日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

草抜き中の警報

2023年08月31日 | 自然 季節

 狭庭の草抜き。「前回の草抜きから何日すぎたかなあ、少し早すぎる」そんなことを思いながら、麦わら帽子を冠り手を動かしていた。何十年もしていることで、腰の疲れを感じると腰を伸ばして再開する。腰を伸ばす回数が増えたのは歳のせいかな、と思いながら繰り返す。

 スマホの警報音が鳴る。開くと「強い雨が降る」と地域とその時間が届いている。見上げる空に雨雲は見えない。雨雲レーダーを見ると近づいているのがわかる。気象予報でも突然の雨に注意を促していた。警報は届いたが草抜きは続けていた。

 今日はこのくらいで止めようかな、そう思っているとき再び警報が入る。同時に暑い日差しが途切れ少し薄暗くなった。西方の空を見ると黒く低い雨雲が迫っている。急いで抜いた草を片付ける。私の呼びかけで家内は急いで洗濯物を取り込む。待っていたように大粒の雨が降り風が吹き始めた。いや、久しぶりに小嵐を体験した。強い雨と風はすぐに収まり、静かな雨がしばらく続く。

 今夏は国内各地で大雨、突風、竜巻などの嵐が地域限定のように起き被害も発生、行事も中止など突発現象で被害が出ている。我が家の上を通過したのはほんの小嵐で何事もなかった。今日も東北の日本海側では最高気温は39度という解しがたいことになっている。地球は沸騰しているという国連事務総長の言を思い出す。トリプル台風の進路が気になるが備えるしかない。

 (今日の575) 人力じゃ自然の気まま止めきれず
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リコリスの芽

2023年08月30日 | 自然 季節

 いつかな、思いながら待っていたリコリスの芽、昨夕は見えなかったが今朝は6本覗いていた。これまでの芽の出た日を繰ってみると8月15日が最も早く22日、28日、29日を記録している。メモの中では一番遅いお芽覚めになる。6本一緒ということはこれまでと変わりない。咲くのを楽しみにまとう。

 過去に夏休みの宿題の一つ自由研究を模してリコリスの伸びを観察した。1日目8㌢、続けて14㌢、18㌢、8㌢と伸び、5日目の5㌢で伸びは止まり6日目に開花した。その伸びの7割は夕方から朝までの陽光の無い時間帯に伸びている。連日の猛暑の下で今年はどんなことになるのだろう。

 数年前に知人宅の庭から我が家の狭庭にやって来た。始めは彼岸花と思いそう紹介していた。FBでリコリスと教わりブログで訂正を載せたことがある。彼岸花と同類ではあるが「雑草という草はない」という牧野 富太郎並みの識者の庭からやって来た植物、おいそれと疎かには出来ない。

 花は葉を、葉は花をお互いに知らない。花が終わると秋の終わりころから葉が伸び始める。細い葉がびっしりと茂る。その役目は、花のために養分を球根に送っているという。春前になると葉は自然に枯れて役目を終える。それから数カ月すると花が開く、お互いが相思いあうと言うことで相思花と知人の識者から教わった。何か人生訓めいたものを教えられる。

 (今日の575) 彼岸花稲穂守って畔に咲く
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長距離3点シュート

2023年08月29日 | 生活・ニュース

 開催中の「バスケットボール男子ワールドカップ(W杯)」で、日本がフィンランドに98対88で勝利した。購読紙の見出しは「日本男子 歴史的1勝」とついている。素人で申し訳ないが、それほどの1勝なのかと驚く。今夜、オーストラリアと対戦する。パリ五輪の予選が掛かっており、重要な1戦、見ないわけにはいかない。

 と、強い興味を持つのは河村勇輝選手は当市に縁ある人。彼の母方の祖母から中学時代からの活躍を聞いており、今の姿を期待していた一人だ。私の知人に父方の祖母が「パリ五輪を目指しているのよ」と話されたと紹介している。ライブでは試合が見られない、と身内の心境も話されたという。

 河村選手の長距離3点シュート、ただただ驚きと入れよと願いながら見ている。その長距離シュートで気づいた。シュートしたボールが回転しながら放物線状に飛び得点に至る。まばたきくらいの短い時間だが、そのボールの白い中心点がぶれることなく流れるような放物線を描いている。これが回転するボールがぶれることなくゴールネットへ吸い込まれる技だろうと一人思っている。

 バスケの選手と言えば身長2㍍近くと思うが河村選手は172㌢だが「小さくても勝てる 自分が証明」と厳しさに向かっている。バスケは攻と守を瞬時に切り替えてのプレーが必要、子どもたちにその姿が伝わっているだろう。

 (今日の575) 身長のハンディー超えるハイシュート
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いいな ライトレール

2023年08月28日 | 社会 政治

 6年前の九州豪雨でJR九州の日田彦山線の添田駅と日田駅間は不通になっていた。線路を道路に変えこの間を結ぶバス高速輸送システムが今日から開業した。地元の人らの喜びの顔がはじける。運行数は鉄道の1.5倍、病院や商業施設などに駅が新設されその数が3倍の36に増えたという。乗車したことはないが、これだけでも地元の人らの喜びの顔の意味が解る。期待は大きいのだろう。

