つ目は、思い切ること、ふんぎりとある。相撲で足を土俵外に出すこともいう(広辞苑)。

禅問答ではないんだ。「ふみきり」は「踏切」で、「線路と道路の交差するところ」で「列車が来たら止まる」これが普通の答えと思う。が、辞書を見たら、踏切を飛び越える、そんな解釈も成り立ちそうだ、そう感じたことに驚いた。

ふみきりと聞かれ、最初の会話のように答えた。それしか頭に浮かばない固定された言葉だった。突飛な解釈を聞き辞書を開くと、突飛な解釈も理解出来そうになった。が、3段飛や走り幅跳び、棒高跳びなどの踏切と、線路を飛び越える解釈には無理がある。話としては愉快で楽しいが。
先入観を捨てなさいは先人の言葉。やわらかい頭になりたいと思いながらも踏切の先入観には拘っている。
(写真はN駅近くの踏切を通過する列車)

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遠隔操作

2007年06月25日 | パソコン講座


主婦は夕食準備に忙しいころ。「印刷できません。教えてください」と受話器から聞こえた。先日開いたM町でのパソコン講座、そのときの受講者からだった。「困ったときには電話をください」と講座の終りに電話番号を板書した。

お互いパソコンの前で電話を持っての会話。電源は、インクは、パソコンからプリンターへの操作は、用紙は等などの様子を伺う。テキスト通りで間違いはない。

「どうして印刷できないことが分かったか」との問いに「印刷したら白紙が出てきた」その声は不信そうだった。「インクジェトですか」「そうです」。「前回いつころ印刷されました」「覚えていない、何ヶ月もまえかも?」。

ノズルの詰まり、と判断し電話講座を始めた。いくつかの操作を電話で伝える。初めての操作です、といわれながらも手際よく進むように感じた。数分で終わった。

ジィージィーという印刷独特の音が電話を通して聞こえ始めた。待つこと10数秒、「印刷できます。ありがとうございました。またお願いします」で電話講座は終了した。
それは我家の夕食時間だった。遠隔講座、いやプリンターを復活させたのだから遠隔操作なのかもしれない、晩酌が美味かったのはいうまでもない。
(写真はパソコン講座用のテキストを印刷中のプリンター2台))
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デビュー

2007年06月24日 | 生活・ニュース


ある新聞社が、新聞社と読者、インターネットユーザーとの双方向のコミュニケーション作りを狙いにしたブログがある。開設されてそれほど古くはない。

そのブログに、紙面担当者の苦心談の書き込み、読者の紙面への感想気づきなど書き込めるコーナーがある。そのコーナに「読者の執筆欄」が新設された。今日がその初日。

執筆者は新聞投稿が縁で知り合った方。
第1回は長い文章になりそう、執筆への緊張とその責任の重さ、先日会ったとき伺った。そのとき、気づいたヒントを話した。デビュー作にはそのヒントが採用されていた。もともと気づかれていたかも知れなかったが。

初回の内容は、「障がい児童の明るく健康な様子とそれへの理解を広める」、ボランティアではじめた「手作り新聞」の第2号発行についてだった。

取材とそこから生まれる葛藤を織り交ぜた2000字の書き込み。素人が未知へ挑戦する気概と苦労、新しく知ることや輪の広がりへの喜び、よく伝わってきた。

次回を楽しみに待ちながら、この新しいブログ欄が、ボランティアの輪の新しい広がりへ連なることを願っている。
(写真はブログのトップタイトル)
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仮想水

2007年06月23日 | 生活・ニュース


期待したが予報ほどは降らなかった雨。錦川の水量は減る一方だ。来月から鵜飼も始まるが、どんな様子になるのか。沖縄地方の梅雨は、遅く入って早くあけた、と報道されている。このままだと、水不足が本当に心配だ。

各地のダムは、春からの雨が少なく、すでに節水対策の始まった地域もある。日本は降水量は世界2位、しかし人口当たりのそれは4分の1という。水豊かな国、この言葉を返上するときがくるかも。

自給率4割の日本の食糧事情。6割は輸入。その「農畜産物などの生産に必要な水の量は400億立方㍍以上。こうした水は仮想水といい、全国で使う生活水と工業用水の量をはるかにしのぐ」とする報道があった。この仮想水量は黒4ダム貯水量の200倍になる。日本は仮想水として形を変えた水の輸入国に変わっている。。

外出先で目にしたのは、水の心配をしなくていい緑一面の田植えされた水田。すでに株数も増えており、成長が目に見える。農家の方のご苦労が感じられた。おたまじゃくしも季節を喜んでいた。害虫はまだ付かないのか、ツバメは見えなかった。
敷き詰められた緑の絨毯状の稲田の側へ立つと、なんとなく気持ち豊かになった感じだった。

梅雨明けまでには、各地のダムが水1杯になって欲しいものだ。
(写真は気持ちもやわらぐ水田の緑)

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成長した虫

2007年06月22日 | エッセイサロン


 虫も殺せないイエスマン。転入3ヵ月目、真摯実直だが、発言を控える彼への裏評価。その彼が、職場の机に顔を伏せていた。

 窓越しに見た彼の背中は男泣き。知らぬ顔をして「帰るか」と誘った。秋の日暮れ道、彼は明るくふるまった。翌日から、意識して彼の発言を促した。1年。自ら意見を出し始めた。

 転勤する彼の送別会。一言も言わず目をみつめ、私の手を握った。力強い握りに彼の自信を感じ、うれしかった。

 先日「定年、街づくり活動をしています」とはがきが届いた。書添えられたバラの絵、二十数年前の、秋の夕暮れの空と同じ橙色だった。

  (2007年6月22日 毎日新聞「はがき随筆 四季特集「虫」掲載)

今朝、エッセイサロン代表のOさんから電話で掲載を知らされた。正直喜んだ。課題への応募は初経験だった。これからの大きな励みになる。
(写真は四季特集「虫」掲載紙面の1部)
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花によせる

2007年06月20日 | 生活・ニュース


朝ウォークの道沿いに3種類の紫陽花が10数㍍も連なっている所がある。どなたかが雑草を刈られた。そのころから花が付き始め、ちょっとしたスポットのように見える。写真も数枚撮っている。

先日、ウォークで通りかかったとき、その紫陽花の根元へ女性1人がしゃがんでおられた。何されてるのか、と思ったがそのまま通り過ぎた。少しいくと自転車の荷かごに10数本の紫陽花が入っていた。その色は、いま眺めてきたと同じ色だった。

歩車道分離帯の花を鋏で摘んでいる婦人を見かけた。顔があったら急いで自転車を押して反対方向へ向かった。綺麗に手入れされ、通る人を和ませる花を持ち帰る、それがどんな行為か解らぬことはない年齢の人だった。

「花は盗ってもも罪にならん」こんなことを聞かれたことはありませんか。屁理屈と分かっているだろうに。
花を愛でる気持ちは良いが、人様の花を無断で持ち去れば、それは盗花となり花は喜ばないなだろう。

近所の方から「根こそぎ持ち帰る人もある」と聞いた。花が欲しいと思ったら一声かけてからいただく、花を愛でるマナーは守ろう。
(写真は咲き始めた道沿いの紫陽花)
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