日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

「お~い値上げ」

2022年05月31日 | 生活・ニュース

 日常生活の食品や常備品などを購入する妻が「何もかも高くなっている」と愚痴るのはずいぶん前からになる。値上げの原因は天候、新型コロナによる国内経済活動の停滞と世界的な不況、輸入原油価格の高騰など、都度説明されるが、解決策はいづれの報道にも見受けられない。

 こんななか、来月から秋にかけてのさらなる値上げラッシュが報じられる。内容は商品名ごとにその金額が明らかになっている。国内の物価は直近の短期で約2%アップ、日銀の目標に乗っているが、落ち着きではない。一方で賃金は大手企業を除けば物価高に追いついていない。国民年金は6月支給分から下がる。電気ガスなども大幅なアップになる。

 さてどうするか。答えは簡単、賃上げと年金を増額すること。日本の賃金は写真(TV朝日より)のようにここ30年間、欧米に比べれば失われた30年間となっている。国会で欧米の7~8%の値上げに比して日本は低いと答弁するが、賃上げ率を考慮すれば、巧みな導きで政治の失敗を覆い隠す答弁となっている。しかし、この間の企業の内部留保は膨れ上がっている。

 高齢者は貯預金を吐き出し経済活性化に寄与せよと国会でも言われる。老後の生活安定を国が保証するならそれもよかろうが、その保証は全くない。企業の内部留保は企業万一の時のためと認めながら、高齢者の貯預金はダメという論には納得できない。所得を増やし購買力を高め経済成長を図る、できないことだろうか。

 (今日の575) 年金の下がり見合いに購入減
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朝顔にいい雨

2022年05月30日 | 生活・ニュース

 4週間前に朝顔の種を撒いた。芽から苗らしく育った幾本かを移植している。そこがこのところの快晴であっという間に乾くので、湿り具合に気を使っていた。今朝の5時過ぎ新聞を取りに玄関を出る。小降りの小降りくらいの雨が静かに降っている。降りはじめだろうか道路はまだ乾いた跡が残っており、新聞は雨よけのポリ袋に入っていなかった。

 朝顔の様子を見に家の裏側に回る。柔らかい雨足に打たれる葉はここち良さそうに見える。強い雨足だとこうはいかない。一日雨模様の感じで、朝顔にはいい一日になった。

 昨年購入した朝顔の採種はしたが、花がいま一つの感じだったので今年も種を購入した。これが朝顔の種、というくらい小粒で、採種していたもの半分ほどの粒だった。これで育つかいな、そう思いながら蒔いた。発芽は古い種とほぼ同じくらいに始まったが、苗姿になるのは遅れた。

 朝顔の蔓が伸び始め、背側に張ったネットに絡むまでは強い雨には気をつけないとふびんな姿になる。今朝は5つ、今朝は7つと咲き始めるまでが楽しみに待つが、何十個と咲き始めるとあの色が少ない、花がちいさいなど勝手な好みで眺めることがある。朝顔に責任はないが知らぬ顔で夕方までがんばり、夜が明けると次にタッチしている。見事な申し送りになごませてもらう。今夏は電力不足が心配されるほどの暑さらしい。朝顔の任務はこれまで以上に重そうだ。大事にしよう。

 (今日の575) 種粒の違い気にせず咲けよ咲け
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ひるめし

2022年05月29日 | 生活・ニュース

 「忙しくて朝食抜き」、お決まりのようにドラマなどでは聞かされる。忙しければ少し早く起床したら、と言いたい。現実にどのくらいそうした勤め人がいるか知らないが、それで満足な仕事ができるかと問うてみたいが、年金生活ではそうした環境から遠のいている。私はこれまで特別な理由のない限り食事を抜いたことはない。

 あるところで昼食談議の輪の中に入ってしまった。それぞれがお気に入りの昼食、ランチという表現が多いが自慢の外食メニューをスマホを開いて見せあう。私にはそれがない、ということで陶芸教室のブログにアップしたある日の昼食写真を見せた。場の雰囲気は「これが昼食?」という感じだった。