 宇都宮ライトレール開通のニュースをちょっと「いいなあ」という思いで見た。渋滞緩和のためと言われるが、他にも大きな狙いがあるそうだ。少子高齢化の社会を生き抜くために、車の運転ができなくとも市内を移動でき、健康で元気に生き抜くための公共交通を作るためという。延長も決まっているようだ。

 ローカル線の存廃を気遣う小さな地方都市ではこうした新しい将来性のある交通システムを構築するのは困難かもしおれないが、高齢過疎地域に住まいの人のためになるよう、ローカル線の運用方法を関係者には考えて欲しい。

 所用で出かけ徒歩で帰宅途中、緊急車が傍の陸橋を渡り始めた。下からはその姿は見えないが、ふと思った。この陸橋が無ければ緊急車は踏切を通り、狭い橋を渡って向こう側に行くしかない。私も運転してよく通る便利な陸橋である。高齢者や運転できない人へのこうした便利な手段の施策が欲しい。ライトレールの映像を見ながら思いついたまま。

 (今日の575) 藩政の迷路は今じゃ裏通り
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一旦停止のこと

2023年08月27日 | 地域

 「お宅の前の四つ角、一旦停止になっているが多くの車が止まらんねえ」、心やすい知人が驚いたように話しかけてきた。このブログでもこの四つ角、辻と言った方が似合うのだが、何度か気づいたことを書いてきたが、指摘された通りで、いくら我が屋の前と言っても、我が家が責任を負うことはないが、弁明の余地は微塵ほどもない。
 
 南北方向は離合できないが東西方向は離合できる道幅。南北方向の両側に一旦停止の標識と道路標示がある。たまに工事などで通行規制などがある。その時、警備会社の交通整理の人は「裏道なのに交通量が多い」と驚かれる。表通りのバイバス的な道になっており、それを知る人は通る。

 何件か人身事故も発生している、いわゆる「出会いがしら」と思う。自転車通学の男子高校生が軽自動車に飛ばされ、我が家のブロック塀に当たった。音に気付いた事故直後、運転手は車から降りるところ、高校生に声を掛けたがはぐったりしていた。後は警察と救急隊に委ねた。

 停止しない、徐行しない車を見ていると、この場所を通りなれているように思える。ミニパトカーは巡回しているが取り締まりは見ていない。大型の宅配車が通れば全く余裕のない道幅、狭くても広くても停止線の手前では一旦止まって、それから進む、やれば簡単なこと、運転技能検査を受けないためにも自覚してハンドルを握る。

 (今日の575) 停止線必ず止まり確認を
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Uターン

2023年08月26日 | 地域

 Uターン、自動車などがU字形に180度進路を変えること。もうひとつは、元の場所や状態に戻ることで、特に、都会に出た人が故郷へ戻ること(広辞苑)とある。盆帰省のUターン、今夏は台風とその後遺症で各地のターミナルで足止めという事態が発生し混乱した。該当された皆さんの心労はお察しします。

 もう一つ、地方の自治体ではUターンが期待されている。そのために各種の施策がとられている。このUターンはある理由で現在の居住地に移ったが、生まれた出身地に戻って転職したり、親の介護をしたり、故郷の再生に寄与するなど様々な形態がある。本県には「住みよさ日本一」というフレーズがあるがどうだろう。

 県の人口は150万人を超える時期もあったが、近々130万人を割るという予測記事がある。記事には下げ止まりの見通しは1行も見当たらない。学校統廃合の記事を見るだけでも減少への姿が見える。統廃合が進むと、若い人は子どもの教育を考え転居という。国からの支援や助成金に頼りすぎず、地元で生み出すものを創らないといけない。

 渋滞かな、と思っていたら先方に赤色灯パトカーが何台か。現場は見通せないが交差点の中らしい。警察官がUターンを指示している。大きな事故かと聞くと、そうですという返事だった。片側一車線の道で引き返す。渋滞の列は長く続いていた。60年近く運転するが事故でのUターンは2回目になる。安全に気を付け猛暑の道を大きく回り道をする。

 (今日の575) 生まれ地に住まい続けて故郷無し
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愚痴・陰口・悪口

2023年08月25日 | 生活・ニュース

 朝から怪しげな空模様。晴れ間が出るかなと思った夜明けだったが、結局日照時間は午後になって2時間余り。その間、空からは突然の雷、大粒の雨とその雨音、大雨注意の情報が何度か、気温は日差しが少なく最高気温は30.8度。湿度は高く蒸し暑さは改善しない。

 こんな、言っても仕方ないことを言って嘆くことを愚痴という。愚痴をこぼすというが、大声を出しても今日の日和は回復しないし、誰も聞いてはくれない。愚痴も聞いてもらえると気が晴れるというが自然現象の日和には通じない。

 先日、朝顔の咲かないことにかけて愚痴や陰口のようなことを書いた。驚いたことにそれから毎朝10数個の花が咲くようになった。赤と白が1日だけ各1個だが咲いた。朝顔にブログを読めるわけない。しかし、あの愚痴に陰口に悪口が朝顔に伝わったから咲き始めた、そう思うと何か目に見えない不思議な媒介が存在した、ということにしておこう。今、市内では妖怪の催しが続いている。

