大相撲秋場所千秋楽から1週間、相撲の話題が紙面や画面に載ったり映ったりは無くなった。秋場所は在籍する4横綱のうち3横綱が休場という面でも話題になた。しかし横綱の意地というか底力を発揮し、逆転で西正横綱の日馬富士が優勝し、大相撲の面目を保ち協会はほっとされただろう。
大相撲本場所になると新聞紙面には3日目くらいから星取表が載るので力士の成績が一目でわかる。勝敗の対戦力士名も分かり、中継を見ない私も一人納得する。そんな秋場所の星取表、左上の空白は致し方ない理由があるものの相撲界としての対策を望みたい。さらに3横綱の次場所での健闘と活躍を期待する。特に稀勢の里の回復を祈る。
空白といえば国政選挙となれば必ず政治空白が起きる。これは政治が一時的にその機能を失うことで、行政、立法がその行使をできなくなる。緊急を要する危機管理にどう対応するか注目しなければいけない。Jアラート、異常気象、シーズン最中の台風、これらの情報に不安を抱く今、空白中の対応をしっかり保って欲しい。選挙戦、大揺れの情勢の中で始まる、有権者の厳しい目が必要になる。
星取表の空白は短い期間で修復しフアンを楽しませてくれるだろう。星取表を眺めて残念なのは郷土出身の力士名が今はない。怪傑黒頭巾の異名を持ち、最高位大関を張った魁傑は当市出身、第11代理事長も務めた。この空白を埋める力士の登場を願いながら、政治空白後の日本の姿を思い浮かべ報道を見ているが、素人目には揺れ動く姿しか想像できない。答えはあと3週間で出る。