 それは陶芸教室のある施設の食堂で提供される昼食。以前は750円の和洋中で、高齢者仲間みんなが大満足の内容だった。いろいろ事情があり昼食中断の時期もあったが、今は毎回、写真のような内容とコーヒー付きの550円で続いている。再開当初は見た目も内容も量も物足りない感じだったが、不思議なもので続くと慣れたのか馴らされたのか食べた、という感じになって来たから不思議だ。

 スマホに残されたそれぞれは、サラリーマンが毎日の昼食とするには、私の感覚ではかなり高額の小遣が使える人でないと厳しいだろうなと思える。だから「ランチ」という表現になるのか、そう思いながら、我らのかき揚げうどんと握り飯は年金生活者同好会のお昼として納得納得と言い聞かせおさめる。

 (今日の575) 社食でのお皿選びに人柄が
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時流を踏まえて

2022年05月28日 | 社会 政治

 第一生命保険の第35回サラリーマン川柳の応募総数6万2675句から投票によるベストテンが決まった。毎年、そうかそうなんだ、なるほどなるほど、うまい揶揄だなあー、そんな奴もいたいた、もしかしてこれは俺の事かよく見ていてくれる、時にはそうかなあ、など句ごとに「うまく詠まれてる」と楽しませてもらっている。

 川柳は「文芸的本質として、短い中にも心理をずばりと突く寸鉄性(警句的性格)と知的な当意即妙生が内包されている」、15年くらい前に川柳を勉強しようと購入した参考本に記されている。川柳には独特の「目」がある。それは、生臭い生き様や人間関係の複雑な絡み合いに向けてその断面を一句にする力という。

 サラ川の次回募集から「サラっと一句!わたしの川柳コンクール」との名称に変わるそうだ。サラ川は社内での募集でスタートしたが、投稿者は働く人に限らず主婦をはじめ幅広くなってきた背景がある。また、サラリーマン、これは男性を意味する言葉として長く使用された感があり時流を踏まえた変更のようだ。

 「会社一番」そんなサラリーマン時代を生きて来た身には、サラ川は時代の移りを教えてくれる教科書でもあった。コロナから大きく変化した働き方、さらに進化するだろうが、人なくしてはそれはかなわない。社会がどう変化しても川柳的視点から世相を切る作品を期待している。

 (今日の575) 川柳になれと毎晩指を折る
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スマホ2件

2022年05月27日 | 生活・ニュース

 スマホによる事故やトラブルも起きている。ひやりとした経験二つ。狭い道を車で通っていた。向こうからスマホ画面に熱中している姿の青年が歩いてくる。車を止めて様子を見ていたが気づかず、車に向ってくる。軽くクラクションを鳴らた。ちらっと上を見たが、車すれすれに通り過ぎた。注意の声掛けをしたが姿勢は変わらなかった。

 スーパーの商品棚と商品棚の間の狭い通路。スマホ電話に夢中の女性が止まっている。そばをすり抜けようとしたら女性がカート急転回、私の押しているカートにゴツン、それでも何事も無かったかのように去って行った。気をつけろ、声を掛けたが振り向きもしない。こんなだからスマホ使用中の事故は起きるはずだ。

 2024年のサービスが終了するまで二つ折り携帯を使うという知人がいる。笑いながら、自分の寿命との駆け引きと笑いながら4Gや5Gに見向見もしない。高齢者の多くもスマホ使用をするのを見かける。切り替えて良かった、それは送って来る孫の写真に元気をもらうという投稿が載っていた。その使途だけではもったいない気もするが、楽しめればいいか。

 孫に留学時の生活の不便を問うたところ「スマホがあれば特に不便はなかった」とケロッとしていた。それはどうしてかと、問うてみる知識のない自分に愛想をつかしたことを思い出す。便利な機能を備えているが、使いこなしているのはほんのわずかだ。でも、歩きながら、運転しながら使用をしないことを厳守している。
 
 (今日の575) スマホならチャンネル権は我ひとり
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くもり空