 愚痴や悪口、不平などは口にせず、嬉しいことばや笑えることを口から発していれば、周りも己も明るくなり、自分自身も磨かれるのかもしれない。自然に対する愚痴はなんの効果もないことになる。そう言いながら、稲のためにも雨を待つ農家の人に雨をもたらして欲しいものだ。

 (今日の575) 叶わぬと分かっていても口に出る
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写真展 日本の祭り

2023年08月24日 | 生活・ニュース

 定年退職後帰省され、趣味の写真展を開かれているのは近くの人。写真は現役時代から今も続けて撮られておられる全国各地の「日本の祭り」で、今回で14回目の写真展が始まった。今回は東北・関東・関西・中四国・九州のダイジェスト展、約70点の迫力と意気のある作品が並ぶ。

 いずれも日本を代表する祭どころ、その光景はニュース映像でしか見るのとはない。それを切り取った1枚1枚は、毎回のことだが舞う人の衣装や表情、お囃子方の陶酔した顔、神輿を担ぐ力強い迫力、喜びあう観衆の顔、それをじっくり見れる。そして準備される方の苦労が結実していることもわかる。

 近くの伝統芸能の写真もある。中には知人の顔もアップで写っている。鑑賞に見えていた年配の婦人が声を出して「あっ、〇〇さんだ」と喜ばれていた。こういう、人と人の出会い方はあまりないだろう。次に出会われたら大話になるのではなかろうか。

 撮影の苦労を聞いた。コロナ禍で各地とも3年間の空白があり、レンズ越しに見る風景に、これが3年間の空白か、思う違和感を持つこともあるそうだ。町内で世話役の知人からも似たような話しを聞いていた。祭りが連続して続くうちにこの空白期間が埋まることを願いながら会場を後にした。

 (今日の575) 裏方の活動ありて祭りあり
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処暑の朝雨

2023年08月23日 | 自然 季節

 暑さが止み涼しさが間近に来ている、今日はそんな意味を持つ処暑。異常気象が続いており、東北地方で最高気温が38度だ39度が観測されており、暦の意味とは異なる気象が続く。朝刊を取りに出る。黒く低い雲が上空一面に広がる。雨の近いことを教えてくれる。

 そんな空模様からルーチンの水やりは見送る。8時ころから本格的な雨と雷がやってきた。市内では昼過ぎくらいまでに20㍉ほどの降雨があったようだ。雨を待たれる地域の人には申し訳ないが、お天道様の手配には手が出せない。日差しがないだけしのぎよいが、冷気はなく蒸し暑い。

 学童保育の児童だろうか、ランドセルを背負い手荷物を持ちいつもの登校風景のように学校に向かっている。今日も雨が降りだした中、春から気かけるようになった男児2人が揃って黄色の傘をさして角を曲がっていった。いつも同じ服装、同じ帽子、同じ靴を履いている。背格好も似ている二人なので、双子さんかなと思い見送っている。

 水不足で農作物に被害が出ており、これ以上にならないことを願う声が聞こえる。台風6と7号の被害復旧もこれからだが、このさき二百十日が待ち受けている。東電の処理水放出には数十年先まで国が責任を持つと強調。異常気象を止めるにはそれと同じく長期間を要する。異常気象解消への国の長期政策を望みたい。

 (今日の575) 最近の節気ずれおり戸惑いぬ
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老少不定

2023年08月22日 | 生活・ニュース

 現役のころの話。朝の7時ころ、職場の外線電話が鳴る。出ると東京の病院の医師からだった。「救急で入院された方(氏名)が先ほど亡くなられました。お持ちの健康保険証からそちら会社にお勤めの(氏名)扶養者ということがわかり電話した。ついては亡くなられた方のお宅に連絡して欲しい」落ち着いた説明に連絡先を確認し、社員に連絡した。

 その葬儀で僧侶から「老少不定(ろうしょうふじょう)」という法話を拝聴した。「親が先に死ぬ、子どもは後で死ぬ、世の常はそうとは限らない。人の命・寿命は分かりかねる」そんなお話だった。両親を見送ってはいたが人の世のはかなさを感じ心に残っていた。

 散歩の道沿いにはいくつも寺があり、古い通り名には寺町もあり短い距離にいくつも寺がある。山門横の掲示にはよく教えが短い言葉で掲示されている。いつものように通りかかった山門の掲示に「老少不定」の文字をみた。あの葬儀で聞いた法話を思い出した。親に先立つ不孝を許して、そんな遺書もあるが物は順送りにはいかないものだ。

 健康保険証から、医師の適切な判断で亡くなった人の家族への連絡先が分かり、爾後の対応がスムースに進んだ。問題になっているマイナー保険証でもこうした連携が出来るのだろうか。個人情報を守るという姿勢のなかで、健康保険証のような応用動作が出来るといいのだが、ふと思った。

 (今日の575) 不定ゆえ人の寿命は定まらず
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