2022年05月26日 | 自然 季節

 児童の登校時間。我が家の上空はどんよりした曇り空。それに合わせたように児童らの多くが傘を携えて登校していく。感心感心と思いながら、子ども自身の気づきか親御さんの言い聞かせか、など苦もないことを思いながら見送る。傘は黄に黒、赤に桃と色はいろいろ、折りたたみ式もある。

 いつだったか、にわか雨の予報通り下校時間帯に大粒の雨になった。子どもらの声に急いで家にある傘を持ち出し子どもらに貸した。高学年の男子児童は「有難う」と言いながら濡れながら走り去っった。相合傘ならぬ女の子二人がもやいあって帰って行くなどしたが、夕方にはお礼の言葉と一緒に傘は帰って来た。

 今日は何度か降った。パラパラとした雨、車庫の屋根が音楽を奏でるような雨、ワイパーが2,3度往復したと思ったら止んだ雨、長続きはしなかったが何度か予報通りの落ち着かない日和だった。雲間から薄日のさすときもあるなど、くもり空はバラエティーに飛んだ演出を見せてくれた。

 子供のころの傘は番笠だった。骨組みは竹、それに紙を張り油を引いた子供には重たい物だった。辞書によると粗末な雨傘、という説明もある。まあ、懐かしい思い出の一つ。梅雨に入ると、道幅のせまい裏通りを登校する児童らのさした傘の花が咲いたように動いていく。梅雨ならではの登校風景が楽しみだ。今日の下校時は降らなかった、傘の置忘れはどうかな。

 (今日の575) 雨に咲く学童傘の色揺れて
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習字から書道へ

2022年05月25日 | 生活・ニュース

 かつて同じ会社に勤めていた女子社員の話し。彼女は私のよく知っている人と社内結婚、主人の転勤に伴い今は東京に住んでいる。20年前に東京で書道塾を開き、現在は二つの教室で広い年齢層の人を指導している。

 書の指導の傍ら、地域の文化芸術活動にも積極的に参加している。と見ているようなことを記したが、旬報に載っていることから想像できる。生徒一人一人の個性をつかみながら一字一字を活かしていく姿も感じとれる。また、日夜積み重ねる書道家としての研鑽も、多くの書家との交流からうかがえる。

 直近の旬報のタイトルは「習字から書道へ」。習字は「文字の書き方を習うこと」、書道は「毛筆を用いて文字を巧みに書く」。この違いを認識したことはなかった。小学校の時に「習字」の時間はあった。硯で墨を擦り字を書く、そのくらいの授業だった。戦後すぐで、半紙など不自由したと思う。それでも「錦帯橋」と書いて出品、知事賞を貰たことが記憶にある。

 小学校時代の机が教育資料館にある。二人掛けの机には硯入れがあり、周りに墨をこぼすことは無かった。彼女は幼いころから書道にいそしみこんにちに至った。他界された彼女のお父さんとは陶芸教室で創作に取り組んだ。「娘からの注文」という作品を何度か拝見した。その作品を旬報で見かけたこともある。習字から書道へ、何事にも通じる意味深い言葉だと思う。

 (今日の575) 字のまずさ歳重ねても変化なし
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リモハラ

2022年05月24日 | 社会 政治

 就職し自炊生活をしている孫娘とは声の交信を時々する。電話は(孫の)都合のいい時にはいつ掛けてきてもいいよ、と伝えている。孫は電話を掛ける前にはラインで私方の都合を聞いてくる。昨夕は「こんばんは、仕事が早く終わりました。電話いいですか」と届く。すぐにライン電話を掛けた。

 私とは仕事の話が中心だった。家内とは食事や先日届いた写真の話などをしたようだ。仕事はリモートワークで行っている。仕事の報連相などについての内容は、想像できない部分も多く、こなしている孫にシャッポを脱ぐしかない。そんな話の中で「リモハラ」という新しい言葉を知った。

 それは「リモートワークハラスメントの略語」で、コロナ対応で在宅勤務が増加するなかで生まれた「遠隔でのパワハラやセクハラ」を指すことという。テレハラとも呼ばれるそうだが、映像などを通してパワハラが行われるという。孫の勤務する企業では厳しく律しられているようで、安心した。

 本人は否定されているが、衆院議長にもハラスメントの疑惑が報じられるご時世、こうした行為は襟を正して欲しいものだ。リモートワークに慣れない上司へのからかいや侮辱もハラスメントになるそうで、悪気なくても若い人も気を付けたほうがいい。私も担当任務の中で処理経験があるが、ハラスメントに気づいたら信用できる人にまず「相談、話す」これが深化させない第一歩です。

 (今日の575) ジジ馬鹿か仕事こなした孫の声
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マスクの顛末

2022年05月23日 | 社会 政治

 「アベノマスク、いればどうぞお持ち帰りください」と多少の揶揄を込めた言葉で勧められた。アベノマスクはコロナ禍の始まったころ「全国民に布マスクを配れば不安はパッと消えますよ」という首相秘書官の進言で事が進んだと記憶している。その金額は総額400億円といわれる。しかし、8千万枚余が在庫となりその保管費用が6億円ということを会計検査院検査で判明、希望者には無料・送料負担なしで送られた。

 知人のところには5月GW明けに届いた。感染防止用のマスクとしては使用できない物なので思案の結果、「いればどうぞ」ということになった。手に取って見ながら、国から各戸に郵送された2枚を開封せず残している。それは透明の袋を透して見える2枚の品は、色合いと生地(ガーゼ)の違いが素人でも判別できるお粗末なものだったことを思い出した。

 袋には中国語で製品の説明が記されている。そこから判読するに、生産は2020年5月、有効期限は24カ月と読める。今は22年5月、ということは4月に有効期限が切れていることになるのでマスクとしての利用は考慮の外、国は感染予防には不織布製を推奨している。

 こんなずさんなことは民間企業では、悪意がない限り起きないと思う。国会答弁席の各大臣は大型の不織布マスク着用なのに、安倍元総理一人があの小さなガーゼマスクで通されていた。「責任を感じての着用」そんな同情の声もあったが、無駄になった税金は戻ってこない。用途は未定です。

 今日の575)  責任はマスクじゃなくて国にあり
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風力発電

2022年05月22日 | 地域

 国の名勝・錦帯橋の架かる岩国市の錦川、周南市・山口市を経て防府市に流れる1級河川の佐波川、島根県吉賀町・津和野町を経て浜田市に流れる1級河川の高津川の3河川がある。錦川、佐波川は瀬戸内海に、高津川は日本海にそれぞれ流れる川で、住民の生活用水、農業用水、産業用水と住民地域に欠かせない清流となっている。この河川の源となる広大な山地に強大な風力発電建設計画があり、それに関する講演会に参加した。

 講演では、計画されている山地には、本州最西端のブナ林群生地がある。これは3河川水源の貴重な存在で千古の昔からの自然の恵みである。また、クマタカ(絶滅危惧種)やツキノワグマ、ゴギなどの貴重な生き物が生息し、八代にやって来るなべ鶴など多くの渡り鳥のコースでも知られる景観の地でもある。

 風力発電計画では翼(ブレーン)65㍍だから直径は130㍍、これを支えるタワーは176㍍(58階建ビル相当)が33基建つ予定、これはわが国で最大規模となる。公共工事でないので各地で問題が起きている。崩落、汚染水、施設管理など数多くの指摘がされた。その中で重低音と低周波音被害について詳しく話されたが、これは完成しなくては分からない要素もあるが大きな問題だ。

 翼の回転で発する風力発電機の音は上空の雲に反射して山間の盆地に届く。タワーの建つ山と向かいの山が音や低周波を反射しあい、やまびこのように繰り返し盆地に伝わるという。音や振動は一過性ではなく、麓に住む人に途切れなく降り注ぐことになる。もう少し勉強してまた続きを書きたい。

 (今日の575) 脱炭素しわ寄せ受ける過疎の地が
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